1988年にロン・アラッドがデザインしたスチールチェア「Big Easy（ビッグイージー）」をはじめとするこのコレクションは、シンプルなフォルムとしてのボリュームが、素材や製造工程の再解釈によって、デザインの原則を損なうことなく変換できることを示している。構築的なジェスチャーから得られたモデルは工業生産となり、ボリュームの視覚的な柔らかさとふくよかさは快適さとなる。Big Easy（ビッグイージー）は、回転成形とポリエチレンの使用を探求し、ソフト・バージョンは、低温発泡とポリエステル繊維の被覆により、触覚的な表面の変化を、コレクションのエレメントは、形態とダイナミックなフォルムを探求している。

フレームはスチール、張地はポリエステル繊維の耐衝撃性ポリウレタンフォーム。スプリングコレクションのカバーは取り外し不可。