ハンス・J・ウェグナーによるCH36ダイニングチェアは、シンプルで機能的なデザインの中に、細部にまでこだわって作られています。この1962年のデザインは、アメリカのシェーカー家具の理論とその職人技がウェグナーの作品に影響を与えました。

CH36の脚は、床に向かって、また後脚の場合は天板に向かってわずかに細くなり、エレガントな外観を作り出しています。背もたれは下部よりも上部の方が大きくカーブしており、背中のサポートが最適化されています。フレームと座面は丈夫なペーパーコードで手織りされており、全体的な表情が完成しています。このチェアにはアームレスト（型番CH37）もあり、快適な座り心地とサポート性を高めています。