B&B Italia の代表作「Charles(チャールズ)」は、Antonio Citterio が1997年に発表して以来、20年以上にわたり世界中の高級住宅で選ばれ続けるロングセラーソファです。シャープなアルミ脚と深いシートのコントラストが特徴で、ミニマルでありながら存在感のある佇まいは、唯一無二のもの。1957年創業の中津家具は2003年から欧州ルートで B&B Italia を取り扱ってきました。本記事では、当店の納品経験から Charles を購入する前に必ず知っておくべき5つのポイントを解説します。
1. サイズ展開とリビング適合性
Charles はサイズバリエーションが非常に豊富で、当店で取り扱うのは下記の組み合わせが中心です(最新ラインアップは B&B Italia 公式カタログをご参照ください)。
| サイズ | 幅 | 適応リビング |
|---|---|---|
| 2 Seater(2人掛け) | W180cm | 12〜15畳 |
| 3 Seater(中型3人掛け) | W229cm | 15〜18畳 |
| 3 Seater Large(大型3人掛け) | W277cm | 18畳以上 |
| コーナー組 | W277 + End Element | 20畳以上 |
注意したいのは「シート奥行き」がモデルにより異なる点で、Standard モデルは奥行き約92cm、Maxi(Deep)モデルは約103cmと、選択肢によって存在感が大きく変わります。一般的な国産ソファは奥行き80〜90cmが標準なので、Maxi 仕様を選ぶとリビングでの圧迫感が想像以上に強くなります。当店では必ず採寸時に床にマスキングテープで実寸を取ってもらい、生活動線を確認しています。
2. シート高約43cm — 慣れが必要な低座面
Charles のシート高は約43cm。一般的な国産ソファ(45〜48cm)と比べて2〜5cm低く、この差は実際に座ると想像以上に大きく感じられます。
- 立ち座りに違和感:60代以上のご高齢の方には推奨しません
- 子供との距離感が近い:小さなお子様がいる家庭には好評
- テーブル高との調整:既存のリビングテーブルが高すぎるとアンバランスに
座り心地に不安がある場合は、サンプルで質感を確認していただくことも可能です。お気軽にご相談ください。
3. カバーリング選択 — 本革か Kvadrat か
Charles には B&B Italia の本革グレード(Pelle 21・Pelle Marina・Pelle Naturale など複数グレード展開)と、Kvadrat 社のファブリックの2系統があります(対応する革・ファブリックの最新ラインアップは B&B Italia 公式カタログをご参照ください)。
本革の特徴:経年変化が美しく、5年・10年と使い込むほどに艶が増します。ただしお手入れには専用クリームでの定期メンテナンスが必要(年2回程度)。直射日光と乾燥に弱いため、エアコン直下や窓際は避けた配置が推奨されます。
Kvadrat ファブリックの特徴:デンマーク発の高級ファブリックブランドで、耐久性と色彩の豊かさで世界トップクラス。Charles は基本的に固定張り(non-removable)を前提に設計されており、丸洗いを想定したフルカバーリング仕様ではありませんが、クッション部分のみ取り外し可能な構成のため、ファブリック仕様はメンテナンス性に優れています。当店の納品事例では、Kvadrat の Hallingdal 65(ウール70%/ビスコース30%混紡)を選ばれる方が増えています。
4. 納期と発注タイミング
Charles はすべて受注後にイタリア本国(Novedrate工場)で製作されるため、納期は受注後 約16週(4ヶ月)が目安です。下記の時期は特に納期が延びる傾向があります。
- 4〜5月(ミラノサローネ前後の発注集中期)
- 7〜8月(イタリア工場の夏季休暇)
- 12月(年末駆け込み需要)
引っ越しや新築入居に合わせる場合は、最低でも入居予定日の5ヶ月前にはオーダーされることを推奨します。当店では納期遅延が発生した場合、ストック品や展示品から代替提案も行います。
5. 長期メンテナンスと再販価値
Charles は B&B Italia の「アイコンモデル」として位置付けられているため、1997年の発表から現在まで継続生産されており、補修パーツの供給も安定しています。当店では納品後10年経過した Charles のクッション交換や、本革張り替え修理も実施しています。
また、丁寧に使われた中古 Charles は二次流通市場でも一定の人気があり、状態・年式・素材によって異なりますが、長期使用後でも資産価値が残りやすいソファです(具体的な買取価格は状態・年式・素材により大きく異なるため、買取専門店での個別査定をおすすめします)。
Charles のレイアウト実例
当店の納品実績の中から、特に好評だった3つのレイアウトパターンを紹介します。
- 窓辺パラレル配置:大きな窓に並行に W277 をレイアウト。庭やテラスを楽しむ視線が確保され、自然光がシートに当たって本革の表情が美しく見える人気の配置です。
- L字コーナー配置:リビング隅を起点に W277 + End Element を組み、家族3〜4人がゆったり寛げる空間を作るパターン。戸建てリノベーションで定番です。
- センター対面配置:広いリビングの中央に Charles W229(中型3人掛け)2台を対面に置き、間にコーヒーテーブルを配置。打ち合わせや商談を行うオフィスや、来客の多い住宅で支持されています。
当店で Charles を購入するメリット
中津家具では2003年から欧州ルートで直輸入して販売しており、仕入れルートにより保証内容・納期・お取扱モデルが異なる場合がございます。
- 東京オフィス(青山・予約制)・中津ショールーム(大分)の2拠点でご相談承ります
- カバーリングサンプル見本の貸し出し(自宅で照明下確認)
- 納品時の組立・設置・梱包材回収
- 本革・ファブリックのメンテナンスアドバイス(年1回点検)
ご相談は東京オフィス・中津ショールームのいずれでも承ります。お気軽にお問い合わせください。→ Charles の商品ページを見る