ハンス・J・ウェグナーがデザインしたCH415コーヒーテーブルは比較的彼の後期の作品です。このコーヒーテーブルのアイデアは、コペンハーゲン空港のために、彼のソファCH402、CH403、CH404とマッチするフレームを持つ、小さくて低いテーブルを作ることでした。このように、CH415は、ウェグナーが大きな複雑なデザインだけでなく、小さなシンプルなデザインの仕事も引き受けるようになった一例です。

このデザインは、小さな丸い無垢材の天板を、4本の細いステンレススチールの脚を持つフレームが垂直に支えています。天板から下に向かって、脚はわずかに外側に傾斜し、丸いグライドで垂直に床につくようになっています。ウェグナーにとって特に重要だったのは、無垢材の天板が安定し、軽いテーブルが床の上にしっかりと立つことでした。

CH415は簡単に移動させることができ、コーヒーテーブルとして、サイドテーブルとして、またエキストラシートとして使用することができます。特殊な形状のスチールフレームを持つこのテーブルは、同じような脚を持つウェグナーの布張りラウンジチェアに特にマッチします。