OW149コロニアルチェアは、1959年にOle Wanscherによってデザインされました。Ole Wanscherは、古典的なコンサバティブなトレンドに敬意を払いながらも、時の試練に耐える家具を作りたいと考えていました。彼はコロニアルチェアのデザインでこのバランスを達成し、今日に至るまで彼の最も有名なデザインとなっています。

ミニマリストとして、Ole Wanscherはスリムで洗練されたものを好んでいました。しかし、コロニアルチェアはその華奢なサイズにもかかわらず、非常に安定していました。その強さは、入念に設計されたブレースにあります。洗練された、わずかにカーブした肘掛けは、一旦頂点に達した後、下向きにカーブしており、これはヴァンシャーのトレードマークとなっています。前脚と後脚には丸材を使用し、後脚は緩やかに外側にカーブさせることで安定性を高め、より洗練された仕上がりになっています。

15年後、ヴァンシャーはお揃いのコロニアル・ソファとコロニアル・コーヒーテーブルをデザインし、コロニアル・シリーズを誕生させました。コロニアルチェアとお揃いのフットスツールOW149Fは、より快適な座り心地を提供します。