ハンス・J・ウェグナーのCH445チェアは、ウイングチェアとも呼ばれ、ステンレススチールのフレームに総革張り／布張りのイージーチェアです。特徴的なラインと快適な座り心地を備えたこのアームチェアは、ウェグナー曰く、背もたれの高いアームチェアのあるべき姿を見事に体現しています。

張地の下にはブナ材のフレームがあり、これがチェアに強度と耐久性を与えています。張地の正確な形と密度は、チェアが身体のあらゆる部分を最適にサポートできるよう、慎重に選ばれています。座面と背もたれは、さまざまな姿勢で背中、肩、首、頭を快適にサポートする構造になっています。細身で丸みを帯びたステンレスのフレームは、前脚がわずかに前傾し、後脚は大きく後方に突き出しているため、リクライニングしても倒れることはありません。椅子の上部とフレームをつなぐのは、4つの小さな円錐形のスチール製エレメントです。各脚には椅子が滑らないようにスチール製のシューが取り付けられています。

ウィングチェアがデザインされたのは1960年。カール・ハンセン＆サンは2006年にこのチェアをリニューアルしました。

CH445ウィングチェアには、お揃いのCH446フットスツールもあり、より快適な座り心地をお楽しみいただけます。