「Edra Boa」「ボア ソファ」と検索される、イタリアの先鋭的家具ブランド Edra(エドラ)を代表する一台です。ブラジル出身の カンパナ兄弟(Fernando Campana と Humberto Campana)が 2002年に発表した Boa は、硬いフレームを一切持たず、約120mにおよぶチューブ状のベルベットを職人が手で編み上げた、蛇(boa=大蛇)がとぐろを巻いたかのようにうねる巨大ソファ。座る・寝そべる・丸まる――決まった使い方のない、自由でアート性の高い名作です。本記事ではその背景・構造・選び方を、家具専門店の視点で整理します。
1. Boa とは — フレームを持たない、うねる巨大ソファ
Boa(ボア)は、イタリアのブランド Edra(エドラ)から 2002年に発表されたソファです。最大の特徴は、一般的なソファのような硬い骨組み(フレーム)を一切持たないこと。約120mにもなる筒状(チューブ状)のベルベット生地を、複数の職人が手作業で編み込み、絡め合わせて、ひとつの大きな塊を形づくります。
その姿はまるで蛇(boa=大蛇)がとぐろを巻いたよう、あるいは波のようにうねる有機的なフォルム。中には羽毛や柔軟なポリウレタンが詰められ、見た目のインパクトに反して、身体をやわらかく受け止めてくれます。ベルベットならではの深い艶が光を受けて刻々と表情を変え、置くだけで空間の主役になる、唯一無二の存在感を放ちます。
2. デザイナー — カンパナ兄弟(Fernando & Humberto Campana)
Boa を生み出したのは、ブラジルを代表するデザイナーデュオ カンパナ兄弟(Fernando Campana と Humberto Campana)です。兄の Humberto はもともと法律を学び、建築を学んだ弟の Fernando とともに、1980年代から二人で家具づくりを始めました。
彼らの作風の核にあるのは、身近な素材や日用品を意外な形に再構成するという発想です。ロープ、チューブ、布地といった、ともすれば「素材」とすら見なされないものを大胆に組み合わせ、生命力あふれるオブジェへと昇華させます。Edra とは1990年代から協業を重ね、ロープを用いた「Vermelha」など数々のアイコンを世に送り出してきました。Boa もまた、チューブ状のベルベットという素材の可能性を極限まで引き出した、彼ららしい一台です。
3. Boa の楽しみ方 — 「座り方」が決まっていない自由
Boa には、いわゆる「正しい座り方」がありません。腰かける、寝そべる、身体を丸める、チューブのうねりの間に身を沈める――その日の気分で、自由にくつろげるのが Boa の醍醐味です。
大きな巣(ネスト)のように身体を包み込むため、一人でゆったり読書にふけるのにも、家族や友人と思い思いの姿勢で過ごすのにも向いています。サイズや色は時期によって展開が異なりますが、ベルベットのカラーによって光の受け方・空間での印象が大きく変わるのも、Boa 選びの楽しいところです。
▶ Edra Boa の価格・納期を問い合わせる(無料・2営業日以内に回答)
4. ものづくりの特徴 — 職人が手で「編む」ソファ
Boa の製作で印象的なのは、その独特な作り方です。フレームがないため、設計図どおりに組み立てるというより、複数の職人が呼吸を合わせ、長大なチューブを手で編み・結び合わせていく工程で形が決まっていきます。一台ごとにわずかな表情の違いが生まれるのも、手仕事ならではの魅力です。
使われるのは、艶やかなベルベット。光沢のある生地が大きくうねることで、表面に陰影が生まれ、見る角度や時間帯によって印象が移ろいます。素材そのものの美しさと、職人の手の痕跡が一体となった、Edra らしい「彫刻のような家具」です。
5. Boa の基本データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | Boa(ボア) |
| ブランド | Edra(エドラ/イタリア) |
| デザイナー | カンパナ兄弟(Fernando & Humberto Campana) |
| 発表年 | 2002年 |
| 構造 | フレームレス。約120mのチューブ状ベルベットを職人が編み上げる |
| 中材 | 羽毛・柔軟なポリウレタン |
| 張地 | ベルベット(カラー展開は時期により異なる) |
※サイズ・カラー・仕様は時期により変更される場合があります。最新の仕様は Boa 商品詳細、または中津家具までお問い合わせください。Edra のお取扱モデル一覧もあわせてご覧ください。
6. Boa が向く人・空間
| こんな方に | おすすめの理由 |
|---|---|
| 一台で空間の主役になる家具がほしい | うねる巨大なフォルムが、置くだけで強烈な存在感を放つ |
| 自由にくつろげるソファを探している | 座り方が決まっておらず、寝そべる・丸まるなど自在 |
| アート性の高いインテリアが好き | 彫刻のような造形と、ベルベットの艶やかな表情が魅力 |
| ゆとりのあるリビング・ラウンジ | ボリュームがあるため、開放的な空間でこそ真価を発揮 |
Edra というブランドそのものについては Edra(エドラ)完全ガイドを、ほかの代表モデルについては Standard ソファ レビュー・On the Rocks レビューもあわせてご覧ください。
7. 中津家具で Edra Boa を購入するメリット
中津家具は1957年創業の家具専門店として、2003年から欧州ルートで Edra を直輸入し、Boa をはじめとする個性的なモデルをご案内してきました。中津家具は2003年から欧州ルートで直輸入して販売しており、仕入れルートにより保証内容・納期・お取扱モデルが異なる場合がございますので、ご検討のモデルについては事前にご相談ください。
- 東京オフィス(青山・予約制)で、ご検討モデルについてご相談いただけます
- 中津ショールーム(大分)では、実際の現物をご覧いただけるアイテムがある時期もあります
- カラー選びから、設置スペース・搬入経路・納期のご確認まで一貫してサポートします
- Boa のような大型・個性派モデルの搬入可否の事前チェックにも対応します
- 他ブランドとのトータルコーディネートのご相談にも対応します
よくあるご質問
Q. Edra の Boa(ボア)は誰がデザインしたソファですか?
A. ブラジル出身のデザイナー、Fernando Campana と Humberto Campana の兄弟(カンパナ兄弟)が手がけました。身近な素材を意外な形に再構成する独自の手法で知られ、Boa は Edra(エドラ)から2002年に発表された代表作のひとつです。
Q. Boa はどんな構造のソファですか?
A. 硬いフレームを一切持たない、フレームレス構造が最大の特徴です。約120mにおよぶチューブ状(筒状)のベルベット生地を、複数の職人が手作業で編み上げ、絡め合わせて大きな塊を形づくります。中には羽毛や柔軟なポリウレタンが詰められており、まるで蛇(boa=大蛇)がとぐろを巻いたような、あるいは波のようにうねる有機的なフォルムになります。
Q. Boa はどのように座るソファですか?
A. 決まった座り方がないのが Boa の魅力です。腰かける、寝そべる、丸まる、チューブの間に身を沈めるなど、自由なくつろぎ方ができます。やわらかく身体を包み込む大きな巣のような感覚で、ベルベットが光を受けて表情を変えるのも見どころです。
Q. 中津家具で Edra の Boa を購入できますか?
A. はい。中津家具は1957年創業の家具専門店として、2003年から欧州ルートで Edra を直輸入し、Boa をはじめとする主要モデルをお取り扱いしています。仕入れルートにより保証内容・納期・お取扱モデルが異なる場合がございますので、ご検討のモデルについてはお気軽にお問い合わせください。
Q. Boa はどんな部屋・使い方に向いていますか?
A. ボリュームのある大型ソファのため、ゆとりのあるリビングやラウンジ、ギャラリーのような開放的な空間によく映えます。一台で空間の主役になるアート性の高い家具で、自由にくつろぎたい方や、個性的なインテリアを求める方に向いています。設置スペースや搬入経路のご確認は中津家具がサポートします。