Kaare KlintによるKK87830 Propellerスツールは、当初は複雑すぎて生産には適さないと考えられていました。しかし、1930年のデザインはすぐに注目を集め、いくつかのデザイン本でコンセプトとして取り上げられました。

1956年、デンマーク芸術デザイン美術館で開催されたクリントの大規模な追悼展のためにプロトタイプが制作され、Kaare Klintの死から8年後の1962年に生産が開始されました。1964年、Kaare Klintの息子であるNaur Klintが企画したコペンハーゲン家具職人ギルド展で、Propellerスツールが発表されました。

折りたたみ式スツールというアイデアは、確かに新しいものではありませんが、青銅器時代にはすでに存在していました。しかし、クリントはそれを改良し、最適化し、革新的なプロペラの要素を加えました。

Propellerスツールは、スリムで洗練された構造を支える長くて丈夫な繊維を持つ木材を使って製造されています。スツールのシートはキャンバス地とレザーの2種類からお選びいただけます。オプションのKK87831 Propellerトレイを使用すると、スツールがローテーブルに早変わりします。