「moda en casaって、スペインの家具ですか?」——このご質問、本当に多いです。名前の響きからすれば、そう思うのが自然だと思います。
答えを先に申し上げると、moda en casa(モーダエンカーサ)は日本発のインテリアブランドです。ヨーロッパから輸入しているブランドではありません。ここを取り違えたまま検討を進めると、「なぜこの価格でこのデザインなのか」という肝心なところが見えなくなってしまいます。
この記事では、1957年創業の家具専門店として実際に店頭でご案内している立場から、このブランドの成り立ちと、選ぶときに押さえておきたい点をお伝えします。
1. moda en casaとは — 名前の意味から見えてくること
moda en casaは、日本発のインテリアブランドです。北欧を中心としたヨーロッパのデザインを、日本の住まいに合わせて提案しています。
「家の中のファッション」という名前
ブランド名の「moda en casa」は、スペイン語で「家の中のファッション」という意味です。日本のブランドがスペイン語の名前を掲げている——これだけ聞くと不思議に思われるかもしれませんが、この名前はブランドの立ち位置をよく表しています。
ファッションは、流行を取り入れながら、着る人の体に合っていなければ意味がありません。どれだけ最先端でも、サイズが合わなければ着られない。家具も同じで、どれだけ美しいデザインでも、その家に入らなければ意味がない。この「取り入れる」と「合わせる」の両方をやる、という宣言がブランド名に込められていると、私は受け取っています。
「輸入ブランド」ではないという事実
あらためて強調しておきたいのは、moda en casaはヨーロッパのブランドを輸入しているのではない、ということです。デザインの発想は北欧・ヨーロッパから、つくるものの設計思想は日本の住まいから。この組み合わせが、このブランドの正体です。
2. 北欧デザインを、日本の住まいに合わせるということ
moda en casaは、北欧・ヨーロッパ各地のトレンドデザインと、日本の住宅ニーズをミックスするという考え方でものをつくっています。
これが実際どういうことか、店頭でよく感じる場面があります。北欧の家具に惹かれてご来店された方が、いざ寸法を測ると「うちのダイニングには大きすぎた」となる。デザインは完璧に好みなのに、部屋に入らない。この落差は、実はかなり頻繁に起きています。
なぜ落差が生まれるのか
理由ははっきりしています。家具は、その国の家の広さと生活の形に合わせてつくられるからです。天井高、廊下幅、家族の座り方、靴を脱ぐかどうか。前提が違えば、最適な寸法も変わります。
moda en casaが取っているのは、デザインの発想は海外から借り、寸法と設計は日本の住まいに合わせるというアプローチです。「北欧っぽい見た目にする」のではなく、「北欧のデザインを、日本の家で成立させる」。この違いは、実際に置いてみると効いてきます。
価格に対する姿勢
もうひとつ、このブランドがはっきり掲げているのが「上質でデザイン性の高い家具を、できるだけ多くの方に楽しんでもらえるように」という考え方です。良心的な価格で提案する、という姿勢を明確に持っています。デザイン性の高い家具は手が届かないもの、と諦めていた方にとって、現実的な選択肢になり得るブランドです。
3. 代表的なアイテム — 延長式ダイニングテーブルとコーナーソファ
moda en casaは、延長式ダイニングテーブルやコーナーソファなど、北欧モダンを基調にした使いやすいデザインを展開しています。中津家具では152商品を取り扱っています。
延長式ダイニングテーブルという発想
この2つが代表格として挙がるのは、偶然ではないと思っています。どちらも「限られた広さで、暮らしの変化に対応する」ための家具だからです。
延長式テーブルは、普段は小さく、来客時は大きく。日本の住宅事情を考えると、これは非常に理にかなっています。年に数回の来客のために、365日大きなテーブルを置いておく必要はない。普段の暮らしを基準にして、必要なときだけ広げる。この考え方は、家が広くない国でこそ効きます。
コーナーソファという発想
コーナーソファも同じです。部屋の角という、往々にして持て余しがちな場所を、座る場所に変える。面積あたりの座席数で言えば、直線的なソファよりずっと効率が良い。
どちらのアイテムも、「デザインが良い」から選ばれているのではなく、「日本の家で実際に役に立つ」から選ばれている——というのが、店頭で見ていての実感です。ブランド名にある「家の中のファッション」が、見た目の話だけではないというのは、こういうところに表れています。
4. moda en casaで失敗しない選び方 — 3つのポイント
1. 延長式は「広げた状態」で寸法を測る
いちばん多い失敗がこれです。縮めた寸法だけを見て買い、広げたら椅子を引くスペースがなかった。延長式テーブルは、広げたときにこそ真価を発揮する家具です。広げた状態の寸法に、椅子を引く分(目安として片側70〜80cm程度)を足して考えてください。
逆に言えば、この確認さえしておけば、延長式は非常に賢い選択になります。
2. コーナーソファは「向き」を先に決める
コーナーソファは、L字の長い辺がどちら側に来るかで、部屋の使い勝手がまったく変わります。後から左右を入れ替えられるモデルとそうでないモデルがありますので、購入前に必ず確認してください。テレビの位置、窓の位置、人の動線——この3つを紙に描いてから決めると、判断が早くなります。
3. 張地は、必ず実物のサンプルで見る
ソファの張地は、画面や印刷物では色も質感も再現しきれません。同じ生地でも、部屋の照明の色で見え方が変わります。実物のサンプルを、できれば実際に置く部屋の光の下で確認するのが確実です。
中津家具では、搬入経路の確認から納品後のご相談まで承っています。価格はモデル・サイズ・張地によって異なりますので、個別にお見積もりいたします。
5. 中津家具で モーダエンカーサ を選ぶメリット
中津家具は1957年創業の家具専門店として、国内メーカーの確かなブランドを長年取り扱ってまいりました。モーダエンカーサ についても、モデル選び・素材/仕上げの選定から搬入経路・納期のご確認まで一貫してサポートいたします。
- 東京オフィス(青山・予約制)で、ご検討モデルについてご相談いただけます
- 中津ショールーム(大分)では、実際の現物をご覧いただけるアイテムがある時期もあります
- 張地・素材・サイズ選びから、搬入経路・納期のご確認まで一貫してサポートします
- 納品後の経年メンテナンス・お手入れのご相談にも対応します
▶ モーダエンカーサ の価格・納期を問い合わせる(無料・2営業日以内に回答)
よくあるご質問
Q. moda en casa(モーダエンカーサ)はどこの国のブランドですか?
A. 日本発のインテリアブランドです。名前がスペイン語のため海外ブランドと思われがちですが、輸入ブランドではありません。北欧を中心としたヨーロッパのデザインを、日本の住まいに合わせて提案しています。
Q. moda en casaというブランド名にはどんな意味がありますか?
A. スペイン語で「家の中のファッション」という意味です。ファッションが流行を取り入れつつ着る人の体に合っていなければ意味がないように、家具もデザインが良いだけでなくその家に合っていなければ意味がない——ブランドの姿勢がよく表れた名前だと考えています。
Q. 北欧の輸入家具と、moda en casaは何が違うのですか?
A. 大きな違いは「どこの家を前提に設計しているか」です。北欧の家具は北欧の住宅の広さや生活様式を前提につくられているため、日本の住宅では大きすぎるということが起こり得ます。moda en casaは北欧・ヨーロッパ各地のトレンドデザインと日本の住宅ニーズをミックスしており、延長式ダイニングテーブルやコーナーソファなど、日本の住まいで使いやすいデザインを展開しています。
Q. 中津家具ではmoda en casaをどのくらい取り扱っていますか?
A. 152商品を取り扱っています。延長式ダイニングテーブルやコーナーソファなど、北欧モダンを基調としたアイテムが中心です。実物の張地サンプルや寸法のご相談も承っていますので、お気軽にお問い合わせください。価格はモデル・サイズ・張地により異なりますので、個別にお見積もりいたします。
Q. 中津家具で モーダエンカーサ を購入できますか?
A. はい。中津家具は1957年創業の家具専門店として、モーダエンカーサ を取り扱っております。北欧モダンのダイニング・ソファ をはじめ、モデル選び・素材や仕上げの選定から搬入経路・納期のご確認まで、経験豊富なスタッフがご相談を承ります。