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Cappellini(カッペリーニ) BACチェア

モダンで個性的な一流デザイナーズ家具の代名詞「Cappellini(カッペリーニ)」

イタリアの並み居る王道ブランドとは一線を画し、独自路線の芸術的なデザイナーズ家具コレクションを揃えるCappellini (カッペリーニ)。北イタリアの伝統的な高級家具の産地であるブリアンツァ地方で、1946年にエンリコ・カッペリーニが開いた小さな家具工房からその歴史は始まりました。

Cappellini (カッペリーニ)は創業から30年、自社デザインを伝統技術で作り上げることにこだわりを持ち続けましたが、1977年に2代目のジュリオ・カッペリーニの登場によって大きな転機を迎えることとなります。彼は世界的な家具ブランドへとCappellini (カッペリーニ)を押し上げることを目標に、自社デザインではなく社外の有望デザイナーとの協業へと移行し、デザイナーズ家具の一大ブランドを構築し始めるのです。

Cappellini (カッペリーニ)といえば、シンプルで上品、格調は高いがモダン。現代のライフスタイルに取り入れやすい個性的なデザインを基調として、ジャスパー・モリソンやマルセル・ワンダース、トム・ディクソンに代表される一流デザイナー陣と共に80〜90年代にかけて次々と革新的な家具を発表しました。 現在、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク、パリ、そして東京のフラッグシップストアには、モダンで個性的な一流デザイナーズ家具を求める人々が訪れ、世界的家具ブランドの中でも独自の存在感を放っています。世界の名だたるデザイナーたちの芸術性の高いデザインに、Cappellini (カッペリーニ)の持つ優れた製作技術で機能性を持たせる。決して個性的であるだけではなく現代のライフスタイルにも親和性があるCappellini (カッペリーニ)の家具は、インテリアに新しい可能性と解釈を与えてくれます。

今回はそんなCappellini (カッペリーニ)のコレクションの中から、2009年に発表された『BACチェア』を紹介します。現代のプロダクトデザイン界で大きな影響力を持つジャスパー・モリソン(イギリス)が手掛けた、さまざまな空間にレイアウトしやすい端正で普遍的なデザインが印象的です。

ジャスパー・モリソンによる美学と機能性の融合『BACチェア』

『BACチェア』はCappellini (カッペリーニ)が2005年に発表した『BACテーブル』からインスピレーションを受け、椅子の美学と機能性の融合を追求して新たにデザインされました。

Cappellini (カッペリーニ)は、現代プロダクトデザイン界の第一人者となったジャスパー・モリソンの才能に早くから着目し、新進デザイナーであった1986年から現在に至るまで重用してきました。彼のデザインには完成度を高めるための装飾ではなく、優美さを残しながらも必要最小限まで簡素化するミニマリズムが投影されています。

無垢材で作られる自然で無駄のないフォルムに、インテリアや嗜好に合わせてカスタマイズできる自由度の高さ。『BACチェア』の普遍性のある端正なデザインは、ダイニングやオフィス、書斎などあらゆる空間に溶け込み、インテリアをシンプルで洗練された空間にまとめ上げてくれます。

また、個性的なデザインやインテリアに合わせたカスタマイズを楽しんでいただけるのも、『BACチェア』の魅力の一つです。無垢材でできたフレームの色と、座面の仕様を木部以外にファブリックやレザーから選ぶことができます。

無垢材のフレームには木目が美しく耐久性の高いアッシュ材が採用されており、木目を生かしたナチュラルな仕上げから定番のモダンな配色、個性的なブルーまで5色のバリエーションをご用意。フレームに合わせて座面の仕様も木部で統一すると、アッシュ素材の温かみと美しさを堪能できます。

一方、座面の仕様をレザーやファブリックで選択する場合は、定番色から鮮やかなイタリアンカラーまで幅広く揃うので、個性を演出することもでき幅広い種類のインテリアに対応します。

いずれの仕様も歴史に裏付けられたCappellini (カッペリーニ)の伝統技術と、フォルムよりも日々の使い勝手を優先させるジャスパー・モリソンのデザインで、シンプルな見た目からは想像ができない座り心地の良さも実現しています。

ロンドンから世界を席巻する現代プロダクトデザイン界の雄

ジャスパー・モリソン(Jasper Morrison / 1959~)

イギリスを代表する世界的なプロダクトデザイナー。ロンドンで生まれ。ロンドン王立美術学院で学ぶ。1986年にOffice for Designを開設後まもなく、ジュリオ・カッペリーニとの運命的な出会いを果たし90年代にその頭角を現す。以後、カッペリーニとは『Thinking Man’s Chair』から始まる30以上の協業を行い、BACシリーズ以外にも時代を超えたロングセラーを発表し続けている。 ジャスパー・モリソンのデザイン哲学には「Super Normal」という考え方があり、デザインしすぎないことで日常に馴染み、長く愛される普遍的なデザインを生む。

現在ロンドン以外にもパリ、東京に拠点を構え、インテリアのみならずittaraやALESSIなどキッチン用品ブランド、電車や電化製品、腕時計に至るまで幅広い分野でのデザインを手掛ける。日本では無印良品やJINSなど、日常生活に溶け込むブランドとの協業も。いずれも芸術性を感じさせるモダンデザインでありながらシンプルで機能性があり、多分野にまたがって世界中で多くのファンに支持される。