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Molteni & C(モルテーニ) Hubertテーブル

90年近くの歴史を持つ「Molteni & C(モルテーニ)」はイタリア生まれのブランド

Molteni & C(モルテーニと記される。以下、特段の事情がない限りはカタカナで統一する)は、今から90年ほど前の1934年にイタリアで生まれた家具ブランドです。この家具ブランドは、もともとはモルテーニ夫妻が2人で手作業で家具を作り上げていくスタイルのブランドでした。しかし、ミラノで生まれた小さな町工房に過ぎなかったこのモルテーニは、夫妻の卓抜した技術によって大きく成長していくことになります。

モルテーニは、しばしばその技術力の高さから、「彼らの能力をもってすれば、不可能だと思われていたことさえも可能になる」と評されます。イタリアは名門ファニチャーブランドが集まる国ですが、そのイタリアにおいても、モルテーニの作り出す家具は高く評価されているわけです。

このような評価からも分かる通り、モルテーニの産み出す家具は非常に機能的です。特に収納家具においては他の追随を許しません。もっとも彼らが生み出す家具は収納家具にとどまらず、ソファやテーブル、ベッドなど、幅広く商品を展開しています。

モルテーニのデザインは、「モダン」という言葉に集約されています。彼らの作り出す家具は、非常にシンプルで、余計な装飾がなく、スタイリッシュで、現代的です。「家具のきほん」ともいうべき作りとデザインを取るのがモルテーニの特徴ですが、しかしそのデザインは、「個性がない」という言葉とは対極の位置にあります。モルテーニの作り出す家具はシンプルでありながらも、彼らしか作り出せないエレガントさと品質の高さ、高級感をそなえています。繊細さを併せ持つ家具も得意としており、人の生活にストレスなくしっとりと入り込むことができるのが、モルテーニの打ち出す家具の特徴です。

建築的なコントラストがもたらす上品な存在感『Hubert』テーブル

ベルギーの世界的デザイナーで、2016年よりモルテーニのクリエイティブディレクターを務めるヴィンセント・ヴァン・デュイセン。彼が2019年にデザインした『Hubert』テーブルは、素材とデザインのコントラストが新鮮で、現代的なライフスタイルにふさわしい気品のあるフォルムを持ちます。モルテーニの『Gregor』モジュールソファに合うようにデザインされたことから、バリエーション豊かなサイズがあり、ラグジュアリーソファとの相性がとても良いローテーブルです。
『Hubert』テーブルは正方形または長方形の2つのフォルムに、それぞれの目的に応じて3パターンのサイズ展開があります。ソファに座る人のために必要な飲み物や照明などを置く以外にも、リモコンを収納したり装丁の美しい書籍をさりげなくディスプレイしたりすることのできる、部分的にレザーで閉じられたスペースを天板の下に持ちます。

ソファの正面に置いて、コーヒーテーブルとして使う。
あるいは、ソファの脇に手元を照らす照明を置き、サイトテーブルとして。
さらに、スリムで横長のタイプは、豪華で長いモジュールソファに合わせるなど。
『Hubert』テーブルはリビングやお客様をもてなすモダン空間で、さまざまな居心地の良いレイアウトを可能にしてくれます。

『Hubert』テーブルの木部は、モダンインテリアにふさわしい濃く深みのあるユーカリと、より自然な風合いで幅広いインテリアに対応するサンライズオークの2種類。レザーに包まれた木部のエッジは丸みを帯びており、テーブル全体が繊細な美しさを持つ上品な家具へと仕上げられています。
一方、木部に対して垂直に配置されたレザー素材は、いずれもインテリアの高級感をより高めるシックな色合いの6色をご用意。
『Hubert』テーブル全体のデザインや素材と同様に、色の選択によって素材のコントラストを選ぶ楽しみもあります。また、棚板の下には高さ調整が可能な脚が付いており、テーブルの美しいフォルムはそのまま床の種類に応じて設置することができます。
建築家としても成功を収めたデュイセンが、インテリアとの融合を考え抜いてデザインされた『Hubert』テーブル。現代的ではっきりとした特徴を持ちながらも、繊細なフォルムと独特の素材感の組み合わせで、ゆったりと過ごすリビングやおもてなし空間を優雅にまとめ上げてくれる作品です。

デザイナー ヴィンセント・ヴァン・デュイセン

ヴィンセント・ヴァン・デュイセン(Vincent Van Duysen /1962〜)
1962年にロケレン(ベルギー)で生まれる。
1985年に建築学校で学位を取得しアルド・シビックと共同研究を行うなど、ミラノ(イタリア)とブリュッセル(ベルギー)で活動。1990年、建築とインテリアデザインを主軸とした事務所を開設する。ベルギーから全世界へと活動範囲を広げ、高級住宅や大規模プロジェクトの建築家として活躍する傍ら、さまざまなリーディングカンパニーでのプロダクトデザインを手掛ける。

2016年より務めるMolteni&C(モルテーニ)のクリエイティブディレクター職では、世界の旗艦店の空間デザインやディスプレイに至るまで手掛け、現在のブランドの世界観を作り上げる。家具デザインにおいては建築的な視点が取り入れられ、形にとらわれず、具体的な特徴を持ちながらも純粋でシンプルな表現を得意としている。