'輸入ブランドキッチン'を お得に買う 3つのポイント

お勧めキッチンブランドまとめ

'輸入ブランドキッチン'を お得に買う 3つのポイント

輸入ブランドキッチンの魅力と購入ポイント

「キッチン」は、私たちの人生に欠かせない「食」を作り出すために使われる非常に重要なものです。特に一軒家の場合、「ずっと使い続けていく場所」「最後まで使い続けることになる場所」であるため、使いやすく、また使い続けられる場所であることが求められます。
さらにキッチンは、リビングとつながっている構えをとるお宅も多いため、人の目によく触れるところでもあります。美しく磨き立てられたキッチンは人を魅了するものですし、話題のひとつとしても取り上げられる場所でもあります。

「新築一軒家を建てるのだから、高級キッチンを導入したい」「新しいマンションに、使い勝手がよくてデザイン性に優れる輸入ブランドキッチンを入れたい」と考える人が多いのも、キッチンの持つ重要性と特殊性によるものなのかもしれません。
キッチンはトイレやお風呂場と同じように機能性が求められる一方、リビングや和室といった居室と同じように美しさが求められる場所だからです。さらに、日々料理をしていく場所ですから、清潔に保ちやすい調理台や手入れのしやすいガスレンジなどのように「お手入れのしやすさ」も考えなければなりません。
機能性と美しさ、手入れのしやすさの3つをすべて考慮して選ばなければならないキッチンは、ひとつの「城」のようなものだといえるでしょう。

ただ、「輸入ブランドキッチンと言っても、どんなものがあるのかが分からない」「輸入キッチンは高そうで、ちょっと導入をためらっている」という人も多いことでしょう。 そこでここでは、有名な輸入キッチンを紹介するとともに、お得に輸入ブランドキッチンを購入するためのポイントを3つ紹介します。

  • 1.直輸入してくれるショップで購入
  • 2.実店舗があるかどうかをチェックしましょう
  • 3.納品実績を確認する

1. 直輸入してくれるショップで購入

日本で販売されている価格が、ヨーロッパの現地価格よりもずいぶん高額であることをご存じですか?

輸入キッチンをお得に買うための最大のキーワード。それはズバリ、直輸入。なぜなら直輸入店では、ヨーロッパの現地価格で購入できるからです。

商品によっては、日本の販売店でヨーロッパの現地価格よりも40%以上高く販売されている場合もあります。

お得に買うのであれば必ず、直輸入してくれる店舗に依頼しましょう!

直輸入のデメリット

なお、直輸入にはデメリットとなる面もあります。

船便での輸送となるため、製作期間も含め4ヶ月~6ヶ月と届くまで大変時間が掛かります。

急を要する購入の場合には不向きでしょう。

2. 実店舗があるかどうかをチェックしましょう

輸入ブランドキッチンはとても高級です。

さらに前述の通り、直輸入店では、注文後届くまでに数ヶ月かかります。

ですので「本当にお金を払っても大丈夫だろうか?ちゃんと商品が届くのだろうか?」と心配になります。

そこで、実店舗があるかどうかをチェックしてください。

今は資本金1円で、誰でも会社が作れる時代です。

インターネット上には、信頼できるかどうか分からない無数のショップが存在します。

いくら安いからと言って、電話やメールのやりとりだけで高額なお金のやり取りをしてしまうと、商品が届くまでずっと不安な気持ちで居続けなくてはいけません。

中津家具店舗画像

そこで「実店舗があるかどうか?」を必ず確認しましょう。

単なる輸入代行オフィスではなく、家具の売り場を持ち、長い間運営している会社であれば、安心して注文できます。

値段だけでなく、安心できるかどうか?も同じように大切なポイントなのです。

ホームページ上で見るだけでなく、Googleストリートビューで建物の外観を確認するのもオススメです。

3. 納品実績を確認する

輸入ブランドキッチンはサイズが大きく、搬入・設置が難しいことが多いです。

例えばマンション内のエレベータに載せられるか、通路やドアを通れるか、外から釣り上げての搬入は可能か、当日トラックを駐められるかなど、搬入ルートの確認が必要です。

またキッチンを傷つけずに搬入するため、家具本体や通路に傷を付けないようにするための下準備も必要です。

これらには独特のノウハウや経験が必要なため、単なる家具輸入を代行しているだけの会社では難しいでしょう。

キッチンが届いたのに設置場所まで運び込めないなどの搬入トラブルは、輸入キッチンにおいては起きうる問題ですので、そこを予め調査・解決策を提案できるかどうかが大切です。

そのためには、その店舗に納品実績があるかどうかをチェックしてください。

仮に安くても、実績がない店舗への注文は搬入トラブルの元です。

高額な商品です。買ったけど搬入できなかった、では済まされません。実績を必ずご確認ください。

上記ポイントを踏まえた上で、是非輸入ブランドキッチンをご検討ください。
特に、当店お勧めの輸入キッチンのブランドをご紹介します。

allmilmo(アルミルモ)

どこか優雅な響きを持つallmilmo(アルミルモ。以下カタカナ表記)は、ドイツで生まれたブランドです。創業は1965年であり、60年程度の歴史を持っています。
製造大国として知られているドイツにはアルミルモ以外にも数多くのキッチンブランドがありますが、アルミルモはそのなかでも非常に有名であり、また優良な企業として知られています。
ドイツのシステムキッチンメーカーのなかでも5本の指に入ると評する専門家もいるほどで、その知名度は、世界最古のキッチンメーカーであるポーゲンポールに勝るとも劣らないとされています。

アルミルモを語るうえで絶対に外せないのが、そのバリエーションの多さです。
アルミルモは特に塗装の技術力に優れたブランドとして知られていますが、標準職だけでも24色もあります。
また、オリジナルキッチンとして3000色を超える色彩のなかから自分の好きなものを選ぶことも可能です。
アルミルモの場合、この「バリエーションの多さ」は単純にカラーバリエーションの多さとイコールになっているわけではありません。
豊富なカラーバリエーションはもちろん、マット塗装やダイヤモンド塗装、アンティーク塗装など、仕上がりの質感のバリエーションも非常に豊富なのです。
塗装と研磨と塗装と研磨……それを何度も繰り返して作られるキッチンパーツは輝くほどに美しく、8回もの塗装を経てようやく仕上げられることすらあります。

allmilmo(アルミルモ)

アルミルモの持つこの塗装技術のすばらしさは、ほかのキッチンブランドでは決してまねできないものです。
クラフトマンシップによってのみ完成されるアルミルモの多彩なキッチンは、いつも私たちの目を惹きつけます。
上でも述べたように、キッチンは機能性だけではなく「美しさ」も求められる場所です。
この「美しさ」を求める人にとってアルミルモは、選択するべき唯一無二のオーダーメイドキッチンブランドとなるでしょう。

Euromobil(ユーロモービル)

高級家具を生み出し続けていた歴史ある土地から生まれたキッチンブランド……それが、Euromobil(ユーロモービル。以下カタカナ表記)です。
ユーロモービルは、イタリアのヴェネト州コネリアーノの近くにある町、ファルツェ・ディ・ピアヴェでアントニオ・ルケッタとその親族により建てられたキッチンブランドです。
長い歴史と独特の風土によって数多くの美術品・芸術品を生み出してきたイタリアのこの町で、ユーロモービルは50年近くの歴史を紡いでいます。

イタリア生まれのこのキッチンブランドは、日本でも非常に高い人気を誇ります。
ユーロモービルの魅力は、「食事を愛し、料理を愛し、積極的にキッチンに立つ人のためのキッチンを作っている」ということです。
ユーロモービルは常に革新的で個性豊かなキッチンを追い求めていますが、その根底には変わることのない機能美があります。
また、キッチンを単純に「食事を作る場所」としてだけ見るのではなく、「キッチンとは人が集う場所」「暮らしの中心に存在する場所」を意識して製品を作っているのも特徴です。

「革新的なキッチンづくり」の象徴として、「SEIシリーズ」があります。
これはメディアでも取り上げられたことのあるもので、気さくで親しみやすいメラミン(プラスチックの原材料となるもの)に、ぜいたくな石の板を組み合わせて作ったキッチンです。
リーズナブルな印象を持つメラミンと高級志向の石の組み合わせは、その珍しさもあって非常に話題になりました。
また、ユーロモービルのキッチンとしては、あえて作業用のカウンターをずらして配置したものも有名です。

Euromobil(ユーロモービル)

新しさを追求しながら、自分たちの作るキッチンを「スタンダード」にしていこうと試みるユーロモービルのキッチンは、挑戦的でありながらも温かみを持つものです。
食を愛する人にとってユーロモービルのキッチンは、心強い味方となるでしょう。

Boffi(ボッフィー)

Boffi(ボッフィー。ボッフィとも記される。以下は「ボッフィー」の表記に統一)は、イタリアのブリアンツァで1934年に建てられたキッチンブランドです。
第二次世界大戦後の1947年に自社工場を持つようになり、それ以降も成長を続けていきます。
ボッフィーの歴史のなかで、もっとも特筆すべきコレクションとなったのが1960年代に打ち出された先駆的なキッチンです。
ボッフィーは現在「機能性とデザイン性を高いレベルで溶け合わせているキッチンブランド」として知られていますが、そのような評価が与えられるようになった端緒はこの1960年代に打ち出されたコレクションにあります。
なお本稿では「キッチン」を中心に取り上げているため詳細は省きますが、1980年代に打ち出したバスルームコレクションは「水回りのボッフィー」の位置を確固たるものにしたと評されています。

ボッフィーは、持続可能な世界を目指すための取り組みにいち早く着手したキッチンブランドでもあります。
そのためボッフィーの打ち出すキッチンコレクションは、汚染物質の排出を極力抑え、廃材を出さないようにという考えの元に作られています。
ボッフィーの特筆すべきところは、このようなサステナビリティを意識した取り組みを、創始者の時代から行っていたことです。

Boffi(ボッフィー)

ボッフィーのキッチンについてみていきましょう。1990年代にボッフィーが追及したのは、モダンで直線的なものでした。しかし現在はユニークな素材を使ったものや、彫刻の考えを導入したキッチンコレクションを打ち出すようになっています。
また、ボッフィーは非常に「面白い」キッチンを作ることでも知られています。
たとえば真四角の天板を用いて加熱器などを配したキッチンを作ったり、素材の独自性を存分に味わえるキッチンを提案したりしています。
この、ユニークにして刷新的な試みは、ボッフィー独自のものだといえるでしょう。

Valcuvine(バルクッチーネ)

Valcuvine(バルクッチーネ、以下カタカナ表記)は、比較的新しいキッチンブランドです。
その創業は1980年ですから、その歴史は40年程度にとどまっています。

バルクッチーネを語るうえでキーとなるのは、「サステナビリティ/サステナブル」という単語です。
この「持続可能な発展」を意識して環境問題に取り組むキッチンブランドは決して少なくありませんが、バルクッチーネの取り組みは驚嘆に値します。
バルクッチーネの開発した「インヴィトラム」は、なんと「そこに使われている材質のすべてがリサイクルできるキッチン」だったのです。
アルミニウムとガラスだけで作られており、接着剤や木材を用いないこのキッチンは、分解~回収~再製造の過程をとることができるようになっていたのです。
さらに驚異的なのは、このキッチンは今から15年ほども前、2006年の段階で打ち出されていたという事実です。

バルクッチーネは、「イタリアに存在する伝統技術・伝統工芸を、これから先も伝えていくこと」を命題としています。
そのため、手作業で作られる木彫り細工や象嵌細工(ダマシン)、モザイクなども積極的にキッチンに取り込んでいます。

ただし、バルクッチーネはこのような「自然」「伝統工芸」にだけ目を向けているわけではありません。
バルクッチーネの作り出すキッチンは、常に美しさと実用性を兼ね備えています。
「伝統工芸」によって生み出された数多くの作品をキッチンという「実用性」が求められるパーツに取り込み、それを生かしていくバランス感覚がバルクッチーネにはあります。
そのためバルクッチーネの製品はしばしば、「芸術性と機能性を併せ持つもの」として賞賛されます。

Valcuvine(バルクッチーネ)

地球環境や伝統工芸を大切にしながらも、バルクッチーネは常にユーザーの方を向いたキッチンを作り続けています。
その揺るがぬ姿勢こそが、バルクッチーネをトップブランドに育て上げたといえるでしょう。

Dada|Molteni(ダーダ モルテーニ)

Dada|Molteni(ダーダ モルテーニ)は「モルテーニ&ダーダ」「モルテーニダーダ」とも表記されることがありますが、ここでは「ダーダ モルテーニ」に統一してお話しします。

ダーダは1979年にモルテーニグループの一部となりましたが、この時期にサウジアラビアの大使館やエジプトのホテルなどの内装を手掛けるなどの活躍を見せます。
イタリア生まれのインテリアブランドとして輝かしい実績を持つダーダ モルテーニですが、このブランドの活躍の幅はインテリア業界にだけにとどまるわけではありません。
「家」のなかでももっとも重要な場所のうちのひとつであるキッチンの開発にも、ダーダ モルテーニは関わっています。

ダーダ モルテーニは、キッチンをひとつの「工芸品」に仕立てることでよく知られています。
有名なデザイナーや建築家によって作り出されるダーダ モルテーニのキッチンは非常に実験的で、個性的で、デザイン性に優れています。
ダーダ モルテーニのキッチンは、音楽的な美しさを持っていると評価されることすらあります。

一般的に、「高級キッチン」に分類されるものは、そのどれもが高い機能性と高いデザイン性を誇ります。
もちろんダーダ モルテーニも例外ではありません。ただダーダ モルテーニの場合は、かなり押し出しが強く、ラグジュアリー感にあふれ、確固たる世界観を築いているのが特徴です。
空間に埋没するデザインであることを良しとせず、ドラマティックで印象的で、非常に強いインパクトを残します。
天板への光の広がりなども意識して作られたキッチンの美しさは、見る人にため息すらもらさせることでしょう。

Dada|Molteni(ダーダ モルテーニ)

ただこのような「見せるキッチン」を得意とするダーダ モルテーニですが、日々使う人が必要とする「人の目から隠すことのできる収納スペース」ももちろん設けています。
この「隠す場所」と「見せる場所」のバランス感覚の良さもまた、ダーダ モルテーニの魅力だといえます。

輸入ブランドキッチンがもたらすもの

輸入ブランドキッチンがもたらすものは、単純な「調理のしやすさ」だけではありません。
家を飾る芸術品ともなりうるデザイン性の高さに対する驚きや、自分の好みを最大限にうつしとったキッチンユニットを使うことができるという満足感、伝統と歴史に裏打ちされた高い技術で作られたものを自分の手元に置いておけるという喜びなどを、私たちに与えてくれるのです。

ライフスタイルによって違いはありますが、人は、少なくない時間をキッチンで過ごします。
そのキッチンを、このような特別感を与えてくれるユニットで構成することは、非常に意味のあることです。
特別感のあるキッチンは料理の楽しさをもたらし、そして料理の楽しみはおいしい食事を作り出すことに繋がり、おいしい食事は人生の幸福につながります。

気になる方はぜひお気軽にお問い合わせください。