LANDING PAGE

  • グリッド
  • リスト

Molteni & C(モルテーニ) GATWICK(ガトウィック) テーブル

90年近くの歴史を持つ「Molteni & C(モルテーニ)」はイタリア生まれのブランド

Molteni & C(モルテーニと記される。以下、特段の事情がない限りはカタカナで統一する)は、今から90年ほど前の1934年にイタリアで生まれた家具ブランドです。この家具ブランドは、もともとはモルテーニ夫妻が2人で手作業で家具を作り上げていくスタイルのブランドでした。しかし、ミラノで生まれた小さな町工房に過ぎなかったこのモルテーニは、夫妻の卓抜した技術によって大きく成長していくことになります。

モルテーニは、しばしばその技術力の高さから、「彼らの能力をもってすれば、不可能だと思われていたことさえも可能になる」と評されます。イタリアは名門ファニチャーブランドが集まる国ですが、そのイタリアにおいても、モルテーニの作り出す家具は高く評価されているわけです。

このような評価からも分かる通り、モルテーニの産み出す家具は非常に機能的です。特に収納家具においては他の追随を許しません。もっとも彼らが生み出す家具は収納家具にとどまらず、ソファやテーブル、ベッドなど、幅広く商品を展開しています。

モルテーニのデザインは、「モダン」という言葉に集約されています。彼らの作り出す家具は、非常にシンプルで、余計な装飾がなく、スタイリッシュで、現代的です。「家具のきほん」ともいうべき作りとデザインを取るのがモルテーニの特徴ですが、しかしそのデザインは、「個性がない」という言葉とは対極の位置にあります。モルテーニの作り出す家具はシンプルでありながらも、彼らしか作り出せないエレガントさと品質の高さ、高級感をそなえています。繊細さを併せ持つ家具も得意としており、人の生活にストレスなくしっとりと入り込むことができるのが、モルテーニの打ち出す家具の特徴です。

ゆったりとしたモダン空間の完成度を高める『GATWICK(ガトウィック)』テーブル

イタリアの多才な建築家、ロドルフォ・ドルドーニによりデザインされた『GATWICK(ガトウィック)』テーブル。
『GATWICK(ガトウィック)』という名前は、世界でも利用者数の多い空港であるロンドン(イギリス)のガトウィック空港から名付けられました。
ドルドーニは人々が社交や食事のために会するこのテーブルを、世界各国からイギリスの首都を訪れた旅行者が、次から次へと行き交う空港に見立てました。脚部のねじれ十字のような形状は、飛行機のプロペラやヘリコプターのブレードを思い起こさせてくれます。
丁寧な仕事で美しく仕上げられた、無垢材や大理石の天板。独創的なデザインでマットな質感を装う、アルミニウム材の構造。卓越したデザインのみならず、巧みに組み合わされた素材の美しい調和が『GATWICK(ガトウィック)』テーブルの他にはない上品な佇まいを作り上げています。
また、天板のスタイルは、スマートな外観でテーブルの空間を最大限に使える長方形と、ソフトな印象で人と人との距離感をより近く感じられる楕円形の2通り。さらに、サイズは幅が210cm、240cm、280cmの3通りから、6名以上でゆとりを持って座ることのできる選択が可能です。
広さのあるダイニングや大切なお客様をおもてなす空間に『GATWICK(ガトウィック)』テーブルをレイアウトすることで、より完成度が高く洗練されたモダン空間へと仕上げることができます。

『GATWICK(ガトウィック)』テーブルの天板には、2つの素材から6通りの選択ができる楽しみもあります。いずれも天然素材の持つ重厚感があり、この世に二つとない模様がモダン空間に美しく映えます。
無垢材の天板は、精巧にインレイ装飾が施された濃く深みのあるユーカリをはじめ、シックな風合いのグレー色に仕上げられたグラファイトオークに、重厚感のある木目が美しいウォルナットの3種類。さまざまな空間に調和しやすい無垢材ならではの温かみのある存在感と、やさしい手触りを持ちます。
また、大理石は、木目とはまた違った自然の模様の美しさや独特の質感があり、目を惹く華やかさも持ち合わせます。白(カルカッタ)、黒(サハラノアール)、グレー(オリエントグレー)を基調とした3種類の堅牢で印象的な外観は、インテリア全体をさらに華麗に仕上げてくれます。
イタリアのモダンデザインの表現者として引く手あまたの活躍を繰り広げた、ロドルフォ・ドルドーニの『GATWICK(ガトウィック)』テーブル。建築家としてだけでなく、数々の有名家具ブランドからの依頼が絶えることのなかった人気デザイナーから、モルテーニのダイニングルームのコレクションに送り出された逸品です。

デザイナーRODOLFO DORDONI(ロドルフォ・ドルドーニ

ロドルフォ・ドルドーニ(Rodolfo Dordoni /1962〜2023)

1954年、ミラノ(イタリア)生まれ。ミラノ工科大学で建築を学ぶ。1979年の大学卒業後すぐに、イタリアの照明ブランドArtemideのガラスコレクションをはじめ、CappleiniやFoscarini、Minottiなどのアートディレクターを次々と兼任。その後もMolteni&CやPoliform、Poltrona Frauなど、柔軟で多角的な視点を発揮したデザインで、錚々たる有名ブランドの家具やアートディレクションを手掛ける。

また、1995年より協働したDolce & Gabbanaでは、ショールームや展示会デザインでも世界中で高い評価を得ることに。2005年には建築とインテリアデザインに特化した「the Dordoni Architects Studio」をAlessandro Acerbi と Luca Zaniboniと共に設立。その類まれなる才能を求められて、家具以外にも住宅からホテル、レストランや展示会、博物館のレイアウトに至るまでの幅広い分野で、長年にわたり多くのクライアントから重用され続けた。

Molteni & C(モルテーニ) TURNER(ターナー) ソファ

90年近くの歴史を持つ「Molteni & C(モルテーニ)」はイタリア生まれのブランド

Molteni & C(モルテーニと記される。以下、特段の事情がない限りはカタカナで統一する)は、今から90年ほど前の1934年にイタリアで生まれた家具ブランドです。この家具ブランドは、もともとはモルテーニ夫妻が2人で手作業で家具を作り上げていくスタイルのブランドでした。しかし、ミラノで生まれた小さな町工房に過ぎなかったこのモルテーニは、夫妻の卓抜した技術によって大きく成長していくことになります。

モルテーニは、しばしばその技術力の高さから、「彼らの能力をもってすれば、不可能だと思われていたことさえも可能になる」と評されます。イタリアは名門ファニチャーブランドが集まる国ですが、そのイタリアにおいても、モルテーニの作り出す家具は高く評価されているわけです。

このような評価からも分かる通り、モルテーニの産み出す家具は非常に機能的です。特に収納家具においては他の追随を許しません。もっとも彼らが生み出す家具は収納家具にとどまらず、ソファやテーブル、ベッドなど、幅広く商品を展開しています。

モルテーニのデザインは、「モダン」という言葉に集約されています。彼らの作り出す家具は、非常にシンプルで、余計な装飾がなく、スタイリッシュで、現代的です。「家具のきほん」ともいうべき作りとデザインを取るのがモルテーニの特徴ですが、しかしそのデザインは、「個性がない」という言葉とは対極の位置にあります。モルテーニの作り出す家具はシンプルでありながらも、彼らしか作り出せないエレガントさと品質の高さ、高級感をそなえています。繊細さを併せ持つ家具も得意としており、人の生活にストレスなくしっとりと入り込むことができるのが、モルテーニの打ち出す家具の特徴です。

このような特徴を持つモルテーニが打ち出しているソファのひとつが、「turner(ターナー)ソファ」です。
turner(ターナー)ソファのもっとも大きな特徴にして一番の魅力は、「買った後でもそのかたちを変えることができる」という点です。
一般的なソファの場合、「買う前のカスタマイズ」は容易に行えます。色を選んだり、ピースの組み合わせを選んだり……と、自由に自分好みのソファを作っていくことができます。これはソファ選びの楽しみのひとつであり、turner(ターナー)ソファもまた当然これができるのですが(後述します)、turner(ターナー)ソファの場合は「買った後も」自分好みにカスタマイズすることができるのです。
turner(ターナー)ソファの場合、座るところの奥行・シートの深さまでを自分好みに自在に変化させることができます。
しかも一つひとつのユニットごとに調整できるため、「寝そべって『ベッド』のようにソファに体を預ける人の横で、しっかりとした『椅子』でお酒を飲む」ということも可能です。
このような特徴は、そこに座る人に快適さを与えるだけでなく、その部屋の「模様替え」にも利用することができます。同じ色・同じサイズ・同じ場所に置き、周りの家具も何も変更しなかったとしてさえも、turner(ターナー)ソファの奥行・シートの深さを変えるだけで、部屋はまた違った表情を持ち始めるようになります。このように、たった一脚でさまざまな顔を見せられるのはturner(ターナー)ソファの魅力です。

どのようなシーンであっても、turner(ターナー)ソファの描き出すラインは常に空間に映えます。フォーマルな場においても絵になりますし、ゆったりとリラックスしたいときに使えば心優しいパートナーになります。このような汎用性の高さもまた、turner(ターナー)ソファの魅力だといえます。

買う前のカスタマイズももちろん楽しめる

turner(ターナー)ソファの魅力と言えば、「買った後にカスタマイズできること」ですが、もちろん買う前にカスタマイズを行うこともできます。
turner(ターナー)ソファは、コーナーピースや肘の有無、クッションやオットマン(パフ)などを自由に組み合わせることができます。
turner(ターナー)ソファにはいくつかのcompozione(コンポジオーネ。イタリア語で「組み立て」「構成」以下、特段の事情がない限りはカタカナ表記に統一)からなっており、そのコンポジオーネを自在に組み合わせてソファを作っていくことができます。
基本的には2人以上で使うことを前提としていますが、同じ「2人用」であっても横幅や奥行きには違いが見られます。
このため、どのようなコンポジオーネを選ぶかで、またturner(ターナー)ソファの表情は大きく変わってくるといえるでしょう。

上では、「turner(ターナー)ソファはどのようなシチュエーションにも対応できる椅子で、フォーマルな場でもプライベートの場でもよく使える」としました。
しかしturner(ターナー)ソファの魅力は、そのデザインの良さだけにあるのではありません。
turner(ターナー)ソファは、「機能性」において非常に高い評価を得ているモルテーニが作り出したソファです。
そのためその機能性も抜群で、座り心地も非常に安定しています。
家具としての洗練された美しさ、人をもてなすための道具としてのフォーマルな場でもプライベートの場でも使える応用力の高さ、そして「座る椅子」としての快適さのすべてを兼ね備えているのが、この「turner(ターナー)ソファ」だといえます。

一台持っておけば長く使えるものであり、またライフスタイルに合わせてその使い方を変えていけるものでもあります。

turner(ターナー)ソファは、どのようなシーンにおいても、そこに座る人をしっかりと受け止めてくれます。
「2種類のカスタマイズができるturner(ターナー)ソファ」を、自宅にお出迎えしてみてはいかがでしょうか。

スイス生まれの1990年代のデザイン界の牽引者「ハンス・ウェッツスタイン」

turner(ターナー)ソファを生み出したのは、「ハンス・ウェッツスタイン」というデザイナーです。

1958年にスイスで生まれたこのハンス・ウェッツスタインは、2008年に50年足らずであった自らの人生に幕を下ろすことになりましたが、それまでに彼が得た名声や評判は、彼の死後もハンス・ウェッツスタインを「ハンス・ウェッツスタイン」たらしめています。ハンス・ウェッツスタインはしばしば、「この時代において、もっとも大切で重要なデザイナーのうちのひとりである」と評されます。

彼の作り出すデザインは非常に新しく、国内のみならず、国外の賞の対象にもよくなりました。イタリア最高のデザイン賞のうちのひとつである「金のコンパス賞」を2004年に受賞していますし、スイス大使館(テヘラン、マドリード、ワシントンなど)のデザインも彼が手がけました。また、ヨーロッパ各地で教鞭をとり、後進の育成にあたった人物としても知られています。
ハンス・ウェッツスタインは建築分野でも工業分野でも数多くの実績を残しましたが、ここでは彼の作り出した「家具」に注目しましょう。
彼は偉大なる家具デザイナーのうちのひとりではありましたが、彼が常に意識していたのは、「ほかの家具類(インテリア)とよく調和するデザインであること」でした。自分が作り出した家具だけが部屋のなかで悪目立ちする様は良くないと考え、ほかのインテリアと力を合わせて空間を作り上げていけるデザインを目指したのです。 モルテーニではturner(ターナー)ソファを手掛けたハンス・ウェッツスタインでしたが、そのデザインの腕はほかの有名ファニチャーブランドでも認められています。たとえば、同じようにイタリアの高級家具メーカーとして知られているCassina(カッシーナ)もまた、ハンス・ウェッツスタインのデザインに惹かれたブランドのうちのひとつです。
ちなみにCassina(カッシーナ)では、ハンス・ウェッツスタインの死後15年以上が経とうとする現在でも、ハンス・ウェッツスタインのデザインした「Hola(オラ)アームチェア」などを変わらずにリリースし続けています。
これは、ハンス・ウェッツスタインがいかに偉大で、そしていかに色あせないデザインを作り続けたデザイナーであるかを物語る話だといえます。

Molteni & C(モルテーニ)Albert(アルバート) Sofa

90年近くの歴史を持つ「Molteni & C(モルテーニ)」はイタリア生まれのブランド

Molteni & C(モルテーニと記される。以下、特段の事情がない限りはカタカナで統一する)は、今から90年ほど前の1934年にイタリアで生まれた家具ブランドです。この家具ブランドは、もともとはモルテーニ夫妻が2人で手作業で家具を作り上げていくスタイルのブランドでした。しかし、ミラノで生まれた小さな町工房に過ぎなかったこのモルテーニは、夫妻の卓抜した技術によって大きく成長していくことになります。

モルテーニは、しばしばその技術力の高さから、「彼らの能力をもってすれば、不可能だと思われていたことさえも可能になる」と評されます。イタリアは名門ファニチャーブランドが集まる国ですが、そのイタリアにおいても、モルテーニの作り出す家具は高く評価されているわけです。

このような評価からも分かる通り、モルテーニの産み出す家具は非常に機能的です。特に収納家具においては他の追随を許しません。もっとも彼らが生み出す家具は収納家具にとどまらず、ソファやテーブル、ベッドなど、幅広く商品を展開しています。

モルテーニのデザインは、「モダン」という言葉に集約されています。彼らの作り出す家具は、非常にシンプルで、余計な装飾がなく、スタイリッシュで、現代的です。「家具のきほん」ともいうべき作りとデザインを取るのがモルテーニの特徴ですが、しかしそのデザインは、「個性がない」という言葉とは対極の位置にあります。モルテーニの作り出す家具はシンプルでありながらも、彼らしか作り出せないエレガントさと品質の高さ、高級感をそなえています。繊細さを併せ持つ家具も得意としており、人の生活にストレスなくしっとりと入り込むことができるのが、モルテーニの打ち出す家具の特徴です。

独立したユニットを自由自在に組み合わせられるシステムソファALBERT(アルバート)

ALBERT(アルバート)は、ベルギー出身の建築家・デザイナーであるヴィンセント・ヴァン・ドゥイセンが手掛けたシステムソファです。
モルテーニの精神である「伝統」「技術」という2つのキーワードを取り入れ、「無駄のないライン」をテーマにデザインされたシンプルなシルエットと、独立したユニットを自在に組み合わせられる自由度の高さがALBERT(アルバート)ソファの特徴です。
床面積やくつろぎ方に合わせてサイズやカタチをカスタマイズできるため、機能的で汎用性が高くオリジナリティに富んだソファが実現します。
コンパクトなパーソナルソファから大人数で囲むワイドソファまで、レイアウト次第で可能性は無限に広がります。

インテリアスタイルを問わない洗練されたデザイン

ALBERT(アルバート)は、シンプルななかに高級感も兼ね備えたラグジュアリーなソファです。
ラインや角の細部まで精巧に作られたシャープなスクエアフォルムは、モルテーニならではの高い技術力が光ります。
重心の低いデザインと足元に覗くピューター色のベースが軽やかな印象を与え、どっしりとした存在感がありながら圧迫感を感じさせません。 洗練された佇まいのALBERT(アルバート)は張地の色柄によって印象が大きく変わり、クラシカルにもモダンにも美しく溶け込みます。

極上の座り心地を叶える幅広シート

継ぎ目のないシートはゆったりとした奥行きがあり、思わず寝転がりたくなる贅沢な座り心地です。
傾斜のないフラットシートはまるでベッドのような安定感があり、ソファで過ごす時間が長い方もご満足いただけるでしょう。
たっぷりと厚みのある背面クッションがやさしく体を受け止め、くつろぎの姿勢をサポート。
クッションは固定されていないため、枕として使うこともできます。
シートの上で胡坐をかいたり、横になってリラックスしたり、シーンに合わせて幅広いくつろぎ方を提供します。

くつろぎ方の変化に寄り添うユニット構成

ALBERT(アルバート)は、形・サイズの異なるさまざまな形状のユニットが展開されています。
一人掛け、二人掛け、三人掛け、カウチ、オットマンのほか、1シート分の背もたれをカットしたユニークな形状もラインナップ。
必要なユニットを選択して自由に組み合わせることで、お部屋の大きさやライフスタイルに沿った多種多様なコーディネートを楽しめます。
背もたれを連続させて重厚感を演出したり、オットマンを真ん中に配置して抜け感を感じられるよう工夫したり、奥行きの深いユニットを組み合わせてベッドのように使ったり。
空間が許す限り無限にカスタマイズできることはもちろん、一脚単位で使用できるためコンパクトな空間に設置しても違和感はありません。 床面積に合わせて柔軟に対応できるALBERT(アルバート)なら、家族構成や暮らしの変化に寄り添ったレイアウトを追求できます。

張地を変えてインテリアにアクセントを

ユニットごとに張地を選択できるのも、ALBERT(アルバート)ならではの楽しみです。
ワンポイントで張地の色柄を変えてアクセントを加えると、お部屋の雰囲気がぐっと高まります。
もちろん、すべてのユニットを同じ張地で統一することも可能。
張地の選択肢が豊富に用意されているため、空間の主役となるソファから遊び心のあるインテリアコーディネートを実現できます。

ヘッドレストクッションでくつろぎスタイルをアップデート

ALBERT(アルバート)には、オプションとしてヘッドレストクッションがラインナップされています。
オプションのヘッドレストは取り付けると浮いた印象になるものも多いですが、ALBERT(アルバート)ヘッドレストクッションは組み合わせることでシートに立体感が生まれ、より印象的なソファを演出できます。
キルティングを施した優しい風合いで肌あたりが良く、くつろぎ方に合わせて自由に移動できるセパレート仕様です。
背もたれにのせると首までサポートするハイバックな座り心地を作り、背もたれの前に置くとシートの奥行きを調節して座り姿勢をサポート。
アームレストの高さ調節としても活躍します。 使い勝手の良いヘッドレストクッションは、より充実したリラックスタイムに導くなくてはならないアイテムです。

シンプルなデザインを愛するデザイナー「ヴィンセント・ヴァン・ドゥイセン」

ここからは、このオクターブを作り上げたデザイナー「ヴィンセント・ヴァン・ドゥイセン」について解説していきます。
ヴィンセント・ヴァン・ドゥイセンは、1962年にベルギーのロケレンで生まれました。サンルカス建築大学の建築学科を卒業した彼は、20代後半に生まれ故郷であるアントワープに自らのスタジオを設立します。彼はデザイナーとしても建築家としても活躍していますが、その経歴は非常に華々しく、数多くの賞を受賞してきました。

また、モルテーニだけでなく、ザラホームなどの有名ブランドと提携してきたデザイナーとしても知られています。
ヴィンセント・ヴァン・ドゥイセンの作り出す家具は、非常によく「インテリアデザインと、建築学を融合させたもの」と評されます。これはヴィンセント・ヴァン・ドゥイセンが、建築学科で学んだ技術や考え方を、家具のデザインに取り入れているからだと考えられています。
ヴィンセント・ヴァン・ドゥイセンがデザインした家具は、非常にシンプルです。彼の生み出す家具には過度な装飾性はなく、落ち着いていて、そして普遍的です。家具のなかにはそれ自体が部屋の印象を決定づけるような力強さ・押しの強さを持ったものも多く見られますが(そしてそれらはそれらで非常に魅力的なものなのですが)、ヴィンセント・ヴァン・ドゥイセンの打ち出す家具は、部屋の空間にしっとりと溶け込むことを目的としています。
「家は落ち着ける場所でなければならない」という思想の元で練り上げられたヴィンセント・ヴァン・ドゥイセンの家具は、どんな人にとっても使いやすく受け入れやすいものとなっています。しかし彼の家具は決して「つまらないもの」ではありません。シンプルさのなかに上品さと純粋さを持ち合わせたものが多く、オクターブもまた、そのような「ヴィンセント・ヴァン・ドゥイセンらしさ」から生まれた家具だといえます。

Poltrona Frau(ポルトローナフラウ)Jay Lounge

イタリアを代表する老舗ブランド「Poltrona Frau(ポルトローナフラウ)」の歩み

一人掛けの椅子を意味するイタリア語「ポルトローナ」と、創業者であるレンツォ フラウのファミリーネームから名付けられた、イタリアを代表する世界最高峰のブランド『Poltrona Frau(ポルトローナフラウ)』。
1912年にトリノ(イタリア)で創業後、当時トリノに集まっていた王族の間で評判を高め、1926年にはイタリア王室の御用達ブランドに。
100年経っても色あせない造形力に卓越した職人の伝統と新しい技術を調和させ、イタリアの家具デザイン界に大きな影響を持つブランドとして君臨しています。

Poltrona Frau(ポルトローナフラウ)のブランドを語るときには、洗練されたデザイン性だけでなく創業の原点となった「ペレフラウ」というレザーの存在も忘れてはなりません。
丁寧な職人技から生まれる、イタリアンカラーの美しい外観としなやかな手触りを持つレザーで仕上げられた椅子は、体をやさしく包み込むような極上の座り心地を演出してくれます。
現在、Poltrona Frau(ポルトローナフラウ)の活躍の場は、巨匠建築家との住宅や商業施設での家具や内装コラボレーションだけではありません。
フェラーリやマセラッティ、ポルシェなどの高級車や航空機のファーストクラスのシート、プライベートジェットやヨットの内装にまで至ります。
また、Cassina(カッシーナ)やCappellini(カッペリーニ)などの人気家具ブランドをグループ傘下に収め、イタリアのみならず世界のハイエンドブランドのリーディングカンパニーとして唯一無二の存在感を誇ります。

世界のセレブリティの間で好まれるこのブランドには、『Vanity Fair』や『1919』のようなイタリアの伝統的な家具デザインを感じさせる「ヒストリカルデザイン」と、先進的なデザイナーとの積極的なコラボレーションによる「コンテンポラリーコレクション」の2つのラインがあります。

人工工学に基づいた極上の座り心地「Jay Lounge(ジェイラウンジ)」

Jay Loungeは世界最大の家具見本市「ミラノサローネ」にて、2017年に発表された回転式のラウンジソファです。
人間工学に基づいた流線型のシートを4本のスターベースが支える、モダンで洗練されたデザインが特徴です。
なめらかなラインのシートはモールドウレタンで成形され、高い耐久性と快適な座り心地を兼ね備えています。
曲線で構成された角のないフォルムはどの方向から見ても美しく、お部屋の中央に配しても絵になります。
Jay Loungeの張地は、Poltrona Frauが誇る最高級レザー「Pelle Frau(ペレフラウ)」。
Pelle Frauは一般的なレザーとは一線を画し、艶やかな光沢としなやかさを持ち、防水性・防汚性・耐摩耗性など多彩な機能性を備えています。
発散性や通気性にも優れているため、素肌に触れても蒸れにくく心地よく使用できます。
熟練の職人によって施されたステッチが柔らかな印象を加え、張地の色合いによって印象が大きく変わるのもJay Loungeならではの魅力です。
座面は360度回転式で立ち座りの動作をサポートし、シチュエーションに合わせて座る向きを楽に変えることができます。
シートが回転した状態で離れても、自動で元の位置に戻るオートリターン機能を搭載。
スタイリッシュな佇まいを保ちながら、いつもお気に入りの角度で座ることができます。
美しさと機能性を併せ持つJay Loungeは、空間の主役に相応しい存在感があります。
座るとゆったりと贅沢な時間が流れ、誰にも邪魔されない自分だけの時間を過ごすことができます。

くつろぎとデザイン性を両立する絶妙なサイズ

Jay Loungeは幅75cm、奥行き93cm、高さ109cmの余裕のあるサイズです。
存在感のあるラウンジソファですが、すっきりとした足回りと均整の取れたシルエットにより軽快な印象を与えます。
広い空間にはもちろん、リビングやベッドルームのコンパクトスペースにも圧迫感なく設置できます。
座面の高さは45cm。
ラウンジソファとしてはやや高めの設計で、高身長の方も深く腰掛けてゆったりと寛ぐことができます。
立ち上がりやすく着座しやすい高さのため、家事や作業の合間の小休憩にも最適です。

体への負担を軽減して楽に座れる

Jay Loungeは背面からカーブを描いたアームレストが伸び、包み込まれるかのような安心感のある座り心地です。
左右のアームレストは、座ると自然に肘がフィットする絶妙な位置に配置されています。
なめらかなカーブに腕や体を預けたり、しっかりと手で掴んで立ち座りしたり、くつろぎの姿勢をサポートします。
また、背もたれは全身を預けられるハイバック仕様です。
シートはほどよい硬さで沈みが少なく、柔らかく盛り上がったヘッドレストが頭部をやさしく支えて体への負担を軽減。
座面がほどよく後ろに傾斜しているため、シート全体が体のラインにフィットして楽な姿勢に導きます。
長時間座っても疲れにくく、至高のくつろぎを堪能できます。

専用オットマンでより深いリラックスを

ソファで過ごす時間が長い方や、寝姿勢でくつろぎたい方にとって、心地よく足を預けられるオットマンはなくてはならない存在です。
Jay Loungeに専用オットマンを組み合わせると、より深くリラックスできます。
オットマンはJay Loungeの座面高に合わせて設計されているため、並べるとシートが広くなりのびのびと足を伸ばせます。
オットマンにもJay Loungeと同じくPelle Frauが張られ、脚部はスターレッグが採用されています。
控えめなフォルムに上質な素材感が際立ち、統一感のあるレイアウトが叶います。 足置きとして、来客時には単体でスツールとして、シーンに応じてさまざまな使い方ができます。

人と自然をつなぐジャン・マリー・マッソーのデザイン

1990年にパリ国立高等工業学校(ENSCI)を卒業後、エレガントなデザイン性が求められる大手企業のプロダクトデザインから建築に至るまで幅広い分野で活躍をしています。 自然界の美しさや有用性に大きな影響を受けたマッソーは「プロジェクトに取り組むときは、常に自分が関わっているテーマを更新しようとしている」との言葉通り、人と自然をつなぐ有機的なプロダクトを次々と生み出しています。

『Archibald』の気品のあるエレガントなデザイン、計算された体を包み込むような座り心地にも、使う人にとってより良い生活空間を作り出したいという彼のデザインへの情熱を感じ取ることができます。

Cassina(カッシーナ) DODOシェーズロング(リクライングチェア)

「Cassina(カッシーナ)」が世界のトップブランドになるまで

Cassina(カッシーナ)は教会の木製家具を製造していたカッシーナ兄弟により、1927年にミラノ(イタリア)で設立されました。
当時のヨーロッパの家具業界は手工業から工業化へ移行する最中で、Cassina(カッシーナ)は外部の建築家やデザイナーとのコラボレーションを業界に先駆けて始めたブランドになります。
1950年に「イタリア建築デザインの父」と称されるジオ ポンティとの豪華客船「アンドレア・ドリア号」のインテリアでのコラボレーションが成功したことは、Cassina(カッシーナ)の知名度を大きく上げるきっかけとなりました。
デザイン性が高い家具を確かな技術で工業生産できるブランドとして変化を遂げたCassina(カッシーナ)は、以後、21世紀の現在に至るまで著名なデザイナーや建築家とコラボし、ひときわ高いデザインセンスを発揮した作品を次々と発表し続けています。
その多くの作品はニューヨーク近代美術館に収蔵されるなど、憧れの家具ブランドとして世界中の多くのファンを魅了し続けています。

時代に応じたデザインと技術の進歩を繰り返すCassina(カッシーナ)ブランドには、特色の異なる3つのラインが存在します。
近代建築の巨匠たちによる「イ・マエストリ」は歴史的な名作が多く、ル・コルビュジエやフランク・ロイド・ライトなどのデザインを堪能できます。
一方、デザイン愛好家に熱狂的な支持者も多い「シモン・コレクション」では、デザインへの合理主義的なアプローチをテーマに作られた革新的な家具に出会うことができます。

背もたれも180度近くにまで倒せるDODOシェーズロング(リクライングチェア)は快適な座り心地

世界に名だたるファニチャーブランドであるカッシーナが打ち出す「DODOシェーズロング(リクライングチェア)」は、その快適さで多くの人に愛されているチェアです。
DODOシェーズロング(リクライングチェア)について語るとき、まず取り上げるべきは、その「盛りだくさんの機能」です。
DODOシェーズロング(リクライングチェア)はスイベルチェア(「スウィベルチェア」ともいう。回転式のイスのこと)としての特性を持ち、180度回転ができます。そのため、「左手側にホームシアターが、右手側にお気に入りの絵画が飾ってある。両方をイスに座ってゆっくり眺めたい」という場合でも、イスをずらすことなく、ホームシアターも絵画も楽しめるようになっています。
また、DODOシェーズロング(リクライングチェア)は一見すると一人用の腰掛けイスのように見えますが、実際にはシェーズロング(長イス)としても使うことのできるものです。ヘッドレスト・フットレストの可動域が非常に広く、リクライングの角度も自由に調整できます。ヘッドレスト・フットレスト・リクライングの位置を調整すれば、地面とほぼ水平にすることが可能であるため、座って使うだけでなく、寝そべった姿勢で使うこともできるのです。
読書イスとして使うことはもちろん、テレビなどを楽しむためのホームシアターシートとして利用することもできますし、ちょっとした午睡のための道具としても使用できます。
このように、たった一脚でさまざまな役割を果たせるのは、DODOシェーズロング(リクライングチェア)の大きな魅力だといえるでしょう。
「一脚でさまざまな役割を果たせる」という特徴は、ある意味では非常に「現代」にマッチしているといえます。
「家の広さ的に、複数のイスを置くのは厳しい」「長イスに読書イス、さらにホームシアターシートまでを置いてしまうと、部屋のインテリア的にマイナスが大きい」などのような悩みにも、DODOシェーズロング(リクライングチェア)は寄り添うことができるからです。カッシーナはイタリアンモダニズムの追求者としてその名前が挙げられるファニチャーブランドのうちのひとつですが、このような「現代的な」悩みに寄り添えるDODOシェーズロング(リクライングチェア)は、ある意味では非常にカッシーナらしい作品だといえるでしょう。

快適な座り心地と、440 を超えるデザイン・カラー展開も魅力

DODOシェーズロング(リクライングチェア)は、マット部分はポリウレタンとポリエステルで作られています。これにスチールのフレームやヘッドを組み合わせることで、非常に快適な座り心地を作っています。
特に、ポリウレタンとポリエステルをたっぷりぜいたくに使ったマット部分は、座る人の体を心地よく受け止めてくれるものとして知られています。座る人一人ひとりの体型に合わせて柔らかく変化するマットは、使用者の体をしっかり包み込み、快適な座り心地を約束します。「座る人に、より快適な時間を」と考えて作られたDODOシェーズロング(リクライングチェア)は、最高のリラックスチェアのうちのひとつだといえるでしょう。
DODOシェーズロング(リクライングチェア)について取り上げる場合は、その「カラーリング」「デザインの豊富さ」にも目を向ける必要があります。
現在は多くのカラーリング・デザインを展開しているチェアも珍しくなくなりましたが、DODOシェーズロング(リクライングチェア)は12のラインおよび430近いカラーリング・デザイン・素材のなかから好きな張地を選べるイスなのです。
カラーリングは多種多様で、同じ「赤色」であっても無数ともいえるバリエーションがあります。色の濃さはもちろん、デザインも多様であり、花を配したものもあれば四角形を組み合わせたもの、織り目が楽しめるものなど、多くの種類があります。
張地の素材もさまざまで、革を使ったものだけでなく、ポリプロピレンで作られたもの、アクリルとポリエステルとウールを掛け合わせたものなど、さまざまなバリエーションがあります。
イスは、カラーやデザイン、張地の素材を変えることで、同じイスでもまったく印象の異なるものとなります。特にDODOシェーズロング(リクライングチェア)の場合は430近いデザインから好きなものが選べますから、「だれかの家にあったイス」「昔どこかで見たことのあるイス」に仕上がる可能性はまったくゼロであると言っても過言ではないでしょう。
DODOシェーズロング(リクライングチェア)は、たった一脚で数多くの役割を果たせる「働き者」のチェアであると同時に、快適な座り心地を使用者に約束するイスです。そしてそのカラーバリエーション・デザインバリエーション・張地の素材の種類の多さで、「選ぶ楽しみ」を提供するイスであるといえるでしょう。

人に寄り添うデザイン」を得意とする日本生まれのデザイナー・喜多俊之

最後に、DODOシェーズロング(リクライングチェア)をデザインしたデザイナーである喜多俊之氏について見ていきましょう。喜多俊之氏は、その名前からも分かるように、日本生まれの日本人のデザイナーです。1942年に大阪で生まれた彼は、浪速短期大学(現在の大阪芸術大学短期大学部)を卒業し、イタリアと日本の両国で活躍するデザイナーとなりました。今回紹介した通り、喜多俊之氏は家具デザイナーとしての知名度が非常に高い人物です。

しかし液晶テレビに代表される家電製品や、最新技術で作られるロボットのデザインなども手掛けてきた人物としてもその名前を知られています。
喜多俊之氏は、「アートとデザインは別物である」という姿勢を取り続けています。彼の作り出すデザインは、アートとは異なり、「使う人」がいます。そして彼のデザインは、常にその「使う人」に対する思いやりによって描き出されています 。
「自然とテクノロジー、そして人の知恵の積み重ねによって、デザインは未来へと向かう」というスタンスをもって 作り出される喜多俊之氏デザインの製品は、ハイセンスさと機能美を見事に両立させた「人に寄り添う製品」だといえるでしょう。
なお喜多俊之氏は、カッシーナではDODOシェーズロング(リクライングチェア)のほかにも、「アキビキカンタラウンドチェア」や「ウィンクシェーズロング」などのプロダクトを手掛けています。

Molteni & C(モルテーニ) Hubertテーブル

90年近くの歴史を持つ「Molteni & C(モルテーニ)」はイタリア生まれのブランド

Molteni & C(モルテーニと記される。以下、特段の事情がない限りはカタカナで統一する)は、今から90年ほど前の1934年にイタリアで生まれた家具ブランドです。この家具ブランドは、もともとはモルテーニ夫妻が2人で手作業で家具を作り上げていくスタイルのブランドでした。しかし、ミラノで生まれた小さな町工房に過ぎなかったこのモルテーニは、夫妻の卓抜した技術によって大きく成長していくことになります。

モルテーニは、しばしばその技術力の高さから、「彼らの能力をもってすれば、不可能だと思われていたことさえも可能になる」と評されます。イタリアは名門ファニチャーブランドが集まる国ですが、そのイタリアにおいても、モルテーニの作り出す家具は高く評価されているわけです。

このような評価からも分かる通り、モルテーニの産み出す家具は非常に機能的です。特に収納家具においては他の追随を許しません。もっとも彼らが生み出す家具は収納家具にとどまらず、ソファやテーブル、ベッドなど、幅広く商品を展開しています。

モルテーニのデザインは、「モダン」という言葉に集約されています。彼らの作り出す家具は、非常にシンプルで、余計な装飾がなく、スタイリッシュで、現代的です。「家具のきほん」ともいうべき作りとデザインを取るのがモルテーニの特徴ですが、しかしそのデザインは、「個性がない」という言葉とは対極の位置にあります。モルテーニの作り出す家具はシンプルでありながらも、彼らしか作り出せないエレガントさと品質の高さ、高級感をそなえています。繊細さを併せ持つ家具も得意としており、人の生活にストレスなくしっとりと入り込むことができるのが、モルテーニの打ち出す家具の特徴です。

建築的なコントラストがもたらす上品な存在感『Hubert』テーブル

ベルギーの世界的デザイナーで、2016年よりモルテーニのクリエイティブディレクターを務めるヴィンセント・ヴァン・デュイセン。彼が2019年にデザインした『Hubert』テーブルは、素材とデザインのコントラストが新鮮で、現代的なライフスタイルにふさわしい気品のあるフォルムを持ちます。モルテーニの『Gregor』モジュールソファに合うようにデザインされたことから、バリエーション豊かなサイズがあり、ラグジュアリーソファとの相性がとても良いローテーブルです。
『Hubert』テーブルは正方形または長方形の2つのフォルムに、それぞれの目的に応じて3パターンのサイズ展開があります。ソファに座る人のために必要な飲み物や照明などを置く以外にも、リモコンを収納したり装丁の美しい書籍をさりげなくディスプレイしたりすることのできる、部分的にレザーで閉じられたスペースを天板の下に持ちます。

ソファの正面に置いて、コーヒーテーブルとして使う。
あるいは、ソファの脇に手元を照らす照明を置き、サイトテーブルとして。
さらに、スリムで横長のタイプは、豪華で長いモジュールソファに合わせるなど。
『Hubert』テーブルはリビングやお客様をもてなすモダン空間で、さまざまな居心地の良いレイアウトを可能にしてくれます。

『Hubert』テーブルの木部は、モダンインテリアにふさわしい濃く深みのあるユーカリと、より自然な風合いで幅広いインテリアに対応するサンライズオークの2種類。レザーに包まれた木部のエッジは丸みを帯びており、テーブル全体が繊細な美しさを持つ上品な家具へと仕上げられています。
一方、木部に対して垂直に配置されたレザー素材は、いずれもインテリアの高級感をより高めるシックな色合いの6色をご用意。
『Hubert』テーブル全体のデザインや素材と同様に、色の選択によって素材のコントラストを選ぶ楽しみもあります。また、棚板の下には高さ調整が可能な脚が付いており、テーブルの美しいフォルムはそのまま床の種類に応じて設置することができます。
建築家としても成功を収めたデュイセンが、インテリアとの融合を考え抜いてデザインされた『Hubert』テーブル。現代的ではっきりとした特徴を持ちながらも、繊細なフォルムと独特の素材感の組み合わせで、ゆったりと過ごすリビングやおもてなし空間を優雅にまとめ上げてくれる作品です。

デザイナー ヴィンセント・ヴァン・デュイセン

ヴィンセント・ヴァン・デュイセン(Vincent Van Duysen /1962〜)
1962年にロケレン(ベルギー)で生まれる。
1985年に建築学校で学位を取得しアルド・シビックと共同研究を行うなど、ミラノ(イタリア)とブリュッセル(ベルギー)で活動。1990年、建築とインテリアデザインを主軸とした事務所を開設する。ベルギーから全世界へと活動範囲を広げ、高級住宅や大規模プロジェクトの建築家として活躍する傍ら、さまざまなリーディングカンパニーでのプロダクトデザインを手掛ける。

2016年より務めるMolteni&C(モルテーニ)のクリエイティブディレクター職では、世界の旗艦店の空間デザインやディスプレイに至るまで手掛け、現在のブランドの世界観を作り上げる。家具デザインにおいては建築的な視点が取り入れられ、形にとらわれず、具体的な特徴を持ちながらも純粋でシンプルな表現を得意としている。

Carlhansen & Son(カールハンセン)CH22アームチェア

世代を超えて愛されるロングセラーの宝庫Carl hansen & Son

Carl hansen & Son(以下、カールハンセン)は、1915年の創業以来、優れた品質と繊細なデザインによってその名を轟かせてきました。
デンマークを代表する世界的な家具ブランドであり、クラフトマンシップとデザインを融合させた数々の名作を、100年以上にわたり発表し続けています。
木材の風合いや質感を重要視するカールハンセンには、自然素材の魅力を最大限に引き出す、伝統に裏付けられた確かな技術力があります。
また、レイアウトする空間を選ばないシンプルで美しい独自のフォルムは、実用的で機能性についても熟慮されており、特に椅子の分野において非常に高い人気を誇ります。
一方、持続可能な製造プロセスと環境への配慮にも取り組む同ブランドでは、素材の選定から製造、配送に至るまで、環境への負荷を最小限に抑える取り組みが行われています。
世界でもトップレベルの高品質な家具を提供しながら、持続可能な企業としての成長も果たしてきました。
また、カールハンセンの家具は、あらゆるタイプの空間に取り入れやすく、世界中のインテリア愛好家やデザインに敏感な人々に世代を超えて愛されてきました。
過去の伝統を尊重しつつも常に新しいアイデアと革新を追求し続け、未来のインテリアトレンドを牽引する存在として認識されているのが、カールハンセンなのです。

家具界のモダンデザインの先駆者として知られるカールハンセンを語るとき、ハンス・J・ウェグナー(Hans J. Wegner)という名匠の存在を欠かすことはできません。
カールハンセンはデニッシュモダンの名作と呼ばれる家具の継承を重視し、同時にこれまで数々の有名デザイナーとの協業を進めてきました。
その中でも、ウェグナーが生み出した多くの美しく機能的な椅子は、多くの再現品や模倣品が出回るほど、現代のインテリアデザインにおいて今なお高い注目を浴び続けています。
今回は、1950年にウェグナーがカールハンセンのために初めてデザインした、椅子コレクションの中の一つである『CH22』アームチェアを紹介します。 時代を経て変遷するインテリアの中でも飽きのこない幅広のフォルムで、ゆったりと腰かけることのできるアームチェアの名作です。

自然素材と機能性の調和を楽しめる名作『CH22』アームチェア

2016年に数十年の時を経て復刻された『CH22』アームチェアには、デザイナーであるウェグナーが得意とする有機的な形状と、自然素材への強いこだわりが反映されています。
彼の信念である「快適さ、機能性、美しさを兼ね備えた家具」を具現化させ、ダイニングチェアやラウンジチェア以外にもさまざまなシーンで活躍する作品です。
『CH22』アームチェアは、幅広なサイズ感に肘掛けの曲線的なフォルムと独特の背もたれのデザインに特徴があります。
ウェグナーの作品の中では珍しく、肘掛けにかかる重量を貫(ぬき・椅子の脚部を横につなぐ部材)で支える構造を持ちます。
家具のマイスターの資格も有していたウェグナーは、デザインと密接に関わる家具構造についても熟知していました。
それゆえ、素材感を最大限に引き出すデザインと人間工学に基づいた構造で、『CH22』アームチェアは体を受け止めるような優しい座り心地を実現しています。
楕円状の成形合板の背もたれにある埋木や肘掛けの独特の形状、座面フレームに見られるフィンガージョイントなど。
『CH22』アームチェアの木部にはウェグナーの細やかなデザインへの配慮と、カールハンセンに代々継承されてきた伝統技術を見いだすことができます。
また、座面は木材との相性の良いペーパーコードを用いて、木部と同じように熟練の職人により手作業で丁寧に編み込まれています。
ペーパーコードは本革や織物と同等の耐久性がありながら、空気の通りやすい素材でもあるため暑くても蒸れたりすることはなく、一年中快適に過ごすことができます。
さらに、木材とペーパーコードという自然素材のみで作られているこの椅子は、見た目にソフトな印象を与えるだけでなく、使い込むことで年々と馴染んでいく素材感を楽しむこともできます。加えて、日常生活においては軽量で移動がしやすく、お手入れ次第で何世代にも引き継ぐことのできる実用性に富んだ家具でもあります。

カールハンセンから発表されたウェグナーの作品には、人気の『Yチェア』や『ザ・チェア』などの数々のロングセラーがあり、再現品や模倣品が多く製造されていることでも有名です。
正規品にはナンバープレートが一つ一つに付けられており、厳選された素材とカールハンセンに継承されてきた伝統技術が施され、インテリアに合わせて木材の種類と仕上げ方法を選ぶ楽しみもあります。

フレームの木材は、スタンダードな木目でレイアウトしやすいオーク材や、モダンなイメージで深い色合いのウォルナット材、少し赤みがあり高級感をもたらすチーク材の3種類より選択。
オーク材には、素材感そのままを活かすオイル仕上げや、北欧スタイルにも合わせやすいホワイトオイル仕上げのほか、空間のアクセントになるブラック塗装仕上げ(ブラックペーパーコード)もあります。また、カールハンセンが厳選した本革素材の専用クッションを、オプションで選ぶこともできます。

モダンデザインの牽引者である、カール・ハンセンの『CH22』アームチェア。

1950年に発表された名コレクションの一つとしてレイアウトする空間を選ばず、腰をかければ一人でゆったりと過ごす時間をもたらしてくれます。 ウェグナーの優れたデザイン哲学と職人技術が融合した、世代を超えて引き継がれる不朽のアームチェアです。

デンマークの良心であり、偉人 ハンス・J・ウェグナー

ハンス・J・ウェグナー(Hans J Wegner /1914〜2007)

1914年にトゥナー(デンマーク)で生まれる。14歳に家具職人のキャリアを開始後、17歳で家具のマイスターの資格を取得し、コペンハーゲン手工芸学校で家具デザインを学ぶ。1946年に32歳で独立するまで、エリック・モラーとフレミング・ラッセンの建築事務所や、アルネ・ヤコブセンのアトリエでデザインの腕を磨く。
ものづくりへの真摯な姿勢から「デンマークの良心」とも呼ばれ、快適さと機能性、美しさを兼ね備えた家具を発表し続ける。

木材を愛用し、繊細なディテールで素材を最大限に活かす家具デザインを追求した。92年の生涯において500脚以上の椅子を発表し、長い時間をかけ過去にデザインした形に改良を重ね続けてきたことでも知られる。カールハンセンとの協業では『ザ・チェア』『Yチェア』『チャイニーズチェア』などの人気作品がある。進化するデザインと美しい造作を持つ彼の椅子は、実用性も兼ね揃え、世界中で多くのファンを持ち世代を超えて愛される。

Cassina(カッシーナ)UTRECHTアームチェア

「Cassina(カッシーナ)」が世界のトップブランドになるまで

Cassina(カッシーナ)は教会の木製家具を製造していたカッシーナ兄弟により、1927年にミラノ(イタリア)で設立されました。
当時のヨーロッパの家具業界は手工業から工業化へ移行する最中で、Cassina(カッシーナ)は外部の建築家やデザイナーとのコラボレーションを業界に先駆けて始めたブランドになります。
1950年に「イタリア建築デザインの父」と称されるジオ ポンティとの豪華客船「アンドレア・ドリア号」のインテリアでのコラボレーションが成功したことは、Cassina(カッシーナ)の知名度を大きく上げるきっかけとなりました。
デザイン性が高い家具を確かな技術で工業生産できるブランドとして変化を遂げたCassina(カッシーナ)は、以後、21世紀の現在に至るまで著名なデザイナーや建築家とコラボし、ひときわ高いデザインセンスを発揮した作品を次々と発表し続けています。
その多くの作品はニューヨーク近代美術館に収蔵されるなど、憧れの家具ブランドとして世界中の多くのファンを魅了し続けています。

時代に応じたデザインと技術の進歩を繰り返すCassina(カッシーナ)ブランドには、特色の異なる3つのラインが存在します。
近代建築の巨匠たちによる「イ・マエストリ」は歴史的な名作が多く、ル・コルビュジエやフランク・ロイド・ライトなどのデザインを堪能できます。
一方、デザイン愛好家に熱狂的な支持者も多い「シモン・コレクション」では、デザインへの合理主義的なアプローチをテーマに作られた革新的な家具に出会うことができます。

デザイン性と快適性が融合したUTRECHT(ユトレヒト)アームチェア

UTRECHTアームチェアは、1935年に誕生した一人掛けソファです。

デザイナーであり建築家でもあるヘーリット・トーマス・リートフェルトが、オランダの老舗デパート「Metz & Co」の依頼により「連続して生産できる椅子」としてデザインしました。

1988年にCassinaからリートフェルトの故郷の名を冠して復刻を果たし、世界中から注目を集めます。

リートフェルトらしい合理的な造形とカッシーナの高い技術力が融合したUTRECHTアームチェアは、誕生から90年近くが経過した現代の住宅にも違和感なく溶け込みます。

また優れたデザイン性と快適性を併せ持つソファとして、成田空港の「NARITA PREMIER LOUNGE」をはじめとしたラグジュアリーエリアにも積極的に採用され、至高のくつろぎを提供しています。

角度によって印象が変わる洗練されたシルエット

UTRECHTアームチェアは後脚のない、前脚とアームレストが一体となったユニークなデザインです。
座面と背もたれが直接床に接しているため重心が低く、真横から見るとどっしりとした重厚感があります。
一見ボリューミーに感じられますが、直線的で無駄のない構造により正面や斜めからのフォルムはミニマルで軽やか。
見る角度によって印象が変化し、シンプルな造形のなかに唯一無二の個性を放ちます。
また躯体を包み込む張地と継ぎ目に施されたスティッチが角の存在感を和らげ、なめらかな丸みをもたらしていることもポイントです。定規で引いたような直線が生み出すシルエットの美しさを追求しつつ、リラックスタイムを共有する家具としての心地よさを兼ね備えています。

心地よく体を預けられるほどよい硬さのシート

UTRECHTアームチェアのシートは、モールドポリウレタンフォームとポリエステルパッディングのダブルクッション仕様です。
弾力のある少し硬めのクッションが沈み込みを防ぎ、体への負担を軽減しながら安定した座り心地を提供します。
左右のアームレストにゆったりと腕を預けて、ずっと座っていたくなるような快適さです。
また躯体にはスチールが採用されているため、耐久性・耐荷重性に優れています。

経年による軋みや歪みが生じにくく、カバーの張替えや中材の充填などのメンテナンスをおこないながら長く愛用できます。

くつろぎやすく設置しやすい絶妙なサイズ

UTRECHTアームチェアは幅64cm、奥行き85cm、高さ70cmと日本住宅と親和性の高いサイズ感です。
座面高は37cmと低めで、勾配をつけた座面と背もたれが心地よい座り姿勢をサポートします。
快適にくつろげる余裕がありつつも、重心が低く大きすぎないため複数台並べても圧迫感がありません。
リビングやラウンジにはもちろん、ベッドサイドのようなちょっとしたスペースにも気兼ねなく設置できます。

張地とスティッチを自由に組み合わせてオリジナルソファに

UTRECHTアームチェアの張地はファブリックを基本として、レザーもラインナップしています。
布張りの印象が強いソファですが、ぬくもりのあるスティッチと相まって革張りでもどこか柔らかく優しい印象に仕上がります。
肌触りや質感の好み、インテリアイメージに合わせて、幅広い張地からお気に入りの1枚を選択できます。
またUTRECHTアームチェアの魅力を高めるスティッチは、ブランケットスティッチとジグザグスティッチの2種類をご用意しています。

ブランケットスティッチは、UTRECHTアームチェアを象徴するスタンダードなデザインです。
垂直な縫い目が立体感を強調し、使い込むごとに変化する豊かな表情を楽しめます。
ジグザグスティッチは、カッシーナ創業90周年を記念して登場した新仕様です。リズミカルな縫い目がデザインのアクセントとなり、上品かつおしゃれな印象を高めます。

スティッチカラーは全5色。
張地と同系色にしてスティッチを溶け込ませたり、それぞれの色を変えてカラーコーディネートを楽しんだり、世界で1台だけのオリジナルソファを実現できます。

インテリアコーディネートの幅が広がる豊富なサイズ展開

UTRECHTは一人掛けのほかに、二人掛け・三人掛け・BABY UTRECHTをシリーズ展開しています。
BABY UTRECHTは、一人掛けをそのまま小さくしたコンパクト仕様です。
子ども用ソファとして、また遊び心あふれるインテリアオブジェとして、かわいらしいサイズ感でコーディネートの幅が広がります。
二人掛けは幅118.5cmのワイド仕様です。
一人掛けだと物足りなさを感じる方や、カップルでソファを共有したい方におすすめのサイズです。
三人掛けは弧を描いたアウトラインが特徴です。
UTRECHTならではの直線的な要素に曲線が加わることでエレガントな魅力を高め、なおかつソファに座る人同士が目線を合わせやすくなるというメリットも。
幅204cmと充分なゆとりがあり、一人でも複数人でも多彩なくつろぎ方を楽しめます。
シンプルかつ洗練されたデザインのUTRECHTはソファをシリーズで統一したい方はもちろん、他ブランドのソファとのコーディネートを楽しみたい方にもご満足いただけるでしょう。

オランダが誇るモダンデザインの巨匠GERRIT THOMAS RIETVELD

ヘーリット・トーマス・リートフェルト(Gerrit Thomas Rietveld/1888-1964)

20世紀を代表する、オランダの建築家・デザイナー。

家具職人の父のもとで修業を積んだのち23歳で自身の家具工房を立ち上げ、そこでデザインの歴史に残る名作家具を生み出します。

代表作は「赤と青の椅子(レッド&ブルーチェア)」「ジグザグチェア」。
新しい思考の造形運動「デ・ステイル」に影響を受けた彼の作品はモダンデザインに大きな影響を与え、ニューヨーク近代美術館(MoMA)に永久コレクションとして所蔵されています。
また、リートフェルトは建築界の巨匠でもあります。
幾何学的な造形と原色で構成された「シュレーダー邸」は、新造形主義の運動を体現した建築物として2000年に世界遺産に登録されました。
現代でも色褪せない斬新なデザインの数々は、多くの芸術家やデザイナーにインパクトを与え続けています。

B&B Italia(B&B イタリア)Metropolitan アームチェア

デザインとテクノロジーが融合した家具を生み出す、イタリアンモダンファニチャーのトップブランド「B&B Italia(B&B イタリア)」

「B&B Italia(B&B イタリア)」は1966年にピエロ・ブスネリが創業した、イタリアの家具ブランドです。
B&B Italia(B&B イタリア)の歴史は、モールドポリウレタンを家具の製造に採用したことから始まります。
ブスネリが目指したのは熟練工による伝統的な家具づくりではなく、近代化した工場で安定的に高品質の家具を製造することでした。
ある日、ブスネリはロンドンの見本市で偶然見かけた発泡成形する新素材、モールドポリウレタンを家具の製造に取り入れることを思いつきます。
最先端の素材を用いた家具を製造するためには莫大な設備投資が必要となるため、ブスネリはカッシーナ社を創業したチェザーレ・カッシーナに出資を持ち掛けます。
カッシーナはブスネリの提案に乗り、互いの頭文字をとった「C&B ITALIA」という現在のB&B ITALIAの前身となる会社が誕生しました。
C&B ITALIAにはマリオ・ベリーニやトピア・スカルパといったトップデザイナーがかかわり、モールドポリウレタンの魅力を活かした斬新なデザインのソファを発表します。
世界で初めてモールドポリウレタンの一体成型に成功したことにより、ウレタンを主素材にしたソファは世界中から注目を浴び、家具の歴史を大きく変えました。
1973年にC&B ITALIAはカッシーナ社から独立し、B&B Italia(B&B イタリア)に社名を変更します。
B&B Italia(B&B イタリア)は「デザインとテクノロジーの融合」をコンセプトに掲げ、マリオ・ベリーニやガエターノ・ペッシェ、深澤直人をはじめとした世界的な建築家やデザイナーとのコラボレーションをおこない、優れたデザイン性と最新のテクノロジーを駆使した家具を展開。
イタリアンモダンファニチャーの世界的ブランドとしての地位を確立しました。

B&Bイタリアの技術を反映させたチェア「メトロポリタン」について

「高品質で現代的、デザインとテクノロジーの融合」をその特徴とするB&Bイタリアは、やがて、「メトロポリタン」という名前のチェアを生み出します。「大都市の、首都の」という名前を与えられたこのメトロポリタンは、「B&Bイタリアらしさ」とでも言うべき特徴を鮮やかに写し取ったものです。

B&Bイタリアはモールドポリウレタンを使った家具作りをもっとも得意とするファニチャーブランドのうちのひとつですが、このメトロポリタンにも、モールドウレタンが使用されています。

なお、メトロポリタンを支える土台は4本のスポークと、アルミニウム製の回転ベースです。この5つの部品が、B&Bイタリアならではのモールドポリウレタンとともに、メトロポリタンの快適さを作り上げています。

目立たないところにある回転ベースと、シンプルながらも美しい線を描くスポークは、メトロポリタンの座面やひじ掛け、背もたれに比べれば、目立たないものだといえるかもしれません。しかし4本のスポークは、優雅で人を引き付けるだけの美しさを持っています。時に「メインの部分」から外れた扱いをされるスポークなどの部分にも、機能性とともにデザインとしての優秀さを持たせるスタンスは、非常にB&Bイタリアらしい取り組みだといえるでしょう。

また、メトロポリタンは、ひじ掛け部分から座面への流れがとても滑らかで、つなぎ目がありません。今回取り上げているメトロポリタンはそれほど大型のイスではありませんが、小型ながらもその快適さは保証されていて、座る人に心地よいリラクゼーション効果をもたらしてくれるでしょう。 チェアは、部屋のアクセントになるものであり、部屋の印象作りに寄与するためのものです。しかしその本質はやはり「家具」であり、人に快適さと心地よさをもたらすものでなければなりません。B&Bイタリアのメトロポリタンは、インパクトのあるその外見の美しさと同時に、この「家具としての本質」もしっかりとその身に持って生まれてきたイスだといえます。

デザイン数は400種類以上! 自由自在に自分好みの「大都市」を作れます

B&Bイタリアのメトロポリタンを語るうえで欠かすことのできない要素が、「メトロポリタンというイスが持つデザインの多様性」です。

メトロポリタンのカラーや仕上げは非常に多岐に富んでいます。特に布で仕上げる場合の選択肢は非常に多く、300をゆうに超えるデザインのなかから好みのものを選べます。

レザー素材などの選択肢も入れて数えると、デザインの種類は400種類を超えます。現在は「自分好みにカスタマイズできるチェア」が数多く登場していますが、400種類を超えるデザインのなかから好きなものを選べるチェアは、決して多くありません。それが可能であるメトロポリタンは、非常に自由度の高いイスだといえるでしょう。

同じかたちであっても、素材やカラーが違えば、その家具はまったく違う表情を見せます。たとえば真っ黒なレザー素材のものを選べば、そのチェアは硬質でモダンでマニッシュな仕上がりになるでしょう。対して、明るい黄色で布素材のものを選べば、同じチェアであってもポップで可愛らしく、元気のある仕上がりになります。

また、同系色の色であっても、はっきりとした押し出しの強い赤色を選べば非常にエネルギッシュでインパクトのあるチェアになるでしょうし、反対にブラウンに近い落ち着いたダークトーンの赤色を選べば大人の雰囲気と優雅さを持つチェアになるでしょう。

このように、B&Bイタリアのメトロポリタンは、「そのデザインを選ぶ人」によって異なる性格を持つようになります。部屋に溶け込んだデザインを選ぶのもひとつの手ですしチェア自体が部屋のアクセントとなるデザインを選ぶのもよいでしょう。「チェアにどのような性格を持たせたいか」によって、買い手側が自由にデザインをカスタマイズできることは、このイスの大きなメリットのうちのひとつだといえます。

メトロポリタンは、すでに述べたように、「大都市」の意味を冠された製品です。自分好みの色・自分好みの素材・自分好みのデザインを選んで、自分好みの「大都市」を作り上げていく楽しさが、「メトロポリタン」にはあります。

ちなみにここでは主に「メトロポリタン2002アームチェア」を紹介してきましたが、メトロポリタンにはほかにもシリーズがあります。「メトロポリタン2014」と呼ばれるシリーズで、ここではメトロポリタン2002とは異なるデザインのアームチェアや、複数人が腰掛けられるソファなどが取り扱われています。メトロポリタンシリーズを購入しようと考える場合は、このあたりにも一度目を向けてみるとよいでしょう。

メトロポリタンの産みの親「ジェフリー・バーネット」について

最後に、メトロポリタンを生み出したデザイナーについて解説していきます。
メトロポリタンの産みの親は、デザイナー「ジェフリー・バーネット」です。ジェフリー・バーネットはアメリカのイリノイで1964年に生を受けた人物であり、まだ30代前半のときにニューヨークの国際現在家具見本市においてエディターズアワーズ最優秀賞を受賞した人物でもあります。

ちなみにこの賞の受賞の1年前には、ジェフリー・バーネットは自身の会社を設立しています。

ジェフリー・バーネットは、人間の持つ知性や創造性こそが、あらゆる問題を解決すると考えています。そしてそのような理念の元で生み出されたデザインは数多くの国際的なデザイン賞を受賞するに至り、彼の名前を不動のものとしました。

ジェフリー・バーネットの仕事は、家具の分野だけにとどまることはありません。アートディレクターとして幅広い活躍をしており、照明デザインなども数多く手掛けています。

ただそれでも、彼の名前や活躍を知ろうとするとき、私たちは彼の家具デザイナーとしての顔をよく見ることになるでしょう。なぜなら彼は、B&Bイタリアだけではなく、カッシーナやカッペリニーニ、リーン・ロゼなどといった非常に有名な家具ブランドと数多く提携しているからです。

現在ではアメリカで講師として教鞭も取っているジェフリー・バーネットですが、彼の作り出す家具は今後も多くの人に愛されていくものであるといえます。

カッシーナ(Cassina) 423 CAB LOUNGE

Cassina(カッシーナ)は、今から100年ほど前に生まれたイタリアの家具ブランドです

Cassina(カッシーナ)は、1927年、今から100年ほど前に、イタリアのメダで生まれた会社です。
なおメダは、ミラノにあります。
1927年は、第一次世界大戦が終わってから7年ほど経った年です。
それまでは「職人が作るもの」であった家具は、このくらいの年から、「産業として作っていくもの」に変わっていきます。
その時代の変化のなかで、Cassina(カッシーナ)は誕生しました。
イタリアのいち家具ブランドであったCassina(カッシーナ)は、その成長の過程で、数多くの外部デザイナーや外部建築家とコラボレーションを始めるようになります。
なお、最初にコラボしたデザイナーは、フランコ・アルビニです。彼とともに作り出したチェアは、今なお、Cassina(カッシーナ)を語るうえで欠かすことのできない一品とされています。
その後Cassina(カッシーナ)は、豪華客船の内装を手掛けるなどして、徐々にその名声を上げていくことになります。
1964年からは「巨匠らのコレクション」を打ち出し、ル・コルビジェをはじめとする有名な建築家のデザインを復興させました。
彼らの挑戦は収まることなく、その後にも数多くの製品を誕生させます。
時に彼らの作り出した家具は人々に喜びを与え、時にそれを作り出す職人の誇りとなり、そして時には芸術品として美術館に収められることとなります。
Cassina(カッシーナ)には数多くのラインがあるため、「これこそがカッシーナの特徴だ! これのみがカッシーナの特徴だ!」と言い切るのは難しいでしょう。
ただ、全体の方向性として、Cassina(カッシーナ)はいわゆる「イタリアンモダン」を得意としている、とはいえるでしょう。
常に革新的で最先端で、驚きと創造性にあふれる作品を作っています。
しかしその土台はぶれることがなく、モダンでありながらも安心感を与えるような安定感を持っているブランドです。

他に類を見ない優雅な外観と座り心地『423 CAB LOUNGE』チェア

『423 CAB LOUNGE』の誕生は、さかのぼること約50年。1977年に発表された、Cassina(以下、カッシーナ)のダイニングチェアの中で一番人気を誇る「CAB(キャブ)」チェアがルーツにあります。現代イタリアの誇る有名建築家でデザイナーでもあるMario Bellini(マリオ・ベリーニ)が手掛けた、ニューヨーク近代美術館にも所蔵される、イタリアのモダンデザインを代表する作品です。

「CAB」チェアは現在までに50万脚以上のロングセラーを続けており、日本でも住宅以外に高級ホテルやレストラン、美術館などの多くの空間で目にすることの多いダイニングチェアです。ベリーニは若い頃からカッシーナと協業を行なっており、21世紀の今日に至るまで両者は固い絆で結ばれています。

1960年代、70年代に両者で行われたさまざまな試みは、次世代にも残る独創性豊かなデザインを生み出し続けました。中でも「CAB」チェアはカッシーナの象徴的な存在となり、ベリーニが手掛ける家具の代表作にもなりました。

時は過ぎ、ベリーニはカッシーナの誇る「コンテンポラリーコレクション」には欠かせないデザイナーとして、両者の協業は50年以上にも及ぶことに。そして2015年、ベリーニが80歳にして「CAB」チェアのコンセプトを再解釈し新たに発表したのが、ゆったりとした広さが魅力の『423 CAB LOUNGE』チェアなのです。

『423 CAB LOUNGE』チェアの原型となった「CAB」チェアは、デザイナーであるベリーニが「人々が単純にイメージする『椅子』を人間の体の延長線上にあるものとしてデザインした」と本人が語っています。デザインは自身のスタジオでは行わず、カッシーナの開発部門に鉛筆1本を持ち込んだだけで椅子の骨格を描き表したといいます。そのデザインを基に試作されたスチールフレームを用いて、カッシーナの2人の職人と共に素材を切り貼りしながら「CAB」チェアは作り上げられました。

今回紹介する『423 CAB LOUNGE』チェアもその創作の流れを受け、人間の体を柔軟に受け止める椅子としての高い機能性を引き継ぎ、至る所にカッシーナの光る職人技を見出すことができます。また、この椅子は機能性を重視するだけでなく、アームチェアとしてデザインの完成度は非常に高く、他に類を見ない美しい仕上がりとなっています。

頑丈なスチールフレームの上から、最高級のサドルレザーがテーラードスーツのように上品に仕立てられている『423 CAB LOUNGE』チェア。しなやかな体を完璧にサポートする独自のフォルムに、リクライニング機能と5本スポークの回転ベースを備えており、人間工学に基づいた正しいデザインで極上の座り心地を追求しています。

『423 CAB LOUNGE』チェアは、フェザーパッティングが施されたヘッドレスクッション付と背クッション付の2タイプから選べ、本体や座面にはモールドウレタンが採用されています。モールドウレタンは高密度なウレタンで長時間座っていても型崩れがしにくく、複雑な形状のデザインでも成形することができます。カッシーナのなかでも最高傑作と評される「MARALUNGA(マラルンガ)ソファ」をはじめ、世界の最高級ソファに欠かすことのできない座り心地と耐久性を生み出す素材です。

そして、全部で11個もあるレザーパーツは熟練の職人により手縫いされ、4個のジッパーが取り付けられるなど、14の綿密な手作業の工程を経て『423 CAB LOUNGE』チェアは完成します。カッシーナのレザーを手縫いで仕上げる技術は非常に高度で、その美しいステッチはスチールフレームに沿ってしなやかな曲線を持つ外観の完成度を高めています。

また『423 CAB LOUNGE』チェアの張地に使われているレザー素材は、いずれも使い込むことで風合いの増すカッシーナが厳選した高品質なサドルレザーです。黒、マットブラウン、トープ、チャイナレッド、ブルーの5色からインテリアに合わせてお選びいただけます。

さらに『423 CAB LOUNGE』チェアの快適性を高めるオプションとして、4本ベースを備えたオットマンも用意されています。チェアと同じ色で選択できるオットマンがあれば、プライベート空間で存分にリラックスをしていただくのに最適な組み合わせとなるでしょう。 世界で愛されるイタリア家具のトップブランドとイタリアを代表する重鎮デザイナーの、長年の協業から生み出された贅沢で新しい解釈をこの椅子でお楽しみください。どこから見ても丁寧な仕事と美しさが感じられ、ゆとりのある『423 CAB LOUNGE』チェアの座り心地は、オフィスや住宅でのプライベート空間に優雅で最高のくつろぎをもたらしてくれます。

イタリアの誇る多才な重鎮デザイナー、マリオ・ベリーニ

マリオ・ベリーニ(Mario Bellini /1935〜)

1935年にミラノ(イタリア)で生まれる。ミラノ工科大学で建築を学んだ後、デザイナーとしてのキャリアを開始。1963年にタイプライターで有名なオリベッティ社の顧問デザイナーを務めてから、徐々にその才能が世界中に知られるようになる。家具デザインではカッシーナやポルトローナフラウなどの一流ブランドから、ヤマハのオーディオ製品、アルコの照明、ルノーやフィアットなどの自動車メーカーとの協業など、幅広い分野でその多才ぶりを如何なく発揮する。

さらに、デザイン界でも最高栄誉賞の一つでもあるコンパッソ・ドーロは、実に8回の受賞。ニューヨーク近代美術館(MoMA)のパーマネントコレクションには、25もの作品が選ばれている。80年代以降は建築に重点を置いており、1986〜91年までは建築・デザインの有名誌「ドムス」の編集長を務めるなど、活躍の場をさらに広げている。1991年よりはRDI王室工業デザイナーとして、これまで世界中で数え切れないほどのアート、デザイン、建築の展覧会のデザインを手掛ける。

ベリーニは「機能性重視」のデザイン哲学を持ち、人間の身体や動作、環境に対する配慮を重視しながら、美しさと機能性を融合させるデザインを追求してきた。そのデザインは特徴的でありながら細部への配慮がなされ、常に先進的で革新的な要素が取り入れられている。

B&B Italia(B&B イタリア)Camaleonda sofa

デザインとテクノロジーが融合した家具を生み出す、イタリアンモダンファニチャーのトップブランド「B&B Italia(B&B イタリア)」

「B&B Italia(B&B イタリア)」は1966年にピエロ・ブスネリが創業した、イタリアの家具ブランドです。
B&B Italia(B&B イタリア)の歴史は、モールドポリウレタンを家具の製造に採用したことから始まります。
ブスネリが目指したのは熟練工による伝統的な家具づくりではなく、近代化した工場で安定的に高品質の家具を製造することでした。
ある日、ブスネリはロンドンの見本市で偶然見かけた発泡成形する新素材、モールドポリウレタンを家具の製造に取り入れることを思いつきます。
最先端の素材を用いた家具を製造するためには莫大な設備投資が必要となるため、ブスネリはカッシーナ社を創業したチェザーレ・カッシーナに出資を持ち掛けます。
カッシーナはブスネリの提案に乗り、互いの頭文字をとった「C&B ITALIA」という現在のB&B ITALIAの前身となる会社が誕生しました。
C&B ITALIAにはマリオ・ベリーニやトピア・スカルパといったトップデザイナーがかかわり、モールドポリウレタンの魅力を活かした斬新なデザインのソファを発表します。
世界で初めてモールドポリウレタンの一体成型に成功したことにより、ウレタンを主素材にしたソファは世界中から注目を浴び、家具の歴史を大きく変えました。
1973年にC&B ITALIAはカッシーナ社から独立し、B&B Italia(B&B イタリア)に社名を変更します。
B&B Italia(B&B イタリア)は「デザインとテクノロジーの融合」をコンセプトに掲げ、マリオ・ベリーニやガエターノ・ペッシェ、深澤直人をはじめとした世界的な建築家やデザイナーとのコラボレーションをおこない、優れたデザイン性と最新のテクノロジーを駆使した家具を展開。
イタリアンモダンファニチャーの世界的ブランドとしての地位を確立しました。

その妥協を許さないパイオニア精神と作品のすばらしさが高く評価され、B&B Italia(B&B イタリア)は世界でもっとも権威のある国際的な工業デザイン賞「コンパッソ・ドーロ賞」を5度も受賞しています。

暮らしの変化に寄り添う自由なソファ「Camaleonda(カマレオンダ)」

Camaleondaはイタリアの建築家でありデザイナーのマリオ・ベリーニによって、1970年に発表されたユニットソファです。
1970年~1979年まで B&B Italiaから販売され、時代を代表するソファとして人気を博すも販売終了に。
その後、長らく希少性の高い憧れのビンテージソファとして定義されていましたが、2020年に同ブランドから復刻を果たし再びインテリアの表舞台に登場しました。
Camaleondaという名称は環境に合わせて体色を変える特性をもつ「カメレオン(イタリア語ではカマレオンテ)」と、海と砂漠の曲線を示す波「オンダ」という2つの単語を組み合わせた造語です。
カメレオンや波が常に変化してその姿を変えるように、「ユニットの組み合わせ次第で形状も機能も自由に変えられるソファ」という意図が込められています。

ユニットを組み合わせて無限のレイアウトを楽しめる

Camaleonda最大の特徴は、本体に取り付けられたケーブルとフックを付け外しすることでユニットを自由に組み合わせられることです。
Camaleondaのユニットは正方形のシートを基本として、アームレストが付いたものやバックレストが付いたものなど多彩な形状をラインナップしています。
個別で使うことはもちろん、複数のユニットを連結させてコの字やL字に組むことも可能です。
各ユニットはフックでしっかりと固定できるため、使用中にズレたり連結部分に隙間が空いたりする心配もありません。
さらにユニットと同様に、アームレストやバックレストの位置も自由に変えることができます。
固定されたカタチに制限されないため引越しやリフォームで間取りが変わったり、レイアウトチェンジが必要になったりした場合にも柔軟に対応できます。 空間の広さやライフスタイルの変化に合わせて、無限のレイアウトを楽しめる自由度の高さがCamaleondaの魅力です。

オリジナルを踏襲した不変のデザイン

復刻したCamaleondaは、オリジナルの外見や寸法を忠実に踏襲して再構成されました。
ふくよかな量感としなやかなカーブ、クラシカルなボタン留めが織りなす洗練された佇まいは、誕生から50年以上の歳月が経過した現代のインテリアにも違和感なくなじみます。
Camaleondaの張地は、ユニットごとに選択可能です。
張地の色や素材、ユニットの組み合わせ次第でシャープな空間には柔らかさを加え、ナチュラルな空間にはスタイリッシュさを演出できます。 インテリアイメージにとらわれない空間演出が得意なCamaleondaは、まさに変幻自在を体現した稀有なソファです。

心地よさを追求した絶妙なサイズ感

96cm×96cmのシート幅に合わせて、アームレストやバックレストにもCamaleonda開発当時の雛型がそのまま使用されています。
アームレストは肘置きとしてはもちろん、腰当てや枕としても活躍します。
別途クッションを用意しなくても心地よく寛げるため、シート上を常にスッキリと保てます。
バックレストの高さは67cm。
頭や体を心地よく預けられる安定感がありつつも圧迫感がなく、日本の住空間に穏やかに溶け込みます。
また座面高は40cmと両足が楽に地面につき、立ち座りしやすいちょうど良い高さです。
足腰への負担を軽減したい方や、ソファに座って作業することが多い方にも使いやすいでしょう。
椅子のように腰掛けたり、シートに胡坐をかいたり、ベッドのように横になったり、シーンに応じた寛ぎを得られます。

地球環境に配慮しサステナブル素材を積極的に使用

外見を変えない一方、Camaleondaに使用する素材や内部構造は現代の価値観に合わせて見直されました。
ソファ内部はリサイクルされた素材とリサイクル可能な素材とで構成され、カバーは100%ペットボトル再生繊維を使用。
脚部は船が安全に航行する際の目印に使われている、「ブリッコレ」という木製の柱を再利用して作られています。 サステナブルな素材を積極的に使用することで、地球環境への持続可能性と循環性を追求しています。

快適な座り心地とリサイクル性を両立

シートは密度と硬さの異なるポリウレタンを層状に組み合わせて成形することで、オリジナルよりも快適な座り心地にアップグレードされました。
ポリウレタンと空気の層による絶妙な弾力が体圧を分散し、硬すぎず柔らかすぎない極上の座り心地を実現しています。
層構造を採用したことにより、ソファとしての役目を終えると簡単に分解してリサイクルできるというメリットも備えています。
変化し続けるライフスタイルに寄り添い、地球環境保護にも貢献できるCamaleondaは、上質な家具を長く使いたい方やエコ意識の高い方にもご満足いただけるソファです。

イタリアの誇る多才な重鎮デザイナー、マリオ・ベリーニ

マリオ・ベリーニ(Mario Bellini /1935〜)

1935年にミラノ(イタリア)で生まれる。ミラノ工科大学で建築を学んだ後、デザイナーとしてのキャリアを開始。1963年にタイプライターで有名なオリベッティ社の顧問デザイナーを務めてから、徐々にその才能が世界中に知られるようになる。家具デザインではカッシーナやポルトローナフラウなどの一流ブランドから、ヤマハのオーディオ製品、アルコの照明、ルノーやフィアットなどの自動車メーカーとの協業など、幅広い分野でその多才ぶりを如何なく発揮する。

さらに、デザイン界でも最高栄誉賞の一つでもあるコンパッソ・ドーロは、実に8回の受賞。ニューヨーク近代美術館(MoMA)のパーマネントコレクションには、25もの作品が選ばれている。80年代以降は建築に重点を置いており、1986〜91年までは建築・デザインの有名誌「ドムス」の編集長を務めるなど、活躍の場をさらに広げている。1991年よりはRDI王室工業デザイナーとして、これまで世界中で数え切れないほどのアート、デザイン、建築の展覧会のデザインを手掛ける。

ベリーニは「機能性重視」のデザイン哲学を持ち、人間の身体や動作、環境に対する配慮を重視しながら、美しさと機能性を融合させるデザインを追求してきた。そのデザインは特徴的でありながら細部への配慮がなされ、常に先進的で革新的な要素が取り入れられている。

カッテラン(Cattelan Italia)GORDON Keramik

芸術品のような家具を生み出す「Cattelan Italia(カッテランイタリア)」

イタリアは数多くの有名ブランドを生み出している国であり、世界に名だたるファニチャーブランドの故郷となっている国でもあります。

そんなイタリアで生まれた「Cattelan italia(カッテランイタリア)」の特徴と、同社が生み出した「PREMIER Wood Drive(プレミアウッドドライブテーブル)」の魅力について解説していきます。

創業後わずか35年足らずで急成長したファニチャーブランド「Cattelan Italia(カッテランイタリア)」

「Cattelan Italia(カッテランイタリア。カッテラン・イタリアとも。以下では「カッテランイタリア」のカタカナ表記に統一する)」は、名前からも分かる通り、イタリアで生まれたファニチャーブランドです。

カッテランイタリアは1979年に起ち上げられたブランドで、その歴史は、決して長くはありません。

ただその短い歴史のなかで、カッテランイタリアの名前は広く知れ渡るようになりました。
現在では150か国を超える国で同社の商品が扱われており、ディーラーの数も350件を超えているとされています。
技術力とデザイン力を背景に急成長してきたカッテランイタリアは、今やイタリアのファニチャーブランドを代表する存在となっています。

このカッテランイタリアを生み出したのは、ジョルジオとシルビアの2人です。
彼らは夫婦であり、元々は輸出業者として大理石のテーブルを取り扱っていました。
なお、夫のジョルジオ・カッテランは、大工の末の子どもとしてこの世に生を受けています。

カッテランイタリアは、夫婦が元の職業であった「大理石のテーブルの輸出業者」として培った経験を背景として成長していきます。
特に創業当初のカッテランイタリアにおいては、この「大理石」が取り扱い素材の中心となっていました。
しかし徐々にクリスタルも材質として扱うようになり、2000年代に入るとソファなどを扱う会社を吸収、2010年にはモダンデザインのブランドを扱う企業に変わっていきます。
「大工の息子」「大理石の輸出業者」によって起ち上げられたカッテランイタリアは、幾度かの変革を経て、現在では押しも押されもせぬ有名家具ブランドとなりました。

「彫刻のように美しい」と評されるモダンデザイン家具の巨匠、カッテランイタリア

カッテランイタリアは大理石を使った家具でその名前を世に知らしめましたが、同時に「ケラミック(セラミック)」の大御所としても知られています。
かれらはケラミック(セラミック)天板の開拓者ともいえるべき存在であり、高品質なケラミック(セラミック)を打ち出しています。
なお、カッテランイタリアのケラミック(セラミック)は、すべてオリジナル品です。
カッテランイタリアのためだけに作り出されるケラミック(セラミック)は、常に彼らの家具を特別なものとします。

カッテランイタリアの家具の特徴についてもみていきましょう。

上でも軽く述べましたが、カッテランイタリアはモダンなデザインを全面に押し出した家具を作り上げるファニチャーブランドです。
前衛的で、先進的で、現代的で、思い切ったデザインをリリースするのがカッテランイタリアの特徴であり、「カッテランイタリアだけが作り上げられる家具」を発表しています。
大理石や木などのように「よく知られた」材質を使うだけでなく、金属や革、ガラスなども勇敢に家具に取り入れていきます。
異素材同士を組み合わせているにも関わらず、これらを融合させて高いレベルのデザイン性を誇る家具に仕上げられているのがカッテランイタリアの家具なのです。

都会的な美しさと現代的なフォルム、独創的でクールなライン、しかし意外なほどに堅実な実用性を持つカッテランイタリアの家具は、数多くの有名な賞を獲得してきました。

後で詳しく触れますが、カッテランイタリアの作り出す家具は、彫刻のような美しさを持ちます。
特にカッテランイタリアの作り出すテーブルの脚は、非常に特徴的です。
モダンアートとしての風格すら持ち合わせるその姿に、多くの人が魅了されてきました。

カッテランイタリアは、ほかのファニチャーブランドがそうであるように、数多くの著名な建築家やデザイナーとともに発展してきた企業であります。
そして数多くの幅広いジャンル展開を成しえてきたブランドでもあります。
カッテランイタリアの製品といえばやはり「テーブル」が有名ですが、それ以外にも、ソファやベッド、ワゴン、本棚、はては鏡や照明器具にいたるまで取り扱っています。
カッテランイタリアの家具の場合、違うジャンルのものであっても違和感なく組み合わせることができます。
より正確に言うのであれば、「違うジャンルの家具同士を組み合わせることで、さらなる相乗効果が見込めるのがカッテランイタリアの家具の特徴である」とまで言えるでしょう。
そのため、部屋中の家具をカッテランイタリアのもので統一するという楽しみ方もできます。

カッテランイタリアの「ケラミック」について

Catalan Italia(カッテランイタリア。以下、特筆するべき事情がない限りはカタカナ表記に統一する)は、1979年に設立したブランドです。その名前からも分かるようにイタリアを生まれ故郷とするファニチャーブランドであり、創立者はジョルジオ・カッテランと、その妻シルビア・カッテランです。

カッテランイタリアのもっとも大きな特徴は、ケラミック(日本語では「セラミック」と表記される)です。カッテランイタリアは創業以来大理石の取り扱いを得意としていましたが、その技術をセラミックの加工にも生かしました。

なおケラミックはその特性として、非常に高い耐久性を誇ります。また、汚れにも強く、一般家庭でも使いやすい素材です。カッテランイタリアはケラミックを使ったテーブル天板の開拓者としてその名前をファニチャーブランド業界に刻んでいますが、彼らの作り出すケラミックは、開拓者らしい個性とパイオニア精神にあふれています。彼らのリリースするケラミックはすべてカッテランイタリアのオリジナル製品なのです。

カッテランイタリアは非常にモダンで現代的な風合いの家具を得意としています。当然、彼らが作り出す「カッテランイタリア オリジナルのケラミック」もまた、モダニズムの精神を持っています。カッテランイタリアのケラミックの天板は、いずれもトラディッショナルなデザインとは異なり、非常に特殊で、現在的なデザインをとっています。

もっともカッテランイタリアは、天然石のことも決して否定はしていません。天然石には素材のすばらしさがあると評していて、ケラミックと同様、大理石の価値も非常に高く評価しています。実際、カッテランイタリアの作品には大理石を用いたものも多くあります。

カッテランイタリアのケラミック技術を生かした「ゴードン・ケラミック」

「カッテランイタリアのケラミックは、カッテランイタリアにおいてもっとも重要な要素のうちのひとつであること」はすでに述べましたが、その「カッテランイタリアのケラミック」を使った名作として、GORDON Keramik(ゴードン・ケラミック。以下、特筆するべき事情がない限りはカタカナ表記に統一する)が挙げられます。

ゴードン・ケラミックは、その名前の通り、ケラミックを使ったテーブルです。

ゴードン・ケラミックを要するこのシリーズでは、幾何学的なラインを交差させて作り上げたテーブルです。このラインは見る人に、「不規則的である」「秩序立っていない」という印象をしばしばもたらします。しかし注意深く見ていくと、このラインが実に計算高く緻密に配されていることがわかるはずです。人が美しいと感じる左右対称のラインを描き出しているテーブルのその脚は、非常にモダンで、鮮やかです。

ゴードンシリーズは、
・ガラス天板
・ウッド天板
・ケラミック天板
の3つの種類があります。そのなかでもガラス天板はもっともよくテーブルの脚の美しさを味わえるものであるとされています。また、ウッド天板は、その天然の素材ゆえの独特の素材感が楽しめるでしょう。

それでは、ケラミック天板の場合はどうでしょうか。

すでに述べた通り、ケラミックは非常に高い耐久性と、汚れに強いという特性を誇ります。また、熱にも強いという性質を持っています。

ゴードンシリーズのテーブルはダイニングテーブルとしての性格を持っていますが、ダイニングテーブルはとかくいろいろなものが置かれがちな場所です。そのようなダイニングテーブルを、この「耐久性があり」「汚れに強く」「熱の影響も受けにくい」ケラミックで作ることには大きな意味があります。「毎日使うものだし、熱いものをうっかり置いてしまうこともあるだろうから、丈夫で手入れしやすいテーブルが良い」と考えている人にとっては、ゴードン・ケラミックは心強い味方となるでしょう。

「モダニズム」を表すゴードン・ケラミック

ゴードン・ケラミックの魅力は、ケラミックの強さだけにあるのではありません。

カッテランイタリアのケラミックは、その強さとともに、鮮やかな美しさを示すものでもあります。このゴードン・ケラミックも例にもれず、実用性の高さとともに、唯一無二の美しさを作り出しています。

非常に現代的でモダンな要素を持つゴードン・ケラミックは、見る者の目をしっかりとひきつけます。カッテランイタリアだからこそ生み出し得る独創的なレッグと、技術の粋をこらして作られたケラミックの天板は、見る人に強い印象を残します。

ただ、カッテランイタリアでは、「カッテランイタリアの家具は、単品で考えるのではなく、照明や鏡、収納家具までを合わせて、トータルコーディネートを意識して作る」というスタンスを取っています。

そのため、モダニズムを鮮やかに表現するゴードン・ケラミックもまた、合わせる家具や照明などを変えることで、また新しい表情が生まれでると考えられます。ただ、どのように組み合わせても、「家具の彫刻」とまで評されるカッテランイタリアのテーブル(ゴードン・ケラミック)の美しさは、損なわれることはないでしょう。

創立者、ジョルジオ・カッテランは名デザイナーでもあった

「有名なファニチャーブランドの、有名な作品」というと、「提携している有名デザイナーなどが、デザインを手がけたものだ」と考える人も多いのではないでしょうか。
しかしゴードン・ケラミックの場合は違います。
ゴードン・ケラミックは、カッテランの創立者であるジョルジオ・カッテラン本人によって作り上げられたものなのです。

大工を親に持つ7人兄弟の末っ子であった彼は、1979年に「カッテラン」を興します。彼は経営者としてだけでなく、デザイナーとして極めて優秀な人物であり、ゴードン・ケラミック以外にもさまざまな作品を手掛けています。彼が手掛けた家具のなかで特に有名なのは「エリオット・ドライブ」と呼ばれるテーブルで、Xの形に組み合わせた脚が得意に有名です。

彼の作り出す家具は、非常に現代的で、スタイリッシュで、革新的です。創立したのは今から45年ほども前ですが、その家具のデザインは現在でも色あせることなく多くの人に愛されています。もちろん、ゴードン・ケラミックもその例にもれません。

deSede(デセデ) DS-102ソファ

常に最高級、最も華麗な革張りソファの代表格de Sede

世界有数の高級ソファブランドであるde Sede(以下、デセデ)の名声は、1965年にドイツ国境に近いスイス南部のクリングナウで、馬の鞍を作る小さな工房から始まりました。馬具を扱うことで世界でも最高品質の本革素材を生み出す能力が養われた上に、一切の妥協を許さない職人の確かな技術力で、やがてスイス国内のみならず世界をリードするトップブランドとしての地位を確立します。

デセデのソファに一度座れば、素材感、機能性、デザインがいずれも最高級なレベルにあることを感じさせてくれます。デセデのソファの快適性は、まるでロールスロイスに乗っているかのような極上の座り心地と賞され、セレブリティへの人気も高く、世界各国でステータスシンボルとして高い支持を集めています。一方、デザインにおいても短期的なトレンドを追わず、未来においても失われない感覚を大事に「一生使えるソファ」を世に送り出し続けているのです。

また、デセデは天然素材を用いて耐久性のあるソファを作り上げ、長期的に自然を保護するだけでなく、環境や伝統的な職人技を保護することにも熱心な企業です。革張りソファのトップブランドとして広範な専門知識を持ち、使用する材料だけでなく環境配慮についても重視し、持続可能な家具の生産と経営を実践しています。

そんなデセデが打ち出しているのが、「DS-102ソファ」です。

デセデらしい最高品質の革張りが楽しめる「DS-102ソファ」

「DS-102ソファ」は、deSede(デセデ。以下、特筆すべき理由がない限りはカタカナ表記で統一)というファニチャーブランドが打ち出している美しい革張りのソファです。

DS-102ソファのことを知るためには、まずは「デセデとはどういうブランドか」について知らなければなりません。デセデは、ドイツに程近いスイスの川沿いの町で生まれた工房です。このデセデはもともとは、馬の鞍を手掛けているメーカーでした。しかし時代の移り変わりのなかで、彼らはファニチャーブランドへとシフトしていき、またそのファニチャーブランドの業界で高い評価を得るようになります。

デセデが、世界中のセレブに愛されるブランドへと成長した理由は、彼らの作り出す「革」にあります。彼らの作り出す家具に使われている革は、世界でも屈指のものといわれるほどに品質が高く、またそれを扱う職人の腕も卓抜したものです。最高級の素材と最高級の技術を掛け合わせて唯一無二の革の家具を作り上げることで、デセデはその名を不動のものとしました。

DS-102ソファは、デセデらしい非常に品質の高い革で作られたソファです。その手触りはあくまで柔らかく、人の体をしっかり包み込みます。

このDS-102ソファを讃える言葉として、「リビングのなかの島」という表現があります。リビングという広い海のような空間に置かれたDS-102ソファは、人がゆったりと体を横たえることのできる島のようなものだと、デセデは語っています。応接間としての役目を持つリビングにおいて、そこに座る人に快適さを与えるDS-102ソファは、人の緊張を解きほぐしてくれるものだといえます。

こだわりの「編み上げ」、レカミエソファとしての役割も持つ

ここからは、DS-102ソファのデザインに注目していきましょう。

DS-102ソファを一目見た人は、その特徴的な×印の編み上げ模様に目を惹きつけられるはずです。DS-102ソファのデザイナーであるマティアス・ホフマン(詳しくは後述します)はディティールにこだわるデザイナーであると評されていますが、この丁寧に編み上げられた×印の細い革は、非常に彼らしい細工だといえます。

デセデは、最高級品の革を打ち出すブランドであると同時に、独創的なデザインの家具をリリースするファニチャーブランドとしても知られています。この×印の模様は、マティアス・ホフマンらしいデザインであると同時に、デセデらしいデザインであるともいえます。DS-102ソファは、この×印に編み上げられた革によって「一般的な革張りのソファ」と一線を画すものに仕立て上げられているのです。また同時にこの細工は、DS-102ソファに非常に現代的なカラーと個性をもたらしています。

さてこのDS-102ソファは、「レカミエソファ」としての性質も持っています。「レカミエソファ」とは、座面の両端に背もたれを作りつけたかたちのソファをいいます。

この「レカミエソファ」の歴史は、大英帝国時代にまでさかのぼります。この時代に、絶世の美女と謳われ、多くの芸術家のミューズとなった「ジュリエット・レカミエ」という女性がいました。画家のうちの一人が、この「座面の両端に背もたれをつくりつけたかたちのソファ」に彼女が座っている絵を描き出したことから、このようなイスが「レカミエソファ」と呼ばれるようになりました。 レカミエソファは、体全身を横たえて利用できるという特徴を持っています。また、非常に優美で上品な雰囲気を作り出すことに長けているイスです。DS-102ソファもこのレカミエソファの特徴を引き継いだイスであり、「穏やかな気持ちでリラックスしてくつろげる場所」としての性質と、「エレガントで美しい印象を持つインテリアとしての要素」としての性質の両方を持ち合わせています。

16色からなるDS-102ソファ、サイズもいろいろ

DS-102ソファのカラーリングやサイズについても見ていきましょう。
DS-102ソファは、全16色とカラーバリエーションが非常に豊富です。自分の好みやリビングの雰囲気に合わせて色を選び分けることが可能で、「選ぶ楽しさ」があります。
また、サイズも6サイズで展開しています。普段使う人の数や、来客の頻度や人数、あるいはリビングの広さなどによって選び分けていくとよいでしょう。
どのカラーバリエーション、どのサイズであっても、DS-102ソファの特徴である「編み上げ」はしっかり採用されています。

ドイツの大御所デザイナー「マティアス・ホフマン(Mathias Hoffmann

最後に、このDS-102ソファを手掛けているデザイナー、「マティアス・ホフマン」について取り上げていきます。
マティアス・ホフマンは、ドイツで生まれたデザイナーです。
彼の親もまた、テキスタイルデザイナーでした。
そのような環境下で育った彼もまた、デザイナーとしての道を歩み始めます。

彼はデセデのデザイナーとしてDS-102を手がけましたが、その名前は「ロルフベンツのデザイナー」としての方が知られているかもしれません。1971年にこのロルフベンツのジュニアデザイナーとして採用された彼は、その後35年近くも愛されることになる不朽の1シーターソファ「6500」を生み出します。この6500は非常に長く多くの人に親しまれています。

マティアス・ホフマンは、細部にこだわるデザイナーとして知られています。DS-102の編み上げ模様からも分かるように、彼の作り出す作品は常に細部にまで妥協なく作られています。また、それぞれの家具に適した素材を選ぶ抜く目に長けていて、この目こそがマティアス・ホフマンをマティアス・ホフマン足らしめていると評価されています。

革新的な家具・革新的なデザインを生み出すマティアス・ホフマンは、今も多くの人の羨望の的となる家具を手掛けていきました。その手が生み出した数多くのすばらしいデザインは、今も色あせることなく、多くの人を魅了し続けています。

deSede(デセデ)DS-164ソファ

常に最高級、最も華麗な革張りソファの代表格de Sede

世界有数の高級ソファブランドであるde Sede(以下、デセデ)の名声は、1965年にドイツ国境に近いスイス南部のクリングナウで、馬の鞍を作る小さな工房から始まりました。馬具を扱うことで世界でも最高品質の本革素材を生み出す能力が養われた上に、一切の妥協を許さない職人の確かな技術力で、やがてスイス国内のみならず世界をリードするトップブランドとしての地位を確立します。

デセデのソファに一度座れば、素材感、機能性、デザインがいずれも最高級なレベルにあることを感じさせてくれます。デセデのソファの快適性は、まるでロールスロイスに乗っているかのような極上の座り心地と賞され、セレブリティへの人気も高く、世界各国でステータスシンボルとして高い支持を集めています。一方、デザインにおいても短期的なトレンドを追わず、未来においても失われない感覚を大事に「一生使えるソファ」を世に送り出し続けているのです。

また、デセデは天然素材を用いて耐久性のあるソファを作り上げ、長期的に自然を保護するだけでなく、環境や伝統的な職人技を保護することにも熱心な企業です。革張りソファのトップブランドとして広範な専門知識を持ち、使用する材料だけでなく環境配慮についても重視し、持続可能な家具の生産と経営を実践しています。

今回は、デセデの中でも独自の構造で多様なレイアウトを可能にし、広いリビング空間に他にはない美しさをもたらす『DS-164』ソファを紹介します。住宅のみならず、スイス5つ星のホテルから高級ヨットのインテリアとしても使われる、デセデのブランド力を存分に堪能できる逸品です。

他にはない極上のリビング空間を演出するなら『DS-164』ソファ

いずれも世界最高レベルにある素材感、機能性、デザインから生まれた『DS-164』ソファ。高級ソファのトップブランドであるデセデの革新的な機能性と、デザイナーであるフーゴ・デ・ロイター(オランダ)の遊び心あるアプローチを組み合わせは、広い空間の中でも印象的な存在感を放ちます。

ロイターは「家具は第3の皮膚である」というデザイン哲学の持ち主であり、『DS-164』ソファにも外観の上品な美しさからは想像できない機能性の数々が注ぎ込まれています。

このソファは、広々した自宅リビングで日常のストレスから解放されたり、別荘で暖炉を囲んで外の風景を眺めたり、スイスの五つ星のホテルのラウンジスペースに用いられたりと、どんな空間でも優雅なレイアウトが可能です。

自転車のチェーンから着想された2つある背もたれは、押すだけで360°回転させることができ、『DS-164』ソファには前後のデザインの区別がありません。全体的に自然からインスピレーションを得た彫刻のようなフォルムで、直線的な規則性がないことから遊び心を引き立ててくれます。

オープンソファから上品なシェーズロングに変え、一人でリラックスして読書や映画鑑賞に没頭する。パートナーと一緒にくつろぐ時には隣り合わせで座るだけでなく、お互いの顔を見ることや感じることができる向かい合うデザインにもなる。小さな巣のようになっているので、子どもたちに楽しい物語を読んであげるスペースとして使う。

同じソファなのに背もたれの位置一つで、空間の使い方を生活シーンに合わせて変えることができるのです。

また、座面は密度の異なる高品質ウレタンフォームの多層構造で、あらゆる利用シーンを想定してデセデの革新技術が導入されています。座面の縁のパーツは硬めで、座面中央と背もたれは体が沈み込み過ぎない程良い硬さが感じられます。さらに、座面の表面が少し柔らかく弾力があるので、仮眠を取る際にもとても楽な姿勢を保つことができます。

サイズは用途や空間大きさに合わせて、1人掛け(W90*背もたれは固定)、3人掛け(W225) そしてカウチタイプ(W250)からお選びいただけます。

『DS-164』ソファの醍醐味は、その前衛的なデザインと極上の快適性だけではありません。

デセデの真骨頂である、贅沢に使用された高級本革の美しさが有機的なフォルムを包み込み、ソファをまるでオブジェかのような完成度に高めています。

デセデは柔らかく肌触りの良い本革で、丈夫でコシがあり耐久性のある最高級の素材のみを厳選して作られています。元々、馬具製作が出発点であるため豊富な専門知識を有しており、最適な環境で育てられた牛革を主な原料としなめし加工をしています。シミや傷、虫刺されのない、一流の家具を作るのに適したごく一部の革だけを選んで、熟練の職人技術で染色し仕上げているのです。

高級本革の張地についてはデセデの誇る豊富なバリエーションより、インテリアに合わせて下記の3つのシリーズからお選びいただけます。

・LIVING:ライトな顔料で軽くエンボス加工された木目のような粒状の模様。落ち着きのある色合いで耐久性に優れ、湿気やシミ、光の影響を受けにくいイージーケア仕上げ。

・SELECT:なめした後に特殊な染色で仕上げ、自然のオーラを保ちつつ保護性能も高めている。使い込むほどに艶を増し、経年変化で愛着が増す。

・COLORAL:鮮やかな発色を持つものや流行色から、新しいニュアンスのクラシックカラー、難解なテイストまで。ソファのイメージを、色彩で変えられる。

最高級の本革の張地はいずれもソファの曲線に沿って美しいステッチで張り込まれ、脚部の仕上げと併せてコーディネートをお楽しみいただけます。

2003年の登場時に「スイスの家具に新たな1ページが刻まれた」と表現されたほど、他の追随を許さない個性を持つ『DS-164』ソファ。その独自性のある華麗なデザインは、本物志向の強いオーナーのインテリアをより上質なものに導くだけでなく、優雅にリラックスするための革新的な技術が詰め込まれたソファの最高傑作として、今もなお君臨し続けています。

デザイナーHugo de Ruiter(フーゴ・デ・ロイター

フーゴ・デ・ロイター(Hugo de Ruiter /1959〜)

1959年にオランダで生まれる。
ロッテルダムで家具製作を始め、デザイン学校で3Dデザインを学ぶ。
オランダの家具メーカーLeolux社に入社後、商品デザインやデザイン開発のためのディレクションで手腕を発揮。

2000年に自身のデザイン事務所を開設し、デセデをはじめ数多くの国際的な家具ブランドとの協業を行う。

「家具は第3の皮膚である」という哲学の持ち主で、良い衣服と同じように、家具も自分にぴったりとフィットするものでなければならないと考える。自然、芸術、建築、テクノロジーからインスピレーションを受けたデザインで、美しさと耐久性を重視し、協業ブランドとの革新的で持続可能な取り組みを次々と発表している。

カッシーナ(Cassina) 557 Sengu Low Table

Cassina(カッシーナ)は、今から100年ほど前に生まれたイタリアの家具ブランドです

Cassina(カッシーナ)は、1927年、今から100年ほど前に、イタリアのメダで生まれた会社です。
なおメダは、ミラノにあります。
1927年は、第一次世界大戦が終わってから7年ほど経った年です。
それまでは「職人が作るもの」であった家具は、このくらいの年から、「産業として作っていくもの」に変わっていきます。
その時代の変化のなかで、Cassina(カッシーナ)は誕生しました。
イタリアのいち家具ブランドであったCassina(カッシーナ)は、その成長の過程で、数多くの外部デザイナーや外部建築家とコラボレーションを始めるようになります。
なお、最初にコラボしたデザイナーは、フランコ・アルビニです。彼とともに作り出したチェアは、今なお、Cassina(カッシーナ)を語るうえで欠かすことのできない一品とされています。
その後Cassina(カッシーナ)は、豪華客船の内装を手掛けるなどして、徐々にその名声を上げていくことになります。
1964年からは「巨匠らのコレクション」を打ち出し、ル・コルビジェをはじめとする有名な建築家のデザインを復興させました。
彼らの挑戦は収まることなく、その後にも数多くの製品を誕生させます。
時に彼らの作り出した家具は人々に喜びを与え、時にそれを作り出す職人の誇りとなり、そして時には芸術品として美術館に収められることとなります。
Cassina(カッシーナ)には数多くのラインがあるため、「これこそがカッシーナの特徴だ! これのみがカッシーナの特徴だ!」と言い切るのは難しいでしょう。
ただ、全体の方向性として、Cassina(カッシーナ)はいわゆる「イタリアンモダン」を得意としている、とはいえるでしょう。
常に革新的で最先端で、驚きと創造性にあふれる作品を作っています。
しかしその土台はぶれることがなく、モダンでありながらも安心感を与えるような安定感を持っているブランドです。

高いデザイン性と独創性を両立するリビングテーブル 557 Sengu Low Table

557 Sengu Low Table(セングウローテーブル)は、カッシーナのアートディレクターを務めるパトリシア・ウルキオラがデザインしたSENGU(セングウ)コレクションの一つです。
SENGUコレクションは神社の永続的な造替の儀式、「遷宮」からインスピレーションを得て誕生しました。
建設と再建を繰り返す遷宮を目指してデザインされたSENGUコレクションの特徴は、さまざまな素材やフォルムを巧みに組み合わせてスタイルを構成していることです。
セングウローテーブルは木と大理石による異素材美や、直線と曲線が織りなす造形美を堪能できるリビングテーブルです。
円形の天板と大理石の円柱ベース、直線的な脚部で構成され、人の目を惹きつける抜群の存在感があります。
角度によって見え方が大きく変わり、視界に入るたび新しい発見がある、計算し尽くされた高いデザイン性が魅力です。

スペースに応じて多彩なレイアウトを楽しめる3種類のサイズ展開

セングウローテーブルはφ500×H510・φ650×H410・φ900×H310の3サイズで展開され、ソファの大きさや設置するスペースの広さに合ったものを選択できます。
丸みのあるフォルムと天板が宙に浮いているかのような軽やかな構成により、最大サイズの900mmでも圧迫感がなく柔らかな印象を演出します。
φ500×H510はリビングテーブルのほか、サイドテーブルとしても使いやすいサイズです。
ソファやベッドの横に設置すれば飲み物を置いたり、読みかけの本を置いたりできるためくつろぎの時間がさらに充実します。
また、φ650×H410とφ900×H310はリビングテーブルとしては低めの高さ設定により、座面が低いローソファや床座でも快適に使用できます。
いずれも日本の住宅と親和性の高いサイズ感で、単独で使用したり複数台を組み合わせたり多彩なレイアウトをお楽しみいただけます。

天板サイズや高さの違いを活かしたユニークな空間演出

セングウローテーブルをサイズ違いでコーディネートすることにより、天板が重なり合った自由度の高いレイアウトができます。
天板の大きさや高さの異なるテーブルをリズミカルに配置することで、抜け感のある空間演出が可能に。
スペースの広さに応じてコンパクトにまとめたり、設置する台数を増やしたり、オリジナリティに富んだインテリアコーディネートを叶えられます。
また、セングウローテーブルの円形天板は見た目のおしゃれさもさることながら、角がないことによりケガのリスクを軽減できるのも大きなメリットです。
目線の低い小さなお子さまや、ペットのいるご家庭でも安心してお使いいただけます。

色や素材をオーダーして理想のセングウローテーブルに

セングウローテーブルは色や素材を自由に組み合わせて、自分好みの1台をオーダーできます。
セングウローテーブルのアイコンである円柱ベースの大理石は、ホワイトカラーラ・ブラックマルキーナ・グレーカルニコの3色から選択できます。
天板と脚部は、オーク材ブラック・オーク材ナチュラル・アメリカンウォールナットをご用意。
さらに、6色のカラー塗装にも対応しています。
色や素材の組み合わせ方によってセングウローテーブルの印象は大きく変わるため、求めるインテリアイメージにマッチした理想のリビングテーブルを実現できます。

名実ともに世界が注目するトップデザイナー
パトリシア・ウルキオラ(Patricia Urquiola / 1961~)

『557 Sengu Low Table』のデザインを手掛けたのは、2015年9月よりCassina(カッシーナ)のアートディレクターを務めるパトリシア・ウルキオラ。1961年にオビエド(スペイン)で生まれ、マドリード工科大学で建築を学ぶ。その後ミラノ工科大学で、イタリアや世界のデザイン界に多大な影響を与えたデザイナーであるアッキレ・カスティリオーニに師事。
彼のアシスタント講師を務める他にも、Cassina(カッシーナ)の家具デザインを多く手掛けるヴィコ・マジストレッティのプロジェクトに参加するなど経験を積み、2001年に自身のスタジオを設立。

彼女のデザインは「空間やモノを人との関係で考える」という基本原則に則って、師事した巨匠からの教えによる常に実験を行う技術的アプローチも反映されている。
独自性のあるデザインは常に注目を浴び、家具デザイン以外にも展示会、アートディレクション、建築の分野でも評価されている。
ELLE DÉCORのデザイナー・オブ・ザ・イヤーなど受賞歴も多く、スペイン国王からは女王勲章を授与するなど、ミラノ(イタリア)を拠点に活躍する世界でもトップレベルの女性デザイナーである。

ClassiCon(クラシコン)BELLサイドテーブル&コーヒーテーブル

「古典と現代風の融合」を目指すClassiCon(クラシコン)

ClassiCon(クラシコン。以下、特別な事情がない限りはカタカナ表記に統一)は比較的新しいファニチャーブランドであり、1990年にドイツのミュンヘンで生まれました。

「クラシコン」という名前はこのブランドの造語であり、“classic(クラッシック/古典)”と“contemporary(コンテンポラリー/現代的)の2つを組み合わせたものです。

「昔からあるものを大切にしながら、新しい家具を生み出していくこと」を掲げたブランドであるクラシコンは、非常に多くのファンを獲得しています。

クラシコンの生み出す家具は、いつも現代的でモダンで、スタイリッシュです。
しかしそのなかに、名前の元となった伝統的な古典主義が組み込まれています。
クラシコンのデザイナーは、クラシコンのポリシーにのっとって、先人たちのデザインに多大な敬意を払いながら、新しいデザインを生み出すことを旨としているのです。

「古典を左の羽に、コンテンポラリーを右の羽に(あるいはその逆に)」と評されるクラシコンの生み出す家具は、常に見る人の目を楽しませます。
モダニズムを追求しながら、そのルーツをどこまでも大切にするクラシコンのリリースする家具は、今後も多くの人に愛されていくことでしょう。

愛らしく、美しく、繊細で、個性的~BELLサイドテーブル&コーヒーテーブルとは

さて、このようなクラシコンが打ち出している商品のひとつとして、「BELLサイドテーブル&コーヒーテーブル(ベル サイドテーブル&コーヒーテーブル。これ以降は『BELLサイドテーブル&コーヒーテーブル』の表記で統一。サイドテーブルとコーヒーテーブルは分けて語られることもあるが、ここでは特段の事情がない限りは並列表記とする)」があります。

BELLサイドテーブル&コーヒーテーブルは、一目見れば忘れられなくなることが約束されている非常に印象的なテーブルです。

BELLサイドテーブル&コーヒーテーブルは、美しいガラスの足と、そこから繋がる真鍮フレームによって成り立っているテーブルです。
“BELL”という名前が象徴するように、脚部分は末広がりのベル型になっています。
ちなみにサイドテーブルの方が脚が細く長くスタイリッシュな雰囲気が強く出ており、コーヒーテーブルの方が脚が太く短くかわいらしい印象に仕上がっています。

職人が作り出す美しいガラスの表面には、時に小さな気泡が宿り、時に小さな凸凹が生じます。
しかしそれさえもひとつの個性となり、BELLサイドテーブル&コーヒーテーブルを輝かせています。

BELLサイドテーブル&コーヒーテーブルの印象を決定づける「脚のガラス部分」は、手吹きの製法によってつくられています。
この技法と木型を使って作り出した脚は、クラシコンの掲げる「古典的、温故知新」の考え方とよくマッチするものだといえるでしょう。

しかしそのように伝統的な技法で作られたBELLサイドテーブル&コーヒーテーブルは、驚くほどに現代的です。
モダンで美しく、時に愛らしさや上品さえ感じさせるこのBELLサイドテーブル&コーヒーテーブルシリーズは、しばしば「彫刻的である」と記されます。

ガラスという素材だけが持つ繊細さや軽さ、そして昔から多くの人に愛されてきたその上品さは、見る者の目を深くひきつけます。
また、「色ガラスで作る」という製法上、カラーバリエーションが非常に豊富なのもBELLサイドテーブル&コーヒーテーブルの特徴です。
灰色や黄色、紫色に緑色……といったように、数多くのカラーバリエーションがBELLサイドテーブル&コーヒーテーブルにはあります。
部屋に合わせて選んでみるのももちろん良いのですが、自分自身の直感や好みに従って選んでみるのもいいかもしれません。
古典的な技法を使い、新しいデザインに仕上げた、上品でエレガントで繊細なガラステーブル「BELLサイドテーブル&コーヒーテーブル」は、非常にクラシコンらしい作品といえるでしょう。

クラシコンと同じドイツ生まれの「セバスチャン・ヘルクナー」

最後に、BELLサイドイテーブル&コーヒーテーブルを作り上げたデザイナー「セバスチャン・ヘルクナー」について紹介していきます。

セバスチャン・ヘルクナーは、クラシコンと同じドイツ生まれの人物です。
クラシコンが生まれる9年前の1981年に生を受けて、オッフェンバッハ・アム・マイン造形大学に進みました。
非常に長い歴史を持つこの大学で、彼は、現在の彼に繋がる色彩感覚や素材への理解を深めていくことになります。
なお彼は大学中に、すでに家具の設計を手掛けています。

セバスチャン・ヘルクナーは卒業後ロンドンに渡り、そこで職を得ます。
しかしそれから間もない2006年に独立、カッペリーニやモローゾ、そして今回取り上げたクラシコンなどと提携し、多くのデザインを打ち出していきます。
またその最中で、世界的に有名なデザイン賞を数多く受賞することになりました。

クラシコンは彼のデザインを愛しましたが、その理由は彼のインテリアデザインに対する向き合い方にもあるのでしょう。
セバスチャン・ヘルクナーは、「現在的で新しいテクノロジーと、古典的で伝統的なデザインを組み合わせて、家具を作り出していく」という姿勢を非常に大切にしています。
大学で彼が「素材」について学んだことはすでに述べた通りですが、彼は素材を非常に多面的なとらえ方をします。
そして、「今までとは異なる使い方はできないか」「既存の概念にとらわれない使い方はないか」と常に模索しています。
ただしこの「既存の概念にとらわれない使い方」は、古典のデザイン性を否定するものではありません。

上品で、ユニークで、自由で、どこかあいきょうのあるセバスチャン・ヘルクナーの作品は、今後も多くの人の耳目を引き付けることでしょう。

DePadova(デパドヴァ)Squaer Traditional

イタリアンモダンインテリアをリードし続ける
de Padova(デパドヴァ) の軌跡

1956年フェルナンドとマッダレーナのデパトヴァ夫妻が、イタリア・ミラノにて北欧の家具とオブジェのセレクトショップを立ち上げたことからDe Padova(デパドヴァ)の歴史は始まります。

De Padovaはイタリアで初めて北欧家具を輸入した企業として名を広め、当時のイタリア家具業界に大きな影響を与えました。
1960年代、デパトヴァ夫妻はスイスへ旅行中にチャールズ・イームスが手掛けたワイヤーチェアと出会い強い感銘を受けます。
個性的で洗練された北欧デザインに魅せられた夫妻はハーマン・ミラーとの数カ月の交渉の末、チャールズ・イームスとジョージ・ネルソンがデザインした製品の製造ライセンスを取得。
ICF  de Padova(デパドヴァ)を設立してイタリア・ヴィモドローネに本社を置き、ハーマン・ミラーのオフィス家具の生産を開始します。

1970年代には、イタリアデザイン界の巨匠ヴィコ・マジストレッティとのコラボレーションがスタート。
ヴィコ・マジストレッティは、長きにわたってde Padova(デパドヴァ)のオフィス家具デザインを手がけ数々の名作を発表しました。
1980年代には、Edizioni DePadova(後のè De Padova)を設立。
アッキレ・カスティリオーニやディーター・ラムスといった、一流デザイナーとの共同制作をおこないます。

1990年代から2000年代にかけては、de Padova(デパドヴァ)にとって大きな転換期となりました。
ピエルルイジ・チェッリ、レンゾ・ピアノ、パトリシア・ウルキオラ、nendo(ねんど)といった世界中のデザイナーやデザイン会社と協力し、革新的なプロダクトを次々と発表します。
2015年にイタリア屈指のキッチンブランドBoffiと合併し、2017年にデンマークの家具ブランドMA/U Studioとパートナーシップを締結。
企業の枠を超えた協力関係を結ぶことで、世界的家具ブランドとしての地位をより強固なものとします。
有名デザイナーやブランドとの多彩なコラボレーションから生み出されるde Padova(デパドヴァ)の家具は、特定の地域や固定されたスタイルにとらわれない革新的なプロダクトを発表し続けています。

スクエアシリーズの幾何学的要素を踏襲したシャープな佇まいSquaer Traditional Sofa

Squaer Traditional Sofa(スクエアトラディショナルソファ)は「Squaer」シリーズの幾何学的な特徴を踏襲し、2017年に発表されたソファです。

「スクエア」という名前が表す通り四角形をイメージしたシャープなフォルムと、サイドクッションのないミニマルなシルエットが特徴です。
シンプルにみえるラインにも並々ならぬこだわりが感じられ、圧倒的な存在感を放ちます。
また、たっぷりとボリュームのあるクッション部と、すっきりと華奢な脚部とのバランスが素晴らしく、浮遊感のある造形が空間をスタイリッシュに演出します。
リラクシーな印象ながら、どこか緊張感のある美しさが反映されたデザインは、流行に左右されることなく愛され続ける洗練された佇まいです。

体をやさしく包み込む上質なクッション

グースダウンを配合したクッショッンは背面にも座面にもしっかりと厚みがあり、座るとゆっくりと沈み込むほどよい柔らかさです。
内部構造や素材にこだわった絶妙なクッション設計により、くつろぎの時間をサポートする包容力の高さが魅力。
たっぷりとした奥行きが深く体を受け止めて、長時間座っても疲れにくい上質な座り心地を実現しています。
リラックスタイムにはもちろん読書やテレビ鑑賞など、ゆったりと体を預けながら究極の快適さを堪能できます。

日本の住まいにも溶け込むゆとりのあるサイズ感

スクエアトラディショナルソファのバックシートの高さは74cmと、日本の住空間にも調和しやすい仕様です。
背面まですっきりと精緻に仕上げられているため、どの角度から見ても美しくレイアウトの可能性が無限に広がります。
リビングルームや寝室といったプライベートスペースにはもちろん、ラウンジやオフィスといったパブリックスペースまで設置する場所を選びません。
サイズ展開は幅194cmの2人掛けと、幅282cmの3人掛けの2サイズです。
どちらも見た目以上にゆとりのあるサイズ感で、お部屋の広さや家族構成、くつろぎ方に合わせてお選びいただけます。

インテリアイメージに合わせて選択できる多彩な張地

スクエアトラディショナルソファは張地の素材やカラーリングによって、あらゆるインテリアテイストにマッチする汎用性の高いソファです。
お部屋のイメージを決める張地は、ファブリックとレザーをご用意しています。

ファブリックはスクエアトラディショナルソファのアイコンであるベルベッドを中心に、多彩な織り地からお選びいただけます。
織り地によって印象や質感が異なるうえカラーラインナップも豊富のため、幅広いインテリアコーディネートをお楽しみいただけます。

またレザーは耐久性に優れ、使い込むほどに色艶や味わいが増していきます。
どっしりとした重厚感や、しなやかで上質な肌触りはレザーならではのもの。
美しいエイジングを楽しみながら、末長く愛用していただけます。

DePadova(デパドヴァ) Albereta

イタリアンモダンインテリアをリードし続ける
de Padova(デパドヴァ) の軌跡

1956年フェルナンドとマッダレーナのデパトヴァ夫妻が、イタリア・ミラノにて北欧の家具とオブジェのセレクトショップを立ち上げたことからDe Padova(デパドヴァ)の歴史は始まります。

De Padovaはイタリアで初めて北欧家具を輸入した企業として名を広め、当時のイタリア家具業界に大きな影響を与えました。
1960年代、デパトヴァ夫妻はスイスへ旅行中にチャールズ・イームスが手掛けたワイヤーチェアと出会い強い感銘を受けます。
個性的で洗練された北欧デザインに魅せられた夫妻はハーマン・ミラーとの数カ月の交渉の末、チャールズ・イームスとジョージ・ネルソンがデザインした製品の製造ライセンスを取得。
ICF  de Padova(デパドヴァ)を設立してイタリア・ヴィモドローネに本社を置き、ハーマン・ミラーのオフィス家具の生産を開始します。

1970年代には、イタリアデザイン界の巨匠ヴィコ・マジストレッティとのコラボレーションがスタート。
ヴィコ・マジストレッティは、長きにわたってde Padova(デパドヴァ)のオフィス家具デザインを手がけ数々の名作を発表しました。
1980年代には、Edizioni DePadova(後のè De Padova)を設立。
アッキレ・カスティリオーニやディーター・ラムスといった、一流デザイナーとの共同制作をおこないます。

1990年代から2000年代にかけては、de Padova(デパドヴァ)にとって大きな転換期となりました。
ピエルルイジ・チェッリ、レンゾ・ピアノ、パトリシア・ウルキオラ、nendo(ねんど)といった世界中のデザイナーやデザイン会社と協力し、革新的なプロダクトを次々と発表します。
2015年にイタリア屈指のキッチンブランドBoffiと合併し、2017年にデンマークの家具ブランドMA/U Studioとパートナーシップを締結。
企業の枠を超えた協力関係を結ぶことで、世界的家具ブランドとしての地位をより強固なものとします。
有名デザイナーやブランドとの多彩なコラボレーションから生み出されるde Padova(デパドヴァ)の家具は、特定の地域や固定されたスタイルにとらわれない革新的なプロダクトを発表し続けています。

多様なインテリアに美しく調和する『Albereta』アームチェア

2015年にフィリップ・ニグロ(フランス)によってデザインされた『Albereta』アームチェア。

シンプルで正統派を感じさせる外郭にモダンな要素を取り入れた上品な佇まいで、幅広いスタイルのインテリア空間へ溶け込みます。

また、レイアウトする場所を選ばない程よい大きさなのに、座るとまるで抱擁してくれるような温かさを感じられるのも魅力の一つです。

幅が広く大きめの背もたれや、グースダウンの入ったクッション性の高いソファのような厚みのある座面に、少し角度がついて座り心地の良さをサポートする肘掛け。その全てのパーツが美しい曲線で一体化し、『Albereta』アームチェア全体をクラシックで優雅な雰囲気にまとめあげています。

一流ブランドとの協業が多いデザイナーであるフィリップ・ニグロのさまざまな経験が生かされ、リラックスできる快適な座り心地と美しく洗練されたデザインの組み合わせが実現しました。

『Albereta』アームチェアの張地と脚部には、自分だけのこだわりの組み合わせを選ぶ楽しみがあります。
張地の濃淡の色彩の違いや素材の選択一つで、シンプルで洗練されたスタイルはそのまま『Albereta』アームチェアのイメージは大きく変わります。
張地は、上品な光沢と滑らかな手触りのベルベット生地から、自然な発色で肌になじみやすいコットン生地などのファブリック素材。そして、深い色合いでモダンな雰囲気を高めるレザー素材まで、デパドヴァが厳選した高品質な素材を揃えています。
脚部は木目が美しく耐久性のあるアッシュ材を用いて、素材そのものの自然な雰囲気を生かしたオーク色仕上と、濃色で全体を引き締めデザインのアクセントにもなるウォルナット色仕上の2通りからお選びいただけます。
『Albereta』アームチェアは、コンパクトなのに上品な存在感と安定感のある座り心地を発揮するので、住宅以外にもオフィスやホテルのオープンスペースなど幅広い空間で愛用されています。

リビングや個室での読書や音楽鑑賞など、一人の時間を優雅に過ごすアームチェアとして。
また、人通りのあるオフィシャルな空間で、一息つくコーナーを演出するラウンジチェアとして。
現代の人気デザイナーの才能が注ぎ込まれた、美しさと機能性のトータルバランスに優れた逸品です。

デザイナーPhilippe Nigro(フィリップ・ニグロ

フィリップ・ニグロ(Philippe Nigro /1975〜)

1975年にニース(フランス)で生まれる。家具デザインや工業デザインなどを学んだ後に家具、照明、イベントやプロダクトデザインの幅広い分野で活躍中。
若手デザイナー時代よりいくつかのプロジェクトはフランスのVIA(Valorisation for Innovation in Furniture)の支援を受けて発表されるなど、その将来を嘱望された。
1999年に独立してから2012年までミケーレ・デ・ルッキ(Michele de Lucchi)と共にさまざまな作品を発表し、ポルトローナフラウやアルテミデなどの一流ブランドとの協業を行う。

ミラノトリエンナーレやパリデザインウイークの常連デザイナーの一人であり、数々の作品が名だたる美術館やコレクションに収められてきた。規模の大小に関わらず数々のプロジェクトに携わってきた経験を基にした、機能性と美学を融合させたデザインへの評価が高い。
日本では2015年にレクサスのインスタレーションを手掛け、世界的ブランドであるバカラやモレスキン、エルメスに至るまで幅広い分野で独自のスタイルと創造力を発揮している。

B&B Italia(B&B イタリア)Charles sofa

デザインとテクノロジーが融合した家具を生み出す、イタリアンモダンファニチャーのトップブランド「B&B Italia(B&B イタリア)」

「B&B Italia(B&B イタリア)」は1966年にピエロ・ブスネリが創業した、イタリアの家具ブランドです。
B&B Italia(B&B イタリア)の歴史は、モールドポリウレタンを家具の製造に採用したことから始まります。
ブスネリが目指したのは熟練工による伝統的な家具づくりではなく、近代化した工場で安定的に高品質の家具を製造することでした。
ある日、ブスネリはロンドンの見本市で偶然見かけた発泡成形する新素材、モールドポリウレタンを家具の製造に取り入れることを思いつきます。
最先端の素材を用いた家具を製造するためには莫大な設備投資が必要となるため、ブスネリはカッシーナ社を創業したチェザーレ・カッシーナに出資を持ち掛けます。
カッシーナはブスネリの提案に乗り、互いの頭文字をとった「C&B ITALIA」という現在のB&B ITALIAの前身となる会社が誕生しました。
C&B ITALIAにはマリオ・ベリーニやトピア・スカルパといったトップデザイナーがかかわり、モールドポリウレタンの魅力を活かした斬新なデザインのソファを発表します。
世界で初めてモールドポリウレタンの一体成型に成功したことにより、ウレタンを主素材にしたソファは世界中から注目を浴び、家具の歴史を大きく変えました。
1973年にC&B ITALIAはカッシーナ社から独立し、B&B Italia(B&B イタリア)に社名を変更します。
B&B Italia(B&B イタリア)は「デザインとテクノロジーの融合」をコンセプトに掲げ、マリオ・ベリーニやガエターノ・ペッシェ、深澤直人をはじめとした世界的な建築家やデザイナーとのコラボレーションをおこない、優れたデザイン性と最新のテクノロジーを駆使した家具を展開。
イタリアンモダンファニチャーの世界的ブランドとしての地位を確立しました。

その妥協を許さないパイオニア精神と作品のすばらしさが高く評価され、B&B Italia(B&B イタリア)は世界でもっとも権威のある国際的な工業デザイン賞「コンパッソ・ドーロ賞」を5度も受賞しています。
今回はB&B ITALIAを代表するソファ、「Charles(チャールズ)」についてご紹介します。

エレガントかつ軽やかな佇まいで現代ソファのベーシックデザインの一つとなった「Charles(チャールズ)」

チャールズは、イタリアの建築家アントニオ・チッテリオがデザインしたソファです。
チャールズという名前は、ミッドセンチュリーデザインの巨匠チャールズ・イームズにちなんで名づけられました。
1997年に発表されるやいなや瞬く間に人気を博したチャールズは、現代ソファのアイコン的存在として知られています。
発売から25年以上経った現在でも、B&B Italia(B&B イタリア)のロングセラーアイテムとして多くの人を惹きつけてやみません。

座面と脚部のコントラストが生み出す浮遊感のあるデザイン

チャールズソファは、座面部分がまるで宙に浮いているかのような軽やかさが特徴です。
シャープな金属脚とボリューミーなクッションで構成されたミニマルなフォルムは、エレガントかつ端正な印象を与えます。
下部に空間をもたせることによりワイドなソファながら圧迫感がなく、空間に整然とした美しさをもたらします。
正面はもちろん背面まで美しく仕上げられているため、お部屋の中心に配置しても非常に見応えがあるソファです。

多彩なエレメントを組み合わせて理想のソファを実現できる

チャールズには直線的なインラインソファや、ゆったりと足を伸ばせるシェーズロングソファ、コーナーソファといった、さまざまなタイプのエレメントが用意されています。
各エレメントを自由に組み合わせることによって、自分好みの形・サイズのソファを実現できます。
スタンダードなI字レイアウトのほかに、快適さと開放感を両立するL字にレイアウトしたり、大人数でも心地よく過ごせるコの字にレイアウトしたり、空間のサイズやソファでの過ごし方に合わせて多彩なコーディネートをお楽しみいただけます。
一人でのびのびとリラックスタイムを満喫したり、大切な人との時間を楽しんだり、コーディネート次第でくつろぎ方の可能性が無限に広がります。

広い座面と可動式クッションが極上の心地よさをもたらす

チャールズソファの座面は、奥行き97cmとゆったり広く設計されています。
座面の中材にはフェザーを混合し、弾力がありつつも柔らかく上質な座り心地を堪能できます。
座ってくつろぐことはもちろん、ベッドのように心地よく横になることができる快適仕様です。
また、可動式のクッションにより、置き方次第で自由度の高いくつろぎ方を楽しめるのもチャールズソファならではの魅力です。
枕として使ったり、クッションを重ねて背もたれに厚みをもたせたり、思い思いのリラックスタイムをお過ごしいただけます。

デザイナーAntonio Citterio

アントニオ・チッテリオは1950年、B&Bイタリア創業者ブスネリと同郷の、クラシック家具生産の本拠地メーダに生まれました。家具職人の父に勧められ、13歳からデザインを学び始め、大学在学中の1972年に学友とデザインオフィスを設立しました。著名な建築家・デザイナーを輩出した名門国立大学のミラノ工科大学を1975年に卒業。1987年から1996年まで、夫人のテリー・ドゥワンと共同でヨーロッパや日本で建築物をデザインしました。

彼らはB&B Italia(B&B イタリア)やヴィトラのショウルーム、日本のオフィスや住宅なども手掛けました。
2000年、パトリシア・ヴィエールとアントニオ・チッテリオ・アンド・パートナーズを設立。このオフィスは、高度な専門能力とコンサルタント資格を有する約130人のプロから成るネットワークと協力して相乗効果を生み出し、多様な総合施設を開発する長期プロジェクトに国際的スケールで取り組んでいます。

彼らは卓越したアイデアとスキルを発揮し、イタリアの多目的企業A2A本社ビルを中心とした公共スペースやミラノの集合住宅区画セントラル・ゲートなど、大規模プロジェクトも担当しました。 高い評価を得ているアントニオとパトリシアのチームは、ミラノ近郊をメインにヨーロッパ・アメリカ・台湾を主とするアジアなどから依頼を受けています。彼らのデザインワークは広範囲の分野にわたり、都市計画、住宅・商業用の複合建築施設、生産設備、公共建築物の再構築、オフィスやワークスペース、ショウルーム、ホテルなどの空間計画、インテリア、グラフィックにも携わっています。また、特定期間のイベントや展示会といった、企業広報やプロジェクトにも関わり積極的に活動しています。

数多くの国内外のデザイン・コンペティションにも参加し、2005年にドイツのハーフェンシティ再開発の際、ホテル設備の国際コンペで第1位、同年ハンブルクのエーデル・ミュージックAG本社での第2位を獲得するなど、輝かしい実績を上げています。

優秀な品質マネジメントに対する国際規格認証ISOと、ほぼ同格のイタリア国家規格UNI EN ISO 9001:2008認証も取得しています。2009年9月には、名称を「アントニオ・チッテリオ・パトリシア・ヴィール・アンド・パートナーズ」に変更して、建築とインテリアの密接な結び付きを強めています。

1987年と1994年に、アントニオ・チッテリオはADI(イタリア・インダストリアルデザイン協会)からコンパッソ・ドーロを受賞しました。その後もロンドンのロイヤル・カレッジオブアート(RCA)などで指導、2006年からスイスのメンドリジオ建築アカデミーにて建築デザインの教授となりました。

2008年には、ロンドンの英国王立芸術協会より功績を称えられ、王室工業デザイナーの称号を授与されました。2018年にヴェルサイユ・グランプリのアフリカ・西アジア地域ホテル部門で受賞。また、文化財・環境保護省(現:文化財・文化活動省)が設立したイタリア・デザイン・カウンシルのメンバーでもあります。

現在、彼は工業デザイン分野で活動しており、B&B Italia(B&B イタリア)、フレックスフォーム、フロス、フュジタル、エルメス、イッタラ、カルテル、マクサルト、サニテックグループ、テクノジム、トレピュ、ヴィトラなど国内外の企業と協働しています。

2021年春、「アントニオ・チッテリオ展 デザインとインダストリー」がイタリア大使館により東京で開催されました。B&B Italia(B&B イタリア)は主力デザイナーのひとりである彼に焦点をあて、長年の功績を紹介するとともに、時代を超越したインテリアの典型例を展示しました。

チッテリオは、「人々の生活のクオリティを上昇させる」家具のデザインをめざし、生活空間がより快適になるよう配慮しています。妥協なく細部にまでこだわった作品は、誰からも愛されるベーシックな上品さとシャープな美しさを兼ね備えています。

近年はパリ・ローマのブルガリ・ホテルの内装、ミラノでのヴァレンティノのショップデザインなど、ファッションブランドとも提携し活躍しています。

Cassina(カッシーナ) OMBRA TOKYO

イタリア家具の伝統から未来へ。インテリア界を革新する名門Cassina(カッシーナ)

上質なインテリアは、毎日使うものだからこそ、心豊かな生活、充実した人生を楽しむライフスタイルにつながります。より良い暮らしにこだわる人々に愛されるイタリア家具の中でも、憧れの的は圧倒的なブランド力を誇るCassina(カッシーナ)のインテリアです。

17世紀に北イタリア・ミラノ近郊のメーダにて誕生したCassina(カッシーナ)は、教会の木製椅子などを製造する家具メーカーでした。1927年にチェーザレ・カッシーナとウンベルト・カッシーナの兄弟が、「カッシーナS.p.A」として正式に会社として創業。当初は家具職人による手工業的な生産を行っていました。
第二次世界大戦後の産業化に伴って、Cassina(カッシーナ)は外部デザイナーとのコラボレーションを開始。チェア・テーブル・ベッドなど多様な家具を生産するようになりました。
1950年代には、豪華客船・高級ホテル・レストランの内装などを手掛けました。モダン・ファーニチャーの分野に進出して、技術力を確立した名門となったのです。
Cassina(カッシーナ)の多くの製品が高い評価を受け、世界中の有名な美術館にコレクションされています。また、イタリアの優れた工業デザインに贈られるコンパッソ・ドーロ賞も受賞しています。

Cassina(カッシーナ)は柱となる「イ・マエストリ」と「コンテンポラリー」の2大コレクションを展開しています。
「イ・マエストリ」は、イタリア語で「巨匠たち」を意味し、20世紀初頭のモダニズムの名匠と讃えられる著名デザイナーたちの作品を復刻したシリーズです。
ル・コルビュジエをはじめ、バウハウス、ヘリット・リートフェルト、フランク・ロイド・ライト、チャールズ・レニー・マッキントッシュなどの著名なデザイナーたちの才能を反映し、コラボレーションしています。

今回はマエストリコレクションの中から、『OMBRA TOKYOチェア』を紹介します。

「トウキョウ」の名前を冠されたチェア

語るべき歴史を持つCassina(カッシーナ)が、さまざまな著名デザイナーとコラボレーションしてきたことはすでに述べた通りです。そしてこの、異なる個性・異なるセンスを持つデザイナーとのタッグのなかで、Cassina(カッシーナ)は次々と独創的で革新的で他に類を見ない作品を生み出してきました。

「OMBRA TOKYO(オンブラトウキョウ。また、特に『517』の番号を割り振られることや、『OMBRA TOKYO Chair』と記されたりすることがある。以下、特段の事情がない限りは『オンブラトウキョウ』の表記で統一)」もまた、そのうちのひとつです。

「オンブラトウキョウ」という名称だけを聞いたとき、それがどのようなものかを想像できる人は決して多くはないでしょう。「OMBRA」とはイタリア語で「陰」という意味を持つ単語ですが、オンブラトウキョウもまた、非常に美しい影を作る1人掛けのチェアです。独創的で個性的なその形は、ほかに類を見ません。

オンブラトウキョウは、「日本のORIGAMIを強く想起させる作品である」とたたえられています。1枚のオーク合板をカットし、折り曲げ、時に柔らかな曲線を描かせながら作り上げられたものであり、非常に特徴的です。日本の伝統文化である柔らかい「紙」を、硬さのある「家具」のモチーフにしたこの作品は、その発想の豊かさと美術品としての完成度をもって、私たちの目を魅了します。

驚くべきことは、このオンブラトウキョウが作り上げられたのは今から70年ほども前である、という点です。

オンブラトウキョウの作り手であるシャルロット・ペリアン(詳しくは後述します)は日本に住んでいたこともある作家ですが、彼女は1953年に東京の自宅を飾るために「オンブララウンジチェア」を作り上げました。「オンブラトウキョウ」と同じ「OMBRA」という名称を冠するこの作品は、その2年後の1955年に、今回取り上げている「オンブラトウキョウ」とともに日本の東京で行われた展覧会(高島屋の主催した『コルビュジュ、レジェ、ペリアン3人展―芸術の綜合への提案』)に出されることになります。

当時としてはセンセーショナルともいえるほどにハイセンスで、スレンダーで、すっきりした特徴的なデザインであったオンブラトウキョウは、多くの人の注目を集めることとなりました。

2023年、令和の現代にこの作品を初めて見たとしても、その鮮烈で独創的なデザインは決して古臭さを感じさせません。洗練されたスタイリッシュでモダンな美しさは、70年を超えた今であっても、私たちの心にダイレクトに「美しいチェアとは何か」を訴えかけてきています。

製品化には実に22年! 早くに登場しながらも、「技術の発展」を待ち続けたイス

オンブラトウキョウはそのデザインの美しさをよく取り上げられるチェアですが、それだけではオンブラトウキョウの魅力や性格を語りきることはできません。

オンブラトウキョウが発表されたのは今から70年ほど前であることはすでに述べた通りですが、実はオンブラトウキョウが一般市場に出回るまでにはさらに22年の時間が必要でした。1955年に展覧会で発表されたオンブラトウキョウが、量産され、商品として売り出されたのは、実に1977年になってからのことだったのです。

これは、オンブラトウキョウの持つあまりにも複雑な性質が原因でした。

オンブラトウキョウは、10ミリ程度のオーク合板に切り込みを入れて、折紙をたたむようにして仕上げるチェアです。板の性質を知り尽くし、高い整形合板技術を持っていなければ完成させられないオンブラトウキョウは、「商品」としてリリースされるには不向きなものでした。そのため、「このようなチェアがあること」を知らしめる展覧会のなかでは注目の的ではありましたが、多くの人がそれを手に入れられるようになるには非常に長い時間がかかったのです。

このように、まさに「満を持して」市場に現れたオンブラトウキョウは、まずそのデザインで多くの人の耳目を集め、そしてその「軽さ」で多くの人の心を驚かせました。オンブラトウキョウは非常に軽量であり、重ねて片付けられるという特徴があります。優美にしてスリム、特徴的でありながら使いやすいといった性質を持つオンブラトウキョウは、やがてシャルロット・ペリアンの代表作のひとつとして数えられることになります。

「現代」を描き続けた巨匠・シャルロット・ペリアンの人生

ここからは、オンブラトウキョウを作りだした偉大なるデザイナー「シャルロット・ペリアン」について解説していきます。

シャルロット・ペリアンは、1903年にフランスのパリで生まれたデザイナーです。 彼女はわずか24歳のときに、パリでル・コルビュジェやピエール・ジャンヌレとともに働くことになった女性です。年若かった彼女ですが、この「先駆者」たちとの協働は非常に長く続き、10年にもわたってともに活躍し続けることになります。特に1929年に3人が行った「住宅のインテリア設備」という展示会は、その目新しさが多くの人の心を射抜きました。

940年に、彼女は工芸指導顧問として日本にやってきます。日本全国津々浦々を回り、海外に輸出するための工芸品の指導にあたりました。第二次世界大戦の影響もあり一時的に帰国しなければならなくなりますが、1953年に再び来日、上でも述べたオンブララウンジチェアを作り上げます。そして1955年にはコルビュジェ、レジェとともに3人展を日本で開催します。

彼女は1999年に96歳で亡くなることになりますが、その直前までデザイナーとして活躍し続けました。今でも彼女のファンは非常に多く、死後も日本で何度も展覧会が開かれています。

シャルロット・ペリアンはしばしば、「現代デザインを牽引した人物」としてたたえられます。今では当たり前となった、しかし当時は非常に珍しかった「金属製の家具」「四角形や円形だけにとどまらないデザインの家具」をデザインし続けたのが、シャルロット・ペリアンだったからです。彼女は20世紀という時代の家具を、新しい風とともに作り上げた人物でもありました。

シャルロット・ペリアンを語るとき、必ず出てくるのが先にも上げた「ル・コルビュジェ」です。偉大な家具マエストロとでもいうべき彼の作る作品は、非常にすばらしく美しいもののであると同時に、時に「合理的に過ぎる」と評されることもありました。しかしシャルロット・ペリアンは、彼との協働のなかで、そのデザインに非常によく「柔らかさ」「人間的な性質」を与え続けたとされています。

また彼女は、偉大なデザイナーであるとともに、建築家としての顔も持っていました。シャルロット・ペリアンは家具をデザインするとき、「家具としての完成度」だけでなく、「その家具が空間においてどのような役割を果たすか」「空間との調和」を常に意識したとされています。「家具は、住まいを整え、そこに住む人のための道具である」という精神性は、新しい時代のモダニズムを追求し続けてきたシャルロット・ペリアンの根っこともいえるものでした。

そのような理念のもとで作られたシャルロット・ペリアンの家具は、今もなお、広く世界中で愛されています。

ligne roset(リーンロゼ)ロゼパンプキン

世界のトップデザイナーの想像力と優れた製造技術が融合した家具を展開するligne roset(リーンロゼ)の歴史

世界の一流家具ブランドのなかでも、とくに長い歴史を持つ1860年創業のフランスの老舗ブランドligne roset(リーンロゼ)。
アントニー・ロゼによって、リヨン郊外のブリオードで傘とステッキを製造する木工所としてスタートしました。
優れた木工加工技術を生かしながら伝統的な家具づくりを始め、1950年代にはデザインに重きをおいたコンテンポラリー家具の製造を開始します。
1954年にはligne roset(リーンロゼ)を語るうえで欠かせない、才能あふれる若きインテリアデザイナーMichel Ducaroy(ミッシェル・デュカロワ)とのコラボレーションが始まりました。
とくに、1960年代から1970年代にかけては、ligne roset(リーンロゼ)の歴史における重要な転換期といえます。
1963年にオールウレタン製のソファを発表すると、世界の家具マーケットに驚きをもって迎えられます。
1973年には正式にリーン・ロゼブランドを設立。
同年、ミッシェル・デュカロワがデザインしたオールウレタン構造のソファ「ROSE Togo(ロゼトーゴ)」を発表すると、瞬く間に人気家具ブランドの地位を確立します。
現在では、フランス有数の国際ブランドとして世界67ヵ国、700店以上の販売店舗を展開。
世界各国の90名以上のトップデザイナーとコラボレーションをおこない、常に新しいライフスタイルを提案し続けています。

愛らしいそのデザインは半世紀を超えてなお私たちを魅了する

数多くのデザイナーとコラボレーションをしてきたligne roset(リーンロゼ)が、1971年に打ち出したソファ……それが、「パンプキンソファ」です。

パンプキンソファは、当時のフランス大統領ポンピドゥ(ジョルジュ・ポンピドゥ。「ポンピドー」とも記される。シャルル・ド・ゴール政権の2代目首相で、第19代フランス大統領)に捧げるために作られたソファです。世界的に有名な宮殿である大統領官邸エリゼ宮(「エリゼー宮」とも)に保管されて大切に扱われていたという歴史を持つソファでもあります。

「国のトップのために作られたソファ」というと、多くの人は、重厚で厳めしく、どっしりとしていて、歴史を感じる黒革張りのものをイメージするかもしれません。しかし実際に納品されたパンプキンソファは、それらのイメージとはまったく乖離しています。

パンプキンソファは、文字通り「カボチャ」に着想を得て作られたイスです。あの、ユニークながらも愛らしいカボチャに似たころんとしたフォルムを持っており、非常に愛らしいデザインをしています。

しかしその美しく流れるような曲線は、かわいらしさと同時に一種のセクシーさも持つとして一気に話題をさらいました。一目見れば忘れられなくなるほどの愛らしさと革新的なデザインは、ポンピドゥ大統領の心をきっととらえたことでしょう。

このパンプキンソファは1971年に販売され、その後はエリゼ宮にのみ置かれていました。つまり、一般庶民が座ることのないソファであり、また座ることのできないソファでもありました。

しかしそのエリゼ宮に置かれてから37年後の2008年、ついにパンプキンソファは一般市場にも登場することになりました。発売から50年以上が経った2023年はすでに一般のお店でも買えるようになっています。

パンプキンソファのすばらしいところは、50年以上経ってもなお、その美しさや愛らしさ、デザインの巧みさが「時代遅れ」になっていないところです。パンプキンソファを見た2023年に生きる人々は、1971年にこれを初めて見た人と同様、その圧倒的な愛くるしさに驚くことでしょうし、その独特のフォルムに心惹かれることでしょう。 「良い家具は時を超える」といわれていますが、パンプキンソファもまた、そのような「時を超える家具」のうちのひとつといえそうです。

パンプキンソファのカラーリングと機能美について

ここからは、パンプキンソファのカラーリングや機能について見ていきましょう。

パンプキンソファはしばしば「ロゼ・パンプキン」と記されます。この「ロゼ」は、言うまでもなく「ばら色」「ピンク色」のことで、パンプキンソファのなかでももっとも代表的なカラーリングのことを指しています。

ただ実際には、パンプキンソファには豊富なカラーバリエーションがあります。その種類は20色近くもあるとされています。自分の好きな色を選べるのも、パンプキンソファの強みです。なおカバーの素材に関しても、ファブリックや皮、ポリエステルなどのさまざまな選択肢から選ぶことができます。

パンプキンソファのなかでももっともよく取り上げられるのは、おそらく1人掛けのものでしょう。しかしパンプキンソファは、実は2人掛けや3人掛けのものも作られています。複数人が腰掛けられるようになっているパンプキンソファでもそのデザインのスタンスは崩れることがなく、「ちゃんとかぼちゃ」のデザインをしているのも非常に面白い点だといえるでしょう。

パンプキンソファは非常によくそのデザイン性の高さが取り上げられますが、機能的にも「一家言」ある存在です。ウレタンの座面はしっかりと人の体重を受け止め、座る人のラインによくフィットします。かぼちゃのフォルムを生かした緩やかなラインと座面は、使う人の体をゆったりと、しかししっかりと包み込んでくれます。長時間使っていても疲れにくく、リラクッスして過ごせるパンプキンソファは、体の疲れだけでなく、心の緊張さえも解きほぐしてくれるものでしょう。 かつては大統領のために、2008年からは毎日をがんばって生きる市民のためにと発表されたパンプキンソファのすばらしさは、開発後50年以上が経った現在であってもまったく色あせることはありません。50年前と同じく今のパンプキンソファも、愛らしく、官能的で、革新的で、スタイリッシュです。「半世紀以上経っても変わらずにモダンであり続けるパンプキンソファ」は、リビングの印象を決めてくれる名演者といえるでしょう。

パンプキンソファの産みの親、ピエール・ポランについて

パンプキンソファの産みの親である、デザイナー「ピエール・ポラン(「ピエール・ポーラン」とも記される。ここでは「ピエール・ポラン」の表記に統一する)の歩みについて見ていきましょう。

1927年にフランスのパリで生まれた彼は、幼いころからデザインの世界に魅入られていました。なぜなら彼の大叔父は彫刻家であり、叔父はで自動車デザイナーであったからです。大叔父と同じ道を歩むべく勉強を重ねていたピエール・ポランですが、しかしその夢は道半ばでついえることになります。なぜなら彼は事故にあい、右手をけがしてしまうからです。

しかし彼は家具のデザイナーとして活躍する道を見出し、パリにあるエコール・カマンド校に通うことになります。

1950年以降は家具デザイナーとしての才能が花開き、数多くの企業と提携、多くの商品をリリースしていくことになります。今回はピエール・ポランの作品として「パンプキンソファ」を取り上げましたが、ピエール・ポランの名前を世に知らしめたのはやはり「リボンチェア」でしょう。

言葉で説明するには難しいほどに複雑で独創的なこのリボンチェアは、今なお高い人気を誇っている作品です。

ちなみにピエール・ポランは、日本とも関わりのあるデザイナーです。1970年に日本で開かれた大阪万博のフランスパリビオンにおいて、彼は作品「アンフィス(ソファ)」を発表しているのです。

数多くの賞を受賞したピエール・ポランは、1960年代~1970年代のデザイン業界のけん引者となりました。すでに挙げてきたパンプキンソファやリボンチェアがピエール・ポランの代表作ではありますが、それ以外にも数多くのユニークなデザインのソファを打ち出しています。彼の作り出すソファは常に楽しく、機知に富んでいて、独創的です。今も昔も色あせることのない“ピエール・ポランイズム”は、多くのファンを引き付けています。

ピエール・ポランはパンプキンソファが一般市場に登場した1年後の2009年に没していますが、彼の生み出した数多くのデザインは、今後も語り継がれていくことでしょう。

ligne roset(リーンロゼ)ロゼプラド

世界のトップデザイナーの想像力と優れた製造技術が融合した家具を展開するligne roset(リーンロゼ)の歴史

世界の一流家具ブランドのなかでも、とくに長い歴史を持つ1860年創業のフランスの老舗ブランドligne roset(リーンロゼ)。
アントニー・ロゼによって、リヨン郊外のブリオードで傘とステッキを製造する木工所としてスタートしました。
優れた木工加工技術を生かしながら伝統的な家具づくりを始め、1950年代にはデザインに重きをおいたコンテンポラリー家具の製造を開始します。
1954年にはligne roset(リーンロゼ)を語るうえで欠かせない、才能あふれる若きインテリアデザイナーMichel Ducaroy(ミッシェル・デュカロワ)とのコラボレーションが始まりました。
とくに、1960年代から1970年代にかけては、ligne roset(リーンロゼ)の歴史における重要な転換期といえます。
1963年にオールウレタン製のソファを発表すると、世界の家具マーケットに驚きをもって迎えられます。
1973年には正式にligne roset(リーンロゼ)ブランドを設立。
同年、ミッシェル・デュカロワがデザインしたオールウレタン構造のソファ「ROSE Togo(ロゼトーゴ)」を発表すると、瞬く間に人気家具ブランドの地位を確立します。
現在では、フランス有数の国際ブランドとして世界67ヵ国、700店以上の販売店舗を展開。
世界各国の90名以上のトップデザイナーとコラボレーションをおこない、常に新しいライフスタイルを提案し続けています。

圧倒的なくつろぎを実現できるセパレートソファ「ROSETPRADO(ロゼプラド)」

クリスチャン・ウェルネールがデザインしたROSETPRADOは、フラットソファとクッションを組み合わせた革新的なデザインが目を引くリーンロゼを代表するソファです。

2014年に発表されると瞬く間に人気を博し、ドイツの世界的デザイン賞「German Design Award 2015」のホーム&デザイン部門において金賞を受賞。

フレキシブルなくつろぎ方を追求できるデザイン性の高いソファとして、世界的な成功を納めています。

自由に配置できるセパレート仕様の背クッション

ROSETPRADOのシートと背クッションは完全に独立しているため、背クッションを自由に動かしてご自身の最適なポジションでくつろぐことができます。
美しいラインのフラットソファは、沈み込みを抑えた安定感のある座り心地です。
独特の形状の背クッションにはフェザーとウレタンが詰められ、弾力性と柔らかさのバランスが絶妙で心地よく体を預けられます。
背クッションはソファの座面に置くだけでなく、床に置いて座椅子の背もたれのように使うこともできます。
クッション底面に滑り止めがついているため、もたれかかってもズレたり倒れたりする心配はありません。
置き場所を選ばないフレキシブルさで、新しいくつろぎ方を発見できるでしょう。

幅広仕様でソファとしてもベッドとしても活躍

ROSETPRADOは、全7種類の幅広いサイズバリエーションで展開されています。
コンパクトな空間に最適な幅100cmの1Pサイズや、よりゆったりとくつろげる幅200cmの2PLサイズ、幅240cmの3Pサイズもラインアップ。
基本サイズの幅200cm×奥行き100cmの2Pサイズは、シングルベッドとほぼ同じ大きさのゆとりのあるサイズ感です。
ソファに前後の原則はありますが、背クッションの配置により360度どの角度からでも使用できます。
背クッションを使って幅広のソファとして、背クッションを外してベッドとして、その日の気分に合わせてお好みのリラックススタイルを追求していただけます。

ライフスタイルに合わせて選択できる2種類の脚部

脚部はやや内側に配置され、ソファシートが宙に浮いているかのような浮遊感のあるデザインです。
背クッションを動かせることと相まって、2P以上の大きめのサイズでも圧迫感がなくスッキリとした雰囲気を保てます。
脚の高さは85mmのLOタイプと、113mmのHIタイプの2タイプからお選びいただけます。
ハイタイプなら、ソファの下をロボット掃除機が通過できるため大変便利。
日々のお掃除の負担を軽減しながら、手の届きにくいエリアを効率よくキレイにできます。

オプションを組み合わせてアレンジ自由自在

ROSETPRADOには背クッションのほかに、アームクッションやボルスター(円筒クッション)、ラウンド(オットマン)といった専用オプションが用意されています。
必要に応じてさまざまな形状のクッションを組み合わせることにより、多彩なスタイリングと快適な座り心地のアレンジをお楽しみいただけます。
すべてのクッションはセパレート仕様のため、ソファの隙間にゴミやホコリが溜まることもありません。
小さな子どもやペットのいるご家庭でも、手間をかけることなく隅々まで清潔に保てます。

豊富な張地と専用カバーによりオンリーワンのソファを実現

ROSETPRADOの張地は、約150種の多彩なラインナップでご用意しています。
ソファと背クッションそれぞれの張地を選択できるため、お部屋の雰囲気や好みに合わせて自由にコーディネートしていただけます。
張地の組み合わせによってガラッと表情が変わり、自分だけのオリジナルソファを叶えたい方にもご満足いただけるでしょう。
また、専用のイージーカバーをセットすることにより、ソファ本体のキズや汚れを防止できるのも嬉しいポイントです。
イージーカバーは簡単に着脱可能で、ドライクリーニングにも対応しています。
汚れが気になったら気軽に取り外してクリーニングできるため、いつでもキレイな状態でお使いいただけます。

斬新なデザインで新しいライフスタイルを築く
Christian Werner(クリスチャン・ウェルネール)1959

1959年ドイツ・ベルリン生まれ。
1987年より工業デザイン企業にデザイナーとして勤務し、1992年に独立。

ハンブルクに自身のデザインスタジオを構え、数多くの世界的家具ブランドとのコラボレーションをおこないます。

独創性に満ちた作品は、Red Dot Design AwardやGerman Design Awardなど世界各国の数々の賞を受賞しています。

de Padova(デパドヴァ) Square 16ソファ

イタリアンモダンインテリアをリードし続ける
de Padova(デパドヴァ)の軌跡

de Padova(デパドヴァ)はイタリアで初めて北欧家具を輸入した企業として名を広め、当時のイタリア家具業界に大きな影響を与えました。
1960年代、デパトヴァ夫妻はスイスへ旅行中にチャールズ・イームスが手掛けたワイヤーチェアと出会い強い感銘を受けます。
個性的で洗練された北欧デザインに魅せられた夫妻はハーマン・ミラーとの数カ月の交渉の末、チャールズ・イームスとジョージ・ネルソンがデザインした製品の製造ライセンスを取得。
ICF  De Padovaを設立してイタリア・ヴィモドローネに本社を置き、ハーマン・ミラーのオフィス家具の生産を開始します。

1970年代には、イタリアデザイン界の巨匠ヴィコ・マジストレッティとのコラボレーションがスタート。
ヴィコ・マジストレッティは、長きにわたってde Padova(デパドヴァ)のオフィス家具デザインを手がけ数々の名作を発表しました。
1980年代には、Edizioni DePadova(後のè De Padova)を設立。
アッキレ・カスティリオーニやディーター・ラムスといった、一流デザイナーとの共同制作をおこないます。

1990年代から2000年代にかけては、de Padova(デパドヴァ)にとって大きな転換期となりました。
ピエルルイジ・チェッリ、レンゾ・ピアノ、パトリシア・ウルキオラ、nendo(ねんど)といった世界中のデザイナーやデザイン会社と協力し、革新的なプロダクトを次々と発表します。
2015年にイタリア屈指のキッチンブランドBoffiと合併し、2017年にデンマークの家具ブランドMA/U Studioとパートナーシップを締結。
企業の枠を超えた協力関係を結ぶことで、世界的家具ブランドとしての地位をより強固なものとします。
有名デザイナーやブランドとの多彩なコラボレーションから生み出されるde Padova(デパドヴァ)の家具は、特定の地域や固定されたスタイルにとらわれない革新的なプロダクトを発表し続けています。

美しく均整のとれたデザインを多彩にレイアウト『Square16』ソファ

すっきりとした四角いラインを持つ本体に、見た目にもふんわりと柔らかさを感じさせるクッションが組み合わせられた『Square16』ソファ。バランスの取れた美しい外観はデパトヴァの歴史的な作品を復刻しており、レイアウトする空間を選ばない多彩なバリエーションが魅力です。

『Square16』ソファは上品な佇まいと体を包み込むような座り心地を兼ね備え、目的や空間に応じてコーディネートできる理想的なモジュール式ソファです。

『Square16』ソファのキリッとした輪郭に収められている、立体的で美しいステッチで縁取られたクッションは、グースダウンの心地よさを堪能できる極上の座り心地です。60年代の家具を彷彿させるような細いスチールの脚部は軽快で、ソファ全体をバランスの取れた美しいデザインに一役買っています。

また、空間の大きさや使用目的に応じて多彩な組み合わせを楽しむことができるのも『Square16』ソファの特長です。2シーター、3シーター、シェーズロング、コーナーソファの4サイズがあり、広々とした空間でL字型や複数を連結させた大胆なレイアウトを楽しむことができます。一方、横幅は180cm~のサイズ展開で奥行も98cm(モジュールタイプは奥行95cmもアリ)と大きすぎないため、ちょっとした応接コーナーやマンションのリビングにはカウチスタイルを選ぶなど、洗練されたシルエットはそのまま自由自在なレイアウトを可能にしています。

張地はインテリアとお好みに応じて、デパトヴァの誇る200種類以上の上質素材からお選びください。年月が経つほどに味わいが出て自然な美しさを増すレザー素材に、取り外し可能で通気性が良く、一年を通じて肌触りの良いコットンなどのファブリック素材をご用意。いずれの素材も均整のとれた『Square16』ソファのフォルムを際立たせる、上品で穏やかな風合いのものを取り揃えています。

お好みのアレンジを加えた『Square16』ソファなら、オフィシャルなおもてなし空間から自宅のプライベート空間まで、端正で洗練された外観と柔らかく快適な座り心地をご堪能いただけます。

B&B イタリア(B&B Italia)BEND sofa

常にイタリアブランド界を牽引するモダンハイクラスブランドB&B イタリア(B&B Italia)

B&B イタリア(B&B Italia)は、ハイクラスなインテリア界の最前線において、イタリア・モダンの美学を創造し続ける、誇り高いブランドです。
伝統を基幹とする家具職人の出身でありながら、現代的ビジョンをもつ起業家ピエロ・アンブロジオ・ブスネリが、最先端の技術を反映した新しいインテリア企業をめざし、1966年にミラノで創業しました。当初はチェザーレ・カッシーナとの共同設立にちなみ、頭文字から「C&B」(Cassina & Busunelli)と名付けられました。
ブスネリは、18世紀からの高級家具の名産地メーダに生まれた、クラシック家具のクラフトマンでした。しかし昔から継承される家具製造の工程は、コストも時間も要することに疑問を抱いていました。
彼は、世界初の「低温発泡モールドウレタンの一体成型」という新技術の開発に成功します。そして独創的なデザインと技術のイノベーションを結集させた、「デザインの工業化」によって、生産性を高めました。
元はカッシーナ翼下の系列会社というポジションだったC&Bが、新素材ウレタンを活用したソファなど新感覚のインテリアで急速に脚光を浴びて、カッシーナを上回るほどの大きな成長を実現しました。ブスネリは1973年、カッシーナからの独立を果たし、社名を「B&B イタリア(B&B Italia)」に改称したのです。
さらに、才能豊かな建築家やデザイナーとのコラボレーションにより、新鮮なアイデアと優れた技術で、たちまちセンスの冴える注目ブランドとして人気上昇していきます。さまざまな名作の中でも、代表となる存在は、アントニオ・チッテリオがデザインした優美で軽快なソファ「チャールズ」。1997年のデビューから、今もなお好感度の高い20年以上ものロングセラーです。日本人デザイナー深澤直人の手になる、上品なアーバン感覚の家具シリーズ「パピリオ」も有名です。

最も歴史と権威がある国際デザイン賞として認められるコンパッソ・ドーロ(黄金のコンパス)賞を、4度も受賞するという栄冠に輝き、B&Bイタリアの高評価を不動のものとしています。

歴代の受賞作は、1974年にストゥーディオ・カイロスが提案した機能派ワードローブシステム「シサモ」、1979年にマリオ・ベリーニが創り上げたナチュラルで柔らかなソファ「レ・バンボレ」、1987年にアントニオ・チッテリオが曲線美をモダンに表現したソファ「シティ」。1989年は、B&Bイタリア自体の功績に、この賞が捧げられました。

伝統ある家具ブランドが生み出す、最新技術で作られたソファ

すでに述べた通り、B&B イタリア(B&B Italia)は1966年に生まれたブランドです。

何をもって「長い歴史を持っている」というかは人それぞれの価値観によって異なるかと思われますが、創業70年を数えようとするB&Bイタリアは少なくとも「伝統のある」家具ブランドと言っても差し支えはないでしょう。

しかしB&B イタリア(B&B Italia)は、その歴史において、「現代的でなかった」時代のないブランドです。伝統ある家具ブランドと呼ばれるようになった後も、彼らの試みは常に斬新で、新鮮で、独創的で、挑戦的です。低温発泡モールドウレタンの一体成型の技術を生み出したように(ちなみに今回紹介する製品も、低温発泡ポリウレタンを素材に使っています)、彼らは新しい技術を自らのラインアップ製品に迎え入れることに、まったく抵抗を抱きません。

「BEND sofa(ベンド・ソファ。以下カタカナ表記)」もまた、そのような価値観でもって作り上げられた製品だといえます。

一見すると、ベンド・ソファはアーティスト・芸術家が作り上げたソファのように見えます(そしてしばしば、「アーティスト・芸術家が作り上げた家具」はそれ自体が価値となりえます)。

しかし実はベンド・ソファは、3Dモデルの研究およびデジタル研究によって生み出された「新しい」ソファなのです。B&B イタリア(B&B Italia)は高い職人技術を持ち、数多くのデザイナーとコラボしているブランドでもありますが、非常に「彼ららしい」作り方をした作品だといえるでしょう。

2010年になってから生み出されたこの作品は、凹凸部分を組み合わせることで美しくなめらかで、柔軟性のあるラインを持っています。背もたれはあくまで使いやすく、使う人にストレスを与えません。不規則な形状でありながらも、しっかり計算しつくされた構成を持っているベンド・ソファは、座る人の体をしっかり受け止めて、無二の快適さを返してくれます。

B&B イタリア(B&B Italia)のベンド・ソファ、その楽しさについて

ベンド・ソファは、「コントラストステッチ」を採用しています。見ると分かる通りベンド・ソファは全体にふんわりしていて不規則で柔らかいデザインに仕上がっていますが、ソファを作る要素であるステッチ(針目)は驚くほどに硬質で、きっちりしています。この相反する2つの特性はベンド・ソファをベンド・ソファたらしめる要素でもあります。ステッチはベンド・ソファにソファとしての機能性を与えると同時に、その美しさを作り上げることにも寄与しているのです。ちなみにステッチの美しさを感じたいのであれば、紫色×赤色のカラーバリエーションが面白いでしょう。使う人を選ぶデザインではありますが、インパクトは抜群であり、見る人の目を存分に楽しませてくれます。

なお、ベンド・ソファはそれ自体が非常に個性的なデザインをしていますが、使い方は意外なほどに多岐に及んでいます。ベンド・ソファ単品で使ってももちろん良いのですが、オットマン(足置き)やほかのソファと組み合わせてもきれいに使うことができます。家族やお客様の人数・部屋の広さ・用途によって自在にその顔を変えられるのも、ベンド・ソファの魅力だといえるでしょう。

ベンド・ソファのすばらしさ~時に相反するものを両立させる力

すでに述べた通り、ベンド・ソファは3Dモデルの研究やデジタル研究といった「極めて近代的な」技術によって生み出されたものです。しかしどれほどすばらしいデザインができたとしても、それを実現する術がなければ、その企画書は絵に描いた餅状態となってしまいます。

そのためB&B イタリア(B&B Italia)は、このデザインを完成に導くべく、自らが育てた職人の手作業の技術に期待を寄せました。ベンド・ソファは、しばしば対立構造で紹介されがちな、デジタル研究と職人技術、そして快適さとデザイン性の高さを両立したソファなのです。

さらにそこに、上でも述べた「使い方を考えさえすれば、人数・部屋の広さ・用途がどのようなものであっても、きちん活躍させられるソファになる」という柔軟さも加わります。

非常にB&B イタリア(B&B Italia)らしいともいえるベンド・ソファは、それまでの製品とはまた異なる感動を、きっとあなたに与えてくれることでしょう。

パトリシア・ウルキオラ~
「現代イタリアデザイン界の祖」とともに働く才媛

ベンド・ソファを生み出したデザイナーPatricia Urquiora(パトリシア・ウルキオラ。以下カタカナ表記)は、スペインに生まれた女性です。大学まではスペインで学んでいましたが、のちにイタリアのミラノ工科大学を卒業することになります。

彼女には数多くの輝かしい実績がありますが、そのなかでも特に取り上げたいのが、「現在のイタリアデザイン界の祖」ともいわれるヴィコ・マジストレッティとの仕事です。わずか29歳のころから6年間、彼女はこの偉大な人物と提携して活躍しました。

さらに35歳のときには、同じ大学の出身者であるピエロ・リッソーニの作り上げたリッソーニ・アソシエイツのデザイングループの責任者のポジションに就任します。

彼女が独立したのは比較的遅く、40歳のころです。しかしその活躍の幅は非常に広く、ホテルや別荘のデザインを手掛けてきたほか、だれもが知る高級ブランドエルメスとの提携、また舞台美術の担当などで、その名前を広く知らしめています。

また、彼女の作り出した作品は、ニューヨークの近代美術館にも収蔵されています。ベンド・ソファを生み出した年でもある2010年にはスペイン政府から芸術功績金賞を与えられるなど、華々しい実績を積み上げている人物でもあります。

彼女は「革新的工業デザインの開拓者」として知られているアキッレ・カスティリオーニにも師事していたのですが、2002年に旅立った彼は、パトリシア・ウルキオラに大きな影響を与えました。

彼がパトリシア・ウルキオラに教えた「デザインをするときは、常にそのプロジェクトの基本的要素を大切にしなさい」という理念は、彼がこの世から去った後でも、彼女のデザインの根幹を支えているといえます。

パトリシア・ウルキオラの目指すデザインは、「現在」にはありません。彼女のまなざしは常に未来を向いており、現在の研究開発の枠組みさえも超えて、常に「よりすばらしいデザイン」を作り上げることにのみ向いています。

今回紹介したベンド・ソファもまたその一つではありますが、同時に、パトリシア・ウルキオラはそのベンド・ソファすらも「過渡期に作られたものである」ととらえています。これ以降も彼女は新しい作品を作りだし続けることと思われますし、そしてそのデザインはまた数多くの人達を魅了していくと断言できます。

Poltrona Frau(ポルトローナフラウ)Let It Beソファ

イタリアを代表する老舗ブランド「Poltrona Frau(ポルトローナフラウ)」の歩み

一人掛けの椅子を意味するイタリア語「ポルトローナ」と、創業者であるレンツォ フラウのファミリーネームから名付けられた、イタリアを代表する世界最高峰のブランド『Poltrona Frau(ポルトローナフラウ)』。
1912年にトリノ(イタリア)で創業後、当時トリノに集まっていた王族の間で評判を高め、1926年にはイタリア王室の御用達ブランドに。
100年経っても色あせない造形力に卓越した職人の伝統と新しい技術を調和させ、イタリアの家具デザイン界に大きな影響を持つブランドとして君臨しています。

Poltrona Frau(ポルトローナフラウ)のブランドを語るときには、洗練されたデザイン性だけでなく創業の原点となった「ペレフラウ」というレザーの存在も忘れてはなりません。
丁寧な職人技から生まれる、イタリアンカラーの美しい外観としなやかな手触りを持つレザーで仕上げられた椅子は、体をやさしく包み込むような極上の座り心地を演出してくれます。
現在、Poltrona Frau(ポルトローナフラウ)の活躍の場は、巨匠建築家との住宅や商業施設での家具や内装コラボレーションだけではありません。
フェラーリやマセラッティ、ポルシェなどの高級車や航空機のファーストクラスのシート、プライベートジェットやヨットの内装にまで至ります。
また、Cassina(カッシーナ)やCappellini(カッペリーニ)などの人気家具ブランドをグループ傘下に収め、イタリアのみならず世界のハイエンドブランドのリーディングカンパニーとして唯一無二の存在感を誇ります。

世界のセレブリティの間で好まれるこのブランドには、『Vanity Fair』や『1919』のようなイタリアの伝統的な家具デザインを感じさせる「ヒストリカルデザイン」と、先進的なデザイナーとの積極的なコラボレーションによる「コンテンポラリーコレクション」の2つのラインがあります。

リビングを極上のくつろぎ空間に演出する『Let it be』ソファ

ビートルズの名曲からアイデアを得たとされる『Let it be(日本語訳:ありのままに)』ソファ。
このソファには、普段の煩わしさから解放され、自分らしくいられる時間をゆったりと過ごすためのオプションがふんだんに揃っています。

古代ローマの「トリクリニウム」という裕福な家のダイニングルームにあった伝統的な家具を、インテリアデザイン界で華やかな経歴を持つルドヴィカ+ロベルト・パロンバが再解釈しました。

毎日の中で会話を楽しんだり、横になったり、食事を取ったりするためのソファをイメージしてデザインされた『Let it be』。厳選された素材を美しいステッチで縁取った気品のある外観に、レイアウトの自由度の高さと機能性が秘められており、リビングを極上のくつろぎ空間に演出する最高級ソファです。

『Let it be』の外観の優雅さはそのまま空間の大きさやインテリアの雰囲気に合わせて、現代の多様な生活スタイルに応じた自由なアレンジをお楽しみいただけます。

極上の座り心地をサポートするお好みの座面の奥行やクッション、サポーターなどの豊富なパーツは100種類以上をご用意。『Let it be』の洗練されたデザインにふさわしい肘掛けや収納の選択肢も多く、最高級ランクのソファの中でも特にカスタマイズ性に優れています。

クッション部のスタイリングに合わせて2種類の金属素材より選択できる脚部は、座面より少し奥まって配置されており、まるでソファが浮かんでいるかのように設計されています。素材だけでなく長さも選べるので、ご自宅のプライベート空間にふさわしいソファの高さにレイアウトできます。

張地は、Poltrona Frau(ポルトローナフラウ)が原材料から加工までこだわり抜いた素材であり、いずれも約100種類のレザーやファブリックから、インテリアに合わせてお好みの質感のものをお選びください。クッションと脚部のフレームの張地を統一してシンプルに仕上げたり、別々の素材や配色でコントラストを楽しんだりすることもできます。

厳選された高品質な天然繊維を中心とするファブリックなら、自然な発色にやさしい手触りで落ち着きのあるインテリアに。一方、フェラーリやマセラッティなどのラグジュアリーブランドにも採用され『Pelle Frau®︎(ペレフラウ)』と呼ばれる最高品質のレザー素材なら、しなやかな手触りでイタリアンカラーの美しい発色を空間にもたらしてくれます。

自宅のプライベート空間で優雅なリラックスタイムを過ごすなら、世界のハイエンドブランドのPoltrona Frau(ポルトローナフラウ)が「デザイン」「素材」「機能」「バリエーションの豊富さ」にこだわって完成させた『Let it be』をおすすめします。

豊富な経験から生まれる芸術性の高いデザイン

ルドヴィカ+ロベルト・パロンバと称される2人は、共にイタリアのローマ大学で建築を学び、1994年にミラノで設立されたTHE PALOMBA-SERAFINI STUDIOを主宰している。

Poltrona Frau(ポルトローナフラウ)やCappellini(カッペリーニ)などの一流家具ブランドのインテリアデザインの他に、世界中の著名ブランドのプロダクトデザインや展示会のアートディレクションに至るまで幅広く手掛ける。

毎年、家具から水まわりのハイブランドまで多くの作品を継続して発表し続けており、枚挙にいとまがないほどの受賞歴を持つ。

社会と消費者ニーズに対する現代的ビジョンと、デザインの歴史的・文化的ルーツに対する幅広い知見を組み合わせ、過去と未来を融合させたデザインを生み出す。高い機能性だけでなく長持ちし親しみを感じられるデザインで、ロングセラーとして愛用し続けられているものが多い。

de Padova(デパドヴァ) Louisiana チェア

イタリアンモダンインテリアをリードし続ける
de Padova(デパドヴァ) の軌跡

1956年フェルナンドとマッダレーナのデパトヴァ夫妻が、イタリア・ミラノにて北欧の家具とオブジェのセレクトショップを立ち上げたことからDe Padova(デパドヴァ)の歴史は始まります。

De Padovaはイタリアで初めて北欧家具を輸入した企業として名を広め、当時のイタリア家具業界に大きな影響を与えました。
1960年代、デパトヴァ夫妻はスイスへ旅行中にチャールズ・イームスが手掛けたワイヤーチェアと出会い強い感銘を受けます。
個性的で洗練された北欧デザインに魅せられた夫妻はハーマン・ミラーとの数カ月の交渉の末、チャールズ・イームスとジョージ・ネルソンがデザインした製品の製造ライセンスを取得。
ICF  de Padova(デパドヴァ)を設立してイタリア・ヴィモドローネに本社を置き、ハーマン・ミラーのオフィス家具の生産を開始します。

1970年代には、イタリアデザイン界の巨匠ヴィコ・マジストレッティとのコラボレーションがスタート。
ヴィコ・マジストレッティは、長きにわたってde Padova(デパドヴァ)のオフィス家具デザインを手がけ数々の名作を発表しました。
1980年代には、Edizioni DePadova(後のè De Padova)を設立。
アッキレ・カスティリオーニやディーター・ラムスといった、一流デザイナーとの共同制作をおこないます。

1990年代から2000年代にかけては、de Padova(デパドヴァ)にとって大きな転換期となりました。
ピエルルイジ・チェッリ、レンゾ・ピアノ、パトリシア・ウルキオラ、nendo(ねんど)といった世界中のデザイナーやデザイン会社と協力し、革新的なプロダクトを次々と発表します。
2015年にイタリア屈指のキッチンブランドBoffiと合併し、2017年にデンマークの家具ブランドMA/U Studioとパートナーシップを締結。
企業の枠を超えた協力関係を結ぶことで、世界的家具ブランドとしての地位をより強固なものとします。
有名デザイナーやブランドとの多彩なコラボレーションから生み出されるde Padova(デパドヴァ)の家具は、特定の地域や固定されたスタイルにとらわれない革新的なプロダクトを発表し続けています。

de Padova(デパドヴァ)は、とくにソファに重きを置く家具ブランドです。
今回は、デザイン界の巨匠ヴィコ・マジストレッティがデザインした美しき名作、ラウンジチェア「Louisiana」をご紹介します。

熟練の職人による繊細な手仕事が光る
ラウンジチェアLouisiana(ルイジアナ)

Louisianaは、馬にのせる鞍をイメージしてデザインされたラウンジチェアです。
滑らかなカーブを描く優美なシルエットは、360度どこから見ても美しい強力な美的個性を感じさせます。
一人掛けながら圧倒的な存在感があり、空間の中心に配置しても非常に見応えがあります。
背面からサイドには上質な厚手のレザーが使われ、年月を重ねるごとに美しい経年変化を遂げます。
使いこむほどオリジナルのラウンジチェアに育つ楽しみを得られるのも、Louisianaならではの魅力といえるでしょう。
バックスタイルの曲線美を構成する、堅牢性と意匠性を兼ね備えた繊細なハンドスティッチにも要注目。
扱いの難しい分厚いレザーをカーブや丸みに沿って寸分の狂いなく縫い合せる技術力の高さは、熟練の職人だけが実現できる圧巻のクオリティです。

ヴィコ・マジストレッティの円熟したデザイン力と、高度な職人技とが融合して生まれたLouisianaは、1993年に登場して以来世界中のインテリアファンを魅了し続ける珠玉の逸品です。

専用プフとの組み合わせにより卓越したくつろぎを叶える

スッキリとしたシルエットのバックスタイルとは対照的に、体に触れるシートクッションはフェザー入りでふっくらやわらか。
適度なクッション性によって体が沈みすぎず、絶妙な背面の角度により楽な姿勢をキープできます。
その極上の座り心地は、一度腰を下ろせば立ち上がるのを躊躇してしまうほど。
また、Louisianaは専用プフとセットでお使いいただくと、さらなるリラクゼーションを得ることができます。
Louisianaの座面よりも5cm低く設計された絶妙な高さの違いにより、足が腰よりも上にあがることなく、体にやさしい体勢でより深くおくつろぎいただけます。
頭から足までゆったりと身を任せながら、本を読んだり、映画を見たり、自分だけの特別なリラックスタイムをお過ごしください。

インテリアテイストやライフスタイルに寄り添うシート素材

Louisianaのシート部分は、ファブリックまたはレザーからお選びいただけます。
レザー×ファブリックの異素材コントラストは、北欧テイストの軽やかさやあたたかみを演出しLouisianaの魅力を最大限に引き出します。
レザー×レザーは高級感があり、ファブリックにはない重厚な雰囲気をお部屋にもたらします。
素材にかかわらずシート部分はジッパー式で簡単に着脱できるため、メンテナンス性に優れお手入れにも手間がかかりません。
とりわけ、ファブリックは汚れたら取り外してクリーニング可能です。
小さなお子さまやペットのいるご家庭でも、汚れを気にすることなく安心してLouisianaをお使いいただけます。

デザイン性と実用性を兼ねたキャスターを装備

Louisianaには、ころんと丸いクラシカルな雰囲気のキャスターがセットされています。
キャスターの脚間は前方は広く、後方は狭く配置されたアンバランスさがユニークで、視覚的にも物理的にも非常に心地よく快適な設計です。
もちろん、キャスターはただの飾りではありません。
キャスターを滑らせれば、女性一人でもお好きな場所にスムーズに移動させることができます。
お部屋のレイアウトチェンジを楽しんだり、ラウンジチェアとプフをそれぞれ独立して使ったり、気分に合わせてより自由度の高い使い方をお楽しみいただけます。

イタリアンモダンの先駆者
Vico Magistretti(ヴィコ・マジストレッティ) 1920-2006

1920年イタリア・ミラノ生まれ。

ミラノ工科大学にて建築を学び、卒業後は父親のデザイン事務所でキャリアをスタートします。

その後、建築・都市計画・インテリアデザイン・家具デザインなど幅広い分野で活躍。

De Padova社やカッシーナ社といった、一流インテリアブランドとのコラボレーションをおこない数々の名作を残しました。

とくに、当時としては画期的だったプラスチック素材を使った家具を発表したことは、ヴィコ・マジストレッティ最大の功績と讃えられています。
1967年にはアルテミデの「エリッセ」、1979年にはオルーチェの「アトーロ」でコンパッソ・ドーロ賞を受賞。

ヴィコ・マジストレッティが手掛けた12点もの作品が、ニューヨーク近代美術館(MoMA)のコレクションとして収蔵されています。

Cassina(カッシーナ)HOLAチェア

Cassina(カッシーナ)は、今から100年ほど前に生まれたイタリアの家具ブランドです

Cassina(カッシーナ)は、1927年、今から100年ほど前に、イタリアのメダで生まれた会社です。なおメダは、ミラノにあります。

1927年は、第一次世界大戦が終わってから7年ほど経った年です。それまでは「職人が作るもの」であった家具は、このくらいの年から、「産業として作っていくもの」に変わっていきます。その時代の変化のなかで、カッシーナは誕生しました。

イタリアのいち家具ブランドであったCassina(カッシーナ)は、その成長の過程で、数多くの外部デザイナーや外部建築家とコラボレーションを始めるようになります。なお、最初にコラボしたデザイナーは、フランコ・アルビニです。彼とともに作り出したチェアは、今なお、Cassina(カッシーナ)を語るうえで欠かすことのできない一品とされています。

その後Cassina(カッシーナ)は、豪華客船の内装を手掛けるなどして、徐々にその名声を上げていくことになります。

1964年からは「巨匠らのコレクション」を打ち出し、ル・コルビジェをはじめとする有名な建築家のデザインを復興させました。

彼らの挑戦は収まることなく、その後にも数多くの製品を誕生させます。時に彼らの作り出した家具は人々に喜びを与え、時にそれを作り出す職人の誇りとなり、そして時には芸術品として美術館に収められることとなります。

Cassina(カッシーナ)には数多くのラインがあるため、「これこそがカッシーナの特徴だ! これのみがカッシーナの特徴だ!」と言い切るのは難しいでしょう。

ただ、全体の方向性として、Cassina(カッシーナ)はいわゆる「イタリアンモダン」を得意としている、とはいえるでしょう。

常に革新的で最先端で、驚きと創造性にあふれる作品を作っています。しかしその土台はぶれることがなく、モダンでありながらも安心感を与えるような安定感を持っているブランドです。

オラアームチェア、どの素材にするかで表情は変わる

イタリアのみならず世界中のファニチャーブランドのけん引役となってきたCassina(カッシーナ)の栄光と名声、そして何よりもその高い信頼性と技術は、誕生して100年ほども経とうとする現在でもまったく色あせることはありません。

そんなCassina(カッシーナ)の技術を持って生み出されたのが、「367HOLA(367オラ。「オラアームチェア」とも呼ばれるので、今後はこの表現に統一する)です、

このオラアームチェアは、スイス生まれのデザイナーハンス・ウェッツスタインによって生み出されました。マドリッドにあるスイス大使館などのデザインも手掛けた彼の遺作のひとつともなったオラアームチェアは、彼らしい高い機能性と、どんなインテリアにもなじむ柔軟さを持っています。

オラアームチェアの特徴として、「2つの素材、多彩すぎるともいえるほどのカラー展開」が挙げられます。

オラアームチェアのカバーは布製か革製かを選べるようになっており、それぞれがまったく異なる表情を持ちます。布のカバーは親しみやすく、優しく、気さくな印象に仕上がっています。一方、革のカバーは高級感があり、エレガントでスタイリッシュな空気をまとっています。フレームが同じであったとしても、このカバーの違いによって、醸し出す雰囲気がまったく異なるわけです。

また、オラアームチェアは非常にカラー展開が豊富です。100色近くものカラーバリエーションがあり、華やかで明るい印象の暖色系の色もあれば、涼やかで印象的な寒色系の色もあれば、落ち着いていて大人びた雰囲気を持つモノクロカラーもあります。イスにはあまり用いられない鮮やかな紫色なども展開しており、見ているだけでも楽しくなってくるでしょう。

同じ「オラアームチェア」と言っても、どちらの素材を選ぶか、どのカラーを選ぶかで、部屋に置いたときの印象は大きく異なります。チェアのなかにはその形で個性を出そうとしているものもありますが、カッシーナのオラアームチェアの場合は豊富な色展開が個性を語ります。たとえ周りの人でオラアームチェアを持っている人がいたとしても、その人の持っているオラアームチェアとあなたの部屋に置かれるオラアームチェアは、おそらくまったく違ったものに見えることでしょう。

「自分の好みを最大限に反映できるデザインのチェアであること」は、オラアームチェアのもっとも大きな特徴のうちのひとつだといえます。

作り出す影すらも美しい、オラアームチェアという存在

2つの素材と、豊かすぎるとまでいえるカラーバリエーションがオラアームチェアの魅力ではありますが、それ以外にももちろん語るべき点はあります。

オラアームチェアは、背もたれの表部分と裏部分が作り出すラインが非常に美しいと評価されています。この背もたれの美しさは、しばしば「作り出す影すらも芸術的である」とたたえられます。背もたれの作り出す影が、オラアームチェアにアクセントを与えているのです。

どこから見ても美しいオラアームチェアですが、「チェア」としての役目ももちろん失っていません。

オラアームチェアは、スティールフレームとモールドウレタンフォームを組み合わせて作られています。ちなみにこの「モールドウレタン」とは、金型にウレタン駅を流し込んで発泡させて作ったクッションをいいます。

モールドウレタンは型崩れがしにくいうえに、人間の体のラインに沿って作られているため、非常に座り心地が良いという特徴があります。また長時間にわたって使い続けていたとしても、腰やお尻が疲れにくいのも魅力です。

リビングに置かれることの多いアームチェアはしばしば来客用としても使われますが、カッシーナのオラアームチェアならば、立派に来客用のイスとしての役割を果たしてくれることでしょう。また、長く座っていても疲れにくいため、食事をしながら歓談する場面にもそっと静かに寄り添ってくれるはずです。

オラアームチェアの産みの親、ハンス・ウェッツスタインについて

最後に、オラアームチェアの産みの親である「ハンス・ウェッツスタイン」について解説していきます。

ハンス・ウェッツスタインは、1958年にスイスの「アスコナ」という基礎自治体で生まれました。

24歳のときにはすでにフリーのプロダクトデザイナーであり、インテリアデザイナーであり、建築家であった人物であり、照明器具などのデザインを積極的に行っていました。

1991年、33歳のときデザインオフィスを立ち上げ、その後Cassina(カッシーナ)を始めとする一流ブランドと提携して数多くの良質なデザインの家具を打ち出してきました。大使館のデザインを手掛けるなどの華々しい功績もあり、デザイナーとして大成した人物だといえるでしょう。

また、多くの大学で講師として教壇に立ち、更新の育成にも情熱を燃やしたことでもよく知られています。
多くの功績を残した彼は、2008年に亡くなります。わずか50年足らずでこの世から去ってしまったハンス・ウェッツスタインでしたが、彼の手掛けたデザインは今でも多くの人に愛され、慕われ、大切にされています。

オラアームチェアのデザインからも分かるように、ハンス・ウェッツスタインのデザインする家具は、「インテリアとよくなじむこと」を意識して作られています。家具は、それだけ単品で部屋に置かれているわけではありません。ほかの家具と「協力」しあい、部屋を校正する要素となっています。その「協力関係」をうまく結べるようにするために、ハンス・ウェッツスタインは心を砕いたとされています。そしてそれらの家具は、高いデザイン性と融和性を誇るだけでなく、機能的で、使いやすく、「生活するため道具」としてのパフォーマンスも最大限発揮できるようになっています。

このような理念で家具を作ってきたハンス・ウェッツスタインは、レッド・ドット・デザイン賞などの国際的なデザインコンクルールでも賞を受賞しています。

なおここではオラアームチェアを紹介しましたが、Cassina(カッシーナ)ではほかにもベッドなどのデザインも手掛けています。

Cassina(カッシーナ) ICOチェア

Cassina(カッシーナ)は、今から100年ほど前に生まれたイタリアの家具ブランドです

Cassina(カッシーナ)は、1927年、今から100年ほど前に、イタリアのメダで生まれた会社です。なおメダは、ミラノにあります。
1927年は、第一次世界大戦が終わってから7年ほど経った年です。それまでは「職人が作るもの」であった家具は、このくらいの年から、「産業として作っていくもの」に変わっていきます。その時代の変化のなかで、Cassina(カッシーナ)は誕生しました。
イタリアのいち家具ブランドであったCassina(カッシーナ)は、その成長の過程で、数多くの外部デザイナーや外部建築家とコラボレーションを始めるようになります。なお、最初にコラボしたデザイナーは、フランコ・アルビニです。彼とともに作り出したチェアは、今なお、Cassina(カッシーナ)を語るうえで欠かすことのできない一品とされています。
その後Cassina(カッシーナ)は、豪華客船の内装を手掛けるなどして、徐々にその名声を上げていくことになります。
1964年からは「巨匠らのコレクション」を打ち出し、ル・コルビジェをはじめとする有名な建築家のデザインを復興させました。
彼らの挑戦は収まることなく、その後にも数多くの製品を誕生させます。時に彼らの作り出した家具は人々に喜びを与え、時にそれを作り出す職人の誇りとなり、そして時には芸術品として美術館に収められることとなります。
Cassina(カッシーナ)には数多くのラインがあるため、「これこそがカッシーナの特徴だ! これのみがカッシーナの特徴だ!」と言い切るのは難しいでしょう。
ただ、全体の方向性として、Cassina(カッシーナ)はいわゆる「イタリアンモダン」を得意としている、とはいえるでしょう。
常に革新的で最先端で、驚きと創造性にあふれる作品を作っています。しかしその土台はぶれることがなく、モダンでありながらも安心感を与えるような安定感を持っているブランドです。

Cassina(カッシーナ)の伝統と技術への敬意から生まれた『ICO』チェア

『ICO』チェアは20世紀の半ばにイタリアの建築家として活躍し芸術界の中心人物であったイコ・パリージ(Ico Parisi/1911-1996)の『814』チェアへのオマージュとして、2016年のミラノサローネで発表された作品です。
20世紀半ばのブランド代表作の1つである『814』に21世紀の新しいモダンな解釈を加えたのは、類まれなデザイン力で世界中の注目を集めるデザイン事務所『Ora ïto(オラ・イト)』。
「ICOチェアは50%が私のデザインで、50%がCassina(カッシーナ)のノウハウです。」とデザイナーのイト自身が語るように、20世紀のブランドの立役者であったイコ・パリージのデザインとカッシーナの伝統的な職人技術にインスピレーションを受け、木で製作できる家具の限界に挑戦しました。
イトは約4年の歳月をかけてデザインを緻密に検討し、Cassina(カッシーナ)の誇る最新技術を『ICO』チェアに反映させました。レイアウトしやすい低めのアームレストも特徴で、住宅でもレストランやホテルでも優雅なシーンを演出するのにレイアウトしやすい機能的で美しい木製アームチェアです。

背面や座面と一体化したフレームには自然な木目が美しいアッシュの無垢材を用い、カッシーナの熟練した木工技術と最先端の研究がなければ実現できない、有機的なフォルムに仕上げられています。
そして、背面や座面にはフレームと同系色の丁寧に仕立てられた布または革の張地に繊細なステッチが施され、低めのアームレストと共に全体の複雑なフォルムを高い技術力で上品にまとめ上げています。
全5色(ナチュラル塗装仕上/ブラック染色塗装仕上/ウォールナット色染色塗装仕上/レッド染色塗装仕上/トープ染色塗装仕上)から選択でき、インテリアのテーマや空間の雰囲気に合わせたレイアウトをお楽しみください。
また『ICO』チェアには、ゆったりと優雅に過ごすダイニングやレストランのダイニングチェアとして、あるいは書斎や事務所のデスクなどで長時間座るデスクチェアとしても活躍する快適な座り心地があります。
伝統的なモダンデザインの要素に美しさと快適さが加えられており、ガラスや金属、無垢材などテーブルの素材も選ばず、実にレイアウトしやすいデザイン性と機能性を持ち合わせたカッシーナの新しい定番家具です。

現代デザイン界で独自の地位を築くトップランナー『Ora ïto』

パリで高い注目を浴びるito morabit(フランス/1977-)が率いるデザイン事務所。

「Ora」はイトの名前の一部から取り、日本語でいう「オーラ」という意味合いも兼ねる。
イトはまだ20歳であった1997年にルイヴィトンやナイキ、アップルコンピュータなどの有名企業の商品や広告デザインを、実在しているかのようにオンラインで発表し世界から注目を浴びる。

その後、ハイネケンのボトルデザインで知名度を不動のものにすると、家具界ではカッシーナやカッペリーニなどのトップブランドで重用され、香水から路面電車のデザインに至るまで幅広い分野を横断してその才能を発揮。
イトは『Wall Paper』による「40歳以下の最も影響力のあるデザイナーTOP40」に選出された後、2013年に生まれ故郷であるマルセイユ(フランス)にアートセンター『MAMO』を設立。
ル・コルビュジエが設計した神話的なシテ・ラデュースの屋上テラスにあるMAMOは、空高く360℃を見渡せる歴史的かつ現代的な場所で「重力の法則に逆らうことで、美学を超えた感情を生み出す」という彼の浮遊感と軽やかさへの情熱が集約されている。
同世代の中でもいち早く高級ブランドとの協業を行ってきた『Ora ïto』は、常に注目を集める現代のポップカルチャーの旗手的な存在だ。

ligne roset(リーン・ロゼ)ブリガンタン

世界のトップデザイナーの想像力と優れた製造技術が融合した家具を展開するリーン・ロゼの歴史

世界の一流家具ブランドのなかでも、とくに長い歴史を持つ1860年創業のフランスの老舗ブランドligne roset(リーン・ロゼ)。
アントニー・ロゼによって、リヨン郊外のブリオードで傘とステッキを製造する木工所としてスタートしました。
優れた木工加工技術を生かしながら伝統的な家具づくりを始め、1950年代にはデザインに重きをおいたコンテンポラリー家具の製造を開始します。
1954年にはligne roset(リーン・ロゼ)を語るうえで欠かせない、才能あふれる若きインテリアデザイナーMichel Ducaroy(ミッシェル・デュカロワ)とのコラボレーションが始まりました。
とくに、1960年代から1970年代にかけては、ligne roset(リーン・ロゼ)の歴史における重要な転換期といえます。
1963年にオールウレタン製のソファを発表すると、世界の家具マーケットに驚きをもって迎えられます。
1973年には正式にligne roset(リーン・ロゼ)ブランドを設立。
同年、ミッシェル・デュカロワがデザインしたオールウレタン構造のソファ「ROSE Togo(ロゼトーゴ)」を発表すると、瞬く間に人気家具ブランドの地位を確立します。
現在では、フランス有数の国際ブランドとして世界67ヵ国、700店以上の販売店舗を展開。
世界各国の90名以上のトップデザイナーとコラボレーションをおこない、常に新しいライフスタイルを提案し続けています。

メイドインジャパンの安心感と充実のアフターフォロー体制

日本で販売されているligne roset(リーン・ロゼ)の商品は、実は日本製であることをご存知でしょうか。
ligne roset(リーン・ロゼ)とライセンス契約を結んでいるのは、広島に工場を構える日本の企業「ドリームベッド」。
ドリームベッドはligne roset(リーン・ロゼ)のほかに、アメリカの大手マットレスブランド「Serta」や、フランスのベッドブランド「ruf」とも提携している確かな技術と実績を持つ企業です。
信頼のおける日本の工場で製造することにより、納期の短縮や輸送コストの削減、古くなった生地の張替えなど、日本人ユーザーにさまざまなメリットを供給できます。

また、ダスキン株式会社との提携により出張クリーニングにも対応し、アフターケアにも力を入れています。
クリーニングや張替えといった充実のメンテナンス体制により、お気に入りのソファを長く使い続けられるのもリーン・ロゼならではの魅力です。 これからご紹介する「ロゼブリガンタン」は、世界で唯一日本だけがライセンス生産を認められ、現在は日本でのみ販売されている希少なソファです。

一度座ると虜になる最上級の心地よさ
ROSET Brigantin(ロゼブリガンタン)

ロゼブリガンタンは1981年に発表されて以来、40年以上愛され続けているフランス産まれ日本育ちのロングセラーソファです。
ブリガンタンとは英語で「帆船」を意味し、ダイナミックな背もたれは風を受けた帆船の帆がふわっと空気を抱え込んだ様子を表しています。

その優雅な姿から一見デザイン重視のソファに思われがちですが、一度腰かけるとやみつきになる座り心地の良さが高く評価されています。

密度の異なる7種類のウレタンフォームと、カバーにキルトされた弾力性のあるポリエステル綿により、背もたれやアーム部分までふんわりやわらか。

体に合わせて形状が変化するため、深く腰掛けて背もたれにゆったりと頭を預けたり、アーム部分を折り曲げてクッション代わりにしたり、さまざまなくつろぎ方ができます。 体をやさしく包みこむ最上級の座り心地により、優雅なリラックスタイムを過ごせる特等席となるでしょう。

ソファでの過ごし方やスペースに合わせて選べる充実のサイズラインナップ

ロゼブリガンタンは、1人掛け・2人掛け・3人掛け・パフ(足置き)の4タイプ展開です。豊富なサイズラインナップにより、お部屋の広さやくつろぎ方に合わせてピッタリのソファをお選びいただけます。
とくに、1人掛けはロゼブリガンタンならではの、すっぽりと包み込まれるような格別の安心感を堪能できます。
アームや背もたれに心地よく身を任せながら、自分だけの癒しの時間をお過ごしください。
さらに、パフを組み合わせることで、1人掛けでも足を伸ばしてより深いリラックスを得られます。
もちろん、パフは単体でも使えるため1台あると幅広いシーンで活躍してくれるでしょう。

スペースに余裕があるなら、2人掛けや3人掛けもおすすめです。
2人掛けは156cm、3人掛けは198cmとゆとりのあるサイズ感で、家族でくつろぐリビングに最適。
座面の奥行きは60cmと深く、ソファの上で胡坐をかいたり、ベッドのようにごろんと横になったり、シーンに合わせてもっとも心地よい姿勢を叶えられます。

ボリューミーな見た目に反して、ロゼブリガンタンの重量は1人掛けなら約11kgと非常に軽量で女性一人でも楽に移動できます。
日々の掃除やレイアウトチェンジがしやすいうえ、ソファ底面に木部や金具などがないため床を傷つける心配もありません。

多彩な張地と専用イージーカバーにより理想のソファスタイルを叶えられる

ロゼブリガンタンは、張地の豊富さも見逃せないポイントです。
ファブリックから本革までさまざまな素材をご用意し、カラーバリエーションも多彩。
表面と背面を異なる張地で仕立てる張り分けにも対応しているため、インテリアイメージにマッチしたオリジナルソファを実現できます。
張込み仕様のためカバーを取り外すことはできませんが、そのぶん型崩れしにくく美しい状態を保ちながらお使いいただけます。
しかし、小さなお子さまやペットがいるご家庭だと、張地の傷みが気になることもあるでしょう。
ロゼブリガンタンには、専用のイージーカバーが用意されています。
イージーカバーをセットすることで、ロゼブリガンタンの優雅な雰囲気を損なうことなく張地を汚れやキズから守ることができます。
イージーカバーはドライクリーニングに対応しているため、汚れたら気軽に取り外してお手入れ可能です。
洗い替え用に色違いでストックしておけば、気分や季節に合わせて簡単にレイアウトチェンジをお楽しみいただけます。

ウレタンフォームソファの可能性を追求したコンテンポラリースタイルの先駆者

Michel Ducaroy(ミッシェル・デュカロワ)

1925年フランス生まれ。 リヨンでは名高い装飾家の家系Cheley ssin家に誕生し、幼い頃から一家の運営する会社の現場でデザインと技術を学び、さらにリヨン国立美術学校にて学位を取得します。
1954年よりligne roset(リーン・ロゼ)とのコラボレーションをスタート。
1968年に初のウレタンフォーム構造のソファ「ADORIA」をデザインしたのを皮切りに、ソファ新時代と評されるウレタンフォームモデルを多数手がけます。

ligne roset(リーン・ロゼ)のベストセラーの一つである、世界的名作「ROSE Togo」はそのシンボルとなりました。
フランスにおけるコンテンポラリースタイルの先駆者として、生涯をかけて美と機能性を追求し続けたその魂は、今も脈々と受け継がれています。

Cassina(カッシーナ)Myworld(マイワールド)ソファ

「Cassina(カッシーナ)」が世界のトップブランドになるまで

Cassina(カッシーナ)は教会の木製家具を製造していたカッシーナ兄弟により、1927年にミラノ(イタリア)で設立されました。
当時のヨーロッパの家具業界は手工業から工業化へ移行する最中で、Cassina(カッシーナ)は外部の建築家やデザイナーとのコラボレーションを業界に先駆けて始めたブランドになります。
1950年に「イタリア建築デザインの父」と称されるジオ ポンティとの豪華客船「アンドレア・ドリア号」のインテリアでのコラボレーションが成功したことは、Cassina(カッシーナ)の知名度を大きく上げるきっかけとなりました。
デザイン性が高い家具を確かな技術で工業生産できるブランドとして変化を遂げたCassina(カッシーナ)は、以後、21世紀の現在に至るまで著名なデザイナーや建築家とコラボし、ひときわ高いデザインセンスを発揮した作品を次々と発表し続けています。
その多くの作品はニューヨーク近代美術館に収蔵されるなど、憧れの家具ブランドとして世界中の多くのファンを魅了し続けています。

時代に応じたデザインと技術の進歩を繰り返すCassina(カッシーナ)ブランドには、特色の異なる3つのラインが存在します。
近代建築の巨匠たちによる「イ・マエストリ」は歴史的な名作が多く、ル・コルビュジエやフランク・ロイド・ライトなどのデザインを堪能できます。
一方、デザイン愛好家に熱狂的な支持者も多い「シモン・コレクション」では、デザインへの合理主義的なアプローチをテーマに作られた革新的な家具に出会うことができます。
今回は『Myworld(マイワールド)』ソファを紹介します。

ピースの組み合わせ次第で多様な過ごし方を提供する
Myworld(マイワールド)ソファ

Cassina(カッシーナ)Myworldソファは美しさと快適性、機能性を備えた現代の暮らしに寄り添うソファです。2人掛けおよび3人掛けのソファやアームチェア、カウチやオットマンといった全34ピースをラインナップ。
家族構成や過ごし方に合わせて、思いのままにピースを組み合わせてオリジナルソファを実現できます。
直線的にまとめたり、コーナーソファとして配置したり、スペースが許す限り無限にレイアウトできる自由度の高さが魅力です。
コンパクトにまとめても大きく広げても、シンプルながらさりげなく個性を演出できる上品なデザインでお部屋の雰囲気を高められます。

やさしく体重を受け止める肉厚クッションで座り疲れしづらい

座面および背もたれには、中綿とフェザーを組み合わせた肉厚のクッションを採用。
全身をやさしく包み込むボリューミーなクッションは、弾性と柔軟性のバランスが良く底付き感のないふっかりとした座り心地です。
適度な沈み込みがありながら、ソファ全体で体重を受け止め体への負担を軽減します。
長時間座り続けても疲れにくく、ソファで過ごす時間が長い方にもご満足いただけるでしょう。

ワンランク上の安定感を堪能できるワイドな座面

全身をすっぽりと包み込む、奥行き65cmの広々とした座面シートにも要注目。
ソファの上でゆったりとあぐらをかいたり、ベッドのようにゴロンと横になったりしても、窮屈さを感じさせません。
たっぷりと余裕のある幅広の座面に全身を預け、贅沢なくつろぎ時間を満喫していただけます。

心地よい立ち座りをサポートする絶妙な座面高

座面高は38cmと立ち座りの動作がしやすく、リラックスした自然な姿勢を保てます。
床にしっかりと足をつけて腰かけられるため、パソコン操作や書類チェックなどの作業も快適。
仕事をしたり、趣味に打ち込んだり、くつろいだり、Myworldソファなら一つのスペースで多様な使い方をお楽しみいただけます。

カラーラインナップ豊富な張地

インテリアイメージを左右する張地は、ファブリックとレザーの豊富なラインナップから選択可能です。
鮮やかな色合いからシックな色合いまで、絶妙なカラーバリエーションをご用意しています。
ファブリックは通気性がよく、やさしい肌触りが特徴です。
織り方によって質感が異なるうえ色柄も多彩のため、インテリアにマッチする1枚を見つけていただけます。
また、レザーは高級感があり優れた耐久性を有します。
年月を経るごとに色艶や味わいが増していき、世界に一つだけのソファに育てられるのはレザーならではの醍醐味です。
一生モノのソファとして、経年変化を楽しみながら末永く愛用していただけます。

ソファで過ごす時間をバックアップする専用オプション

サイドテーブルやパーテーションなど、専用オプションの多彩さもMyworldソファならでは。
とくに、2種類のサイドテーブルはMyworldソファと一体となって設置できるよう設計され、バックシートが浮いているかのような軽快感を演出します。
ボックスタイプのサイドテーブルにはコンセントやUSBポート、ワイヤレス充電器などの便利なガジェットを完備。
ソファでくつろぎながらスマートフォンやタブレットを操作したり、パソコンで作業したりする際にも、バッテリーの残量を気にする心配はありません。
デザイン性だけでなく機能性も充実したこだわりのオプションたちは、Myworldソファで過ごす時間をより快適で心地よいものに導いてくれるでしょう。

デザイナーPhilippe Starck

フィリップ・スタルク(Philippe Starck / 1949~)
フランスの建築家、デザイナー。カモンド装飾美術学校(パリ)で学んだ後、ピエール・カルダンのスタジオに入社し主に家具デザインを担当する。1980年にスタルク・デザインを設立し、パリのクラブ「マン・ブルー」のインテリアを手掛けるなどし頭角を現す。1982年にフランスの大統領公邸であるエリゼ宮のインテリアを任されたことで、一躍注目を浴びることに。Cassinaとの揚力関係を結び、1989年にアサヒブラッスリービルディング(日本)の内装・家具から建築デザインにも携わるなど、建築家としての側面もある。近年はXiaomi(中国)のスマートフォンのデザインを手掛けるなど、世界でもその独創的な感性が注目されるデザイナーの一人。

edra(エドラ) ROSEチェア

奇想天外、「家具そのものの概念すら覆すedra(エドラ)というファニチャーブランド

今回の記事ではedraのROSE Chair(エドラのローズチェア。以降、特筆すべき事情がない限りはカタカナでの表記とする)を取り上げます。このローズチェアはエドラを代表する家具のうちのひとつですが、ここではまずは「そもそもエドラとはどのようなファニチャーブランドなのか」について解説していきます。

エドラは、1987年にイタリアのトスカーナで生まれました。イタリアの有名な家具ブランドのなかには100年を超える歴史を持つものも多く見られますから、まだ35歳のエドラは

「若手」と言ってもよい存在です。

しかしその名称は多くの人に知られていますし、彼らが作り出す家具は多くの人に愛されています。ローマの中心にある大邸宅では、このエドラのローズチェアを中心に据えた家があり、その空間のすばらしさは「美しさが息をする家」とすらも評されています。

エドラの作り出す家具は、非常に前衛的で、アグレッシプで、個性的で、挑戦的で、そして芸術的です。

今回紹介するローズチェアはもちろんのこと、鉱石をモチーフにしたイスやうずまきのように見えるソファ、3色の卓面を組み合わせた個性的なテーブルなど、数多くの家具を打ち出しています。

一見しただけではどのようにして使えばいいかわからないほどに斬新なデザインで作られたエドラの家具は、非常に強烈な印象を私たちに残します。リビングの主役となりうるこれらの家具の独創性は、ほかのファニチャーブランドの追随を決して許しません。

世界にはさまざまなファニチャーブランドがありますが、エドラの作り出す家具はそれらのいずれとも異なる強烈な個性を持ちます。一瞬見ただけで人の目を引きつけるエドラの家具の存在は、家具にインパクトとオリジナリティと存在感を求める人々に深く愛されています。

エドラを語るときにはそのデザインの斬新さを無視できません。これはエドラのもっとも大きな特徴だからです。

しかしエドラが、「ただデザインが独創的であるだけのファニチャーブランド」であったのなら、エドラはこれほどに多くの人の耳目を集めることはなかったことでしょう。

エドラはたしかにその革新的なデザインによって多くの人に注目を集めましたが、エドラの根底には高い手作業の技術と、高度な専門知識があります。彼らは伝統的な芸術と新しい技術を常に研究し、そこで得た知識を自ららの作り出す家具に反映させていきます。

使われる素材も非常に高品質であり、こだわりが見られます。たしかにエドラの家具は「使い勝手の良さ」を至上とするものではなく、しばしば「美術館あるいは公共施設に置かれるためものと考える方が良い(=一般家庭でデイリーユースすることを第一の目的とはしないものである)」と評されます。しかしその高い芸術性を支えるためには、やはり技術・知識・研究・素材が非常に重要なのです。

ちなみに、いわゆる「高級ファニチャーブランド」と呼ばれるブランドのほとんどすべては、家具を生み出すときには(割合は違うものの)なんらかの手作業の工程を必要とします。家具を作り出すために使われる機械は非常に効率的で優秀なものが多いのですが、それでも「手作業でなければ作り出せない部分」があるからです。

エドラの場合はこの「手作業でなければ作り出せない部分」が非常に多いとされています。むしろ機械を使って行う工程はほんのわずかで、その製品づくりのほとんどすべてを職人の手作業にゆだねていると考えられます。

このようなことを合わせて結論付けるのであれば、エドラは、「唯一無二のデザイン性と、そのデザインを具現化する職人の加工技術と、職人が腕をふるうのに値する最高品質の素材の3本の柱によって支えられているファニチャーブランドである」といえるでしょう。

文字通りの「ばら」の姿を写し取った「ローズチェア」について

エドラを語るうえで外すことのできないシリーズに、「フラワー・コレクション(『花シリーズ』『花座シリーズ』ともいう。以降は『フラワー・コレクション』の表記に統一する)」があります。

これは日本人のデザイナーである梅田正徳(うめだまさのり)氏によって作り出されたチェアでした。

1988年に発表されたフラワー・コレクションは、

・月苑(桔梗モチーフ)

・早春(梅モチーフ)

・浄土(蓮モチーフ)

・花宴(桜モチーフ)

の4つがありました。これらは「モチーフとなる花の要素を取り入れただけのチェア」ではなく、それぞれの花の形までをも非常に高い際限度でデザインに落とし込んだものでした。

やがて梅田氏はエドラと提携をし、このフラワー・コレクションを商品化することになります。その後にも新しいフラワー・コレクションが開発していくこととなり、その過程で「ローズチェア」も生み出されました。

ローズチェアは、文字通り、「ばら」をモチーフにしたチェアです。

ばらのもっとも大きな特徴のひとつである幾枚もの花弁を座面~背面のクッションで表現しています。この花弁を模したクッションを1枚ずつ丁寧に作り、立体的に配することで、高級感と存在感のある「ばらの椅子」が完成します。クッションが作り出す独特の陰影と、高級素材のひとつとして名高いベルベットの生地は、チェアを芸術品の域にまで高めています。

「花の王様」のひとつとしてたたえられるばらの持つ気高さや上品さ、高級感を見事に描き出したローズチェアは、初めてこれを見る人はもちろん、家の中でこのチェアと常に一緒に過ごす人にさえも新鮮な驚きをもたらしてくれることでしょう。

リビングに置くだけでなく、庭へと通じる大きな窓の側に置くのもおすすめです。窓があるにも関わらず、庭の美しい緑と室内にある「ばらの花」がよく調和し、自然のなかで過ごしているかのような心地よさを感じられるはずです。

ローズチェアはその美しい座面~背面のデザインがもっとも人の目を引きますが、フレームは金属で作られています。そのため人の体重を問題なく支えてくれます。

また、ローズチェアもほかのエドラの製品と同じように、「ハイテクで最先端の計画を、クラフトマンシップと卓抜した手作業の技術によって完璧に」作り上げられています。

ちなみにローズチェアのなかでもっとも有名なカラーはやはり赤色ですが、実際には黒色などの別色の展開もあります。エドラは、「すばらしい製品のなかから、もっともその人に合ったカラーバリエーションを提案すること」を約束しています。

チェアでありながらチェアであることを越え、芸術品となったエドラのローズチェアは、その驚異的な美しさと独創性で、見る人を常に魅了し続けます。

エドラのフラワー・コレクションを作り出した「梅田正徳」、その偉大さを知る

エドラのフラワー・コレクション、そしてエドラのローズチェアを作り出した梅田正徳氏は、1941年に神奈川県で生を受けたインテリアデザイナーです。1962年に桑沢デザイン研究所(東京都。現存している)を卒業後、イタリアに渡ります。
彼はイタリアでもその才能を発揮し、特に照明のすばらしさで知られるカスティリオーニなどで活躍することになります。
やがて大きな国際的な賞を受賞した彼は13年の時を経て日本に帰国、そしてフラワー・コレクションを始めとして数多くのデザインを手掛けていきます。なお彼の作ったフラワー・コレクションは、ミラノサローネ(ミラノで行われる、世界最大規模の国際的な家具見本市のこと)期間中のエドラのスペースにおいて30年間もの間展示され続けることになりました。

彼の作り出す家具は、時に現在のデザイン業界に対して「反抗的な」ものとなりえます。現在の家具は「より安く、より効率的で、より使いやすいもの」へと変化していっています。これらはたしかに家具にとって重要な要素ではありますが、徳田正則氏はこの傾向に対して「本当にそれだけで良いのか?」と鋭い質問を投げかけるデザインを発表していっているのです。

「デザインとは何か」「これからのデザインはどうあるべきか」を、動植物といった自然に存在するモチーフを通じて、彼は問いかけ続けます。そしてその雄弁なクエスチョンの代表作として、ここで取り上げた「ローズチェア」があるのです。

Rolf Benz(ロルフベンツ) 600チェア

ドイツ発・美しいデザイン性と高い機能性を兼ね揃えるRolf Benz(ロルフベンツ)

Rolf Benz(ロルフベンツ)はドイツから世界に先駆け、1964年にコーナーソファというスタイルを生み出しました。
Rolf Benz(ロルフベンツ)が生み出すソファには、ドイツらしいクラフトマンシップによる質実剛健な雰囲気が漂い、洗練されたデザインと計算しつくされた座り心地の良さに定評があります。
欧米だけでなく日本やオーストラリアを筆頭に、世界50カ国以上の幅広い年齢層に愛されているブランドです。

Rolf Benz(ロルフベンツ)のソファの代表作として、ラグジュアリーな雰囲気を高めてくれるラウンジソファ『NUVOLA』や、あらゆる空間にフィットしてインテリア性を高めるコーナーソファ『VIDA』。
その他にも、シャープなデザインと抜群の座り心地で時代を超えてロングセラーを続ける『6500』などがあります。

いずれも時代を反映したモダンで美しいデザイン性のみならず、インテリアに合わせてカスタマイズできる素材やレイアウトなどの自由度の高さも魅力です。
さまざまなスタイルの空間に溶け込む秀逸なデザイン性に独自の座り心地が加わり、住宅のみならずオフィスやホテルなどで多くのリピーターに支持されています。
また、Rolf Benz(ロルフベンツ)は自社基準が大変厳しいことでも知られており、家具は全てドイツの工場でひとつひとつ手作業により製造されています。

独自のクッション構造による快適な座り心地は、長年のノウハウや実績を基に最新の技術や情報を取り入れ、ソファのモデルごとに緻密に計算され作り上げられています。
今回はクラシックなシェル型チェアが新しいデザインに生まれ変わった『ロルフベンツ600』をご紹介します。

『600チェア』の有機的なフォルムで空間に個性をプラス

クラシカルな曲線を描くシェル型のチェアを、ホフマン・カレイス デザイン(ドイツ)による独自デザインで美しく進化させた『600チェア』。読書や音楽鑑賞など自分のための時間をくつろいで過ごす個室や、ゆったりとしたディナーを楽しむダイニングでのレイアウトにふさわしい優雅なデザインに、ロルフベンツが誇る最高級の機能性が備わっています。

有機的なフォルムが特徴的な『600チェア』のシートの張地バリエーションは豊富で、日が当たった際の発色や手触りにこだわりを持つファブリックやレザー素材から選び、空間に個性をプラスする魅力的なチェアに仕上げることができます。

バックシェル部分は、樹脂とコアレザーの素材から選択します。全体をモダンにまとめあげる樹脂素材には、いずれもマット仕上げの2色(ウンブラグレー・アントラサイト)。コアレザーは繊細で美しいステッチが丁寧に施された4色(ミディアムグレー・カプチーノ・アントラサイト・クリーム)があり、一段上の高級感のある外観と座り心地を堪能できるでしょう。

また、独自デザインの『600チェア』をどう仕上げるのかの決め手となるのが脚部です。

モダンで斬新な印象を与えるスチール(ウンブラグレー・トラフィックブラック)に、クラッシックな上品さを感じさせる無垢材(オーク・オークブラック・ウォールナット)の5通りをご用意。素材以外に回転機能もオプションで選ぶことができ、用途や空間に合わせて『600チェア』をレイアウトしていただけます。

Rolf Benz(ロルフベンツ)の家具はモデルごとに人間工学に基づいて緻密に計算されており、この『600チェア』も例外ではありません。スナップボタンでシェルに接続されているシートには最新技術が取り入れられ、座るだけで安らぐ快適なクッション性を感じることができます。

Rolf Benz(ロルフベンツ)『600チェア』なら、ダイニングを洗練されたモダンな雰囲気に仕上げたり個性的な色使いを楽しめたりするだけでなく、お気に入りの空間でゆったりとできる一級品の座り心地を手に入れることができるのです。

幅広いキャリアを融合し表情豊かで個性的なデザインを実現

『600チェア』をデザインしたホフマン・カレイス デザインは、ビルギット・ホフマン(Birgit Hoffmann /1968〜)とクリストフ・カレイス(Christoph Kahleyss /1963〜)によって2013年にハンブルク(ドイツ)で設立される。

ホフマンは工業デザインを学ぶ前に陶芸家としての修行を積んでおり、ミラノ(イタリア)のStudio & Partnersや今も拠点としているハンブルクでPeter Malyのシニアデザイナーの職を経て独立。現在もFreifrau Manufaktur(ドイツ)のアートディレクターを務めるなど、その活躍は家具デザインやインテリア業界にとどまらない。一方、カレイスは大工の修行を積んだ後に工業デザインを学び、自らのデザインを磨くだけでなくファッションアカデミーで教鞭を取るなど、あらゆるデザインを実現するための技術的なノウハウと経験が豊富。

共にPeter Malyとの長いパートナーシップから大きなインスピレーションを受けており、異なるデザインへのアプローチ手法にお互いの幅広い経験を融合させ、予想外のデザインを生み出し続けている。 エレガントでありながらソフトで有機的なフォルムが、ホフマン・カレイス デザインの作品には多い。表情豊かで個性的な表現は、どこかイタリアデザインに通ずるセンスやスタイルも感じさせる。

Rolf Benz(ロルフベンツ) MERAソファ

ドイツ発・美しいデザイン性と高い機能性を兼ね揃えるロルフベンツ

Rolf Benz(ロルフベンツ)はドイツから世界に先駆け、1964年にコーナーソファというスタイルを生み出しました。
Rolf Benz(ロルフベンツ)が生み出すソファには、ドイツらしいクラフトマンシップによる質実剛健な雰囲気が漂い、洗練されたデザインと計算しつくされた座り心地の良さに定評があります。
欧米だけでなく日本やオーストラリアを筆頭に、世界50カ国以上の幅広い年齢層に愛されているブランドです。

Rolf Benz(ロルフベンツ)のソファの代表作として、ラグジュアリーな雰囲気を高めてくれるラウンジソファ『NUVOLA』や、あらゆる空間にフィットしてインテリア性を高めるコーナーソファ『VIDA』。
その他にも、シャープなデザインと抜群の座り心地で時代を超えてロングセラーを続ける『6500』などがあります。
いずれも時代を反映したモダンで美しいデザイン性のみならず、インテリアに合わせてカスタマイズできる素材やレイアウトなどの自由度の高さも魅力です。
さまざまなスタイルの空間に溶け込む秀逸なデザイン性に独自の座り心地が加わり、住宅のみならずオフィスやホテルなどで多くのリピーターに支持されています。
また、Rolf Benz(ロルフベンツ)は自社基準が大変厳しいことでも知られており、家具は全てドイツの工場でひとつひとつ手作業により製造されています。
独自のクッション構造による快適な座り心地は、長年のノウハウや実績を基に最新の技術や情報を取り入れ、ソファのモデルごとに緻密に計算され作り上げられています。
今回はドイツ最高級家具のRolf Benz(ロルフベンツ)らしい優雅でシンプルな外観に、プライベート空間を楽しめる多くの機能性が隠されているソファ『MERA』をご紹介します。

Rolf Benz(ロルフベンツ)の優雅なデザインと機能性が集約された『MERA』

居住空間により贅沢さや多くの楽しみを求める現代において、少ないものからより多くを生み出すことのできるよう、クリエイティブに導き出された答えが『MERA』。

『MERA』は自分好みのスタイルに組み合わせたり可変したりすることができる、プライベート空間にレイアウトしやすいソファです。
Rolf Benz(ロルフベンツ)ならではのシンプルかつ優雅なデザイン性を引き継ぎ、一見しただけでは多くの機能性が『MERA』に隠されていることに気付く人は少ないでしょう。
『MERA』の持つ豊富な機能性は、優雅で上品なインテリアのイメージを保ちながら心身ともにリラックスできる居住空間を作り上げてくれます。

豊富な機能性で自分好みのスタイルに

『MERA』の最大の魅力は背もたれや肘掛の位置を自分で調整し、暮らしの使用シーンに応じて快適なスタイルに変えられること。
例えば、足を伸ばしてリラックスしたい時には、肘掛を折りたたんで前方に回転することで「シューズロング」のスタイルに。
また、折りたたまれた背もたれを広げることで「ハイバックソファ」のスタイルにもなります。
ソファーのラグジュアリー感が増すだけでなく、しっかりと頭や背中を支えるので、読書をしたりホームシアターを視聴したりするのに最適なスタイルです。
背もたれは無段階でのリクライニングも可能で、使う人にとって最適なシートポジションを自分で見つけることができます。
コンパクトなプライベート空間にシングルソファとしてレイアウトしたり、リビングでくつろぐためのコーナーソファとして組み合わせたりなど、多彩なスタイルをお楽しみいただけます。

まるで浮かんでいるような極上の座り心地

『MERA』はコンパクトな本体に合わせて脚部も繊細な作りになっており、空間の中に浮かぶ島のようなフォルムを実現しています。
さらに、座面には特別柔らかく非常に軽いクッションが採用され、腰を掛けるとまるで浮かんでいるような居心地が体感できます。

この「極上の座り心地」を体感できるのは、Rolf Benz(ロルフベンツ)が「座る」「横たわる」「リラックスする」いかなる時でも快適性を感じられるよう、ソファのモデルごとに人間工学に基づいて緻密に計算しているからにほかなりません。

『MERA』の魅力を高めるオプション

Rolf Benz(ロルフベンツ)は、ドイツで持続可能な企業のみが取得できるエコ・レーベル「ブルーエンジェル」を保持しているため、ソファに使われる素材は使う人だけでなく環境にも負荷をかけない厳選されたものだけを採用。
ソファカバーは好みやインテリアに合わせて多彩なファブリックやレザーから、脚部についても色の濃さやツヤの有無など4パターンの塗装から選べます。
座面の高さは41cmと44cmの2種類が用意されており、必要に応じてクッションの追加も。Made in Germany品質の魅力的なオプションを選んで、あなただけのオリジナルの『MERA』がコーディネートできるのです。

BECK DESIGNの緻密なモデル構築から生まれる情熱的なデザイン

『MERA』のデザインを手掛けたのは、ドイツのBECK DESIGN。

代表であるデザイナーのノルベール・ベックは1988年にBECK DESIGNを立ち上げるまで美術工芸の教師をしていた経歴を持ち、椅子張り職人としての教育を受け建築を学んだシリヤ・ベックと2013年より協働しています。
BECK DESIGNはモデル構築段階で緻密な作業工程を行い、理論に裏付けられた技術力を生かした情熱的なデザインで、ヨーロッパの家具業界での評判を高めてきました。
Rolf Benz(ロルフベンツ)の他にもヒュルスタ(HULSTA)やレオラックス(LEOLUX)などの、長い歴史を持ちながらも家具に革新性を求めるブランドのデザインを多く手掛けています。
彼らは仕事と暮らしは密接な関係だと考え、事務所やスタジオ、電気自動車、家庭での電力消費を自己所有のソーラーシステムでまかない、環境先進国ドイツらしい持続可能な環境下で仕事と暮らしの実現に取り組むスタイルを一貫しています。

Rolf Benz(ロルフベンツ)NUVOLA(ヌヴォラ)ソファ

https://youtu.be/ybnJuDl2u0A

 

世界の愛するドイツ流スマート・ラグジュアリー。
機能美を誇るRolf Benz(ロルフベンツ)の逸品。

Rolf Benz(ロルフベンツ)の家具との出会いは、ドイツ生まれのヴェル・コンフォート(価値ある心地よさ)の体験と言えるでしょう。ゆったり座ってリラックスする時、極上の快適さを体感できます。
人生の幸せを味わうための、生活のパートナーとして重要なインテリアにふさわしいと言えるでしょう。

若い家具職人ロルフ・ベンツは1964年、南ドイツの黒い森(シュヴァルツヴァルト)に隣接する街、ナーゴルトで創業しました。当初のRolf Benz(ロルフベンツ)社は、従業員数35名の会社として誕生しました。

先端の技術立国であるドイツは、数多くの優れた自動車メーカーや工業機器ファクトリーなど、国際的なトップ企業が集結しています。この恵まれた環境のもとで、Rolf Benz(ロルフベンツ)もドイツならではの高品質・高性能をトレードマークに、風格と落ち着きある世界最高峰のインテリアを創り上げています。

ドイツの秀逸なテクニックは、家具・インテリア分野にも反映しています。南部の黒い森地方を中心に、木工家具づくりが盛んに行われてきました。この地域には豊かな森林地帯が広がり、ドイツトウヒ(モミノキ系統)・ヨーロッパモミ・オーク・ブナなどの木々が彩る自然美に満ちています。家具には必要不可欠な、質の良い木材資源の宝庫です。そのため、フレームや張りぐるみの技術が発達してきました。

Rolf Benz(ロルフベンツ)は南ドイツの家具職人の伝統伎をよみがえらせ、進化したテクノロジー・時代のスピリット・独自のオリジナリティを調和させて、新しい魅力あふれる名作を生み出しています。

1964年のデビューとともに、Rolf Benz(ロルフベンツ)は世界初のコーナーソファ「アディホーム」を発表しました。それは各家庭にに普及したテレビを楽しむ暮らしにマッチしたスタイルでした。ソファをお客様のための応接家具から、持ち主が日常的にリビングでくつろぐための家具へと改革したのです。 また、弾力の異なるウレタンフォームを組み合わせた多層構造マットレス、コーディネート自由な家具シリーズ、フレキシブルな可動式ソファなど、独自のアイデアで高い評価を得ています。

1990年代に株式会社となったRolf Benz(ロルフベンツ)社は、ヨーロッパNo.1の知名度とトップシェアを有するインテリア事業ネットワーク「ヒュルスタ」のグループ企業となりました。

2001年に、ISO9001認証(優良品質・サービス提供のための国際標準規格)を取得しています。さらに、ドイツDGM協会(ドイツ家具品質保証協会)のゴールデンM認証も受けています。そして、ドイツ環境省が監修する環境保護認定のブルーエンジェルマークも付与されました。このように、確かな信頼ある品質とハイレベルな機能の両輪で、Rolf Benz(ロルフベンツ)はトップブランドの王道を進んでいます。

2011年から、布・革の素材や構造にこだわり自分流にアレンジできる「フライシュティール ロルフベンツ」、建築家たちとコラボレートした公共スペース・オフィス向け家具「ロルフベンツ コントラクト」など、新しいコンセプトのインテリアを提案しています。2017年には、コンパクトで柔軟なリクライニングが優れたソファ「メラ」が登場。 2018年発表のユニット構成の高級ソファ・システム「ヌヴォラ」は、ドイツ・デザイン大賞に輝きました。

Rolf Benz(ロルフベンツ)は、「ドイツでの品質保証にエネルギーを注ぐこと」をポリシーとしています。これは、開発から製造まですべての工程がドイツ国内で一貫しており、本社・工場のあるナーゴルトと周辺地域で生産している体制につながります。ソファにとって重要な素材のほとんどを、半径100km以内のサプライヤーから調達しているのです。技を磨いた職人によるクラフトマンシップと、進化するエンジニアリング技術を駆使して、Rolf Benz(ロルフベンツ)の家具が生み出されています。

現在、ナーゴルトの本社ではロルフベンツの精鋭として、約450名の従業員が伝統と最新技術を活かしながら、新しい価値あるインテリアを創造しています。 Rolf Benz(ロルフベンツ)の創り出すドイツ流のスマート・ラグジュアリー。それは世界50か国以上で賞賛される、時を超えた機能美、メイド・イン・ジャーマニーの卓越した品質、幸福な至高のやすらぎを届けてくれます。

心ゆくまで満足できる、先進の美学をきわめたRolf Benz(ロルフベンツ)のソファの特長。

Rolf Benz(ロルフベンツ)の歴史の主役は、多彩な魅力あるソファと言ってもよいでしょう。モダンな美の映えるソファは、座り心地の良さとナチュラルな安定感を至上のテーマとしています。

世界に先駆けてコーナーソファを開発しただけでなく、背面を可変できる設計にすることで、多様なシーンで思いのままにやすらぎを満喫できるスペースを実現します。

創業以来、Rolf Benz(ロルフベンツ)は座り心地について、サイエンスに基づく研究を重ねて向上させてきました。エグゼクティブ気分ですごせるソファの構造は、人間工学によるフィット感と人それぞれのライフスタイルを考慮しています。

独創的な多層面クッションは、きめ細かく立体的に形成され、心満たす座り心地を叶えてくれます。

Rolf Benz(ロルフベンツ)のソファは、さまざまな趣向や習慣による座り方になじむ独自の構造とデザインを展開しています。座面の高さ・背もたれの形状も、人のボディに沿うように緻密に設計されています。

インテリアの構造はすべて自社の開発チームにより発案されており、専門のエンジニアチームが常に新技術の追究に取り組んでいます。新たな技術は、10年間愛用できる高品質を基準に、厳しく検証されてから製品に導入されます。上品で洗練されたデザインのソファに、技術と科学の力が活かされているのです。 高級なマテリアル、研鑽と前進を続けるテクノロジー、上品さが冴えるデザインに加えて、人や環境への優しさもロルフ・ベンツの信条です。「健康的な生活環境のサポート」「安全性の遵守」「環境保護に配慮した生産」も、ドイツ品質家具協会によって認定されています。自然から生み出され、長い年月を人と共にすごす家具だからこそ、このようなモットーも重要となります。

Rolf Benz(ロルフベンツ)のソファ特有の魅力-1

感動的な座り心地。

それは「ロルフベンツ・シッティングテイスト」と呼ばれる最大の美点です。 このうえなく快適な座り心地のキーポイントは、オリジナルの「多重クッション構造」にあります。このクッション材は、柔らかめから固めまで、異なるウレタンフォームを多層に重ねています。長時間にわたり座り続けても疲れにくく、素晴らしい座り心地がしっかりと約束されているのです。

Rolf Benz(ロルフベンツ)のソファ特有の魅力-2

優秀な品質、時を重ねて長持ちする丈夫さ。

Rolf Benz(ロルフベンツ)は、ドイツの工業規格だけではなく自社の厳格な基準も定めています。その高度なスタンダードに合わせて、上質な素材から熟練の家具職人が丹精こめて完成するインテリアの信頼感は格別です。
クッション材の製造プロセスも、ドイツの本社工場において丁寧な作業でひとつつひとつ仕上げられています。徹底したこだわりのプレミアム・クオリティが、本拠地ヨーロッパはもとより世界で長年の名声を得ている理由でしょう。

Rolf Benz(ロルフベンツ)のソファ特有の魅力-3

時世の求めるライフスタイルに合わせて改革するデザイン。

かつて時流に合わせた最初のコーナーソファを発案して成功したように、現在もRolf Benz(ロルフベンツ)は流行研究所とタッグを組み、文化や世相などのトレンドの変化をキャッチして吟味しながらデザインを進歩させ続けています。
その分析をもとにしたソファは、時代に一致した機能性、ドイツの美意識を表すスタイリッシュなデザイン、長く継承してきた伝統と技術が活かされたハイクオリティな名品となっています。現代感覚の暮らしに合わせてトータルにコーディネートしやすいシンプルな美しさが特長です。

「NUVOLA(ヌヴォラ)」のソファで楽園ムード。自分流フリースタイルの上質な暮らし。

イタリア語で「雲」を意味するNUVOLA(ヌヴォラ)。のびやかな至福のくつろぎと、変幻自在なコーディネート。
そんなフレキシビリティーを特長とするRolf Benz(ロルフベンツ)の自信作です。デザイナーはカノ・フロマーツが担当しました。
このシリーズは2018年の新登場から、デザインの表彰を受けた輝かしい実績が注目されました。
慣れ親しんだ家族とすごす貴重な時間が、もっと充実する。気の合う友人知人を迎えるおもてなしが、さらに嬉しくなる。静かにひとりで休息する心の落ち着きが、より深まる。
「ヌヴォラ」のある暮らしは、あらゆる人生のステージを、いっそう上質で価値あるものにしてくれます。
フレキシブルな自由度の高いコンセプトが、「NUVOLA(ヌヴォラ)」シリーズの大きなメリットです。
このソファの贅沢なコンフォート・システム・プログラムは、それぞれ単体アイテムとして選べる、豊富なシングル・モジュールを揃えているのが特長です。ご希望に合わせたセレクトで、多彩なレイアウトを自由自在に構成できます。

【NUVOLA(ヌヴォラ)の仕様】

このモジュール式プログラムの各アイテムは、複数を連結させてセットアップしたり、シンプルに単独で活用することも可能です。各タイプのソファには多様なサイズ、高さ、アーム・パーツ、フット・パーツ、スツールなどのコレクションが揃っており、いつでもレイアウトを一新したり、生活空間をリフレッシュすることができます。

プライベートにくつろぐ単一型ソファ、家族や仲間との集いに重宝な連結型ソファ、コーナーソファなど、気ままなスタイリングができてアレンジが広がります。

ソファのスタイルは、3バリエーションの座高(37cm・41cm・44cm)、3タイプの脚デザイン(トラフィックブラック、アンバーグレー、アルミポリッシュ)、そして2オプションの座面クッション(コンフォートタイプの「ラウンジ・プラス」または「ラウンジ・デラックス」)から、ベストな組み合わせ選べます。細かな仕様までこだわって指定できるため、お気に入りのテイストで仕上がったソファへの愛着も強まります。

【座面クッション】

「ラウンジ・プラス」の定評あるコンフォート・クッションは、すっきりとしたフラットでなめらかな表面感が特色で、Rolf Benz(ロルフベンツ)により実証された、しなやかな座り心地に包み込みます。高品質低反発素材コールドフォーム、硬軟をミックスしたウレタンフォーム、柔らかなフリース素材を採用したカバーにより、優れた弾力を発揮します。バランスの良い柔軟性と安定感で、姿勢をサポートしてくれます。

【カバー素材】

ソファのルックスにも、お洒落心を発揮できます。本格派の重厚なレザーから、シック・パステル・ヴィヴィッドなど色彩に富んだファブリックまで、カバーの選択肢も多種多様です。100種類以上の革と200種類以上の布地から、理想のイメージに最適なものを選び「自分だけのオリジナル・ソファ」に仕上げることができます。

人さまざまな生活スタイルとニーズに合わせて、ベストな素材のカバーを選べます。ハイブランドの傾向としてデリケートな生地が多いのに比べ、Rolf Benz(ロルフベンツ)の革はすべて防汚・撥水処理がしてあり、安心です。

【ソファ&テーブルの調和】

「NUVOLA(ヌヴォラ)」のソファは、「987」シリーズのテーブルとのコンビネーションも抜群です。このサイドテーブルは、ソファの間または端にセッティング可能です。サイドシェルフはソファの後ろに配置して、必要な品々を置くために活用できます。テーブル天板は無垢のオーク材またはウォールナット材から、フレーム色はトラフィックブラック、アンバーグレー、クロームポリッシュから選択できて、ソファとの素敵なハーモニーを表現できます。 デリケートな曲線美を描く支柱が特徴のテーブル「8770」シリーズは、軽やかさと彫刻のような美しさが「NUVOLA(ヌヴォラ)」のソファと見事にマッチします。メタル製の支柱はトラフィックブラック、アンバーグレー、オリーブイエローの塗装からチョイスできます。それに色調を合わせたガラストップまたはカラーフロートガラストップの組み合わせとなります。

Rolf Benz(ロルフベンツ)クラフトマンシップの丁寧な作り

選べるエレメント、豊富なサイズ

自分らしく暮らしをトータルデザインできる「NUVOLA(ヌヴォラ)」。

まるでインテリアコーディネーターのように 自分の思いを反映することができます。

インターナショナルな洗練されたデザインは、親しい人々と笑顔ですごす楽しい時も、おおらかにリラックスする憩いの時も、実り豊かな人生にふさわしいシーンを美しく演出してくれます。 最愛のソファに身を沈め、日常から羽をのばして、スマート・ラグジュアリーの極意をお楽しみください。

Poltrona Frau(ポルトローナフラウ) Martha(マルタ)

イタリアを代表する老舗ブランド「Poltrona Frauポルトローナフラウ)」の歩み

一人掛けの椅子を意味するイタリア語「ポルトローナ」と、創業者であるレンツォ フラウのファミリーネームから名付けられた、イタリアを代表する世界最高峰のブランド『Poltrona Frau(ポルトローナフラウ)』。
1912年にトリノ(イタリア)で創業後、当時トリノに集まっていた王族の間で評判を高め、1926年にはイタリア王室の御用達ブランドに。
100年経っても色あせない造形力に卓越した職人の伝統と新しい技術を調和させ、イタリアの家具デザイン界に大きな影響を持つブランドとして君臨しています。

Poltrona Frau(ポルトローナフラウ)のブランドを語るときには、洗練されたデザイン性だけでなく創業の原点となった「ペレフラウ」というレザーの存在も忘れてはなりません。
丁寧な職人技から生まれる、イタリアンカラーの美しい外観としなやかな手触りを持つレザーで仕上げられた椅子は、体をやさしく包み込むような極上の座り心地を演出してくれます。
現在、ポルトローナフラウの活躍の場は、巨匠建築家との住宅や商業施設での家具や内装コラボレーションだけではありません。
フェラーリやマセラッティ、ポルシェなどの高級車や航空機のファーストクラスのシート、プライベートジェットやヨットの内装にまで至ります。
また、Cassina(カッシーナ)やCappellini(カッペリーニ)などの人気家具ブランドをグループ傘下に収め、イタリアのみならず世界のハイエンドブランドのリーディングカンパニーとして唯一無二の存在感を誇ります。

世界のセレブリティの間で好まれるこのブランドには、『Vanity Fair』や『1919』のようなイタリアの伝統的な家具デザインを感じさせる「ヒストリカルデザイン」と、先進的なデザイナーとの積極的なコラボレーションによる「コンテンポラリーコレクション」の2つのラインがあります。

今回はコンテンポラリーコレクションより、『Martha(マルタ)』を紹介します。

アームチェアMartha(マルタ)

花びらが開いたかのような、丸みのある優雅なシルエットが魅力のアームチェアMartha(マルタ)。
アームと座面が一体となった特徴的なシルエットのフレームに、ほどよい厚みの座面と背もたれをセットした一人掛けソファです。
フレームと背もたれの接合部分は表から見えないようデザインされ、まるでクッションが宙に浮いているかのような開放的な雰囲気を演出します。

ロッキングチェアMartha(マルタ)

湾曲した脚部が目を引く、遊び心あふれるロッキングチェアMartha(マルタ)。
2020年に発表されたばかりですが、心地よい揺れと丸みのあるかわいらしいフォルムで瞬く間に人気シリーズの一員となりました。
脚部のカーブによりアームチェアタイプよりもさらに軽快でリラクシーな雰囲気が漂い、インテリアのステキなアクセントに。
高さ75cmと一般的なロッキングチェアよりもコンパクトなサイズ感で、置き場所を選びません。
まるでゆりかごのようなゆらゆらと優しいスイングが、癒しの時間をもたらしてくれるでしょう。

サイズと仕様

Martha(マルタ)は体を包み込むような座り心地の良さと、優れたデザイン性がバランスよく融合したソファです。 張地のラインナップも豊富で、異素材とのコンビネーションをお楽しみいただけます。

体が自然とフィットする絶妙なサイズ感

Martha(マルタ)の座面は背中に向かってゆるやかに傾斜しているため、自然と寄りかかりやすく心地よく体を預けられます。
座面は高さ39cm、奥行き54cmと、小柄な女性が深く腰掛けても足が無理なく着地する絶妙なサイズ感です。
膝裏の当たりも柔らかく、座面も背もたれも沈み込みすぎない適度なパディングで、正しい姿勢で楽に座り続けられます。
身長を問わず立ち座りしやすいソファをお探しの方や、オットマンを使わなくても快適に過ごせるソファをお求めの方にもご満足いただけるでしょう。

張地の組み合わせ次第でオリジナルのソファを叶えられる

フレームの外側と内側で異なる素材を張り分けられるのも、Martha(マルタ)ならではの特徴です。
フレーム外側は、シックな6色のサドルレザーからお選びいただけます。
フレーム内側は3カテゴリ105色のペレフラウまたは、4カテゴリ15色のファブリックをご用意。
外側と内側の張地は熟練の職人によってすべて手作業で縫い合わされ、フレームに成形されます。
どの組み合わせでもエレガントにまとまるのは、素材も色合いも厳選されているからこそ。
繊細な手仕事が際立つ高度なスティッチは上品な存在感があり、異なる素材のコンビネーションを引き立てます。

また、座面および背もたれの張地もフレームと同じく、ペレ・フラウまたはファブリックから選択可能。
フレームと背もたれの間に設けられた空間により、総革張りでも蒸れにくく快適です。
伝統的な職人技を駆使して仕立てられるMartha(マルタ)は、可憐なデザイン性と優れた実用性を両立する稀有なソファとして高く支持されています。

豊富な経験から生まれる芸術性の高いデザイン-Roberto Lazzeroni

ロベルト・ラッツェローニ(Roberto Lazzeroni /1950〜)

1950年にピサ(イタリア)で生まれ、フィレンツェ(イタリア)でアートと建築を学ぶ。
前衛的なアートやデザインの影響を受けながらインテリアデザイナーとしてキャリアを歩み始めたが、やがて工業デザインの専門性を高めることに。
1988年より約20年の間、チェコッティ・コレツィオーニの立ち上げでメインデザイナーを務めたことが、彼の大きな転機となる。

素材の動きがあり取り扱いの難しい最高等級の無垢材を用い、時間をかけて作られるチェコッティ・コレツィオーニの家具。
彼はチェコッティ・コレツィオーニで1つの企業の誕生と発展に携わり、マーケティング型ではなく自分のイメージを大事にするデザインを作り上げていく。
以後、ポルトローナフラウの他、イタリア家具の最高峰ブランドの1つである『GIORGETTI(ジョルジェッティ)』やフェラーリのショールームなどのプロジェクトなどを次々と手掛け、現在でも生まれ育ったピサを拠点に幅広い分野で才能を発揮している。

Poltrona Frau(ポルトローナフラウ) Viola

イタリアを代表する老舗ブランド「Poltrona Frauポルトローナフラウ)」の歩み

一人掛けの椅子を意味するイタリア語「ポルトローナ」と、創業者であるレンツォ フラウのファミリーネームから名付けられた、イタリアを代表する世界最高峰のブランド『Poltrona Frau(ポルトローナフラウ)』。
1912年にトリノ(イタリア)で創業後、当時トリノに集まっていた王族の間で評判を高め、1926年にはイタリア王室の御用達ブランドに。
100年経っても色あせない造形力に卓越した職人の伝統と新しい技術を調和させ、イタリアの家具デザイン界に大きな影響を持つブランドとして君臨しています。

Poltrona Frau(ポルトローナフラウ)のブランドを語るときには、洗練されたデザイン性だけでなく創業の原点となった「ペレフラウ」というレザーの存在も忘れてはなりません。
丁寧な職人技から生まれる、イタリアンカラーの美しい外観としなやかな手触りを持つレザーで仕上げられた椅子は、体をやさしく包み込むような極上の座り心地を演出してくれます。
現在、Poltrona Frau(ポルトローナフラウ)の活躍の場は、巨匠建築家との住宅や商業施設での家具や内装コラボレーションだけではありません。
フェラーリやマセラッティ、ポルシェなどの高級車や航空機のファーストクラスのシート、プライベートジェットやヨットの内装にまで至ります。
また、Cassina(カッシーナ)やCappellini(カッペリーニ)などの人気家具ブランドをグループ傘下に収め、イタリアのみならず世界のハイエンドブランドのリーディングカンパニーとして唯一無二の存在感を誇ります。

世界のセレブリティの間で好まれるこのブランドには、『Vanity Fair』や『1919』のようなイタリアの伝統的な家具デザインを感じさせる「ヒストリカルデザイン」と、先進的なデザイナーとの積極的なコラボレーションによる「コンテンポラリーコレクション」の2つのラインがあります。

今回はコンテンポラリーコレクションより、『Viola』を紹介します。

革の名門「Poltrona Frau(ポルトローナ・フラウ)」が手掛ける最高級チェア「ヴィオラチェア」

ポルトローナ・フラウ(ポルトローナフラウとも。下記では「ポルトローナ・フラウ」の表記に統一)は数多くの家具を手掛けていて、そのなかのひとつにVIOLAチェア(ヴィオラチェア。「ヴィオラ」とも。以下では「ヴィオラチェア」の表記に統一)があります。

このヴィオラチェアについて知るためには、まずはポルトローナ・フラウというブランドの歴史と特徴を知ることが求められます。

ポルトローナ・フラウを語るうえで欠かすことのできない単語として、「ペレ・フラウ(「ペレフラウ」とも。下記では「ペレ・フラウ」の表記に統一)」があります。これは、柔らかさとしなやかさ、美しさの全てを併せ持つ最高級の牛革であり、非常に厳しい品質検査を経て初めて世に出回るものです。ポルトローナ・フラウの作り出す唯一無二のペレ・フラウは、だれもが知る高級車であるフェラーリや、一部の人のみが座ることを許されたプライベートジェット機のシートにも採用されています。

ペレ・フラウはポルトローナ・フラウによって作り上げられ、またポルトローナ・フラウを作り上げたものでもあります。

ただ、ポルトローナ・フラウの魅力はペレ・フラウにだけあるわけではありません。彼らは卓抜した加工技術もまた有しています。100年を超える歴史のなかで磨き上げられてきた職人技術と合わさって初めて、ペレ・フラウはその真価を発揮します。 そして、このような特徴を持った唯一無二のブランドが打ち出している最高級チェアが、「ヴィオラチェア」なのです。

香港の三ツ星レストラン用にと作られたヴィオラチェア

ヴィオラチェアをもっとも的確に、もっともわかりやすく説明するのであれば、「三ツ星レストランに採用されたイス」と表現するのが適当でしょう。

ヴィオラチェアは、もともとは店用のものとして開発されました。世界に名だたる香港の三ツ星レストランが、彼らの店に使うものとして、ポルトローナ・フラウのヴィオラチェアをデザインさせたのです。三ツ星レストランは、訪れるお客様の舌はもちろん、嗅覚や視覚、触感や感情までをもすべて満足させなければなりません。そのような空間づくりのための相棒として作り上げられたのが、このヴィオラチェアなのです。そしてその後ヴィオラチェアは、一般市場にも売り出されることになりました。

ヴィオラチェアの描き出すラインは、非常にクラシカルで古典的です。落ち着いたたたずまいを持っており、どのような人にも嫌われないデザインになっています。しかしこれは「古臭いこと」とイコールではありません。一つひとつの部位が、現代的な雰囲気をもまとっているのです。古典的なデザインにコンテンポラリーな表現を差し色に入れたヴィオラチェアは、決して重すぎることなく、軽い雰囲気をもって空間によく調和します。このためヴィオラチェアは、「モダンとクラシカルの融合したイス」と称えられることがよくあります。
なおここではヴィオラチェアを、「テーブルと合わせるもの」「部屋と合わせるもの」として解説していますが、もちろん単品で使っても映えるイスです。

エレガントで上品な雰囲気をも有するヴィオラチェアは、しかしその美しさだけを賞賛されるべきイスではありません。
ポルトローナ・フラウらしい「家具としての快適さ」という柱をもしっかりと持っているイスであることもまた、知っておかなければならないでしょう。

ヴィオラチェアの木製の背面は、ポルトローナ・フラウの技術によってなめされた革ひもを実に60本も使って作り上げられています。イントレチャート(レザーを手作業で編み上げる技術)によって作り上げられた背面は、デザイン性の高さと心地よさを演出します。

三ツ星レストランの食事は食べ始めから食べ終わりまでに3時間以上かかることも珍しくありませんが、ヴィオラチェアならばそのような長時間の使用に耐えます。長時間座っていても座り疲れすることなく人の体を受け止めてくれるヴィオラチェアは、ポルトローナ・フラウの職人技術によって生み出されたものです。彼らは、「重厚に見えるが、その実、軽く扱いやすいイス」という「矛盾した」存在を完成させるためにさまざまな工夫をしています。その工夫はしばしば、「ヴィオラチェアは、ヴィオラチェアを作り出したデザイナーの持ちうるすべての技術を惜しみなく開示した作品である」と評されています。

ほかのあらゆるすばらしいイスがそうであるように、ヴィオラチェアもまた、そのデザイン性の高さと座り心地の良さによって、「時代を超えるイス」と評価されているのです。

ヴィオラチェアを手掛けるエービーコンセプト

ヴィオラチェアは、AB Concept(エービーコンセプト。以下カタカナ表記)がポルトローナ・フラウのために出したデザインを元にして作りあげたものです。
彼らはヴィオラチェアを「軽く、重厚で、クラシカルでありながら新しいイス」という相反する魅力を持つ唯一無二の作品にしようとして尽力しました。

エービーコンセプトが持てる技術のすべてを駆使して生み出したとされるヴィオラチェアは、その快適さと美しさで今日も人々を魅了しています。

Poltrona Frau(ポルトローナフラウ) TIMES LOUNGE

イタリアを代表する老舗ブランド「Poltrona Frauポルトローナフラウ)」の歩み

一人掛けの椅子を意味するイタリア語「ポルトローナ」と、創業者であるレンツォ フラウのファミリーネームから名付けられた、イタリアを代表する世界最高峰のブランド『Poltrona Frau(ポルトローナフラウ)』。
1912年にトリノ(イタリア)で創業後、当時トリノに集まっていた王族の間で評判を高め、1926年にはイタリア王室の御用達ブランドに。
100年経っても色あせない造形力に卓越した職人の伝統と新しい技術を調和させ、イタリアの家具デザイン界に大きな影響を持つブランドとして君臨しています。

Poltrona Frau(ポルトローナフラウ)のブランドを語るときには、洗練されたデザイン性だけでなく創業の原点となった「ペレフラウ」というレザーの存在も忘れてはなりません。
丁寧な職人技から生まれる、イタリアンカラーの美しい外観としなやかな手触りを持つレザーで仕上げられた椅子は、体をやさしく包み込むような極上の座り心地を演出してくれます。
現在、Poltrona Frau(ポルトローナフラウ)の活躍の場は、巨匠建築家との住宅や商業施設での家具や内装コラボレーションだけではありません。
フェラーリやマセラッティ、ポルシェなどの高級車や航空機のファーストクラスのシート、プライベートジェットやヨットの内装にまで至ります。
また、Cassina(カッシーナ)やCappellini(カッペリーニ)などの人気家具ブランドをグループ傘下に収め、イタリアのみならず世界のハイエンドブランドのリーディングカンパニーとして唯一無二の存在感を誇ります。

世界のセレブリティの間で好まれるこのブランドには、『Vanity Fair』や『1919』のようなイタリアの伝統的な家具デザインを感じさせる「ヒストリカルデザイン」と、先進的なデザイナーとの積極的なコラボレーションによる「コンテンポラリーコレクション」の2つのラインがあります。

今回はコンテンポラリーコレクションより、『TIMES LOUNGE』を紹介します。

FSC認証の素材を使用したサスティナブルなラウンジソファ
「Times Lounge」

Times Lounge(タイムズラウンジ)は、Spalvieri&Del Ciotto(スパルヴィエーリ&デルチョット)によってデザインされたラウンジソファです。
2018年に発表されたベッド「Times」と同じシリーズとして、2020年にラインナップされました。
Timesベッドのエレガントな魅力を引き継ぎつつ、軽やかなウッドフレームにテーラーメイドの張地を着せた斬新なデザインが目を引きます。
高度な技術とデザインが融合した稀有なソファとして、世界中で人気を博しています。

適切に管理された森林資源使用し環境へ配慮

Times Loungeには、持続可能な森林活用・保全を目的とするFSC認証の素材が使用されています。
FSC認証制度とは、森林資源の保全と育成を推進する自然環境への国際的な認証制度です。
「森林の管理が環境や地域社会に配慮して適切に行われているかどうか」を評価・認証し、適合した森林からの生産品であることを証明するために発足されました。
その基準は世界一厳しいとされ、地球規模の森林保全に貢献しています。

Poltrona Frau(ポルトローナフラウ)の歩んできた歴史を尊重しつつ、「環境へ配慮し次世代へつなげる」という新しい理念に基づいてTimes Loungeは誕生しました。

日本住宅に取り入れやすいサイズと座り心地の良さを両立

Times Loungeは幅83cm、奥行き85cmのゆったりとした一人掛けソファです。
座面高は44cmと、一般的なダイニングチェアとほぼ同じ高さ。
ソファにしては座面が高く、立ち上がりやすく座りやすいというメリットがあります。
座面が高い仕様ながら背もたれまでの高さは77cmと圧迫感を感じにくいため、日本の住宅にも取り入れやすいでしょう。

各部位ごとに素材や質感にこだわりデザイン性と実用性を両立

Times Loungeのフレームには、しなりに強いトネリコ心材が用いられています。
フレームカラーはモカとウェンゲの2色から、床材との相性やインテリアイメージに合わせてお選びいただけます。
背もたれと座面のクッションパッドは、発泡ウレタンとポリエステル繊維綿の2層仕立てです。
背面と座面下には、Pelle Frau(ペレ・フラウ)レザーのクッションサポートを施し独特の弾性をプラス。
ふんわりとした柔らかさがありながら沈みこみすぎず、楽に体を預けられます。

アーム部分にはポリエステル繊維綿が詰められ、よりソフトな質感に。 ゆったりと肘を預けて読書を楽しんだり、長編映画を鑑賞したり、体への負担を感じることなく充実した時間をお過ごしいただけます。

カバーリング仕様で幅広い表情を楽しめる

Times Loungeのクッションはすべてカバーリング仕様で、Pelle Frauレザーはもちろんファブリックにも対応しています。
Pelle Frauレザーは、Poltrona Frau(ポルトローナフラウ)が誇る最高級牛革です。
厳選された上質な仔牛の皮を丁寧に加工し、防水性・発散性・摩擦性・シミに対する耐久性など厳格な品質管理を経て生み出されます。
Times LoungeにおけるPelle Frauレザーカバーは、ColorSphere・Nest・Soul・Centuryの4カテゴリ111色をご用意。
革本来の美しさと柔らかな触感、エレガントな色合いを併せ持ち、ポルトローナフラウならではの高級感をお求めの方におすすめです。
ファブリックカバーは、FabricA・ FabricBからお選びいただけます。
FSC認証の素材を使用して作られたエコ仕様で、環境にも配慮。
クッションサポートと異なる材質による、洗練されたコントラストを楽しめるのはファブリックならではの魅力です。
すべてのクッションは、コンシールファスナーとスナップボタンによってフレームに固定されているため簡単に取り外し可能。 ソファ本体のお手入れに手間がかからないうえ、予備のカバーを用意しておけば気軽に模様替えもお楽しみいただけます。

オットマンをプラスしてより一層くつろぎのソファに

Times Loungeには、オットマンもラインナップしています。
高さ40cmとTimes Loungeの座面高にベストマッチ。
幅65cm、奥行き48cmの余裕のあるサイズ感で、リラックスしているうちに足がはみ出したり落ちたりする心配もありません。
オットマンとしても単体でスツールとしても使用できるため、1台で幅広く活躍してくれるでしょう。

新しい技術・素材を用いてデザイン性と機能性を両立した製品を生み出す- Spalvieri&Del Ciotto –

Spalvieri&Del Ciotto(スパルヴィエーリ&デルチョット)は、Simone Spalvieri(シモーネ・スパルヴィエーリ)とValentina DelCiotto(バレンチナ・デルチョット)が共同設立したデザインスタジオです。

1982年生まれの2人は2003年にイタリア・アスコリピチェーノで出会い、ミラノ工科大学でそれぞれ工業デザインとインテリアデザインの博士号を取得。
すぐに人生においてもビジネスにおいてもカップルとなり、Spalvieri&Del Ciottoデザインスタジオを設立しました。

2013年に「Top Young Italy Industrial Designers Prize」を受賞し、Red Dot AwardやChina Good Design、German Design Awardなどの国際的な賞を多数受賞。 現在はイタリア・トレンティーノを拠点に、世界的デザイナーとして活躍しています。

Poliform(ポリフォーム) MAD JOKER

世界のインテリアシーンを牽引するモダンデザインの正統派「Poliform(ポリフォーム)」

Poliform(ポリフォーム)のルーツは、1942年にブリアンツァ地方(イタリア)で創業された家族経営の家具工房にあります。その家具工房の2代目を世襲したアルベルト・スピネッリとジョバンニ・アンザーニが中心となり、1970年にポリフォームは設立されました。彼らは時代の変化を敏感に感じ取り、幅広いライフスタイルにも対応する家具を世界に送り出すことを目標としました。華やかで洗練されたデザインを実現可能にするために、生産技術の向上にも注力し大きな投資を行います。ミラノの北に位置しCassinaなど高級家具の名産地として知られるブリアンツァの職人集団を、美しいモダン家具をトータル提案できる近代産業へと変貌させていくのです。

華やかで洗練されたデザインに高い機能性を備えたPoliform(ポリフォーム)の家具は、まずシステム収納家具の分野で高い評価を得ました。1990年代に入ると他に類を見ない卓越したデザインセンスが評判を呼び、イタリアからヨーロッパへと人気を拡大します。そして、1996年にはイタリアのキッチンブランド「バレンナ」と合併し、キッチンの分野でも無駄のない上質なインテリアの提案を開始。モジュラー家具とキッチンを二つの柱とし、モダンデザインでのトータルコーディネートを可能にする一大ブランドを築き始めます。

2000年代に入るとPoliform(ポリフォーム)はコントラクト部門を立ち上げ、アームチェアとソファのコレクションを新しく発表。さらに2011年には創業の地に「Poliform Lab」を設立し、約13,000㎡もの広大な敷地の中に各分野のスペシャリストを集結させました。ショールーム機能以外にも世界のトレンドを分析するマーケティングの分析や、デザインや新商品開発のインスピレーションを磨く場として活用されています。ラボは現在、世界80カ国に販売網を展開しているPoliform(ポリフォーム)の戦略的な生産拠点になると共に、地域経済を支える持続可能な経営も実現させています。

また、厳しい品質基準をクリアして生み出されるPoliform(ポリフォーム)の家具は、デザインと品質だけでなく素材についても一切の妥協はありません。

無垢材や天然大理石を用いた家具は同じデザインでも一つ一つ表情は異なり、最高品質のレザーが用いられたソファやチェアを仕上げるオイルや木部の仕上げ塗料に至るまで、いずれも深いこだわりを持って最高品質のものが選ばれています。

華やかで品質の良さが感じられるイタリアモダン家具の正統派デザインの代表格である上、トータルコーディネートができるほど幅広いコレクションの数々。現代において、Poliform(ポリフォーム)の家具は「卓越した品質と豊かなライフスタイルの代名詞」と評されるまでになりました。 今回は、そんなポリフォームより古典的なフォルムに現代の最高級の素材を組み合わせた「MAD(マッド)」コレクションから、背もたれの高い優雅なアームチェア『MAD JOKER(マッド・ジョーカー)』を紹介します。

Poliform(ポリフォーム)とマルセル・ワンダース(オランダ)のデザインとの協業で生み出された『MAD JOKER』は、モダンインテリアのリビングや寝室で穏やかな時間を過ごすのにふさわしい、正統派モダンのデザインに体を包み込むようなやさしい座り心地が魅力です。

現代にふさわしい華やかなベルジェール『MAD JOKER』

18世紀頃、プライベートルームを持つことのできる裕福なフランス王侯貴族のために考案された、自分専用のアームチェアのことを「ベルジェール」と呼びます。ベルジェールは曲線を多用したデザインで優美で繊細なフォルムを形成し、インテリアに華やかさや高級感を与えてくれます。

高い背もたれと、やわらかいフォルムのシートの中心から放射状に伸びた4本の脚。Poliform(ポリフォーム)の『MAD JOKER』も、ベルジェールと呼ばれるのにふさわしい気品のあるフォルムを形成しています。

また、ベルジェールの類型の中でも小さめのサイズ(W80×D80×H108.5×SH41.5cm)なので、リビングや寝室などで空間の大小にかかわらず優雅なレイアウトをお楽しみいただけます。

Poliform(ポリフォーム)は『MAD JOKER』を読書用の椅子として薦めており、適度な傾斜のある背もたれと少し幅広の座面は、体を預けるだけでやさしく包み込まれるような安定した座り心地をもたらします。

豊富な種類から選べる張地はいずれもPoliform(ポリフォーム)のこだわりが感じられ、落ち着いた色彩で手触りも良く『MAD JOKER』の高級感をさらに高めてくれます。厳選されたレザーやファブリックの中からインテリアや好みに合わせて選べ、外側と内側の素材を張り分けることも可能です。

脚部については、無垢材の4本脚と回転式の金属ベースの2種類をご用意。無垢材は均一な木目で素材感を感じられるオーク材と、緻密な木理で重厚感の感じられるエルム材から。回転式の金属ベースについてはマットな茶系とシャンパン色、光沢のある茶系色の3通りから、張地とインテリアに合わせてお選びください。

さまざまな専門家が集結し世界のインテリアシーンを牽引するPoliform(ポリフォーム)の『MAD JOKER』なら、あなただけの華やかでモダンなベルジェールをオーダーしていただけます。

MARCEL WANDERS STUDIO

1996年にアムステルダム(オランダ)でマルセル・ワンダースによって設立された、MARCEL WANDERS STUDIO。「デザイン界の異端児」と呼ばれるマルセルワンダースは、Capelliniより発表された「Knotted Chair」(1996年)で一躍注目を浴びる。彼はガブリエーレ・キエーベと共に40人以上のデザイナーを率いて、過去や文化の多様性を尊重し、よりロマンティックで人間味のあるデザインを行う。

これまでBaccaraやルイヴィトン、ALESSIなどに代表されるような世界のプレミアムブランドと1900以上のプロジェクトを送り出し、世界各地の美術館に展示・保存されている作品も多い。

「愛の世界を創造し、情熱を持って生き、ワクワクする夢を実現する」ことを自らの使命としているワンダースは、工業デザイン、インテリアデザイン、アートディレクションの幅広い領域で現在も活躍中。最新技術を用いた斬新なデザインアプローチを行いながらも、優雅さや上品さが見事に表現された作品の数々で世界中の人を魅了している。

Porada(ポラダ )JEANテーブル

今から70年以上も前に、Porada(ポラダ )の歴史は始まった

Porada(ポラダ )は、1948年にイタリアはミラノで産声を上げたブランドです。Porada(ポラダ )の前身となる会社の生まれ故郷は、ミラノの郊外にあるカビアーテという小さな町で、当時は大手家具メーカーの下請けでした。
創業者は、ルイージ・アリエヴィ(アリエビとも)氏です。彼は現在の経営者の父親で、Porada(ポラダ )の基礎・根底を作り上げた偉大な人物です。
1968年から、ルイージ・アリエヴィ氏は、「イスの生産拡大」を目的とし、現在のPorada(ポラダ )を立ち上げました。

しかしこのPorada(ポラダ )は、ルイージ・アリエヴィ氏の力によってのみ繁栄したのではありません。彼の4人の息子もまたポラダの繁栄に寄与しました。
父の作り上げた家具の品質や職人気質を、家具に見事に映し取り続けているのです。

またPorada(ポラダ )は多くのデザイナーと協力して、数多くの製品を開発しています。
そのデザインは多様性に富んでいて、非常に幅広く、選ぶ楽しみがあります。

ただ、Porada(ポラダ )の素材やデザインのすばらしさは他者によって語りつくされたものではありますし、ポラダ自身もその価値を取り上げていますが、もっとも重要な強みは「人的な要因である」と語っているのです。

Porada(ポラダ )の家具を作り上げているのは、何年にもわたってPorada(ポラダ )で働き続けている職人です。彼らはポラダによって“part of this family―引用:porada「COMPANY」https://www.porada.it/en-us/company”であると評されています。家族の一員となってPorada(ポラダ )を支え、またそこで作り上げられる製品を自らの物と同じように大切にしています。日々の仕事に対して真摯に向き合い、すべての情熱をもって家具作りに打ち込んでいるのです。

Porada(ポラダ )の作り出す家具は、なめらかな美しい曲線を持っています。
人間の体や自然界において「完全な直線」はないと考える彼らは、常に人間の体に寄り添う自然な曲線を有する家具を作り出し続けています。
このような高いレベルの家具を打ち出し続けられる理由は、ポラダの抱える職人の技術と情熱にあります。

代えがたい唯一無二の「家族」によって育まれた技術とその経験は、Porada(ポラダ )のアイデンティティーそのものです。
Porada(ポラダ )の家具の素材の良さやデザインの良さを生かすためには「家族」の力が欠かせませんし、この「家族」の力こそがPorada(ポラダ )を一流の家具プランドに成長させたといえます。

見るものを引き付けずにはいられないテーブル、
ジーン トンド ダイニングテーブル

「JEAN TONDO DINING TABLE(ジーン トンド ダイニングテーブル。以下カタカナ表記に統一する)」は、porada(ポラダ。以下カタカナ表記に統一する)の打ち出すとても個性的なダイニングテーブルです。

ジーン トンド ダイニングテーブルを見た人のほとんどが、まずは特徴的な「脚」に引き付けられるでしょう。
大きく丸に切り抜かれた脚は非常に印象的で、見る人を引き付けずにはいられません。この脚は金属を使って作られているのですが、その上にのせられた天板(トップ)は意外なほどにシンプルです。天板はよくガラス製のものが取り上げられますが、実際には無垢のカナレッタウォールナットや大理石なども選択可能です。また、丸い天板だけでなく、長方形の天板を選ぶこともできます。
天板を変更するだけでジーン トンド ダイニングテーブルの表情は大きく変わりますから、自分の好みに合わせて選び分けるとよいでしょう。

ちなみにこのジーン トンド ダイニングテーブルは、サイズもカスタマイズできます。
幅×奥行×高さで見たとき、もっとも小さいものは130×130×73ですが、もっとも大きいものは160×160×76(円形天板のもの)あるいは260×120×76となります。このため、自分たちの使いやすいサイズを選べるというメリットもあります。
ダイニングの中心に据えられることになる「ジーン トンド ダイニングテーブル選び」は、妥協することなく、ご自身の好みをより強く反映させられるものを選ぶべきでしょう。

ジーン トンド ダイニングテーブルは、「ポラダ的」か?

ジーン トンド ダイニングテーブルは、しばしば「芸術的な」「彫刻のような」テーブルであると評されます。それは、おそらくはこのジーン トンド ダイニングテーブルの持つ、非常に独創的な「脚のデザイン」によるのだと思われます。
上で述べたように、ジーン トンド ダイニングテーブルの脚部分はとてもオリジナリティにあふれています。美しく絶妙なバランスでくりぬかれた丸は、ともすれば冷たくなりがちな「金属」を非常にユニークなものに仕立て上げています。

なお、このような「ユニークな脚」は、ポラダのほかの商品にもしばしばみられます。インフィニティ(「∞」)をイメージさせる脚をつけたテーブルや、「直線」を組み合わせて三角形を描きだして脚にしたテーブルなどが、その「ユニークな脚を持つテーブル」に該当します。

ポラダは非常によく「世界一美麗な木の家具を製造するファニチャーブランドである」と評されます。
しかし、ジーン トンド ダイニングテーブルはポラダが得意とするこの「木の家具ではありません(カナレッタウォールナットの天板は選べますが、あくまで選択式です)。
そうであるにも関わらず、ジーン トンド ダイニングテーブルがポラダらしさを失わない要因としては、ポラダが掲げるこの「ユニークな脚」「芸術品にも似たフォルム」「柔らかい曲線を用いながらも、どこまでも大胆なデザイン」という理念にしっかり沿っているものだからかもしれません。

またジーン トンド ダイニングテーブルは、ポラダの求める「品の良さ」「モダニズムへの追求心」をも完璧に体現しているテーブルであると評すことが許されるテーブルでもあります。
ジーン トンド ダイニングテーブルは、ユニークなデザインでありながら決して悪目立ちしません。また、現代人のセンスとライフスタイルによくマッチするデザインであることは、このジーン トンド ダイニングテーブルを一目見た人ならばだれもが納得することでしょう。
日常の1シーン、「毎日の食卓」としての使用に耐えうるような品の良さを持ちながらも、見る人を引き付け、モダンな雰囲気を持つこのジーン トンド ダイニングテーブルは、2020年代において非常に重宝する家具となりそうです。

数多くの有名ファニチャーブランドで活躍する「Carlo Ballabio」

ジーン トンド ダイニングテーブルを作り出したデザイナーは、Carlo Ballabio(カルロ・バラビオ。以下カタカナ表記に統一する)です。

カルロ・バラビオ氏は、1967年にイタリアのカントゥで生を受けました。イタリアは数多くの有名家具を打ち出している国ですが、そのなかでもカントゥは、古くから「家具の町」として知られている町です。

そのような町に生を受けた彼は、数多くの著名デザイナーを輩出しているミラノのヨーロッパ・デザイン学院を1990年に卒業、先輩諸氏と同じく、デザインの世界に足を踏み入れることになります。

最初に彼が提携先として選んだのは、「PaolaNavone(パオラ・ナヴァーネ。以下カタカナ表記に統一する)」のスタジオです。パオラ・ナヴァーネもまた、イタリアで生まれ育ったデザイナーです。彼女の元でシニアデザイナーとして活躍したカルロ・バラビオ氏は2004年にミラノトリエンナーレ国際展示会においてコーヒーテーブルなどをデザイン、その名声は徐々に広がっていきます。
「有名家具ブランド」「押しも押されもせぬ高級ファニチャーブランド」として名高いCassina(カッシーナ。以下カタカナ表記に統一する)の研究所においても、彼は活躍を見せます。カッシーナは数多くの著名デザイナーと提携して商品を打ち出してきましたが、カルロ・バラビオ氏もそのうちの一人だといえるでしょう。

このパオラ・ナヴァーネやカッシーナといった数多くの有名デザイナー・有名ファニチャーブランドで経験と実績を積み、またそのセンスに磨きをかけた彼は、2011年以降の活躍の場所としてポラダを選びました。ポラダでの活躍も目覚ましく、製品開発のマネージャーや社内デザイナーとして輝かしい功績を残し続けています。
なお今回は「テーブル」を取り上げましたが、ベッドやウォールモニュメント、果ては洋服をかけるスタンドのデザインまでをも手掛けており、非常に活躍の場の範囲が広いデザイナーであるともいえます。

Porada(ポラダ) ANXIEチェア

木への愛から生まれた世界で最も美しい木製家具「Porada(ポラダ)」

Porada(ポラダ)の前身であるアリエヴィ・ルイジ・アフィーレ社は、1948年に北イタリア・ブリアンツァ地方の小さな工房で創業しました。
小さな工房であった理由は、もともと創業者が農業を営む傍ら家具作りをしていたためです。
金属やガラスの加工に必要な大きな設備を持てなかったことで、木という素材の美しさや特性を最大限に生かす家具作りに集中することとなりました。
やがてその小さな工房から生み出される美しい木製家具の評判は高まり、1969年に創業者と彼の息子たち4人でポラダ社を設立するに至ったのです。

Porada(ポラダ)の木製家具の多くは「自然界にも人体にも直線はない」という考えのもと、木という素材だからこそできる優雅な曲線美や質感が存分に表現されています。
早くから家具デザインに対する評価を重視しており、1961年に始まった世界最大のデザインイベントである『ミラノ・サローネ』にも1964年から現在まで50年以上も連続出展。
今では「世界で最も美しい木製家具」を生み出す歴史あるブランドとして認知されています。

そのデザイン性を象徴する作品として、1930年代のハリウッドを一世風靡した女優のトレードマークである巻髪から着想した、円い木の肘掛けデザインが特徴の『ガルボチェア』があります。
サーフボードを象った「SURF1 MIRROR」も代表的な作品で、大きな楕円の木製フレームがデザインのアクセントになっています。
国際的なデザイナーのみならず地元の才能あふれるデザイナーとのコラボレーションから生み出される木製家具は、大胆なデザインの中にも木のやさしい質感が加えられ、誰が見てもポラダの家具だと分かるほどです。

また、Porada(ポラダ)がイタリアの家具業界において揺るぎない地位を確立することとなったのは、木のことを知り尽くした独自のデザイン性や、高い技術を持つ木製家具職人である「マエストロ」の存在だけによるものではありません。
木製家具のトップブランドとしての矜持は、家具に使われる良質な木材の生育・生産管理にまで及びます。
さらに計画植林により持続可能な環境作りにも貢献している、今の時代にふさわしい木製家具のトップブランドなのです。
今回はPorada(ポラダ)の中でも最高位のデザイン性と技術レベルにあり、芸術品とも評される『ANXIE』を紹介します。

Porada(ポラダ)にしかできない美しい木の造形『ANXIE』

Porada(ポラダ)の定番であり「世界で最も美しい木製家具」といわれるブランドの特徴を、余すことなく感じさせてくれるのが『ANXIE』です。
私たちにとっていちばん身近な自然素材である木を用いて、ラグジュアリーな曲線美と座り心地を実現しています。
まず『ANXIE』のファブリック素材の座面と木製の脚部は、まるで一体化したかのような美しい曲線美を描きます。
木の美しさを引き出すPorada(ポラダ)独自のデザインに目を奪われがちですが、座面のクッション性は程よく曲線が身体にフィットすることから、長時間座っていても疲れることはありません。

そして、脚部に使われる厳選された木材は、フランス中央部にある「ポラダの森」と呼ばれるおよそ3000haもある森林から産出されたものです。
Porada(ポラダ)は美しい木製家具にふさわしい、厚みがあり節の少ない良質な木材の生育・生産管理を自ら行なっています。
『ANXIE』にはポラダの森から濃茶色でモダンな印象のあるウォルナットや、明るい色合いでインテリアに溶け込むクルミ、少し赤みがかった手触りの良いチェリー材が使われています。

また、木製の脚部をじっくり見ると、曲線を造形するために繊細に組み合わされた職人技術の高さに目を見張ります。
マエストロたちの丁寧な手仕事は細部にまで行き渡り、木の滑らかでやさしい手触りが感じられます。
年月が経つにつれ風合いも増すだけでなく、ファブリックが施された座面同様、メンテナンスをすることで永く使い続けることができます。

木を深く愛するブランドだからできる、木の魅力を最大限に生かしたPorada(ポラダ)の『ANXIE』。
レトロな雰囲気のあるテーブルとの組み合わせやガラス天板のテーブルとの相性も良く、ゆったり過ごす空間をラグジュアリーに演出してくれることに違いありません。

さまざまな顔を持つM.マルコナート&T.ザッパのデザイン

『ANXIE』のデザインを担当したのは、イタリアのM.マルコナート&T.ザッパ。
2人は1980年の初頭から数々のプロジェクトでプロダクトデザイナーとして携わっており、1986年に共にミラノ工科大学(イタリア)で建築学を優秀な成績で収めた後、さらにその活動の場を広げています。デザインのみならず、制作やプレゼンテーションから企業イメージに至るまで一貫してコーディネートするのが彼らのスタイルです。ポラダ以外の有名ブランドとのコラボレーションも多く、イタリア内外で住宅やオフィス、展示場や店舗などのインテリアデザイナーとしても活躍中です。

イタリアや世界を広く旅する中で情熱を育み、出会った文化や生活様式からインスピレーションを得る。ビデオや写真、ストリートアートまで手掛ける、インテリアデザインに留まらない2人の多彩な才能から『ANXIE』は生まれました。

CECCOTTI COLLEZIONI(チェコッティ・コレツィオーニ) BANDEJA

家具業界で圧倒的な存在感を見せる孤高のブランド
「CECCOTTI COLLEZIONI(チェコッティ・コレツィオーニ)」

CECCOTTI COLLEZIONI(チェコッティ・コレツィオーニ)が手掛ける木製家具は、その独特なデザイン性もさることながら無垢材のつなぎ目が分からないほどの美しい仕上がりに見られる、卓越したクラフトマンシップにも目を見張るものがあります。長い時間を要する無垢材の生産や加工に精通し、直感や感性を重んじるデザイン性と少数精鋭の職人に代々継承されてきた熟練した技術。CECCOTTI COLLEZIONI(チェコッティ・コレツィオーニ)の持つ木製家具ブランドとしての総合力の高さは、他ブランドの追随を許すことはありません。

CECCOTTI COLLEZIONI(チェコッティ・コレツィオーニ)の歴史は1956年にカッシーナ(イタリア)で、アヴィエロ・チェコッティにより設立された小さな家具製作工房から始まりました。水の都フィレンツェと斜塔が有名なピサの間の小さな町であるカッシーナから、国際的に高く評価される美しい木製家具が現代に至るまで次々と生み出されています。

設立当初は個人邸の注文家具を手がけていたCECCOTTI COLLEZIONI(チェコッティ・コレツィオーニ)ですが、品質の良く美しい無垢材の家具の評判とアヴィエロ・チェコッティの誠実で親しみやすい人柄が相まって、徐々にイタリア国内での人気を高めることとなりました。

顧客層はやがて企業のオフィスや公共施設などへと広がりを見せ、イタリアやヨーロッパのみならず世界の最上級ホテルとのコラボレーションで次々と実績を重ねていきます。同時に、デザイナーや大工を多く輩出する地元の名門美術学校で養成された家具職人を、自社で熟練工として育て上げることにも注力しブランドの地力を高めていきます。

そして家具に使われる無垢材と同様、長い年月を重ねて着実にブランドポリシーを熟成させたCECCOTTI COLLEZIONI(チェコッティ・コレツィオーニ)は、1988年にフランコ・チェコッティの代で大きな躍進を遂げることとなります。

この年にデザイナーのロベルト・ラッツェローニ(イタリア)との協業でミラノサローネに初出展した自社コレクションが、モダンデザインに席巻されていた多くのデザインとは一線を画したコレクションとして大きな注目を浴びることに。その時代を感じさせない独自のデザイン性と卓越した技術で、無垢材を知り尽くした唯一無二のブランドとして、より広く世界に認知されることになり現代に至ります。

今回は、そんな木製家具ブランドの孤高の存在であるCECCOTTI COLLEZIONI(チェコッティ・コレツィオーニ)より、独自の美しい楕円形のフォルムが印象的な『BANDEJA(バンデジャ)』を紹介します。
取り扱いの難しい無垢材を圧倒的なディテールでまとめ上げた『BANDEJA』は、ハイブランドのモダンな家具とも調和する美しい造形美が魅力です。

無垢材の美しさと可能性を存分に引き出した『BANDEJA』

「チェコッティらしい」と表現される、ユニーク且つ無垢材の特性を最大限に引き出すデザインがこの『BANDEJA』にも引き継がれています。
『BANDEJA』は、CECCOTTI COLLEZIONI(チェコッティ・コレツィオーニ)の大躍進の原動力の1つとなった、ロベルト・ラッツェローニ(イタリア)によるデザインから生まれた上質なモダンインテリアにふさわしいキャビネットです。

美術品のような存在感と高い収納力

CECCOTTI COLLEZIONI(チェコッティ・コレツィオーニ)独自のトレンドを追わない、時代に左右されない独創的なデザインである『BANDEJA』。1120㎝の高さに7つのドロアー(引き出し)を持ち、まるで美術品のような楕円のフォルムに実用的で高い収納力を秘めています。

無垢材だけで作られているようには見えない『BANDEJA』の美しく滑らかな曲線は、厳選された最高等級のアメリカンウォルナットから削り出された多くの部材から形成されています。モダン家具が先行した時代にも守り続けられた直感とオリジナリティを大事にした秀逸なデザインに、無垢材の家具ならではの滑らかな手触りや温かみも感じることができます。

歳月をかけて熟成された材料とクラフトマンシップ

CECCOTTI COLLEZIONI(チェコッティ・コレツィオーニ)の愛用者は「1度手にしたら、他にある家具とのディテールやクウォリティの違いを実感してしまう」といいます。

受注生産を原則としているCECCOTTI COLLEZIONI(チェコッティ・コレツィオーニ)では、木目や癖が異なる個々の素材を見極めながら工程を進めていきます。木材の生育から加工するまでの管理には長い歳月をかけ、厳選された無垢材のみを採用。家具に変身した後も無垢材は生き続けているので、完成後も動かないよう各工程の終わりに材料を落ち着かせるための数週間のインターバルを置きます。

また『BANDEJA』のデザインはほぼ曲線で、無垢材の塊から1つずつ細かな部材を削り出し、何時間もかけてサンディングを繰り返します。木目が美しいだけでなくつなぎ目がまったく分からないほどの滑らかな手触りは、多くの木製家具に触れ合ってきたプロにも感動を与えるほどの仕上がりです。

半年以上の時間をかけて丁寧で緻密な仕事を繰り返し施され、ようやく完成する『BANDEJA』。時代に左右されず少数精鋭の職人たちで無垢材の家具を作り続けてきた、CECCOTTI COLLEZIONI(チェコッティ・コレツィオーニ)の真骨頂を随所に見ることができる作品の一つです。

『BANDEJA』は4つの異なる色彩で仕上げられており、インテリアの雰囲気に合わせてコーディネートをする楽しみもあります。

『BANDEJA』のアメリカンウォルナット材の素地の色をそのまま楽しむ「ナチュラル塗装仕上」、素地より少しトーンを抑えて家具全体の統一感を高める「ダーク色染色塗装仕上」。マットな仕上がりでモノトーンな風合いに合う「ブラウン染色塗装仕上」の他に、深みのある茶系でモダンインテリアと合わせやすい「モカ色染色塗装仕上」からお選びください。

また、CECCOTTI COLLEZIONI(チェコッティ・コレツィオーニ)のコレクションの中には視座の低い『AINDA』もあり、『BANDEJA』と同じく美しい楕円のフォルムの佇まいで寝室や個室をより上質な雰囲気に演出してくれます。 無垢材では実現の難しい美しく繊細なフォルムを、熟練の家具職人たちが半年以上かけて仕上げるCECCOTTI COLLEZIONI(チェコッティ・コレツィオーニ)の家具。工業製品とは一線を画す品位が感じられ、何代も永く継承されていくべき価値があることは間違いありません。

豊富な経験から生まれる芸術性の高いデザイン-Roberto Lazzeroni

ロベルト・ラッツェローニ(Roberto Lazzeroni /1950〜)

1950年にピサ(イタリア)で生まれ、フィレンツェ(イタリア)でアートと建築を学ぶ。
前衛的なアートやデザインの影響を受けながらインテリアデザイナーとしてキャリアを歩み始めたが、やがて工業デザインの専門性を高めることに。
1988年より約20年の間、CECCOTTI COLLEZIONI(チェコッティ・コレツィオーニ)の立ち上げでメインデザイナーを務めたことが、彼の大きな転機となる。

高等級の無垢材を用い、時間をかけて作られるCECCOTTI COLLEZIONI(チェコッティ・コレツィオーニ)の家具。
彼はCECCOTTI COLLEZIONI(チェコッティ・コレツィオーニ)で1つの企業の誕生と発展に携わり、マーケティング型ではなく自分のイメージを大事にするデザインを作り上げていく。
以後、ポルトローナフラウの他、イタリア家具の最高峰ブランドの1つである『GIORGETTI(ジョルジェッティ)』やフェラーリのショールームなどのプロジェクトなどを次々と手掛け、現在でも生まれ育ったピサを拠点に幅広い分野で才能を発揮している。

CECCOTTI COLLEZIONI(チェコッティ・コレツィオーニ) AINDA

家具業界で圧倒的な存在感を見せる孤高のブランド
「CECCOTTI COLLEZIONI(チェコッティ・コレツィオーニ)」

CECCOTTI COLLEZIONI(チェコッティ・コレツィオーニ)が手掛ける木製家具は、その独特なデザイン性もさることながら無垢材のつなぎ目が分からないほどの美しい仕上がりに見られる、卓越したクラフトマンシップにも目を見張るものがあります。長い時間を要する無垢材の生産や加工に精通し、直感や感性を重んじるデザイン性と少数精鋭の職人に代々継承されてきた熟練した技術。CECCOTTI COLLEZIONI(チェコッティ・コレツィオーニ)の持つ木製家具ブランドとしての総合力の高さは、他ブランドの追随を許すことはありません。

CECCOTTI COLLEZIONI(チェコッティ・コレツィオーニ)の歴史は1956年にカッシーナ(イタリア)で、アヴィエロ・チェコッティにより設立された小さな家具製作工房から始まりました。水の都フィレンツェと斜塔が有名なピサの間の小さな町であるカッシーナから、国際的に高く評価される美しい木製家具が現代に至るまで次々と生み出されています。

設立当初は個人邸の注文家具を手がけていたCECCOTTI COLLEZIONI(チェコッティ・コレツィオーニ)ですが、品質の良く美しい無垢材の家具の評判とアヴィエロ・チェコッティの誠実で親しみやすい人柄が相まって、徐々にイタリア国内での人気を高めることとなりました。

顧客層はやがて企業のオフィスや公共施設などへと広がりを見せ、イタリアやヨーロッパのみならず世界の最上級ホテルとのコラボレーションで次々と実績を重ねていきます。同時に、デザイナーや大工を多く輩出する地元の名門美術学校で養成された家具職人を、自社で熟練工として育て上げることにも注力しブランドの地力を高めていきます。

そして家具に使われる無垢材と同様、長い年月を重ねて着実にブランドポリシーを熟成させたCECCOTTI COLLEZIONI(チェコッティ・コレツィオーニ)は、1988年にフランコ・チェコッティの代で大きな躍進を遂げることとなります。

この年にデザイナーのロベルト・ラッツェローニ(イタリア)との協業でミラノサローネに初出展した自社コレクションが、モダンデザインに席巻されていた多くのデザインとは一線を画したコレクションとして大きな注目を浴びることに。その時代を感じさせない独自のデザイン性と卓越した技術で、無垢材を知り尽くした唯一無二のブランドとして、より広く世界に認知されることになり現代に至ります。

今回はそんなCECCOTTI COLLEZIONI(チェコッティ・コレツィオーニ)のコレクションの中から、ブランドポリシーに大きな影響を与えることとなった、ロベルト・ラッツェローニ(イタリア)のデザインによる『AINDA(アインダ)』を紹介します。

『AINDA』は、無垢材を知り尽くした職人たちの集結したCECCOTTI COLLEZIONI(チェコッティ・コレツィオーニ)だから実現できる、独自の楕円形のフォルムが美しいベッドサイドテーブルとチェストです。取り扱いの難しい無垢材を圧倒的なディテールでまとめ上げており、他のハイブランドのソファやベッドなどのモダンな家具とトータルコーディネートできる親和性のあるデザインも魅力です。

無垢材でしか表現できない世界でたった一つの『AINDA』

『AINDA』には2つのドロアー(引き出し)を持つサイドテーブルと、4つのドロアーのあるキャビネットがあります。厳選された最高等級のアメリカンウォルナット材の風合いや温かみを持ちながら、緻密な工程の繰り返しで無垢材とは思えない美しいフォルムと統一感のある上品なデザインに仕上げられています。

オリジナリティ溢れる美しい佇まい

CECCOTTI COLLEZIONI(チェコッティ・コレツィオーニ)の家具を象徴するトレンドを追わない、時代に左右されない独創的なデザインは『AINDA』にも反映されています。無垢材から生まれた『AINDA』には直線がほとんどなく、美しい曲線を形成するためには高度な職人技術と多くの部材が必要となります。天然素材特有の美しい木目や素地の色が異なる部材を組み合わせて、『AINDA』を一つ一つ半年以上をかけて作り上げるのです。

モダン家具が先行した時代にも直感とオリジナリティを大事に育てられてきた美しいデザインに加え、どこか安らぎを感じられる滑らかな手触りと温かみ。この世界に同じものは2つとない『AINDA』なら、寝室やリビングのお気に入りの空間をさらにグレートアップさせてくれます。

徹底した材料管理と卓越した技術

CECCOTTI COLLEZIONI(チェコッティ・コレツィオーニ)の愛用者は「1度手にしたら、他にある家具とのディテールやクウォリティの違いを実感してしまう」といいます。

無垢材を用いる家具は、素材の生育や材料になるまでの管理に数十年という長い時間をかけ、木目や癖が異なる個々の素材を見極めながら工程を進めていく必要があります。無垢材は家具に変身した後も生き続けているので、完成後も材料が動かないよう落ち着かせるために工程毎に数週間のインターバルを置きます。

また、『AINDA』のデザインはほぼ曲線なので無垢材の塊から1つずつ細かな部材を削り出し、何時間もかけてサンディングを繰り返す必要もあります。全体の美しいフォルムにつなぎ目を感じさせず手触りも良く形成できるのは、無垢材の家具しか作らないCECCOTTI COLLEZIONI(チェコッティ・コレツィオーニ)が世界に数ある家具ブランドの中で、最も卓越した技術力を有しているという証でもあります。

インテリアに合わせて選ぶ

『AINDA』は4つの異なる色彩で仕上げられており、インテリアの雰囲気に合わせてコーディネートをする楽しみもあります。

『AINDA』のアメリカンウォルナット材の素地の色をそのまま楽しむ「ナチュラル塗装仕上」、素地よりは少しトーンを抑えて家具全体の統一感を高める「ダーク色染色塗装仕上」。マットな仕上がりでモノトーンな風合いに合う「ブラウン染色塗装仕上」の他に、深みのある茶系でモダンインテリアと合わせやすい「モカ色染色塗装仕上」からお選びください。

また、CECCOTTI COLLEZIONI(チェコッティ・コレツィオーニ)には7つのドロアーを持ち『AINDA』同様に楕円フォルムの美しい、『BANDEJA』という視座が高く収納能力のあるキャビネットも取り揃えています。

熟練の家具職人たちの技巧で仕上げられた緻密なCECCOTTI COLLEZIONI(チェコッティ・コレツィオーニ)の家具は、まるで美術品のような風格で寝室やリビングをより一層ラクジュアリーにまとめ上げてくれます。

豊富な経験から生まれる芸術性の高いデザイン-Roberto Lazzeroni

ロベルト・ラッツェローニ(Roberto Lazzeroni /1950〜)

1950年にピサ(イタリア)で生まれ、フィレンツェ(イタリア)でアートと建築を学ぶ。
前衛的なアートやデザインの影響を受けながらインテリアデザイナーとしてキャリアを歩み始めたが、やがて工業デザインの専門性を高めることに。
1988年より約20年の間、チェコッティ・コレツィオーニの立ち上げでメインデザイナーを務めたことが、彼の大きな転機となる。

高等級の無垢材を用い、時間をかけて作られるチェコッティ・コレツィオーニの家具。
彼はチェコッティ・コレツィオーニで1つの企業の誕生と発展に携わり、マーケティング型ではなく自分のイメージを大事にするデザインを作り上げていく。
以後、ポルトローナフラウの他、イタリア家具の最高峰ブランドの1つである『GIORGETTI(ジョルジェッティ)』やフェラーリのショールームなどのプロジェクトなどを次々と手掛け、現在でも生まれ育ったピサを拠点に幅広い分野で才能を発揮している。

Cappellini(カッペリーニ) BACチェア

モダンで個性的な一流デザイナーズ家具の代名詞「Cappellini(カッペリーニ)」

イタリアの並み居る王道ブランドとは一線を画し、独自路線の芸術的なデザイナーズ家具コレクションを揃えるCappellini (カッペリーニ)。北イタリアの伝統的な高級家具の産地であるブリアンツァ地方で、1946年にエンリコ・カッペリーニが開いた小さな家具工房からその歴史は始まりました。

Cappellini (カッペリーニ)は創業から30年、自社デザインを伝統技術で作り上げることにこだわりを持ち続けましたが、1977年に2代目のジュリオ・カッペリーニの登場によって大きな転機を迎えることとなります。彼は世界的な家具ブランドへとCappellini (カッペリーニ)を押し上げることを目標に、自社デザインではなく社外の有望デザイナーとの協業へと移行し、デザイナーズ家具の一大ブランドを構築し始めるのです。

Cappellini (カッペリーニ)といえば、シンプルで上品、格調は高いがモダン。現代のライフスタイルに取り入れやすい個性的なデザインを基調として、ジャスパー・モリソンやマルセル・ワンダース、トム・ディクソンに代表される一流デザイナー陣と共に80〜90年代にかけて次々と革新的な家具を発表しました。 現在、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク、パリ、そして東京のフラッグシップストアには、モダンで個性的な一流デザイナーズ家具を求める人々が訪れ、世界的家具ブランドの中でも独自の存在感を放っています。世界の名だたるデザイナーたちの芸術性の高いデザインに、Cappellini (カッペリーニ)の持つ優れた製作技術で機能性を持たせる。決して個性的であるだけではなく現代のライフスタイルにも親和性があるCappellini (カッペリーニ)の家具は、インテリアに新しい可能性と解釈を与えてくれます。

今回はそんなCappellini (カッペリーニ)のコレクションの中から、2009年に発表された『BACチェア』を紹介します。現代のプロダクトデザイン界で大きな影響力を持つジャスパー・モリソン(イギリス)が手掛けた、さまざまな空間にレイアウトしやすい端正で普遍的なデザインが印象的です。

ジャスパー・モリソンによる美学と機能性の融合『BACチェア』

『BACチェア』はCappellini (カッペリーニ)が2005年に発表した『BACテーブル』からインスピレーションを受け、椅子の美学と機能性の融合を追求して新たにデザインされました。

Cappellini (カッペリーニ)は、現代プロダクトデザイン界の第一人者となったジャスパー・モリソンの才能に早くから着目し、新進デザイナーであった1986年から現在に至るまで重用してきました。彼のデザインには完成度を高めるための装飾ではなく、優美さを残しながらも必要最小限まで簡素化するミニマリズムが投影されています。

無垢材で作られる自然で無駄のないフォルムに、インテリアや嗜好に合わせてカスタマイズできる自由度の高さ。『BACチェア』の普遍性のある端正なデザインは、ダイニングやオフィス、書斎などあらゆる空間に溶け込み、インテリアをシンプルで洗練された空間にまとめ上げてくれます。

また、個性的なデザインやインテリアに合わせたカスタマイズを楽しんでいただけるのも、『BACチェア』の魅力の一つです。無垢材でできたフレームの色と、座面の仕様を木部以外にファブリックやレザーから選ぶことができます。

無垢材のフレームには木目が美しく耐久性の高いアッシュ材が採用されており、木目を生かしたナチュラルな仕上げから定番のモダンな配色、個性的なブルーまで5色のバリエーションをご用意。フレームに合わせて座面の仕様も木部で統一すると、アッシュ素材の温かみと美しさを堪能できます。

一方、座面の仕様をレザーやファブリックで選択する場合は、定番色から鮮やかなイタリアンカラーまで幅広く揃うので、個性を演出することもでき幅広い種類のインテリアに対応します。

いずれの仕様も歴史に裏付けられたCappellini (カッペリーニ)の伝統技術と、フォルムよりも日々の使い勝手を優先させるジャスパー・モリソンのデザインで、シンプルな見た目からは想像ができない座り心地の良さも実現しています。

ロンドンから世界を席巻する現代プロダクトデザイン界の雄

ジャスパー・モリソン(Jasper Morrison / 1959~)

イギリスを代表する世界的なプロダクトデザイナー。ロンドンで生まれ。ロンドン王立美術学院で学ぶ。1986年にOffice for Designを開設後まもなく、ジュリオ・カッペリーニとの運命的な出会いを果たし90年代にその頭角を現す。以後、カッペリーニとは『Thinking Man’s Chair』から始まる30以上の協業を行い、BACシリーズ以外にも時代を超えたロングセラーを発表し続けている。 ジャスパー・モリソンのデザイン哲学には「Super Normal」という考え方があり、デザインしすぎないことで日常に馴染み、長く愛される普遍的なデザインを生む。

現在ロンドン以外にもパリ、東京に拠点を構え、インテリアのみならずittaraやALESSIなどキッチン用品ブランド、電車や電化製品、腕時計に至るまで幅広い分野でのデザインを手掛ける。日本では無印良品やJINSなど、日常生活に溶け込むブランドとの協業も。いずれも芸術性を感じさせるモダンデザインでありながらシンプルで機能性があり、多分野にまたがって世界中で多くのファンに支持される。

Cattelan Italia(カッテラン) SKORPIO Table

https://youtu.be/zerK3LGn8Bk

美しい家具は単純に「家具」として働くだけでなく、私たちに驚きと感動を与えてくれます。 比較的新しいブランド・新しい家具である「Cattelan Italia(カッテラン) SKORPIO Table」もまた、そんなブランド・そんな家具のうちのひとつです。
今回は
・Cattelan Italia(カッテラン) とはどのようなブランドか
・ Cattelan Italia SKORPIO Tableの特徴
・ Cattelan Italia SKORPIO Tableを手掛けるデザイナー
について取り上げていきます。

Cattelan Italia(カッテラン)は、モダンデザイン×思い切ったデザインを打ち出すブランド

Cattelan Italia(カッテランイタリア。以降は、特段の必要がある場合を除き、カタカナ表記とします)は、1979年に生まれた家具ブランドです。家具ブランドのなかには数百年を超える歴史を持つブランドも多いといえますから、それと比較すれば、カッテランイタリアは比較的歴史の短いブランドだといえるでしょう。 ただカッテランイタリアは、この40年程度の歴史のなかで、非常に愛されるブランドに成長してきたといえます。

カッテランイタリアは、名前の通り「イタリア」の空気感を非常に強くまとうブランドです。 カッテランイタリアの生み出す製品は、「その時代その時代において、もっとも斬新で、もっとも目新しいイタリアモダンのデザインを反映しているもののうちのひとつ」と評されることもあります。

イタリアは世界的に有名な家具生産地のうちのひとつであり、さまざまな高級家具・さまざまなデザインの製品が毎年打ち出されています。そのイタリアにおいて、「最先端のデザインを打ち出せる」とされているカッテランイタリアが、どれほど高く評価されているかは、想像に難くないでしょう。

このようなカッテランイタリアの姿勢は広く世界中に愛されています。 カッテランイタリアの家具を求める人が多いこと、またカッテランイタリア自身も海外進出に意欲的なことから、現在では150か国以上の地域において、カッテランイタリアが活躍しています。

カッテランイタリア スコルピオテーブルの美しさを知る

カッテランイタリアの打ち出す家具は、常に大胆で、思い切っていて、常識にとらわれず、時には常識そのものをひっくり返してしまうような挑戦的なものが多いといえます。家具の世界においては、「斬新すぎること」だけが求められているわけではありませんが、カッテランイタリアはこの「斬新さ」をよく理解したうえで、チャレンジフルな作品を作り上げていっているのです。異素材を組み合わせて作り出される家具を得意としており、私たちにとって「思いもかけない」素材同士の家具がリリースされることさえあります。

このようなカッテランイタリアの姿勢は広く世界中に愛されています。 カッテランイタリアの家具を求める人が多いこと、またカッテランイタリア自身も海外進出に意欲的なことから、現在では150か国以上の地域において、カッテランイタリアが活躍しています。

カッテランイタリア スコルピオテーブルの美しさを知る

そんなカッテランイタリアが打ち出す家具のなかでも、ここでは「Cattelan Italia SKORPIO Table(カッテランイタリア スコルピオテーブル。以下、特段の必要がある場合を除き、「スコルピオテーブル」で表記します)を取り上げます。

カッテランイタリアに限ったことではありませんが、「テーブル」は数多くのブランドにとって「ソファ」と並び立つほどによく注目を浴びるカテゴリーです。

テーブルは存在感もありますし、部屋の印象を決定づけるアイテムでもあります。

スコルピオテーブルは、カッテランイタリアを象徴するかのような斬新なデザインを持つリビング用のテーブルです。

  スコルピオテーブルのもっとも大きな特徴は、「天板の豊富さ」にあります。

上記では「カッテランイタリアは異素材の組み合わせを得意とするブランドである」としましたが、スコルピオテーブルもまた、チタンをベースとして

・大理石を組み合わせたもの ・ガラスを組み合わせたもの ・セラミックを組み合わせたもの などを展開しています。

細部へのこだわり、使いやすさへのこだわり

それぞれの素材の雰囲気を生かしながら作られるスコルピオテーブルは、天板だけでなく、それを支える「脚」にも注目したくなる一品です。

スコルピオテーブルは、ユニークな「W」のような脚を持ちます。非常にモダンで現代的な雰囲気を感じさせる個性的な脚の形であり、非常にハイセンスです。ちなみに脚の色も複数に及びます。

自由で独創的、使う人間の好みを反映しやすいテーブルであることが、ここからもわかります。

またスコルピオテーブルの天板は非常に高い耐久性を誇るものも多く、長く使っていけるのも特徴です。

最先端のアイテムでありながらも長い時間をかけて使っても色あせることがないのは、スコルピオテーブルが「家具として求められる要素」をクリアしている商品であることの証といえます。

デザイナー紹介(アンドレア・ルカテッロ Andrea Lucatello)

最後に、このスカルピオテーブルを生み出した偉大なデザイナーである「アンドレア・ルカッテロ氏」について取り上げていきます。

アンドレア・ルカッテロ氏は、1968年にイタリアのトレヴィーゾで生を受けました。若いころから積極的にさまざまな分野に携わり、経験を積んできた人であり、そのときに培った経験や知識をインテリアデザインに落とし込むことに成功したデザイナーです。工業デザイナーのうちの1人であり、数多くの商品を生み出しています。

家具においては、彼は、「プロジェクトの最初期からプロジェクトの最後まで、すべてをみる」というスタイルをとっています。
自身のデザインやこだわりを忠実に反映させることができるこの手法によって、アンドレア・ルカッテロ氏は強烈な個性とともにハイレベルなデザインの家具を生み出すことに成功しています。
なおここではスコルピオテーブルを取り上げましたが、アンドレア・ルカッテロ氏とカッテランイタリアの縁は深く、カッテランイタリアのサイドテーブルやベッドなどのデザインも手掛けています。  

Cassina(カッシーナ) Capitol Complexテーブル

https://youtu.be/YSKeU2PjGXU

 

憧れのブランド「Cassina(カッシーナ)」の歴史と魅力

1927年にイタリア・ミラノで誕生したCassina(カッシーナ)は日本でもファンの多い、100年近い歴史を持つ世界でも圧倒的な人気を誇る家具ブランドです。
Cassina(カッシーナ)が設立されてからしばらくの間、ヨーロッパの家具業界は手工業から工業化へ移行する真っ只中。
1950年にジオ ポンティと出会い豪華客船のインテリアを手掛けたのを機に、Cassina(カッシーナ)はデザイン性が高い家具を確かな技術で工業生産できるブランドとして名をはせることとなります。
その後も現在に至るまで著名なデザイナーや建築家とコラボし、ひときわ高いデザインセンスを発揮した作品を次々と世に送り出してきました。
その作品の多くがニューヨーク近代美術館に収蔵されるなど、世界のトップブランドとして揺るぎない地位を獲得しています。

いつの時代においても現代的で美しく、新しいデザインを常に打ち出してきたCassina(カッシーナ)ブランドは、ル・コルビュジエやフランク・ロイド・ライトに代表される近代建築の巨匠たちによる「イ・マエストリ」の他、「イ・コンテンポラリー・コレクション」「シモン・コレクション」という3つのラインから構成されています。

今回は、Cassina(カッシーナ)が「現代を代表する建築家やデザイナーとのコラボレーションによるコレクション」と位置付ける、イ・コンテンポラリー・コレクションより『CAPITOL COMPLEX TABLE』を紹介します。
デザイナーごとによる違いがはっきりと見られるイ・コンテンポラリー・コレクションの家具は、「家具を選ぶ楽しみ」「自分好みの一品を探す楽しみ」を私たちに与えてくれます。

シンプルながらも厳かな存在感のある『CAPITOL COMPLEX TABLE』

Cassinaは、イ・コンテンポラリー・コレクションはデザイナーの創造性はもとより、そのデザインを支える職人技や素材のクオリティがなければ決して実現しないラインだと考えています。
このコレクションではCassinaの家具の従来持つ高い機能性やデザイン性に加え、快適性が特徴として挙げられます。

『CAPITOL COMPLEX TABLE』は、ル・コルビュジエの生涯で実現した唯一の都市計画であるチャンディーガル(インド)のプロジェクトで、政治と行政の中心であるキャピトル・コンプレックスの立法議会棟で使用されたテーブルです。

ゆとりのあるサイズ感

厳粛な雰囲気の中での会議テーブルとして使用されていたことから、『CAPITOL COMPLEX TABLE』はどこか厳かな雰囲気を感じさます。
6席レイアウトしてもまだ余裕のあるサイズ感で、ダイニングテーブルとしても贅沢でゆったりとしたスペースを確保することができます。
天板の素材によってテーブルの高さは異なり、ガラス天板であればW2700×D1100(又は1300)×H720の2サイズ。
無垢材の天板であればW2700×D1100(又は1300)×H740の合計4サイズになります。

素材の組み合わせは6パターン

まず、天板はガラスと無垢材の2つの素材から選択することができます。
ガラス天板にはグラフィックな無垢材の脚部を引き立てる厚さ15mmのクリアーガラスを用いており、無垢材の天板については表情の異なる3種類の用意があります。
脚部については無垢材の天板を選択した場合は同一素材、同一色の組み合わせとなり、天板と脚部の組み合わせを6パターンからお選びいただけます。
モダンな空間で会議テーブルとしてお使いの際や、シックやモノトーン調のリビングやダイニングにレイアウトする際には、ガラス天板とオーク材のブラック塗装の脚部の組み合わせが最適です。
ダイニングテーブルとしてお使いの際は、無垢材の天板にすることで見た目や手触りにあたたかみを感じることができます。
シンプルで明るいナチュラルな空間には、オーク材のナチュラル塗装だとインテリアに馴染みやすいでしょう。
オリジナルデザインに使用されていたチーク材のナチュラル塗装であれば、素材自体の重厚感がインテリア全体に深みを加えます。

Cassinaがピエール・ジャンヌレに捧げる

ピエール・ジャンヌレ(Pierre Jeanneret / 1896~1967)

スイスの建築家。ル・コルビュジエとは9歳年下の従兄弟にあたり、ル・コルビュジエの重要なパートナーとして1922年に事務所を共同で設立。
専門的な建築知識を持つル・ジャンヌレは、特に技術面でコルビュジエを支えた。
同じコルビュジエ事務所のシャルロット・ペリアンとル・コルビュジエの3人合作で発表した”LCシリーズ”に代表される家具デザインが有名。
チャンディーガル都市計画の際には現地に14年間滞在し、インドの近代建築の発展に寄与した。

1951年からインドの独立と近代化を記念し実施されたチャンディーガルのプロジェクトは、インドの風土や文化を尊重しつつヨーロッパの近代都市デザイン要素を融合した都市計画でした。
ル・コルビュジエによる建築群が2016年にユネスコの世界遺産に登録され、近年でも大きな注目を浴びています。
その都市計画の中で家具デザインにおいても大きな重要な役割を果たしたのが、チーフアーキテクトであったピエール・ジャンヌレ。
Cassinaによるピエール・ジャンヌレのオマージュから研究が深められた結果、上質なモダニズムと地域性がデザインに反映された『CAPITOL COMPLEX TABLE』を含む4つのプロダクトが、2020年のコレクションの誕生に結びつきました。

『CAPITOL COMPLEX TABLE』は、長い年月を経てインドの伝統的なクラフトマンシップにモダンを融合させた、今なお色あせることのない秀逸なデザイン性を持つテーブルです。

Cassina(カッシーナ) LC4シェーズロング

https://youtu.be/U9W9_Jm91U0

※「LC4」は「4 CHAISE LONGUE A REGLAGE CONTINU」に名称変更されております。

イタリア家具の伝統から未来へ。インテリア界を革新する名門Cassina(カッシーナ)。

上質なインテリアは、毎日使うものだからこそ、心豊かな生活、充実した人生を楽しむライフスタイルにつながります。より良い暮らしにこだわる人々に愛されるイタリア家具の中でも、憧れの的は圧倒的なブランド力を誇るCassina(カッシーナ)のインテリアです。

17世紀に北イタリア・ミラノ近郊のメーダにて誕生したCassina(カッシーナ)は、教会の木製椅子などを製造する家具メーカーでした。1927年にチェーザレ・カッシーナとウンベルト・カッシーナの兄弟が、「カッシーナS.p.A」として正式に会社として創業。当初は家具職人による手工業的な生産を行っていました。
第二次世界大戦後の産業化に伴って、Cassina(カッシーナ)は外部デザイナーとのコラボレーションを開始。チェア・テーブル・ベッドなど多様な家具を生産するようになりました。
1950年代には、豪華客船・高級ホテル・レストランの内装などを手掛けました。モダン・ファーニチャーの分野に進出して、技術力を確立した名門となったのです。
Cassina(カッシーナ)の多くの製品が高い評価を受け、世界中の有名な美術館にコレクションされています。また、イタリアの優れた工業デザインに贈られるコンパッソ・ドーロ賞も受賞しています。

Cassina(カッシーナ)は柱となる「イ・マエストリ」と「コンテンポラリー」の2大コレクションを展開しています。
「イ・マエストリ」は、イタリア語で「巨匠たち」を意味し、20世紀初頭のモダニズムの名匠と讃えられる著名デザイナーたちの作品を復刻したシリーズです。
ル・コルビュジエをはじめ、バウハウス、ヘリット・リートフェルト、フランク・ロイド・ライト、チャールズ・レニー・マッキントッシュなどの著名なデザイナーたちの才能を反映し、コラボレーションしています。

イ・マエストリを代表する「LCシリーズ」は、ル・コルビュジエを中心とするチームがデザインした、4種の家具が1964年に復刻されたことが始まりです。
ル・コルビュジエの頭文字にちなんだこのシリーズは、LC1~LC4のインテリア製品が含まれ、本革とスティールパイプで構成されています。
LC1は自由な可動式の背がフィットするスリングチェア、LC2はミニマムで快適なソファ・オットマン、LC3は余裕のあるロータイプのアームチェア、LC4はスタイリッシュで寝心地の良いデッキチェアとなります。

LC4は、時を超えた名作と呼ばれる寝椅子。ゆったり心安らぐモダン・アート。

LC4は、スイス出身の建築家ル・コルビュジエの世界的に名高い作品の中でも、モダニズム精神の光る最高峰のチェアと言えます。本革とスティールの調和した、「大人のためのクレイドル(ゆりかご)」と表現しても良いでしょう。

ゆりかごのイメージにマッチする、リラックスして座ることに特化したデザイン。背もたれは下限140°〜上限170°と体に沿って自由に変化するので、身も心もリフレッシュすることが必要な現代人にとって、本物の休息をもたらしてくれます。
テレビを観たり、PC作業をしたり、寛いで音楽を聴いたり、スマートフォンを眺めたり、憩いのひと時を満喫したり…前かがみにならず、首や肩にストレスのかからないナチュラルな姿勢で、ゆっくり過ごすことができます。
台座からフレームを外してロッキングチェアとしても使えます。フレームは女性の力でも簡単に持ち上げやすい程度の重みです。自分流のスタイルでLC4の活用は思いのままです。

LC4誕生のきっかけは、1928年にル・コルビュジエのチームが、アトリエで進めていたチャーチ邸の内装用にデザインした椅子でした。この作品は、1929年にパリのグラン・パレで開催されたサロン・ドートンヌで発表されました。

サロン・ドートンヌは、前衛的な若い芸術家が作品の展示を行う場で、アンリ・マティス、ゴーギャン、セザンヌ、ジョルジュ・ブラックなどが参加し、新しい美術運動が生まれるシーンとなっていました。

この展示会は、ル・コルビュジエを中心に、ピエール・ジャンヌレとシャルロット・ぺリアンがコラボレートして【Equipement interieur d’ une habitation(住宅のインテリア設備)】を発表した記念すべきステージでした。

今でこそスティールパイプなどの近代的マテリアルを活かしたデザインは、LCコレクションのアイコンとなっていますが、当時ル・コルビュジエのチームがシンプルな美学を追求した作品を公の場で初公開した際に、あまりにも新鮮なスタイルがセンセーショナルな話題を巻き起こしました。

LC4のコンセプトと魅力―人に優しいテクノロジーとスタイリッシュな美意識。

コルビュジエの建築デザインは、「住宅は住むための機械である」というテーマに基づいています。その理想から生まれたLC4は「座るための機械」というコンセプトからデザインされたデッキチェアです。つまり、単におしゃれな外観ではなく、「人にとって使いやすくて美しく、その理由が論理的に説明できる」インテリアが、彼の哲学なのです。

人間工学をもとに、背のカーブはボディラインに合わせて緻密にデザインされています。優雅な曲線を描く弓型パイプは、自由にスライドすることができます。寝る姿勢に沿って角度をスムーズに変えられることにより、素晴らしい座り心地を体感できます。
LC4は、ナチュラルなポーズで休んでいる人のシルエットを、美しくスマートに演出してくれます。ダンディズムにこだわる男性にも、優美にリラックスしたい女性にも、最適です。

LC4チェアの魅力-1

イタリアならではの美しい本革を採用し、艶やかできめ細かくしなやかな革の上質感を発揮しています。

LC4チェアの魅力-2

クールに輝くスティールの品質を極め、高度な技術で溶接もない、なめらかな曲線美を実現しています。
光沢のある鏡面仕上げで、長期間の使用でも塗装がはがれたり錆びることもなく、末永く愛用できます。

LC4チェアの魅力-3

弓型パイプが形づくるフレームの自由な動きにより、それぞれの人に最適なフォルムを叶えてくれます。
傾きが無段階に連続して変わるフレキシブルな機能を持ち、人の自然な動きに合わせた合理的な設計です。

LC4チェアの魅力-4

伸縮性のあるエラスティック素材の3cm幅ベルトを細かく配置することにより、体をしっかりとサポート。
細かく体重を分散させるよう計算された構造により、バランス良く姿勢が保たれ、安定した快適さです。

LC4チェアの魅力-5

ヘッドレスト内部にはポリエステルパッドを採用。適度な柔らかさを保ちながら、弾力性に富んでいます。
耐久性にも優れており、へたりにくく衛生的なメリットがあり、長く使い続けても心地よい使用感です。

LC4を愛する暮らし。自然を思いやり、一生の友にふさわしい価値あるインテリア。

ル・コルビュジエの家具には、近代建築のようにシンプルな美しさがあり、計算された構造によって完成されています。
創造的で革新的であるとともに、洗練されたシルエットのLC4。長年の時を超えて現在でも「世界最高デザインの休憩椅子」と絶賛されており、20世紀を象徴するマスターピースのひとつです。

ル・コルビュジエ、ピエール・ジャンヌレ、シャルロット・ぺリアンは、モダニズム建築と都市志向をめざしながら、自然と人のつながりも大事にしていました。
彼らは環境の重要性も深く意識しており、自然のインスピレーションは彼らのデザインにも影響を与えました。動植物の色・形・成長、嵐の中で平衡を保つ仕組みを知り、自然物から学んだアイデアを、彼らは建築・インテリア作品に活かしていました。

そのため、2015年に行われたLCコレクションのアップグレードでは、六価クロムめっきを、より安全な三価クロムに変えて、自然環境に配慮しました。
スティールの美観を劣化から守る六価クロムめっきは、家具に広く採用されているのが現状です。LCの家具はいち早く、クロム濃度レベルが低く、製造サイクルにおいて空気排出量が少なく、安心な三価クロムにリニューアルしたのです。

LCコレクションの製品には、貴重なオリジナリティと最上のクオリティを保証するため、「カッシーナ・イ・マエストリ」のロゴ、原作者のサイン、すべての製品が一点ものであることを表す識別番号が刻印されています。一流のインテリアだからこそ、長年の暮らしのパートナーとなり、使い込むほどに愛着の増す逸品と言えます。

シャープに冴える機能美に支えられた「最高のリラックス」。LC4は、実用性と芸術性を両立させた、暮らしのためのアートでもあります。そして20世紀の文化的遺産としての価値もある名作です。
世界のセレブリティにも愛されているLC4。人の心と体をやすらぎに満たす夢のようなシエスタはいかがでしょうか。

デザイナー ル・コルビュジエ、ピエール・ジャンヌレ、シャルロット・ペリアン

機能美を極めた建築界の天才として、AIAゴールドメダルやレジオンドヌール勲章に輝くル・コルビジエ。
専門的な建築知識のキーパーソンであり、技術面でル・コルビジエを支えた建築家ピエール・ジャンヌレ。
テキスタイルの美的感覚に加え、人への快適さを工夫したインテリアデザイナーのシャルロット・ペリア。

LC4は、この3人のマエストロの素晴らしいチームワークから生み出されました。

モダニズム建築の巨匠ル・コルビュジエは、重要なパートナーである従弟のピエール・ジャンヌレと一緒に、1922年にパリのセーヴル通りにある新しいアトリエで専門的な活動を開始しました。
彼は設計の研究と基準を共有する相手とともに、深く永続的な理解を持ち、生涯を通じて支えました。
1927年10月に、彼らは現代の実用建築シーンにすでに存在していた若い建築家シャルロット・ペリアンの貢献を得ることを決定しました。

LC4シェーズ・ロングが誕生する背景には、芸術と機能性を調和させるル・コルビュジエの豊かな才能、ディテールの達人とも呼ばれたピエール・ジャンヌレの高度な知性とあわせて、シャルロット・ぺリアンの優秀なセンスも大きな推進力でした。
彼女はファブリックとクッションを完成させ、パリのアトリエで最初の原型となるプロトタイプを制作しました。

1937年まで続く彼らのコラボレーションでは、特に家具の創作に関して非常に実り多いものとなり、パートナーシップは彼らの確立した文化的重要性と専門家としての功績の両方に、大いに有益になりました。

シャルロット・ペリアンと二人が、「住宅とインテリアは暮らすための機械」という先進的な課題に協力して取り組み、ビジネスレベルでの有意義な結果を生み出したことは、正解でした。
さらに、カッシーナの生産面での貢献によって推進が行われており、コンセプトの領域と達成される品質の両方に関心が保たれ、コレクションに含まれる各作品に対する期待はますます高まっています。

Cassina(カッシーナ) LC2 アームチェア

https://youtu.be/EpvdK1U78lI

※「LC2」は現在「2 FAUTEUIL GRAND CONFORT, PETIT MODELE」に名称が変更されています。

ハードな素材とシンプルなデザイン、そして機能性も備えたモダニズム・スタイルのソファは、いつの時代もどんな空間でも上質感のあるインテリアへと導いてくれます。

1920年代から現代まで巨匠と呼ばれる素晴らしい建築家やデザイナーたちが生み出した名作家具の数々。
そんなモダニズムスタイルの代表的な作品として、今もなお愛されているのがCassina(カッシーナ)社のLC2です。

LC2ソファは、「最小の構成で最大の快適性を実現すること」を目的としてデザインされてたもの。
グランコンフォール(大いなる快適)とも呼ばれ、永く愛されている名作ソファです。

ニューヨーク近代美術館にも所蔵されるなど、優れた家具として世界に認められる作品として知られています。

最小限主義のミニマリズムをあらわすかのように、LC2のデザインは実にシンプル。

スティールパイプのフレームに背中、座面、側面のクッションを落とし込んでいくというミニマムな構造で成り立っています。
水平・垂直・直角で構成された、まさに無駄を省いたモダンデザイン。直線的なラインが生み出す凛とした佇まいからは、建築家であるコルビジェのスタイルがよく表れた作品と言えます。

究極のモダニズムスタイルを映す名作ソファ

【座り心地へのこだわり】

LC2は、コルビュジェがデザインした家具のなかでも非常にシンプルに構成された作品のひとつ。
どんな空間にもなじみながら、確かな存在感を放つデザインが魅力です。

その座り心地は、グランコンフォールの名のとおり快適そのもの。
構造だけでなくクッションや張り込み素材にもこだわり抜き、座った時に身体とソファが絶妙にフィットするよう計算されつくされていることにもご注目ください。
適度な硬さとハリ感のある座り心地は、「大いなる快適」をもたらしくつろぎの空間を演出します。

【素材へのこだわり】

張地には選び抜かれたラグジュアリーな本革を採用。
長く使い込むほどに革本来の風合いが増し、味わいのある佇まいへと変化していきます。
また、合成皮革に比べ本革は耐久性にも優れているため、長く使い続けて自分だけのソファへと育てていく過程も楽しみのひとつ。
座る人になじんでいく本革の質感によって、新品とはまた違う味わい深い風格を漂わせます。

これらのクッションを支える底部分には、エラスティックベルトを使用。体重が一箇所に偏らないよう配慮。
さらにすべての溶接箇所は手間ひまをかけた磨き上げ作業により滑らかな曲線を描き、その美しさからも本物だけが持つ丁寧な仕事を感じさせてくれます。
クッションは、本体から取り外し可能。
大切にお手入れをしながら長く使っていくためにも、こまめなお手入れがしやすい構造にもご満足いただけることでしょう。
LC2は、背もたれが低めになっているためロースタイルのインテリアにも最適。
低めの家具で構成されたロースタイルインテリアは、天井までの高さを感じさせリラックス感のある空間を演出します。
LC2は、重厚感のある佇まいでありながらそのミニマムなデザインから圧迫感が軽減でき、空間に開放感をもたらします。

デザインの一部としても美しい正規品の証

コレクションのすべてのアイテムと同様に、LC2にも「カッシーナ・イ・マエストリ」のロゴがしっかりと刻印されています。
これは、すべての製品が1点ものであることを示す識別番号。
※正規品であることの証は、添付される証明書にも記載されます。

さらにLC2には、目に触れる場所に「カッシーナのロゴマーク」も表示されます。
「本物」を識別するロゴは、その役割だけでなくデザインの一部としても存在感を放ちます。

デザイナール・コルビジェについて

ル・コルビュジエ

1887-1965

フランスの建築家、デザイナー 20世紀を代表する近代建築家の巨匠ル・コルビジェ。
スイスで生まれ、その後パリに移り近代建築家として活動しました。
また、都市計画でも世界をリードするなど多くの分野でインターナショナル・スタイルの基礎を築いています。

サヴォア邸、ロンシャン教会などの優れた建築のほか、LC2に代表さ れる「LCシリーズ」を発表するなど家具デザインでも優れた才能を発揮。
数々の名作家具を生み出しています。今回ご紹介したLC2は、コルビジェの代表作であるとともにデザイナーズ家具の代名詞とも呼ばれ、ニューヨーク近代美術館に所蔵されるなど現代においても根強い人気を誇っています。

Cassina(カッシーナ) BOBOLIテーブル

https://youtu.be/2GHzgdN20tI

イタリア家具を作り出す Cassina(カッシーナ) は、その美しさと質の良さで、世界中の人を魅了してきました。
今回はその Cassina(カッシーナ) の作り出すテーブルのひとつである「475BOBOLI Table」を主に取り上げ、

・Cassina(カッシーナ) 475BOBOLI Tableの特徴
・Cassina(カッシーナ) 475BOBOLI Tableの魅力
・Cassina(カッシーナ) 475BOBOLI Tableを手掛けるデザイナー

について紹介していきます。

Cassina(カッシーナ)は、今から100年ほど前に生まれたイタリアの家具ブランドです

Cassina(カッシーナ。以下カタカナ表記)は、1927年、今から100年ほど前に、イタリアのメダで生まれた会社です。なおメダは、ミラノにあります。

1927年は、第一次世界大戦が終わってから7年ほど経った年です。それまでは「職人が作るもの」であった家具は、このくらいの年から、「産業として作っていくもの」に変わっていきます。その時代の変化のなかで、カッシーナは誕生しました。

イタリアのいち家具ブランドであったカッシーナは、その成長の過程で、数多くの外部デザイナーや外部建築家とコラボレーションを始めるようになります。なお、最初にコラボしたデザイナーは、フランコ・アルビニです。彼とともに作り出したチェアは、今なお、カッシーナを語るうえで欠かすことのできない一品とされています。

その後カッシーナは、豪華客船の内装を手掛けるなどして、徐々にその名声を上げていくことになります。

1964年からは「巨匠らのコレクション」を打ち出し、ル・コルビジェをはじめとする有名な建築家のデザインを復興させました。

彼らの挑戦は収まることなく、その後にも数多くの製品を誕生させます。時に彼らの作り出した家具は人々に喜びを与え、時にそれを作り出す職人の誇りとなり、そして時には芸術品として美術館に収められることとなります。

カッシーナには数多くのラインがあるため、「これこそがカッシーナの特徴だ! これのみがカッシーナの特徴だ!」と言い切るのは難しいでしょう。

ただ、全体の方向性として、カッシーナはいわゆる「イタリアンモダン」を得意としている、とはいえるでしょう。

常に革新的で最先端で、驚きと創造性にあふれる作品を作っています。しかしその土台はぶれることがなく、モダンでありながらも安心感を与えるような安定感を持っています。

カッシーナの打ち出す「カッシーナ475ボボリテーブル」の特徴

ここからは、カッシーナの打ち出す商品について取り上げます。

今回ピックアップするのは、「Cassina 475BOBOLI Table(カッシーナ475ボボリテーブル。以下カタカナ表記)」です。

カッシーナの作品といえば「ソファ」「チェア」が特に有名ですが、当然テーブルも手掛けています。

カッシーナ475ボボリテーブルは、ロドルフォ・ドルドーニ(後述します)によって作られたダイニングテーブルです。

非常に面白みのあるテーブルで、円もしくは楕円の天板に、1本ずつ方向性を変えた足のプレートがつけられています。この「1本ずつ方向性を変えた足のプレート」のおかげで、カッシーナ475ボボリテーブルは非常に豪華な印象に仕上がっています。写真で見る時と実物を見た時では受ける印象も異なるかもしれません。

もともとカッシーナのボボリテーブルは、2007年に生まれました。
しかしその後に仕様を変えて、カッシーナ475ボボリテーブルが作られることとなりました。
カッシーナ475ボボリテーブルに限ったことではありませんが、カッシーナは家具作りや家具リリースにおいて非常に柔軟な姿勢をとっています。
そのため、ある程度自分の好みを反映しやすくなっています。
たとえばカッシーナ475ボボリテーブルの場合、サイズや天板の仕上げなどを自分の自由に組み合わせることができます。
これによって、100種類を超える仕上がりのバリエーションのなかから、好みのカッシーナ475ボボリテーブルを「作り上げる」ことができるようになっているのです(※細かい組み合わせなどについては、お問い合わせをお願いします)。

カッシーナ475ボボリテーブルの魅力~厳格さと創造力の一体化

ここからは、カッシーナ475ボボリテーブルの魅力についてお話ししていきます。

カッシーナ475ボボリテーブルの独特の幾何学的なラインは私たちに「モダンであること」「現代的であること」を強く意識させますが、実はこの家具の原型となっているのは「植物」です。
イタリアの庭園の植物からインスピレーションを受けて作られたものであり、またそれに敬意を持って作られたものでもあります。
その影響は、特に「さまざまな方向に向いている脚」に反映されているといえます。
なお独特の足は、時に彫刻的だと評されます。

カッシーナ475ボボリテーブルは、厳格さと創造力を一体とした個性的なテーブルです。
素材それぞれが持つ限界値にまで達したとされているテーブルであり、素材の良さや特徴をストイックなまでに突き詰めて作り上げた唯一無二のテーブルだといえます。
非常にチャレンジフルに、「素材の本質」を探究し続けて作られたカッシーナ475ボボリテーブルは、複雑で秩序だった、しかし時に自由な姿で、私たちを魅了します。

上でも少し触れましたが、カッシーナ475ボボリテーブルのサイズ展開は非常に多く、組み合わせ次第でまた新たな「あなただけのカッシーナ475ボボリテーブル」が出来上がります。

そのため、一般的なダイニングテーブルとして使うこともできますし、サイドテーブルとして使うこともできますし、コーヒーテーブルとして使うこともできます。
「自分の好みに合致したカッシーナ475ボボリテーブル」を、そのすばらしさを味わいながら作り上げていくことができるのもまた、この製品の魅力です。

デザイナーRODOLFO DORDONIについて

ここからは、カッシーナ475ボボリテーブルの産みの親であるロドルフォ・ドルドーニについて取り上げます。

ロドルフォ・ドルドーニは、1954年にイタリアのミラノで生まれ、1947年にミラノ工科大学を卒業しました。なお、同大学は数多くの有名なデザイナーを打ち出していることでも知られています。

ロドルフォ・ドルドーニは長年にわたって、ハイレベルブランドのコンサルタントやデザイナーとして働いてきたという経歴を持っています。彼がデザインを手がけたヨールームや展示会は非常に多く、別荘やレストランの設計も手掛けています。なお、意外に思われるかもしれませんが、ガラスのコレクションなどにも寄与しています。

家具のデザイナーとしても非常に有名で、イタリアのカッペリーニなどのモダンデザイナーズ家具を得意とするブランドとも関わりがあります。

非常に活躍の幅が広いデザイナーであり、カッシーナにおいても、ボボリテーブル以外にもチェアやベンチ、ソファ、さらにはベッドに至るまで、数多くの家具を手掛けています。機能的で美しく、個性もあるロドルフォ・ドルドーニのデザインは、今までも、そしてこれからも、数多くの人に愛されていくことでしょう。

Poltrona Frau(ポルトローナフラウ)Kennedeeソファ

イタリアの高級家具ブランド「Poltrona Frau(ポルトローナ・フラウ)」の革は世界中を魅了する

“Poltrona Frau(「ポルトローナ・フラウ」。以下、特別な事情がない限りはカタカナ表記に統一)”は、イタリアで生まれた高級家具ブランドです。
その歴史は非常に古く、100年以上の歴史があります。

ポルトローナ・フラウを語るうえで外すことのできないキーワードとして、「ペレ・フラウ」があります。この「ペレ・フラウ」こそがポルトローナ・フラウをポルトローナ・フラウ足らしめるもっとも大きな要素であり、またポルトローナ・フラウの真髄でもあります。

ペレ・フラウは、ポルトローナ・フラウの打ち出す「革」を指す言葉です。もともとポルトローナ・フラウは、一人のなめし革職人であるレンツォ・フラウによって作り上げられたブランドでした。彼は時の王族に認められるほどの卓抜した技術を持つ職人であり、王室の寵愛を受け続けた人物です。それから100年以上が経った現在でも、ポルトローナ・フラウは自らのルーツである革を何よりも大切にし、創業者に恥じないペレ・フラウを手掛け続けているのです。

ポルトローナ・フラウが作り出すこのペレ・フラウは、世界的にみても最高級の牛革です。「フラウの牛革」と名付けられたペレ・フラウは、北ヨーロッパで育った子牛の革だけを使って作られるものです。「安価であるから」という理由で南米産の牛などを使うことはなく、「イタリア生まれの革」の矜持を守り続けているのが、ペレ・フラウの特徴だといえます。 ペレ・フラウは、厳しい検査と熟練の職人の手を経て、美しい家具へと「成長」します。

ペレ・フラウは非常に色気がある革であるとされており、独特のなまめかしさと情感を持ち得ます。しかしその色気は決して下品なものではなく、どこまでも優雅で優美です。ほかのブランドでは決して作り出せないこのペレ・フラウならではの美しさは、かつては王室を魅了したものですが、現在も非常に多くの人を魅了し続けています。

日本でも愛好家の多いフィアット500にも、このペレ・フラウが採用されています。フィアット500を語るサイトでは、「あのポルトローナ・フラウが手掛けた」「高級牛革の代名詞であるペレ・フラウを内装に採用した」などのような表現もよくみられます。 ペレ・フラウは、もはや素材としてだけの評価を超え、これを用いること自体がすでにステータスの一種にまでなっているのです。

ペレ・フラウを惜しげもなく使った「Poltrona Frau(ポルトローナ・フラウ) ケネディソファ」

ポルトローナ・フラウと、そのポルトローナ・フラウが手掛けるペレ・フラウについて取り上げたところで、ここからはポルトローナ・フラウの“Kennedeeソファ(以下「ポルトローナ・フラウ ケネディソファ」の表記に統一)”について解説していきます。

ポルトローナ・フラウ ケネディソファは、上記で述べたペレ・フラウをふんだんに使ったソファです。

「ケネディソファ」の名前は、だれもが知るアメリカの第35代大統領であったジョン・F・ケデンィからきています。デザイナーであるジャン・マリー・マソーが、彼へのオマージュとして作り上げたのが、この「ポルトローナ・フラウ ケネディソファ」なのです。

ポルトローナ・フラウ ケネディソファにはぜいたくにペレ・フラウが利用されていますが、それ以外にも数多くの魅力をたたえています。

まず、ソファとしての機能性からみていきましょう。

ポルトローナ・フラウ ケネディソファは、非常に面白い作りをしており、そのまま一直線に置くこともできますし、柔らかな曲線を描いて設置することも可能です。部屋の広さや雰囲気に合わせて形を変えることができるのは、ポルトローナ・フラウ ケネディソファの非常に面白い点です。これは、ポルトローナ・フラウ ケネディソファがモジュールソファ(セパレート式とも呼ばれる。ソファを構成する座面などがパーツ式になっていて、分割して置くことができたり、組み替えたりできるソファの形状)であることによります。 ソファはその存在感ゆえ、しばしば「飽きたときにどうしよう」などの悩みをもたらすものですが、ポルトローナ・フラウ ケネディソファならばそのような心配はいりません。

仕上げについても解説していきます。
ポルトローナ・フラウ ケネディソファの背もたれやクッションをじっと見ると、そこにX字のステッチが施されていることがわかるはずです。キルティングに施されたこのステッチはひとつずつ手作業で作られており、ポルトローナ・フラウ ケネディソファのエレガントさを演出するうえで非常に役立ちます。なお、このステッチもまた、ポルトローナ・フラウの熟練工によって作り上げられたものです。

なおポルトローナ・フラウ ケネディソファは、ブナの心材などによって作られています。ブナは「曲線加工」に非常に適した木材であり、弾力性と硬さの両方を併せ持つものです。ポルトローナ・フラウ ケネディソファの柔らかな曲線を描き出すうえで、非常に適した木材だといえるでしょう(なおブナはカビが生えやすいという欠点を持ちますが、乾燥技術が発達した現在ではほとんど問題になりません)。

ペレ・フラウの持つ優美さを存分に反映したポルトローナ・フラウ ケネディソファは、非常にエレガントです。そしてそのエレガントさは、熟練の加工技術と最高級の素材、快適さを作り出す座面・背面加工の技術によって支えられています。
セパレート式ということもあり長く使えるポルトローナ・フラウ ケネディソファはカラーバリエーションも豊富であり、多くの人を魅了しています。

なお、このポルトローナ・フラウ ケネディソファの「ケネディ」に刺激を受けて作られた「フィッツジェラルド」というチェアもあります。これもまたポルトローナ・フラウ ケネディソファを作ったデザイナーによって作り出されたものであり、多くのユーザーを獲得しています。

Poltrona Frau(ポルトローナ・フラウ) ケネディソファの産みの親、ジャン・マリー・マソー

最後に、ポルトローナ・フラウ ケネディソファを手掛けたデザイナー「ジャン・マリー・マソー」について取り上げます。
ポルトローナ・フラウはイタリアのブランドですが、彼はフランスで生まれたデザイナーです。24歳のときにパリにある国立高等工業デザイン学院を卒業し、そのわずか4年後にはパリで自らのオフィスをひらきます。
彼はポルトローナ・フラウなどの家具ブランドともコラボしていますが、それ以外にも都市計画などの分野でも活躍しています。高級ホテルやビルなどの大きな建造物のなかにも、彼の力を借りて作られたものがあります。また、世界的に有名な高級ガラスブランドであるバカラとのコラボでもよく知られています。

非常に幅広い分野で活躍するジャン・マリー・マソーですが、彼のデザインの中心は、実は常に「一人ひとりの、人そのもの」にあります。個人が抱く感覚や感情を追い求め、それをデザインに落とし込んでいくのがジャン・マリー・マソーの作風です。 数多くのデザイン賞を受賞した名デザイナーであり、その作品はアメリカやイギリス、フランスなどの美術館にも数多く収納されています。

Cattelan Italia(カッテランイタリア) PREMIER Wood Driveテーブル

芸術品のような家具を生み出す「Cattelan Italia(カッテランイタリア)」

イタリアは数多くの有名ブランドを生み出している国であり、世界に名だたるファニチャーブランドの故郷となっている国でもあります。

そんなイタリアで生まれた「Cattelan italia(カッテランイタリア)」の特徴と、同社が生み出した「PREMIER Wood Drive(プレミアウッドドライブテーブル)」の魅力について解説していきます。

創業後わずか35年足らずで急成長したファニチャーブランド「Cattelan Italia(カッテランイタリア)」

「Cattelan Italia(カッテランイタリア。カッテラン・イタリアとも。以下では「カッテランイタリア」のカタカナ表記に統一する)」は、名前からも分かる通り、イタリアで生まれたファニチャーブランドです。

カッテランイタリアの歴史は、決して長くはありません。1979年に起ち上げられたブランドで、その歴史は35年に満たないのです(2021年12月現在)。

ただその短い歴史のなかで、カッテランイタリアの名前は広く知れ渡るようになりました。
現在では150か国を超える国で同社の商品が扱われており、ディーラーの数も350件を超えているとされています。
技術力とデザイン力を背景に急成長してきたカッテランイタリアは、今やイタリアのファニチャーブランドを代表する存在となっています。

このカッテランイタリアを生み出したのは、ジョルジオとシルビアの2人です。
彼らは夫婦であり、元々は輸出業者として大理石のテーブルを取り扱っていました。
なお、夫のジョルジオ・カッテランは、大工の末の子どもとしてこの世に生を受けています。

カッテランイタリアは、夫婦が元の職業であった「大理石のテーブルの輸出業者」として培った経験を背景として成長していきます。
特に創業当初のカッテランイタリアにおいては、この「大理石」が取り扱い素材の中心となっていました。
しかし徐々にクリスタルも材質として扱うようになり、2000年代に入るとソファなどを扱う会社を吸収、2010年にはモダンデザインのブランドを扱う企業に変わっていきます。
「大工の息子」「大理石の輸出業者」によって起ち上げられたカッテランイタリアは、幾度かの変革を経て、現在では押しも押されもせぬ有名家具ブランドとなりました。

「彫刻のように美しい」と評されるモダンデザイン家具の巨匠、カッテランイタリア

カッテランイタリアは大理石を使った家具でその名前を世に知らしめましたが、同時に「ケラミック(セラミック)」の大御所としても知られています。
かれらはケラミック(セラミック)天板の開拓者ともいえるべき存在であり、高品質なケラミック(セラミック)を打ち出しています。
なお、カッテランイタリアのケラミック(セラミック)は、すべてオリジナル品です。
カッテランイタリアのためだけに作り出されるケラミック(セラミック)は、常に彼らの家具を特別なものとします。

カッテランイタリアの家具の特徴についてもみていきましょう。

上でも軽く述べましたが、カッテランイタリアはモダンなデザインを全面に押し出した家具を作り上げるファニチャーブランドです。
前衛的で、先進的で、現代的で、思い切ったデザインをリリースするのがカッテランイタリアの特徴であり、「カッテランイタリアだけが作り上げられる家具」を発表しています。
大理石や木などのように「よく知られた」材質を使うだけでなく、金属や革、ガラスなども勇敢に家具に取り入れていきます。
異素材同士を組み合わせているにも関わらず、これらを融合させて高いレベルのデザイン性を誇る家具に仕上げられているのがカッテランイタリアの家具なのです。

都会的な美しさと現代的なフォルム、独創的でクールなライン、しかし意外なほどに堅実な実用性を持つカッテランイタリアの家具は、数多くの有名な賞を獲得してきました。

後で詳しく触れますが、カッテランイタリアの作り出す家具は、彫刻のような美しさを持ちます。
特にカッテランイタリアの作り出すテーブルの脚は、非常に特徴的です。
モダンアートとしての風格すら持ち合わせるその姿に、多くの人が魅了されてきました。

カッテランイタリアは、ほかのファニチャーブランドがそうであるように、数多くの著名な建築家やデザイナーとともに発展してきた企業であります。
そして数多くの幅広いジャンル展開を成しえてきたブランドでもあります。
カッテランイタリアの製品といえばやはり「テーブル」が有名ですが、それ以外にも、ソファやベッド、ワゴン、本棚、はては鏡や照明器具にいたるまで取り扱っています。
カッテランイタリアの家具の場合、違うジャンルのものであっても違和感なく組み合わせることができます。
より正確に言うのであれば、「違うジャンルの家具同士を組み合わせることで、さらなる相乗効果が見込めるのがカッテランイタリアの家具の特徴である」とまで言えるでしょう。
そのため、部屋中の家具をカッテランイタリアのもので統一するという楽しみ方もできます。

異素材コントラストが際立つ独創的な伸長式テーブル
「PREMIER Wood Drive」

PREMIER Wood Driveはシャープなクロスレッグが目を引く、洗練されたデザインの伸長式テーブルです。

多様なコレクションで展開されるプレミアテーブルシリーズのなかでも、PREMIER Wood Driveは木製天板と金属脚の異素材コラボレーションが魅力。 均整の取れた上品な佇まいながら、見る角度によって異なる雰囲気を演出し圧倒的な存在感を放ちます。

伸長式天板を採用し3通りのサイズで使用できる

PREMIER Wood Drive最大の特徴は、ライフシーンに応じて天板の幅を変えられること。
伸長天板はテーブルの両端に設けられ、片側ずつ拡張可能です。
一辺38.5cmと幅を大きく伸ばせるため、サイドスペースにも無理なく椅子を追加できます。
1台で3通りの天板サイズを叶える、暮らしに寄り添うテーブルをお求めの方に最適です。

美しさと機能性を両立する脚部

PREMIER Wood Driveの象徴ともいえる、スタイリッシュなクロスレッグは天板の中心に設置されています。
4本脚や2本脚のテーブルよりも圧迫感が少なく、オブジェのような美しさで空間を彩ります。
角がフリースペースになることで椅子を出し入れしやすく、場所にとらわれず柔軟に座る位置を変えられるのも嬉しいポイント。 大勢でテーブルを囲みやすいためダイニングテーブルとしてはもちろん、ワークデスクやミーティングテーブルとしても活躍してくれるでしょう。

幅広いサイズ展開

PREMIER Wood Driveは、140cm・160cm・180cm・200cm(奥行き違いの2種類)の5サイズ展開です。
一般的に、ダイニングテーブルで食事をすることを想定した1人当たりの天板サイズの目安は幅60cm・奥行き40cmとされます。
PREMIER Wood Driveにおける一番コンパクトな140cm幅でも、4人で心地よく使用できる余裕があります。
さらに、伸長天板を利用すれば椅子を2脚追加可能。 家族構成の変化や友人を招いてのパーティー、広い作業スペースが必要な時などにもフレキシブルに対応できます。

奥行きと高さはゆとりのあるヨーロピアン仕様

幅140cm・160cm・180cmの奥行きは90cmと、長方形のテーブルとして非常にバランスが良く見栄えするサイズ感です。
90cmの奥行きがあれば、向かい合って食事をしても食器などがぶつかりにくいというメリットも。
本や書類なども広げやすく、シーンを問わずのびのびと快適に使用できます。
また、幅200cmの奥行きは100cm・110cmの2サイズ展開です。
幅、奥行きともにたっぷり余裕があるため、6人以上で座ってもパーソナルスペースを保ちながら心地よくテーブルを囲んでいただけます。
天板のサイズにかかわらず、高さはすべて75cmで統一されています。
日本で取り扱われる平均的なテーブルよりもやや高めに設定されているため、背の高い方や脚を組む癖のある方にも使い勝手がよいでしょう。

天板と脚部を自由に組み合わせて自分好みのテーブルを叶えられる

PREMIER Wood Driveの天板は、カナレット ウォールナットとバーンド オークの2種類からお選びいただけます。
シックな高級感を楽しみたいならカナレット ウォールナット、どっしりとした重厚感を演出したいならバーンド オークがおすすめです。
どちらも伸長部分まで天板の木目がつながったこだわりの仕様で、継ぎ目が目立ちにくく一枚板のような完璧な美しさを堪能できます。
また、脚部はチタン・ブロンズ・グラファイト・ブラックの4種類をご用意。 天板とのコーディネートにより、それぞれの美しさを引き立て合いながらオリジナリティあふれるテーブルを実現していただけます。

強烈な個性で世界中の家具ファンを魅了する
Andrea Lucatello – Giorgio Cattelan

Andrea Lucatello(アンドレア・ルカテロ)

複合材料や製造技術を駆使し、ユニークで革新的なデザインを展開する工業デザイナー。家具デザインやインテリアデザイン、イメージ開発などおこなう多くの企業と協力し、プロジェクトの発案から製品化まで精力的に携わっています。 強い個性を表現した、遊び心あふれるオリジナル製品は世界中の注目を集めています。

Giorgio Cattelan(ジョルジオ・カッテラン)

カッテランイタリアの創設者であり家具デザイナー。
伸長式テーブルやデスク付きシェルフなど、実用性とデザイン性を両立する優れた家具を多数手がけました。
1979年にカッテランイタリアを設立し、イタリアモダンを代表するインテリアブランドに発展。
現在に至るまで前衛的で独自性のあるデザインと、優れた機能性を併せ持った家具を生み出し続けています。

Poltrona Frau(ポルトローナフラウ) Vanity Fair

https://youtu.be/OEmTPJ9UdqI

100年以上の歴史を持つ「Poltorona Frau(ポルトローナ・フラウ」の歩みと実績

Vanity Fair (バニディフェア。以下カタカナ表記に統一)という一級品の椅子を打ち出す家具メーカーPoltrona Frau(ポルトローナ・フラウ。以下カタカナ表記に統一)は、イタリアを本拠地とする有名ブランドです。
ここではまず、このポルトローナ・フラウの歴史について解説していきます。

ポルトローナ・フラウは、1912年にイタリアのトリノで生まれました。

イタリアは世界的に有名な家具生産地のうちのひとつであり、ポルトローナ・フラウ以外にも数多くの有名家具ブランドの生まれ故郷となっています。

ポルトローナ・フラウはその歴史が始まった頃から、高品質な家具を打ち出してきました。
その家具のすばらしさは時の王室の目にもとまり、創業わずか14年目の1926年にはイタリアの王室から指名されるブランドへと成長します。イタリアの王政は1946年に廃止されますが、それ以降もハイブランドとして多くの人に憧れと愛を持って受け入れられていきます。

車好きの人ならば、「アルファロメオなどのシートに使用されている革を生み出したブランドである」といえばポルトローナ・フラウのすばらしさがイメージできることでしょう。

押しも押されもせぬ高級家具ブランドとして名高いポルトローナ・フラウですが、このブランドは、アルファロメオやフィアットといった高級車作りにも寄与しているのです。
ちなみに2018年には、フェラーリと手を組んで「フェラーリの所有者のためのオフィスチェア」(cockpit、コックピット)を開発・リリースしました。

ポルトローナ・フラウと車メーカーの関わりは1984年から始まりますが、それから40年近くが経とうとする現在でも、その良好な関係には終わりが見えません。

またポルトローナ・フラウの作り出す最高級品の革は、飛行機のシートにも利用されています。
たとえばハワイアン航空のビジネスクラスのシートは、このブランドとオプティメレス(イタリアに本拠地を置くシートメーカー)の共同開発によって作られています。
そのほか、豪華客船などにもポルトローナ・フラウの革が使用されています。
「家具」としての活躍のみにとどまらず、陸・海・空を行き来する最高級の乗り物に採用されている同社の製品は、それ自体が、芸術品としての意味を持つのです。

ポルトローナ・フラウの革―ペレ・フラウが出来上がるまでの工程とその特徴

ポルトローナ・フラウの代名詞ともいえるのが、「ペレ・フラウ(ペレ・フラウレザーとも。ここでは『ペレ・フラウ』に統一)」です。
ペレ・フラウは、ポルトローナ・フラウが打ち出す革であり、ポルトローナ・フラウの主役でもあります。

「ペレ」は“pelle”、イタリア語で「革」を意味する言葉です。ブランドの名前を冠されたこのペレ・フラウの特徴は、しっとりとした手触りです。
シートに使われる革に求められる手触りの良さと質感、柔らかな雰囲気は、この革だけが持ちうる特徴です。
この唯一無二の手触りは、常に多くの人々を魅了してきました。

普段は意識することはあまりありませんが、本物の革は当然動物を由来とします。
そのため、「動物自身がどのような生活を送ってきたか」によっても、その質は大きく左右されます。
たとえば、よく転んだ牛の場合は革にも傷が残りますし、よく虫に刺されたのであればその跡が残ることも多いといえるでしょう。

このことをよくわかっているポルトローナ・フラウでは、「牛の飼育」にまで気を配っています。
ポルトローナ・フラウの作り上げるペレ・フラウは、徹底した管理の元で慎重に育てられた3歳前後の子牛の、しかもそのなかでもとりわけ上質な部分だけを原材料としています。

そしてこの原材料は20にも及ぶ工程を経て初めて、「ペレ・フラウ」になります。
この工程を担当するのは、熟練の技術を持った職人たちです。
彼らの手によってなめされ整えられたペレ・フラウは、しなやかさとなめらかさを持つ工芸品として、人々の手に届きます。

ペレ・フラウのこのような「質の良さ」と同じくらいに、人々に高く評価されているものとして、「豊かなカラーバリエーション」があります。
ペレ・フラウは基本色だけでも74色、全色をあわせれば165を超えるバリエーションとなります。


家具や車は、「長く、愛着を持って、自分の物として」使い続けることを前提とします。
そのため、飛行機や船のシート以上に、自分のこだわり・自分の好みを反映した色合いのものを手に入れたいと考える人が多いことでしょう。
ペレ・フラウは、オーナーのそのような願いに寄り添ってくれる革だといえます。

シンプルなフォルムに込められたこだわりと美しさ~バニティフェア

ポルトローナ・フラウはペレ・フラウを作り上げましたが、ペレ・フラウは「バニティフェア」を作り上げました。ここからは、この「バニティフェア」について紹介していきます。

「虚栄の町」などの意味を持つこのユニークな製品は、ポルトローナ・フラウを代表するチェアです。
ポルトローナ・フラウといえばペレ・フラウ、そしてペレ・フラウで仕立てられたこのバニティフェアであると評されることもよくあるチェアであり、ポルトローナ・フラウの代表作です。ちなみに今では「バニティフェア」という名前で広く知られるようになりましたが、正式名は「モデル904」です。

バニティフェアは、非常にシンプルなチェアです。
丸みを帯びた背もたれがあり、柔らかな曲線を描くアームレストがある……という単純明快な作りであり、そこには派手な装飾もユニークな線もありません。
「チェア」と聞いたときに、だれもが容易に思い浮かべられるであろうデザインになっているのが特徴です。
そして、そのシンプルなデザインゆえに飽きもきません。
なお、3分の2サイズの「ベイビーバニティフェア」もあります。

その内部は、ポルトローナ・フラウの誇る職人技術によって支えられています。
無垢のブナと48個の二重スプリングからなる枠組み、馬の毛と水鳥の毛から作られた座面、275もの鋲が打たれた背もたれと横部分で構成されており、妥協のない職人魂さえも感じさせる作りになっているのです。
そしてこのようにして作り上げられた構造体を、ペレ・フラウがしっかりと包み込みます。
バニティフェアの心地よさは、このような「飽きの来ないデザイン」「しっかり練られた構造体の設計」「職人の技術と魂」によって作られています。

バニティフェアは、夫婦の愛と情熱によって作り上げられたアイテムでもあります。
ポルトローナ・フラウの創業者はロレンツォ・フラウ(レンツォとも。以下「レンツォ」表記)という人物ですが、彼は創業者であり経営者であるのと同時に、1人の有能な企画作成者でもありました。1881年に生まれて1926年になくなるという短い生涯のなかで、彼は妻サヴィーナと手を取り合い、さまざまな企画を作成してポルトローナ・フラウを導いていきます。
そしてそのレンツォの遺作として、この「バニティフェア」がありました。
バニティフェアは、レンツォの企画資料を元に妻サヴィーナが打ち出した椅子だったのです。レンツォの死後4年後にリリースされたこの椅子は、「ラストエンペラー」にも使用されることになります。

ただの椅子というところにとどまらず、現在のアームチェアを導く旗手ともなったこの偉大な椅子は、今も世界中の人に愛されています。

Cassina(カッシーナ) HILL HOUSE 1

「Cassina(カッシーナ)」が世界のトップブランドになるまで

Cassina(カッシーナ)は教会の木製家具を製造していたカッシーナ兄弟により、1927年にミラノ(イタリア)で設立されました。
当時のヨーロッパの家具業界は手工業から工業化へ移行する最中で、Cassina(カッシーナ)は外部の建築家やデザイナーとのコラボレーションを業界に先駆けて始めたブランドになります。
1950年に「イタリア建築デザインの父」と称されるジオ ポンティとの豪華客船「アンドレア・ドリア号」のインテリアでのコラボレーションが成功したことは、Cassina(カッシーナ)の知名度を大きく上げるきっかけとなりました。
デザイン性が高い家具を確かな技術で工業生産できるブランドとして変化を遂げたCassinaは、以後、21世紀の現在に至るまで著名なデザイナーや建築家とコラボし、ひときわ高いデザインセンスを発揮した作品を次々と発表し続けています。
その多くの作品はニューヨーク近代美術館に収蔵されるなど、憧れの家具ブランドとして世界中の多くのファンを魅了し続けています。

時代に応じたデザインと技術の進歩を繰り返すCassina(カッシーナ)ブランドには、特色の異なる3つのラインが存在します。
近代建築の巨匠たちによる「イ・マエストリ」は歴史的な名作が多く、ル・コルビュジエやフランク・ロイド・ライトなどのデザインを堪能できます。

アール・ヌーヴォーより世紀を超えて愛される名作椅子『Hill House 1』

19世紀末から20世紀初頭にかけイギリスの「アーツ・アンド・クラフツ運動」に端を発し、ヨーロッパ各国で広がりを見せたアール・ヌーヴォー。それは、産業革命により大量に工業生産された家具などを憂い、芸術家や職人の感性や技術を重んじたデザインで実用性の高いものを社会に送り出すことを目的としていました。

1902年に発表された『Hill House 1』はそんなアール・ヌーヴォの先駆けである「アーツ・アンド・クラフツ運動」の中心人物であったチャールズ・レニー・マッキントッシュの代表作であり、今もなお時代を超えて芸術品としても愛される名作椅子です。

この椅子の名前は、建築家としての顔も持つマッキントッシュが設計したスコットランド(イギリス)の住宅である、『Hill House』プロジェクトに由来します。後に彼の傑作として評価されることとなる『Hill House』は、家具に留まらず付属の建物や門扉の細部に至るまでデザインされた統一感のある美しい名作建築です。

『Hill House 1』のオリジナル作品は現在も『Hill House』の寝室にレイアウトされており、その直線的で幾何学的なフォルムは複雑なインテリア空間に優雅な視覚的インパクトを与えています。

上部は格子、下部ははしご状に組まれ、どこか日本的な造形を感じさせる高い背もたれが印象的な『Hill House 1』。製作当時にヨーロッパで流行していたジャポニズムの影響を受けており、椅子としての役割だけでなく芸術品として鑑賞を楽しむことを意図されたデザインでもあります。

カッシーナはこの歴史的名作を、世界でも有数の高級家具産地であるブリアンツァ地方(イタリア)にあるメダ社の優れた家具職人の技術を用い、1973年に復刻しました。

高さが140cmになる背もたれやフレームにはブラック染色のアッシュ材を用い、座面はオイルグリーン又はラベンダー色の高級ベルベットで仕上げ、ニューヨーク近代美術館にも所蔵される『Hill House 1』の芸術性をそのまま再現しています。

晩年は画家としても活躍したマッキントッシュの繊細な表現力が正確に反映された『Hill House 1』は、レイアウトするだけで洗練されたインテリアや趣向を凝らしたオリジナル空間の芸術性を高める、時代を超えて引き継がれる逸品です。

スコットランドの誇る巨匠でありアール・ヌーヴォーの先駆者
CHARLES RENNIE MACKINTOSH

チャールズ・レニー・マッキントッシュ
(Charles Rennie Mackintosh / 1868~1928)

1868年、グラスゴー(スコットランド)生まれ。建築家、デザイナー、画家。
1889年にグラスゴーの建築家ジョン・ハッチソンの下に弟子入りすると同時に、グラスゴー美術学校の夜間部にデザインとアートを学ぶため入学。同校で後の妻で生涯の仕事のパートナーともなるマーガレット・マクドナルドと、彼女の妹であるフランセス・マクドナルド、ハーバード・マックニーとの運命的な出会いを果たす。マッキントッシュを含めたこの4人は「The Four」というグループを結成し、グラスゴー以外にもロンドンやウィーンなどで展覧会を開催。

産業革命で人気を得た工業製品に対して、伝統的なデザインや職人技術を自由に新しく解釈した芸術性の高い作品を発表し続け、ヨーロッパ各地のアール・ヌーヴォー運動に影響を与える。建築家の代表作としてグラスゴー美術学校(1899)、ウィロー・ティールーム(1903)などがある。いずれも建築だけでなく、家具、付属品に至るまでのデザインを手掛けた作品の数々は、現代においても圧倒的な才能を感じさせるものばかりだ。

Arketipo(アルケティポ)Auto-Reverseソファ

フィレンツェ発・織物への追求から昇華した個性派「arketipo(アルケティポ)」

イタリアの家具ブランドの中でも、ミラノの家具ブランドのようなモダンとは明らかに違う個性を持つarketipo(アルケティポ)のデザイン。arketipo(アルケティポ)は1982年、織物産業が盛んなフィレンツェで創業されました。イタリアの自然環境からインスピレーションを受けて開発研究された織物やレザー素材への妥協は一切なく、洗練された家具デザインをより際立たせる質感や美しい色彩には目を見張るものがあります。

arketipo(アルケティポ)はあらゆるアイデアを検討し家具づくりを行う経験豊かな職人たちにより、時代の変化に合わせた独特で斬新なデザインの家具を次々と発表しています。特に素材の色づかいに関しては、美しさの追求だけでなく私たちの精神や気分に大きな役割を果たすものとして重要視しています。織物に使う糸の一本一本の染色から織り方、色彩効果に至るまでさまざまな研究が積み重ねられ、レザーや他の素材の加工についても同様に強いこだわりを持ちます。

デザインは全てのアイテムの核として捉え、モノよりも体験を重視するarketipo(アルケティポ)。ブランド発祥の地で知識とクラフトマンシップを培い築き上げられたことから「フィレンツェ・スタイル」とも称され、個性的で完成度の高い家具はイタリア家具界でも一目置かれる存在です。 また、「経験が製品を作る」という精神を持ち、住宅や商業施設などあらゆるニーズに合わせて柔軟に対応できるよう家具がデザインされているのも、arketipo(アルケティポ)の特長の一つです。アルケティポの家具は自然美な印象を与える外観からは想像されにくい充実した機能性で、使い勝手が非常に良いことでも知られています。

今回はそんなarketipo(アルケティポ)のコレクションの中から、arketipo(アルケティポ)が誇る素材感と快適性を体感できる『AUTO-REVERSE ソファ』を紹介します。一見カジュアルで軽快さを感じさせる外観とは対照的に、デザイナーであるジュゼッペ・ヴィガノ(イタリア)のディテールへのこだわりをはじめ、細部に至るまでarketipo(アルケティポ)の最高の技術や素材を堪能できるソファです。

arketipo(アルケティポ)・ブランドの粋を結集した『AUTO-REVERSE ソファ』

強い個性を感じるアシンメトリーなフォルム。他には類を見ない上質な織物とレザー素材で、色彩の美しさと肌触りの良さを体感できる『AUTO-REVERSE ソファ』。

このソファにはイタリア家具界で独自路線を歩むarketipo(アルケティポ)のアイデアが惜しみなく注ぎ込まれ、実に100万通り以上の洗練されたコーディネートを可能にしています。『AUTO-REVERSE ソファ』なら、arketipo(アルケティポ)にしかできない個性的で優雅な「フィレンツェ・スタイル」をインテリアに取り込むことができるでしょう。

強い個性のフォルム

『AUTO-REVERSE ソファ』の体を包み込むように配置された座面、背もたれ、肘掛けのクッションはいずれも周囲にフリルが施されており、見た目だけでなく手触りや雰囲気にもソフトな印象を与えています。アシンメトリーなフォルムで厚みがなく上品さを感じさせる本体に、金属製のすっきりしたデザインの脚部が加わり、ソファ全体がまるで空間に浮き上がっているかのように見えます。

貴重な素材と色彩の組み合わせ

家具の張地に使われる素材への強いこだわりを持ち、家具に美しい個性と高級感を与えるだけでなく非常に肌触りが良いとの定評があるarketipo(アルケティポ)。イタリアの風景から着想を得た織物やレザーの色彩はそれぞれ、家具をより繊細に美しく表現するための多くの工程を経て完成します。

例えば、織物に使われる一本一本の糸は、縦糸と横糸が織られた時の色彩効果までを見越して複数の色調で染められています。また、レザーについても人と環境に配慮したサスティナブルな素材を選び、複雑な工程管理で芸術的な質感を実現しています。

オリジナルのソファを作り上げる

『AUTO-REVERSE ソファ』は2人掛け、2人掛けラージ、3人掛け、L字など、色々なスタイルを選んで空間の大小に関わらず自由にコーディネートできます。arketipo(アルケティポ)の誇る色彩豊かな織物とレザー素材をリバーシブルに組み合わせたクッションは、表側と裏側の張地を空間のスタイルやコンセプトに合わせて自由にお選びいただけます。リバーシブルであることで、気分や季節に応じてお好みの面を表にしてコーディネートを楽しむことができます。また、クッションの4片にある大きなファスナーも複数から選択可能で、2つの素材を繋ぐだけでなくデザインのアクセントとしソファ全体の意匠性を高めてくれます。

繊細で自然な美しさを放つ『AUTO-REVERSE ソファ』は、幅広い選択肢の中から現代の多様なインテリアに溶け込む、この世に二つとない個性的で優雅なくつろぎの空間を生み出してくれます。

イタリアのデザイン界で幅広い活躍を見せるジュゼッペ・ビガノ

ジュゼッペ・ビガノ(Giuseppe Viganò  )

プロダクトデザイナーでありながら、新素材の研究開発にも積極的に携わる。革新的な素材へのアプローチにインスピレーションを受けながら、独自の感性を持ったコレクションを次々と創り出してきた。アルケティポ以外にも日本でも馴染み深いアルフレックスやポリフォームなど、多くのイタリアの有名ブランドとの協業を行う。物事を横断的に捉える資質にも優れ、イタリア内外での家具の見本市のアートディレクターやグラフィックのコンサルタントなど幅広い分野で活躍している。

Cassina(カッシーナ)5 CANAPE, APPARTEMENT LE CORBUSIER(カナぺ アパルトマン ル・コルビュジエ ソファ,LC5...

イタリア家具の伝統から未来へ。インテリア界を革新する名門カッシーナ。

上質なインテリアは、毎日使うものだからこそ、心豊かな生活、充実した人生を楽しむライフスタイルにつながります。より良い暮らしにこだわる人々に愛されるイタリア家具の中でも、憧れの的は圧倒的なブランド力を誇るCassina(カッシーナ)のインテリアです。

17世紀に北イタリア・ミラノ近郊のメーダにて誕生したCassina(カッシーナ)は、教会の木製椅子などを製造する家具メーカーでした。1927年にチェーザレ・カッシーナとウンベルト・カッシーナの兄弟が、「カッシーナS.p.A」として正式に会社として創業。当初は家具職人による手工業的な生産を行っていました。
第二次世界大戦後の産業化に伴って、Cassina(カッシーナ)は外部デザイナーとのコラボレーションを開始。チェア・テーブル・ベッドなど多様な家具を生産するようになりました。
1950年代には、豪華客船・高級ホテル・レストランの内装などを手掛けました。モダン・ファーニチャーの分野に進出して、技術力を確立した名門となったのです。
カッシーナの多くの製品が高い評価を受け、世界中の有名な美術館にコレクションされています。また、イタリアの優れた工業デザインに贈られるコンパッソ・ドーロ賞も受賞しています。

Cassina(カッシーナ)は柱となる「イ・マエストリ」と「コンテンポラリー」の2大コレクションを展開しています。
「イ・マエストリ」は、イタリア語で「巨匠たち」を意味し、20世紀初頭のモダニズムの名匠と讃えられる著名デザイナーたちの作品を復刻したシリーズです。
ル・コルビュジエをはじめ、バウハウス、ヘリット・リートフェルト、フランク・ロイド・ライト、チャールズ・レニー・マッキントッシュなどの著名なデザイナーたちの才能を反映し、コラボレーションしています。

イ・マエストリを代表する「LCシリーズ」は、ル・コルビュジエを中心とするチームがデザインした、4種の家具が1964年に復刻されたことが始まりです。
ル・コルビュジエの頭文字にちなんだこのシリーズは、LC1~LC4のインテリア製品が含まれ、本革とスティールパイプで構成されています。
LC1は自由な可動式の背がフィットするスリングチェア、LC2はミニマムで快適なソファ・オットマン、LC3は余裕のあるロータイプのアームチェア、LC4はスタイリッシュで寝心地の良いデッキチェア、LC5はシンプルかつ使い勝手の良いデイベッドソファとなります。

 

ル・コルビュジェ幻のソファをカッシーナが実現した「5 CANAPE, APPARTEMENT LE CORBUSIER(カナぺ アパルトマン ル・コルビュジエ ソファ,LC5)ソファ

5 CANAPE, APPARTEMENT LE CORBUSIER(カナぺ アパルトマン ル・コルビュジエ ソファ,LC5)ソファは、1934年に近代建築の巨匠ル・コルビュジェがパリの住居用にデザインした1点もののソファです。
3つの背クッションを後ろに回転させるとデイベッドになる機能性の高さで、機能主義として知られるル・コルビュジェの姿勢を反映した傑作と評されました。
オリジナルの5 CANAPE, APPARTEMENT LE CORBUSIER(カナぺ アパルトマン ル・コルビュジエ ソファ,LC5)ソファはラ・ロッシュ邸に収められている1台しか存在しないため、「永久欠番」「幻のソファ」ともいわれています。

Cassina(カッシーナ)がル・コルビュジェの5 CANAPE, APPARTEMENT LE CORBUSIER(カナぺ アパルトマン ル・コルビュジエ ソファ,LC5)ソファを最初に再編集した「LC5.F」は、オリジナルと同じようにソファがデイベッドに変化する2WAY仕様でした。
それに対して、「Cassina(カッシーナ)5 CANAPE, APPARTEMENT LE CORBUSIER(カナぺ アパルトマン ル・コルビュジエ ソファ,LC5)ソファ」はオリジナルデザインを踏襲した新たなソファとして誕生。
現代的で軽快なデザインながら重厚感もある絶妙な佇まいは、世界中のインテリアファンを魅了してやみません。

デイベッドの心地よさを継承した幅広仕様

Cassina(カッシーナ)5 CANAPE, APPARTEMENT LE CORBUSIER(カナぺ アパルトマン ル・コルビュジエ ソファ,LC5)ソファは1730mmの2人掛けと、2550mmの3人掛けの2サイズ展開です。
お部屋のサイズやソファでの過ごし方に合わせて、ピッタリのサイズを選択可能。
また、2人掛けと3人掛けではクッション数が変わり、同じデザインながらそれぞれ異なる雰囲気をお楽しみいただけます。

もともと、5 CANAPE, APPARTEMENT LE CORBUSIER(カナぺ アパルトマン ル・コルビュジエ ソファ,LC5)ソファはデイベッドソファとしてデザインされたため、Cassina(カッシーナ)LC5ソファも奥行き780mmと幅広仕様です。
ゆったり深く腰掛けられるうえゴロンと横になっても心地よく、余裕を持ってシートに体を収められます。
くつろぎの姿勢を選ばない汎用性の高さで座り疲れしづらく、ソファで過ごす時間が長い方におすすめです。

座面高は450mmと、一般的なダイニングチェアとほぼ同じ高さ。
高さがあるぶん立ち座りしやすく、足腰への負担軽減にも役立ちます。
全体の高さは730mmと、座面が高い仕様ながら圧迫感がなく視界を遮りません。
日本の住空間とも調和性が高く、空間をすっきり広く見せてくれます。

ポリウレタンとフェザーが織りなす極上の座り心地

ポリウレタンとフェザーを組み合わせた肉厚のクッションは、弾性とやわらかさのバランスが絶妙。ふっかりとソフトな質感ながら体が沈み込みにくく、安定感のある座り心地を叶えます。

すべてのクッションはスチールフレームの内側に収められているためズレにくく、美しい状態を手軽にキープできるのも嬉しいポイントです。

背面まで美しく空間の中央にも堂々と設置できる

どっしりとした存在感がありながら全体的に軽やかな印象なのは、計算されつくした繊細なスチールフレームによるもの。
アームレスなうえ脚部がほっそり長く、まるでクッションが宙に浮いているかのような軽快さを演出します。
背クッションはフレームのベース部分にまで続き、背面に至るまで非常にスタイリッシュで見応えがあります。お部屋の中心に配しても360度美しく、リビングはもちろん応接間やオフィスなど設置場所を選びません。

自分好みのカラーで仕上げられるこだわりのソファ

張地は11色のレザーと、カラー展開豊富なファブリックをご用意しています。
フレームカラーはメタリックなクロームメッキをはじめ、シックなブラックからやわらかなペールトーンまで全8色展開。
フレームカラーを選択できるソファは珍しく、自由自在に色合わせをお楽しみいただけます。
張地とフレームカラーの組み合わせ方によって、印象が大きく変化するのもLC5ソファならではの魅力です。

インテリアテイストや好みにマッチしたオリジナルソファに仕上げられるため、カラーリングにこだわりのある方にもご満足いただけるでしょう。
実用性とデザイン性を両立したCassina(カッシーナ)5 CANAPE, APPARTEMENT LE CORBUSIER(カナぺ アパルトマン ル・コルビュジエ ソファ,LC5)ソファは、一生モノの家具として長く愛用していただけます。

デザイナー ル・コルビュジエ、ピエール・ジャンヌレ、シャルロット・ペリアン

機能美を極めた建築界の天才として、AIAゴールドメダルやレジオンドヌール勲章に輝くル・コルビジエ。
専門的な建築知識のキーパーソンであり、技術面でル・コルビジエを支えた建築家ピエール・ジャンヌレ。
テキスタイルの美的感覚に加え、人への快適さを工夫したインテリアデザイナーのシャルロット・ペリア。

モダニズム建築の巨匠ル・コルビュジエは、重要なパートナーである従弟のピエール・ジャンヌレと一緒に、1922年にパリのセーヴル通りにある新しいアトリエで専門的な活動を開始しました。
彼は設計の研究と基準を共有する相手とともに、深く永続的な理解を持ち、生涯を通じて支えました。
1927年10月に、彼らは現代の実用建築シーンにすでに存在していた若い建築家シャルロット・ペリアンの貢献を得ることを決定しました。

1937年まで続く彼らのコラボレーションでは、特に家具の創作に関して非常に実り多いものとなり、パートナーシップは彼らの確立した文化的重要性と専門家としての功績の両方に、大いに有益になりました。

シャルロット・ペリアンと二人が、「住宅とインテリアは暮らすための機械」という先進的な課題に協力して取り組み、ビジネスレベルでの有意義な結果を生み出したことは、正解でした。
さらに、カッシーナの生産面での貢献によって推進が行われており、コンセプトの領域と達成される品質の両方に関心が保たれ、コレクションに含まれる各作品に対する期待はますます高まっています。

Cassina(カッシーナ) LEBEAU WOOD TABLE(ルボーウッド テーブル)

イタリア家具の伝統から未来へ。インテリア界を革新する名門Cassina(カッシーナ

上質なインテリアは、毎日使うものだからこそ、心豊かな生活、充実した人生を楽しむライフスタイルにつながります。より良い暮らしにこだわる人々に愛されるイタリア家具の中でも、憧れの的は圧倒的なブランド力を誇るCassina(カッシーナ)のインテリアです。

17世紀に北イタリア・ミラノ近郊のメーダにて誕生したCassina(カッシーナ)は、教会の木製椅子などを製造する家具メーカーでした。1927年にチェーザレ・カッシーナとウンベルト・カッシーナの兄弟が、「カッシーナS.p.A」として正式に会社として創業。当初は家具職人による手工業的な生産を行っていました。
第二次世界大戦後の産業化に伴って、Cassina(カッシーナ)は外部デザイナーとのコラボレーションを開始。チェア・テーブル・ベッドなど多様な家具を生産するようになりました。
1950年代には、豪華客船・高級ホテル・レストランの内装などを手掛けました。モダン・ファーニチャーの分野に進出して、技術力を確立した名門となったのです。
Cassina(カッシーナ)の多くの製品が高い評価を受け、世界中の有名な美術館にコレクションされています。また、イタリアの優れた工業デザインに贈られるコンパッソ・ドーロ賞も受賞しています。

Cassina(カッシーナ)は柱となる「イ・マエストリ」と「コンテンポラリー」の2大コレクションを展開しています。
「イ・マエストリ」は、イタリア語で「巨匠たち」を意味し、20世紀初頭のモダニズムの名匠と讃えられる著名デザイナーたちの作品を復刻したシリーズです。
ル・コルビュジエをはじめ、バウハウス、ヘリット・リートフェルト、フランク・ロイド・ライト、チャールズ・レニー・マッキントッシュなどの著名なデザイナーたちの才能を反映し、コラボレーションしています。

LEBEAU WOOD TABLE(ルボーウッド テーブル)、それは
光を宿し影までをも美しく見せる木工芸術品

高級ファニチャーブランドに興味を持つ人であれば、必ず一度は耳にするブランド、それが「Cassina(カッシーナ)」です。
Cassina(カッシーナ)は、木製のイスなどを手掛けていた会社を基礎として立ち上げられたブランドであり、成長するに従いモダンファンチャーを取り扱うようになったブランドでもあります。

カッシーナを語るうえで非常に重要になるこの「木製(の家具)」と「モダンファニチャー」の概念を、高いレベルで融合させたものとして、今回取り上げる「LEBEAU WOOD TABLE(ルボーウッドテーブル)」があります。

LEBEAU WOOD TABLE(ルボーウッド テーブル)は、非常にモダンなデザインをしています。22本の無垢材を等間隔に配し、鼓を縦に置いたようなかたちを作っています。
トップにはクリアガラスやアッシュ材(木材の一種。広葉樹などがよく用いられる)を採用しています。

LEBEAU WOOD TABLE(ルボーウッド テーブル)は、しばしば、「影をも芸術品にさせる家具である」と評されます。
この言葉の意味は、太陽光がさんさんと降り注ぐ日にカーテンを開けて、LEBEAU WOOD TABLE(ルボーウッド テーブル)に太陽光を当てることで理解することができます。

LEBEAU WOOD TABLE(ルボーウッド テーブル)をかたちづくっている22本の無垢材の隙間に太陽光が入り込み、それが床面に影を作ります。
光がLEBEAU WOOD TABLE(ルボーウッド テーブル)を通ることで、美しい影が床のキャンバスに描き出されるのです。
この影の美しさは、LEBEAU WOOD TABLE(ルボーウッド テーブル)でしか作り得ないものです。
高級家具はそのほとんどが、実用性とともに高い芸術性を持ち得ます。
それはある意味では「そう珍しくないこと」だといえます。
しかしLEBEAU WOOD TABLE(ルボーウッド テーブル)の場合は、テーブル自体はもちろん、そのテーブルが作り出す影さえも美しいきらめきを持つという特徴があるわけです。

カッシーナだからこそ作り出せる美しさ

すでに述べた通り、Cassina(カッシーナ)はもともとは木製のイスを手掛けていたブランドです。
そのため、木材の使い方が非常に巧みなブランドでもあります。
LEBEAU WOOD TABLE(ルボーウッド テーブル)は、自然の木の形状を残しつつも高い木材加工技術で加工していくというスタイルを以て作り上げられています。自然が作り出す造形美と、それをさらに美しく見せるための加工技術が合わさって作り上げたのが、このLEBEAU WOOD TABLE(ルボーウッド テーブル)なのです。

こだわり抜いて作られたLEBEAU WOOD TABLE(ルボーウッド テーブル)は、リビングの主役となりうる一品です。光がよく当たるところに置いておくと、その影の美しさもよく堪能できることでしょう。

また、「木材」という私たちにもっとも身近な素材で作られているからか主役になるものであるにも関わらず、さまざまな素材と一致する」という特徴を持っています。このため、意外なほどにどのような部屋にもよくマッチします。

ちなみにこのLEBEAU WOOD TABLE(ルボーウッド テーブル)は、2003年にデザインが描き出されたものです。それから20年ほども経とうとする現在においても販売が続けられています。これはLEBEAU WOOD TABLE(ルボーウッド テーブル)が多くの人に長く愛されてきたことの証左ともいえるでしょう。 ※本原稿は2022年4月末日に作成しています。

パトリック・ジュアン~名門レストランの内装デザインをも手掛けた

ここからは、LEBEAU WOOD TABLE(ルボーウッド テーブル)を手掛けたデザイナー、Patrick Jouin(パトリック・ジュアン。以下カタカナ表記)について取り上げていきます。

Cassina(カッシーナ)自体はイタリアのファニチャーブランドですが、彼らは国内外の数多くの著名デザイナーとコラボレーションしています。
デザイナーのセンスや発想を生かした家具作りはCassina(カッシーナ)の得意とするところで、パトリック・ジュアンもまたそんなCassina(カッシーナ)に好まれたデザイナーだといえます。
なお、パトリック・ジュアンはフランスのデザイナーであり、卒業した高等学校もフランスのパリにありました。

パトリック・ジュアンは1967年に生まれましたが、1998に独立します。
家具のデザインやインテリアのデザインを数多くこなしてきましたが、そのなかでも、ミシュランで三ツ星を獲得したアラン・デュカスのインテリアを手掛けた実績は特筆すべきものだといえます。

彼は、パリにおいて公共デザインも数多く手がけています。
またその発想は、これまで脈々と受け継がれてきた伝統工芸品などにも依っているとされています。
「温故知新」という考え方を自らのデザインに落とし込むことを得意としている彼は、今フランスにおいてもっとも注目されているデザイナーのうちの1人だといえるでしょう。

冨士ファニチア KOTI(コティ)ダイニングチェア

日本をリードする家具ブランド ― 冨士ファニチアについて

冨士ファニチアは、1959年に自然豊かな徳島県で誕生した、日本ならではの優秀な品質と品格が光る家具ブランドです。

豊富な木材資源を背景に、船の建造や木工業が発展した土地柄で、徳島家具は日本六大家具のひとつとして有名になりました。

その伝統をベースとしながらも、富士ファニチアは、新しいデザインとアイデアの新風を、オリジナル家具に吹き込んできました。

創業当初は、徳島市末広の工場で家具の製造を営み、アメリカ・オーストラリアなどに輸出していましたが、日本で欧風家具のニーズが増え、国内での販売も拡大していきました。

1964年にはコンピュータ・システムを取り入れ、新開発の合成皮革を用いたインテリアの生産を開始。1970年には収納家具などの製造も始めました。日本初の本格的な総革応接セットを発売し始めたのは1971年のことで、「ポールスター」という高級応接セットは大ヒットとなりました。1977年には、木の温もりを活かした成型合板家具の生産も開始し、グッドデザイン賞を受賞しています。

冨士ファニチアの人気を高めた成型合板のインテリアは、初代社長が北欧の展示会を訪れた際、北欧家具のしなやかなフォルムの基となる「成型合板」の技術と出会い、日本に持ち帰り試行錯誤の末に、独自の技術を編み出したものです。 1992年からは本社工場を板野町に移転して、国際的な生産プロセス基準を認定するISOを取得。2017年には「四国産業技術大賞」を受賞しました。

こうして冨士ファニチアは日本のトップを行く家具メーカーとなりましたが、2000年代に入り、商品の売り上げや工場の生産効率が落ちる、といった壁にぶつかりました。高度経済成長期とともに設立し、1990年頃まで「大量消費」の時代でした。工場の生産体制や設備も、「大量生産」に適した状態になっていました。

この時代が過ぎて、好評だった応接セットも注文が減り始め、消費者ニーズの変化を感じ取り、冨士ファニチアは多様化に合わせた新商品の開発を進めました。

工場内の生産の流れを整えるために、商品を1台ずつ作る「1台流し」に変更しました。そして効率を上げるため、ダイニングチェア、テーブル、ソファなど商品群別の生産ラインを分けて、最大8ラインで製造を行います。

また、職人がお互いの進捗を共有して効率化できるよう、少人数のチームで工程をサークル型に配置するセルライン方式を導入しています。

さらに、一人で複数の工程を作業できるように多能工化を推進しました。こうして、多品種・小ロットのインテリアを効率よく生産できる生産体制を実現しています。

冨士ファニチアは、何十年も続いてきた工場の生産体制を、根本から変える「改善活動」を成し遂げました。

創業当初から受け継がれてきた「家具への想い」があったからこそ、より良い生産体制をめざす信念を守り、活動を続けています。

現在は、「お客様のためだけに作る完全受注生産」となり、ひとりひとりのカスタマーの理想にふさわしい、樹種・塗装色・張地の家具を生み出しています。

この歴史を基に、冨士ファニチアが尊重しているポリシーは、過去の固定観念にとらわれない「創造的破壊」です。カスタマーの満足度を高める最良の家具をめざして、素材・人材・時間を無駄にせず、時代に合わせて変化し続けるブランドを目標としています。

新しい時代にむけた改革により、人それぞれの希望に添って、「自ら選んだ商品が、自分のために一から生み出される」オリジナル家具の夢が叶うようになりました。 家具を愛用する人が、「自らの人生の主役は、自分自身であること」を実感できる家具作りをモットーに掲げています。

人気No.1に輝く名作 -「コティ/Koti」ダイニングチェア

冨士ファニチアのインテリアで、最も高い人気を博している「コティ(Koti)」シリーズ。そのチェアのラインナップは、総累計55,000台を超えるオーダーを受けています。国内をはじめ、アメリカやスイスにも輸出されて、広く賞賛を受けています。

北欧の展示会での家具との巡り合いから、冨士ファニチアが取り組んできた、木の自然美が映えるインテリアには北欧ゆかりの精神が息づいています。コティは、「お気に入りの家具を大切に使い続ける」北欧の人々が大切にしてきたライフスタイルと結びついています。毎日のように使い続けても、飽きのこないシンプルなデザイン。一生ものと呼ぶにふさわしい、長い愛用にこたえる実用性。時の移り変わりにも、揺るぎない確かな価値観。北欧に根ざした堅実なものづくりに対する姿勢を、形に表した家具と言えるでしょう。

「コティ」の名称は、フィンランド神話に登場する家の精霊「コティトンッツウ(kotitonttu)」からアレンジしたものです。

2006年、冨士ファニチアと家具デザイナーの鈴木一司氏のコラボレーションにより、コティが誕生しました。

スタイリッシュな直線と安心感を与える曲線の奏でるアンサンブル。コンパクトで腕を軽く休めるのに程よいセミアームや、移動に重宝なハンドルといった創意工夫のアイデア。理想のインテリアを完成できる、自由の広がるセレクション。それらの魅力が心を惹きつけ、日々の暮らしとナチュラルにつながり、深まる愛着を育みます。 当初はデザイナーから、成型合板で作る提案がありました。しかしコティの繊細なラインは成型合板では実現できないのではないかと検討が重ねられ、無垢材を削り出して作り上げる技法に至りました。

コティのダイニングチェアは、シャープな気品あるデザインと心地よいディテールに、ベストセラーらしい優秀な知恵が詰まっています。

肘フレームを完全になくすのではなく、小さめのセミアームにすることで、アームチェアがもつ快適性とアームレスチェアがもつ実用性をミックス。アームが控えめな形なので、腕をあずけてリラックスしたり、座る・立つ動作もスムーズで、省スペースで収まりが良いのも魅力です。

背もたれも最大で9cmほどの緩やかな湾曲で、テーブルにすっきりと仕舞えます。広い空間がとれない室内に配置しても、周囲にゆとりが生まれ、ストレスフリーで行き来することができます。

人の手がふれるところには優しい丸みがあり、サッと椅子を引いたり動かしやすい、背面の小さなハンドルも重宝です。ダイニングチェアを裏返し、座面をテーブルに引っ掛けて載せることもできるため、テーブル下をきれいに清掃したり、自動掃除機も通りやすい優れものです。

チェア全体のサイズは、標準タイプ(幅535mm×奥行515mm)と、ワイドタイプ(幅580mm×奥行525mm)があり、テイストに合った余裕と安定感を実感できます。

木材はウォールナット・チェリー・オークの3種類から、他のインテリアと調和するトーンを選べます。

木部の仕上げは、オイル塗装の3種類・ウレタン塗装の9種類があります。オイル塗装は、植物性オイルを表面に浸透させており、木本来の状態に近い質感を感じることができます。また、経年変化による味わいも楽しめます。

ウレタン塗装は、ウレタン樹脂の膜を形成して木材を保護します。素材を活かす薄膜仕上げながら、よごれ・傷にも強いため、扱いやすくメンテナンスも楽です。

クッション材の張地は、高品質なスペシャル・レザーのうちオイル調革とセミアニリン革の各4種類、レザー(本革)8種類、ソフトレザー(合皮の上位タイプ)9種類から選択できます。

オイル調革は、柔らかさと丈夫さに優れた北米産ステア・レザー(生後2年を経過した雄牛の革)を採用。オイルレザー加工後にウレタンコーティングを施し、色移り防止や耐光性を向上。艶やしっとり感があり、時を経て変化する風合いが特色です。

セミアニリン革は、染料に少しの顔料を加えた塗料で仕上げ、上質な革を保護しています。塗装膜が極めて薄く、表面のしなやかなタッチを実感できます。

レザーは、耐久性と実用性を兼ね備えた本革を取り揃えています。

ソフトレザーは、柔軟でなめらかな質感と堅牢性の備わった良質の合成皮革です。よごれにも強く撥水性も高いので、ケアも手軽です。

アームレスチェアには、クッション材が布のカバーリング仕様タイプもあり、ツイード調・ベルベット調・スエード調などバラエティ豊かなファブリックが揃っています。カバーの取り外しや入れ替えにより、長く使用できます。

また、全体が無垢材のソリッドタイプのアームレスチェアもあります。クッション部分に代わり、座彫りに曲線をもたせ、細やかな削り出しで快適さを追求しています。

さらに、コティのシリーズは多彩なバリエーションから、人それぞれの好む座り心地やデザイン、食事や作業のシーン、家族構成に合わせて選べます。

リビングダイニングチェアは、アームチェアにリクライニング機能と体に沿うハイバッククッションを加えて、くつろぎをスマートに演出し、グッドデザイン賞を受賞。

素材・サイズ豊富で、凛とした印象のベンチタイプ。洗練のウッドフレーム+ボリューム豊かなクッションの2人掛け・3人掛けソファ。小粋なシルエットのカウンターチェア。

そしてダイニングテーブルは、きめ細かな69通りのサイズ展開です。天板はスタンダード仕様とプレミアム仕様があり、いずれも無垢材の横接ぎ仕様です。一枚板に近く、木の豊かな表情が感じられます。プレミアム仕様は節の少ない最上グレードの木材を厳選し、自然な高級感が漂います。

コティのチェアとのコーディネートも絶妙で、ラグジュアリーな芸術作品を思わせるダイニングテーブルです。

彫刻のように削り出された美しいインテリアから、木の優しさや天然素材の心地よさを味わう。家族との憩いの時間や、静かに自分と向き合う時間を思い出深いものにする。コティの家具をセレクトすることで、希望の暮らしを作る喜びが生まれ、貴重な人生の価値をより高めることができるでしょう。

冨士ファニチア nagi(ナギ)チェア

1959、日本産まれ。
老舗と呼ばれる今でも「常識を疑え」を社是に掲げるブランド

「高級家具ブランド」というと、海外の有名家具ブランドを思い浮かべる人も多いことでしょう。
多くのデザイナーとコラボした家具を打ち出すカッシーナ、モダンデザインの王道の家具を打ち出すフレックスフォルム、高い木材加工技術を有するポラダ……
これらはいずれも非常にすばらしい魅力を持つ家具ブランドであり、押しも押されもせぬ人気家具ブランドでもあります。

しかし、高級家具ブランドは海外にだけ存在するものではなく、また使い勝手がよく美しい家具は海外でだけ生産されるものではありません。日本国内にもすばらしい家具ブランドは、多く存在します。

そのうちのひとつが、「富士ファニチア」です。

富士ファニチアは、1959年に日本の徳島で設立した家具ブランドです。ちなみに、日本で初めて本革張りのソファを作り上げた雄は、この冨士ファニチアです。

今から60年ほども前に設立したこの会社は、時代とともに成長し、1985年には総合家具メーカーとなります。
そして1988年には過去最高の売り上げを記録しましたが、彼らはその状態に甘んじることなく、新しい姿勢を模索していきました。
2017年には海外への輸出を行うようになり、2021年には新しいシリーズも発表することになります。
なお、2010年にはオリジナルブランドを完全受注生産とし、「お客様お一人おひとりのためだけの家具」「お客様が本当に必要とする家具」のみを打ち出すことにした会社でもあります。

「老舗」と呼ばれるようになってなお、新しいスタイルを模索し続ける富士ファニチアの姿は、富士ファニチア自身の社是である「常識を疑え」と通じるものがあるのかもしれません。
彼らは、旧来の常識を疑い、凝り固まった思想にとらわれず、常に新しい価値を探し続けてきました。
このような姿勢を、富士ファニチア自身は「新しい価値観を生み出すためには破壊が必要であり、そしてその破壊と創造を繰り返して富士ファニチアの家具が生まれる」としています。
そしてその「創造のための破壊」の結果として彼らが目指すのは、“冨士ファニチアに関わる全ての人を「人生の主人公」にする―(引用:冨士ファニチア「冨士ファニチアについて」https://fuji-furniture.jp/“)ことです。

冨士ファニチアの代名詞「成形」を活かして作られる家具

冨士ファニチアの作り出す家具を語るうえで、必ず取り上げなければならないものとして「成型合板技術」があります。

これは、冨士ファニチアを冨士ファニチア足らしめるキーワードといっても差し支えのないものです。

成型合板技術とは、非常に薄く切った木材(「単板」といいます)を1枚ずつ重ねて、接着したり圧着したりすることで加工していく技術をいいます。

成型合板技術によって生み出された木材は、柔らかい曲線を持ちます。この「柔らかい曲線」は、切り出したままの木だけでは作り上げることのできないものですから、木材加工技術としての成型合板技術は家具作りにおいて非常に大きな意味を持ちます。

また成型合板技術で作り上げられた素材は、ゆがみなどが出にくく、そのうえ丈夫で軽いという特徴を持ちます。このような特徴は、特に「椅子づくり」「机づくり」において好まれるため、数多くの椅子・机に利用されてきました。

成型合板技術の歴史は非常に古く、1920年代にはすでに使われていたといわれています。
日本に限らず、古今東西いずれの場所でも用いられてきた手法ではありますが、日本に取り入れられたのは1947年のころでした。

長い歴史を持つなかで洗練されてきた成型合板技術は、それでも、素材一つひとつの特性を知り、また加工する時期の気温や湿度を知り、そしてそれを正確に成果物に落とし込めるだけの技量がなければ使いこなすことはできません。
このような条件をクリアした成型合板技術を持つのが、冨士ファニチアなのです。

冨士ファニチアの成型合板技術によって生み出された家具は、皮張り前の段階からしてすでに、独特のばねを持っています。
成型合板技術によって生み出された自然なしなりが、人の体重を柔らかく受け止めてくれるのです。

「成型合板技術によって生み出された家具は、ゆがみが出にくい」とすでに述べましたが、「ゆがみではない、自然でしなやかなしなり」を出せるのは、この技術ならではの特徴だといえるでしょう。

冨士ファニチアは数多くのラインアップを打ち出していますが、彼らの打ち出すソファのなかでもっとも人気なのは、この成型合板技術を使ったものです。
このことからも、冨士ファニチアの持つ成型合板技術がいかに高いレベルにあるのかが分かるでしょう。

冨士ファニチアの家具は、時に愛らしく、時に貫録を持ち、時に優美で、時に穏やかです。
高レベルの成型合板技術を利用して生み出される数多くの家具は、いつも見る人を魅了し続けています。

冨士ファニチアのnagiシリーズと、そこに込められた思い

冨士ファニチアは、ほかの家具ブランドと同じく、いくつかのラインを展開しています(2022年3月中旬現在は、15のラインが展開されています)。そしてそのなかのひとつに、「nagiシリーズ」があります。

nagiは、「凪」から来ています。「風のない穏やかな水面」を表す美しい日本語であるこの言葉を名前に冠されたnagiシリーズは、冨士ファニチアの「使う人にとって、気持ちを静め、落ち着ける場所でありたい」という願いによってつくりあげられています。
平和で穏やかで優しく、平穏な時間をもたらすようにと考えて作られているnagiシリーズは、使う人にとっても見る人にとっても、非常に「柔らかい」家具だといえるでしょう。

このnagiシリーズは展開も多く、ソファやテーブル、椅子などのラインアップがそろっています。
サイドテーブルやスツールもそろっています。特にアームチェアの場合、このカテゴリーだけで4つの種類があります。
ただ今回はそのなかから、「D04540」と「D04541」の2つを取り上げます。

この2つは、いずれも、ウォールナットを使って作り上げられているアームチェアです。ただし「D04540」の方はオイル調革を使っておらず、「D04541」はこれを使っているという違いはあります。

どちらのアームチェアも、冨士ファニチアの得意とする成型合板技術を利用して作り上げられています。
この成型合板技術によって作られた緩やかで柔らかで肌なじみも良い曲線は、かわいらしい丸みをも作り出しています。
脚も、ころっとした優しい曲線を持ち、子どものような無垢さを感じさせるデザインとなっています。
しなやかで滑らか、柔軟性の高いデザインで、人の心をほっとさせる優しさに満ちています。

成型合板技術が「人の体重を柔らかく受け止める力を持つもの」であることは、すでに触れた通りです。
これは、当然冨士ファニチアのnagiシリーズのアームチェアにも存分に生かされています。
アームチェアなどの椅子に長時間腰かけた経験のある人ならば、多かれ少なかれ、「腰の痛み」「座りにくさ」に悩まされたことがあるのではないでしょうか。
しかし冨士ファニチアのこのnagiシリーズのアームチェアの場合は、このような欠点もありません。
卓抜した成型合板技術によって生み出された独特のしなりが体を優しく受け止め、上質なソファに座っているときのような快適な時間を生み出してくれるからです。
「長く使うものだからこそ、良いものを」
「家族みんなで集まる場所で使う椅子だからこそ、長く会話を楽しめる椅子を」
「お客様にもおすすめする椅子だから、快適に過ごしてもらえる椅子を」
と考えている人にとっては、非常に心強い味方となるでしょう。

この暖かいアームチェアを語るとき、人はしばしば、その曲線の美しさや座り心地の良さのみを話題として選んでしまいます。しかしこの製品をより深く知るうえでは、「肘置き」にも注目した方が良いでしょう。
このシリーズのアームチェアの肘置きは、手によくなじみ、自然に腕を受け止めてくれます。
また立ち上がるときにもホールドしやすい形状となっているため、しっかりと握りこむことができ、安全に立ち上がることができます。
普段はあまり話題に上らない部分ではありますが、このように繊細でこまやかな心配りは、多くの世代の人が集うダイニングに使われる椅子としてふさわしいものだといえるでしょう。

なお、冨士ファニチアのnagiシリーズのアームチェアは、オイル塗装やウレタン塗装などに数多くのバリエーションがあります。
お好みのデザイン・カラー・仕様をお選びいただけます。※詳しくはお問い合わせください。

デザイナー小林幹也:「突然の出会い」からデザイナーを志した

小林幹也氏は、1981年に日本の東京で生まれました。書道を愛する少年だった彼は、18の年までまったくデザインの仕事に興味がなかったといいます。
しかし高校3年生のときに本屋で出会った1冊の雑誌に取り上げられていた「椅子」を見て、その美しさに惹かれてデザイナーの道を歩き始めます。
「人が寛げる家具を」「見えない部分も美しく」「人の暮らしになじむデザインを」を意識して作り上げる彼の家具は、非常に柔和ですなおで、リラックスした雰囲気を持ちます。

使う人に対して非常に「親切な」デザインであることは、nagiシリーズのアームチェアの肘置きの形状からも分かります。
その手腕は国内外から高く評価され、adc 賞(日本)、iF product design award(ドイツ)、ミラノサローネサテリテ(イタリア)などで輝かしい成績を残しています。

冨士ファニチア Agio(アージオ)ソファ

Agio(アージオ)ソファは、冨士ファニチアの代表作として幅広い年齢層から高く支持される国産家具です。

この記事では、40年以上愛され続けるAgioソファについて詳しくご紹介します。

デザイン性と実用性を両立した家具を創造する冨士ファニチア

徳島県に本社と工場を構える、1959年創業の国産家具ブランド冨士ファニチア。

冨士ファニチアの家具はすべて、注文が入ってから製作に取り掛かる完全受注生産です。家具の枠に使用する木材をはじめ、椅子やソファの張地などを豊富なラインナップから選択できるフルオーダーに対応しています。 大量ロットで在庫を抱えるのではなく、必要な家具だけを必要なタイミングで作り上げることを重視。「お客様に自ら選んだ家具が一から生み出されることや、選ぶ喜びを体感してほしい」という思いが詰まった、きめ細やかな製品づくりを大切にしています。

冨士ファニチアの家具は成型合板製の曲線的なフォルムが特徴

冨士ファニチアは成型合板を用いた家具作りを得意とする、数少ない国産家具ブランドのひとつです。

成型合板とは1mm程度の薄い単板を一枚ずつ重ねて接着し、熱を加えながら型にはめて曲面状に形作る木工技術のこと。薄く軽量でありながら非常に強度に優れ、無垢材では表現できない曲線的なフォルムを創造できます。

2006年以降は社外デザイナーによる新しい家具デザインを取り入れ、優れたデザイン性と実用性の高さ、職人の高度な技術が融合した憧れの国産家具ブランドの地位を確立。
冨士ファニチアの美しく強い家具は、国内外のファンの心を虜にしつづけています。

フレームに成型合板を採用した冨士ファニチアの傑作「Agioソファ」

Agioソファは、40年以上愛され続ける冨士ファニチアで一番人気のソファです。
冨士ファニチア独自の高い技術力でこそ実現できる、肘や脚の優雅な曲線美がオンリーワンの存在感を放ちます。

シンプルなデザインでインテリアテイストを選ばず、流行に左右されないこともAgioソファが年齢層を問わず愛され続ける所以。

Agioソファには、大きく5つの特徴があります。

  • 体重移動をサポートする柔らかなしなり
  • どんなシーンにも柔軟に対応できるセパレート仕様
  • 肘のスタイルを自由に変えられる
  • カバーリング仕様で気軽に付け外しできる
  • お揃いのオットマンをプラスすればよりリラックスできる

それぞれ詳しくご紹介します。

体重移動をサポートする柔らかなしなりがAgioソファ最大の魅力

Agioソファのフレームには、冨士ファニチアの高度な技術で作られた成型合板を使用しています。
荷重がかかることで独特の弾性が生まれ、唯一無二の座り心地を実現。
クッションと木部フレームからなるシンプルな構成が、他のソファにはない居心地のよさをもたらします。

体に触れるソファクッションにあえて薄めのものを採用しているのは、フレーム自体のスプリングがもう一つのクッションとして作用するから。
しなりが生み出す優しい揺れと体を包み込む柔らかなクッション性は、「一度座ったら立ち上がれなくなるほど心地よい」と多くの人を魅了します。

ソファフレームは、ウォールナット・オーク・チェリーの3樹種から選択可能。
樹種ごとに木肌の色合いや木目の表情が異なるため、インテリアテイストや床の色にマッチする材質をオーダーできます。

仕上げ材は、オイル塗装とウレタン塗装の2種類です。
木の質感や風合いを生かした仕上がりで、月日と共に変化する表情を楽しみたいならオイル塗装がおすすめ。
お手入れしやすく、幅広いラインナップからフレームカラーを選びたいならウレタン塗装が最適です。

Agioソファはどんなシーンにも柔軟に対応できるセパレート仕様

Agioソファは、一脚ごとのセパレート仕様です。
一人掛けソファとしてコンパクトに使うことも、複数台を連結して大型ソファとして使うこともできます。

肘なし・片肘・両肘と、肘のスタイルは3種類。
横幅は660mmの通常タイプと、795mmのワイドタイプの2種類から選択できます。
スッキリ設置したいなら通常タイプ、ゆったり座りたいならワイドタイプがおすすめです。

どちらのタイプも高さは940mmのハイバックで、頭までしっかり受け止めてくれます。
本を読んだりテレビを見たり、長時間楽に体を預けられますよ。

座面高は450mmとソファにしては高めで、一般的な椅子と同じような感覚で腰かけられます。
座りやすく立ち上がりやすいため、膝や腰に負担がかかりづらいのも嬉しいポイント。

重量は肘の有無により約8kg~11kgと、ソファとしてはかなり軽量です。
女性一人でも、その日の気分や用途に合わせて簡単にレイアウトを変えられます。
引っ越しが多い方や頻繁にお部屋のレイアウトを変えたい方にとって、大変使い勝手がよいソファといえるでしょう。

Agioソファは肘のスタイルを自由に変えられる

Agioソファの肘は、誰でも簡単に付けたり外したりできます。
右肘を左肘に付け替えたり、両肘付きを肘なしにしたり、シーンに合わせて自由に変更可能。
肘だけを後から購入することもできるため、一脚でさまざまなスタイルを楽しめます。

また、複数台を連結して設置する場合、肘の位置を変えたり取り外したりすることで無限にソファサイズを拡張できます。
ライフスタイルの変化に柔軟に対応できるため、長く愛用できるソファをお求めの方にピッタリ。

Agioソファはカバーリング仕様で気軽にクッションから付け外しできる

ボタン留めの張地が目を引くAgioソファですが、実は簡単にソファカバーを取り替えられるカバーリング仕様です。
高級感のある本革をはじめ、お手入れ簡単な合皮やカラー展開豊富なファブリックなど、幅広いラインナップからソファカバーを選択できます。

ソファカバーの素材や色によってガラリと表情が変わるのも、Agioソファの魅力のひとつ。
予備のカバーを持っておけば、季節や気分に合わせて気軽に模様替えを楽しめますよ。
ソファクッションはフレームにマジックテープで固定されているだけなので、着脱にも手間がかかりません。
カバーの交換はもちろん、ソファの掃除やお手入れもラクラク。小さなお子さまやペットがいるご家庭でも、Agioソファなら安心してお部屋に設置できるでしょう。

Agioソファとお揃いのオットマンをプラスすればよりリラックスできる

Agioソファにはには、オットマンも展開しています。
ソファ正面にオットマンを配置すれば、カウチソファに早変わり。
足を伸ばしてゆったりとくつろいだり、ゴロンと横になって過ごしたり…。
一度オットマンを使ったら二度と手放せなくなるほど、リラクシーな時を堪能できますよ。
オットマンの座面は傾斜した状態でセットされていますが、必要に応じて水平に調節することも可能。
座面を水平にすることで、スツールや簡易テーブルとしても使用できます。
1台で幅広く活躍してくれるでしょう。

デザイン性と実用性を兼ね備えたAgioソファがおすすめ

40年以上愛され続ける冨士ファニチアのAgioソファは、ソファフレームのしなりが生み出す優しい揺れと、体を包み込む柔らかなクッション性が魅力です。
ソファフレームもソファカバーもフルオーダーに対応しているため、自分だけのオリジナルソファを手に入れられますよ。

また、Agioソファはセパレート仕様で、一人掛けとしても連結して大型ソファとしても使用可能。
肘のスタイルも自由に変えられるため、生活様式が変わっても柔軟に対応できます。

ソファカバーは、お手入れ簡単なカバーリング仕様。予備のカバーを持っておけば、気軽に模様替えを楽しめます。
Agioソファとお揃いのオットマンをプラスすれば、足を伸ばしてより一層リラックスできるでしょう。

今回は、冨士ファニチアのAgioソファをご紹介いたしました。
ぜひ、お気に入りのソファ選びの参考にしてくださいね。

パラマウントベッド INTIME2000

高機能とデザイン性を両立させたパラマウントベッド

パラマウントベッドは日本初の病院用ベッドの専業メーカーとして、1947年に創業。

以後、医療や介護の現場で培った独自ノウハウと最新の睡眠研究を基に「上質な眠り」にこだわり、現在は国内のみならず世界有数の医療用ベッドメーカーとなりました。

医療用ベッドにはさまざまな厳しい国際規格がありますが、パラマウントベッドはその規格を最低基準と捉え、より高いレベルの自社基準を設けています。自社の開発部門から独立した「睡眠研究所」は質の高い眠りを科学的に研究し、ベッドの品質を高めるだけでなく数々の研究の成果が多方面で高い評価を得ています。寝返りと寝心地を重視したマットレスの開発や、薬品による消毒や洗浄といったハードな環境にも耐えられる製品づくりなど、医療用ベッドのトップブランドとして高い技術力を誇っています。

一方、パラマウントベッドはテクノロジーによるベッドの快適性の追求だけでなく、デザインとの両立についても厳格な姿勢で取り組んできました。

パラマウントベッドでは、デザインの「視覚的な要素」と「ユニバーサルデザイン」の2つの要素を重視しています。「視覚的な要素」とは、人間に無意識に働きかけて安心感などがもたらされるよう、ベッドの色や柄、フォルムなどの装飾性をデザインすることです。さらに年齢や性別、身体的能力などの違いにかかわらず、あらゆる人にとって使いやすい「ユニバーサルデザイン」の考え方も早くから取り入れています。

今回は、パラマウントベッドの高い機能性はそのままに従来の電動ベッドのイメージを覆す、自動運転と洗練されたフォルムが特長の『インタイム2000』をご紹介します。

ワンランク上のデザインと眠り心地『インタイム2000』

『インタイム2000』は独自のデザイン性にパラマウントベッドの誇る最先端のテクノロジーが搭載された、かつてない眠り心地を堪能できる電動ベッドです。

シンプルな外観で寝室に取り入れやすい電動ベッドとして定評のある『インタイム1000』を、よりラクジュアリーなデザインで進化させた『インタイム2000』。

医療や介護のイメージが強い電動ベッドとは一線を画す優雅で洗練されたフォルムと、自動運転などの高い機能性でワンランク上の寝室を演出してくれます。

Active Sleep ANALYZER (INTIME2000iシリーズのみ)

『インタイム2000』については、まず多くの方に選ばれ喜ばれている『アクティブスリープアナライザー』というオプション機能から紹介します。

優雅なデザイン性が目を惹く『インタイム2000』ですが、高いセンシングテクノロジーがあるからこそ実現できる『アクティブスリープアナライザー』機能には、医療の現場で磨かれたパラマウントベッド独自のノウハウが詰まっています。

このオプション機能を選ぶことで、内蔵されたセンサーがあなたの体動・心拍・呼吸などを感知し、心地よい睡眠ができるよう自動運転をしてくれるのです。

自動運転の機能に必要なものは、スマートフォンのアプリと寝室のWi-Fi環境。自動運転であなたの睡眠データを確認するだけでなく睡眠の質をスコアでも表してくれ、呼吸や心拍の変化などの健康管理までもすることができます。

呼吸を深くするために背中を少しあげたり、むくみを楽にするために足を少しあげたり、腰を楽にしてくれる。心地よく眠りやすい姿勢のことを「入眠角度」と呼びます。

パラマウントベッドでは入眠角度を手元スイッチで設定し、あなたのお気に入りのポジションをベッドに記憶させておくこともできます。

そして入眠後はセンサーがあなたの眠りを感知し、自動運転であなたを起こさないようにゆっくりと入眠角度から水平のポジションへと戻してくれます。

さらに、このパラマウントベッドのセンシングテクノロジーは起床時にも発揮されます。設定した時刻になるとベッドの背がそっと背中を支えるようにあがり、上質な睡眠から気持ちのよい目覚めまでをサポートしてくれるのです。

目的に合わせて操作できる

『インタイム2000』の高い機能性は、眠りの自動運転だけではありません。3つのモーターを調整して自分自身で眠りやすい角度を探ったり、寝室の時間をリラックスして過ごしたりするための機能も兼ね揃えています。

リクライニング機能

リクライニング機能は、快適な姿勢を保ちソファ感覚でリラックスして読書や動画視聴を楽しめ、スムーズな起き上がりを可能にします。『睡眠研究所』による研究成果では、就寝する際には背中を少しあげることで気道や横隔膜にかかる重力を変え、呼吸が深くなり入眠しやすくなるといわれています。

フットレスト機能

膝の角度を調整し足のむくみをやわらげる、フットレスト機能。休足機能のほかにも、リクライニング時の身体のズレ防止にも役立ちます。

ハイロー機能 ベッドの高さを調節して立ち上がりや掃除を楽にする、ハイロー機能。低床にしておくことで安心して眠ることができ、インテリアに合わせてローベッドとしてレイアウトをすることも可能です。

また、快適に起き上がるために、背あげと膝あげを連動したパラマウントベッド独自の機能もあります。

リクライニング機能だけの電動ベッドに比べて、胸やおなかへの圧迫感を感じることがないのも『インタイム2000』の特長の1つです。

本体のデザインに合わせてシンプルで手になじむようにデザインされた手元スイッチで、ベッドの操作も簡単に行うことができます。 『インタイム2000』の睡眠に対する細やかな配慮が行き届いた自動運転や高い操作性は、毎日過ごす寝室での時間をさらに快適なものへと高めてくれます。

永く快適に使うための選択をする

『インタイム2000』は一般的なシングルサイズより一回り小さいセミシングル(幅91cm)があります。寝室の大きさや体型、将来の介助の有無を考慮して、寝室にコンパクトにレイアウトができるのが魅力です。選べるサイズは、ゆったり広々と使えるセミダブル(幅120cm)との2種類になります。

さまざまな寝室のインテリアに調和するよう、ファブリックには6つのカラーをご用意。従来の電動ベッドのイメージにはない丸みを帯びた美しいフォルムと合わせて、眠るだけでなく寝室を心地よく過ごすための工夫が外観にも凝らされています。

また『インタイム2000』には4つの特長の異なる専用マットレスをはじめ、将来的に介護ベッドとして使えるようなオプションなども豊富にあります。

専用マットレスは寝返りと寝心地を重視し『インタイム2000』の快適性をさらに高めてくれます。

睡眠研究所による研究成果で「ぐっすり眠れた」というのは「目覚めることがなく寝返りを打てた」という解が導き出されました。パラマウントベッドのマットレスはこの解を基に、スムーズな寝返りを打てるよう開発されています。

人の身体のやわらかさになるべく近づけ、肩や腰など身体の凸部に集中する体圧を程よく分散できるように考えられたマットレス。そのほかにも快適な寝室をトータルコーディネートできるよう、使い勝手のよいオプションを多数ご用意しています。

パラマウントベッド INTIME1000

高機能とデザイン性を両立させたパラマウントベッド

パラマウントベッドは日本初の病院用ベッドの専業メーカーとして、1947年に創業。
以後、医療や介護の現場で培った独自ノウハウと最新の睡眠研究を基に「上質な眠り」にこだわり、現在は国内のみならず世界有数の医療用ベッドメーカーとなりました。

医療用ベッドにはさまざまな厳しい国際規格がありますが、パラマウントベッドはその規格を最低基準と捉え、より高いレベルの自社基準を設けています。
自社の開発部門から独立した「睡眠研究所」は質の高い眠りを科学的に研究し、ベッドの品質を高めるだけでなく数々の研究の成果が多方面で高い評価を得ています。
寝返りと寝心地を重視したマットレスの開発や、薬品による消毒や洗浄といったハードな環境にも耐えられる製品づくりなど、医療用ベッドのトップブランドとして高い技術力を誇っています。

一方、パラマウントベッドはテクノロジーによるベッドの快適性の追求だけでなく、デザインとの両立についても厳格な姿勢で取り組んできました。

パラマウントベッドでは、デザインの「視覚的な要素」と「ユニバーサルデザイン」の2つの要素を重視しています。「視覚的な要素」とは、人間に無意識に働きかけて安心感などがもたらされるよう、ベッドの色や柄、フォルムなどの装飾性をデザインすることです。さらに年齢や性別、身体的能力などの違いにかかわらず、あらゆる人にとって使いやすい「ユニバーサルデザイン」の考え方も早くから取り入れています。

今回は、そんなパラマウントベッドのものづくりの姿勢が生かされた「眠るだけではもったいない」と表現される『インタイム1000』を紹介します。

寝室で心地よく過ごせる多機能ベッド

「高性能なベッドを自宅の寝室にも取り入れたい」との要望から生まれた『インタイム1000』。このベッドは、あらゆる人が寝室で充実したリラックスタイムを過ごせるよう、研究の重ねられたテクノロジーとデザイン要素で満たされています。

電動ベッドならではの高い機能性に目を奪われがちですが、カラー、ヘッドボードの形状や有無、サイズや機能が選べ、インテリアに合わせて快適な寝室をデザインすることもできます。

あなたにふさわしい機能性を選ぶ

『インタイム1000』は、パラマウントベッドが医療や介護の現場で培ったノウハウを注ぎ込んだ、誰もが快適に気持ちよく眠れるためのベッドです。人間工学に基づいた動きで、身体になるべく負担なく寝起きできるよう設計されました。

洗練されたモダンなデザインの外観に、電動ベッドにしかできない非常に優れた3つの機能性を有しています。

「リクライニング機能」は快適な姿勢を保ち、操作のわかりやすい手元スイッチで自分にとって最適な角度を記憶させることができます。他にも、足のむくみをやわらげる「膝上げ機能」や、ベッドの高さを調節して立ち上がりや掃除を楽にする「ハイロー機能」があります。

あなたの身体やライフスタイルにより必要な機能を組み合わせて、全3通りのモーター機種からお選びください。

『インタイム1000』から得られるものは、心地よい眠りだけではありません。のんびりする、ソファ感覚でリラックスして読書や動画視聴を楽しむなど、寝室の時間をより心地よくアップグレードしてくれます。

寝室にふさわしいデザインを選ぶ

『インタイム1000』のデザインは電動ベッドから想像される重厚感をあまり感じさせず、寝室のインテリアやこだわりの家具との調和を楽しめるよう仕上げられています。

一般的なシングルサイズより一回り小さいセミシングル(幅91cm)であれば、寝室の大きさや体型、将来の介助の有無を考慮して、コンパクトなレイアウトができるのも魅力です。選べるサイズは、ゆったり広々と使えるセミダブル(幅120cm)との2種類になります。

いずれのサイズもヘッドボードのみのシンプルな「ハリウッドスタイル」か、掛けふとんの落下を防ぎ伝え歩きもしやすいフットボードの付いている「ヨーロピアンスタイル」の2つのスタイルから選択可能です。まずは「ハリウッドスタイル」を選び、必要に応じてフットボードを後付けすることもできます。

ボードの形状はシンプルな「スクエアタイプ」、携帯電話やA4サイズの本が置けコンセントまで付いていて実用的な「キューブタイプ」。丸みを帯びたやさしいフォルムが上品な「ラウンドタイプ」の3つのタイプから、インテリアの雰囲気に合わせてお選びください。

また、ベッドの高さが調節できる「ハイロー機能」でローベッドとして使うこともでき、幅広いインテリアに合わせたレイアウトが可能です。

『インタイム1000』の床面には鋼板プレスボトムが採用されていることから、医療用ベッドと同等の高い強度を誇ります。薬品による消毒や洗浄が行われる医療現場でも耐えられるような塗装仕上げも施され、安心して永くお使いいただける品質です。

インテリアに合わせてカラーを選ぶ

スタイル(ベッドフレーム)のカラーは、清潔感のあるホワイト系、ナチュラルに空間に溶け込むブラウン系、モダンで落ち着きのあるグレー系の全3色をご用意。
ボードカラーはスタイルのカラーに応じて、フレームと同系色を選択するか木目柄の色味などからインテリアに合わせて選べるなど、幅広いインテリアに対応しています。

必要に応じたオプションを選ぶ

『インタイム1000』にはマットレスをはじめサイドテーブルなど、パラマウントベッドの考える「上質な眠り」をサポートするオプション類が揃っています。

例えば、専用マットレスは寝返りと寝心地を重視し『インタイム1000』の快適性をさらに高めてくれます。

睡眠研究所による研究成果で「ぐっすり眠れた」というのは「目覚めることがなく寝返りを打てた」という解が導き出されました。パラマウントベッドのマットレスはこの解を基に、スムーズな寝返りを打てるよう開発されています。
人の身体のやわらかさになるべく近づけ、肩や腰など身体の凸部に集中する体圧を程よく分散できるように考えられたマットレス。
その他にも、眠りの質を上げ寝室をより心地よい空間に仕上げる、パラマウントベッドの高い機能性とデザイン性を兼ね備えたオプションを多数ご用意しています。

Cassina(カッシーナ) LEWIS COFFEE TABLE

「Cassina(カッシーナ)」が世界のトップブランドになるまで

Cassina(カッシーナ)は教会の木製家具を製造していたカッシーナ兄弟により、1927年にミラノ(イタリア)で設立されました。
当時のヨーロッパの家具業界は手工業から工業化へ移行する最中で、Cassina(カッシーナ)は外部の建築家やデザイナーとのコラボレーションを業界に先駆けて始めたブランドになります。
1950年に「イタリア建築デザインの父」と称されるジオ ポンティとの豪華客船「アンドレア・ドリア号」のインテリアでのコラボレーションが成功したことは、Cassina(カッシーナ)の知名度を大きく上げるきっかけとなりました。
デザイン性が高い家具を確かな技術で工業生産できるブランドとして変化を遂げたCassina(カッシーナ)は、以後、21世紀の現在に至るまで著名なデザイナーや建築家とコラボし、ひときわ高いデザインセンスを発揮した作品を次々と発表し続けています。
その多くの作品はニューヨーク近代美術館に収蔵されるなど、憧れの家具ブランドとして世界中の多くのファンを魅了し続けています。

時代に応じたデザインと技術の進歩を繰り返すCassinaブランドには、特色の異なる3つのラインが存在します。
近代建築の巨匠たちによる「イ・マエストリ」は歴史的な名作が多く、ル・コルビュジエやフランク・ロイド・ライトなどのデザインを堪能できます。
一方、デザイン愛好家に熱狂的な支持者も多い「シモン・コレクション」では、デザインへの合理主義的なアプローチをテーマに作られた革新的な家具に出会うことができます。
そんな中から今回は『623 LEWIS COFFEE TABLES』を紹介します。

623 LEWIS COFFEE TABLES

近代建築の巨匠であるフランク・ロイド・ライト(アメリカ)が、長い年月をかけてデザインを完成させた『623 LEWIS COFFEE TABLES』。
ライトの「自然の要素を幾何学的な表現手段によって抽象すること」というデザイン概念が反映され、素材と簡素化された美しいデザインが共存しています。
インテリアの志向に合わせて素材と仕上げも選ぶことができ、幅広いインテリアにレイアウトできる汎用性の高いローテーブルでもあります。

レイアウトしやすい端正なフォルム

『623 LEWIS COFFEE TABLES』は、まるで浮かんでいるかのような厚さ40㎜の天板を中心に立体的に構成されています。上下2枚の厚みの異なる水平な天板は垂直な4枚の薄いパネルで支えられ、躍動感のあるデザイン性の中にCassinaの技術力の高さも感じさせてくれます。

サイズはコンパクトな空間にも収まりの良い(W900×D900×H410)と、物を広げて置いても余裕のある(W1150×D1150×H410)の2通りで、上下2枚の天板の間には収納機能も備えます。スペースが節約できる正方形の端正なフォルムで、空間の大小にかかわらず美しくレイアウトできます。

インテリアに合わせた無垢材をコーディネート

『623 LEWIS COFFEE TABLES』の素材には、耐久性があり使い込むことで風合いを増していく2種類の無垢材を用いています。いずれも無垢材の持つ木の温かみがシャープなデザインの印象を和らげ、モダンなリビングから和室に至るまで幅広いインテリアに溶け込みます。

まずご紹介するのは、温かみがある見た目と滑らかな手触りが人気で、有名ブランドの家具に用いられることの多いチェリー材。赤みがかった素地に黒っぽい模様が特徴のチェリー材には、下記の3つの塗装仕上をご用意しました。

  • 素材感はそのままインテリアに溶け込みやすいナチュラル塗装
  • モダンで高級感のあるブラック塗装
  • モダンで高級感のあるブラック塗装

 

一方、アメリカンウォルナット材は素地の濃く深い色合いを生かし、ナチュラル塗装のみで仕上げられています。1940〜60年代に流行したミッドセンチュリー家具での使用も多い高級材で、シンプルでモダンな部屋との相性がとても良いです。

『623 LEWIS COFFEE TABLES』なら、近代建築の巨匠の熟考されたデザインと木製家具を知り尽くしたCassinaのクラフトマンシップを、両方ともインテリアに取り入れてお楽しみいただけます。

20世紀の建築と装飾芸術に貢献した近代建築の巨匠
-FRANK LLOYD WRIGHT

フランク・ロイド・ライト(Frank Lloyd Wright /1867〜1959)

1867年にウィスコンシン(アメリカ)で生まれたフランク・ロイド・ライト。
彼は名住宅建築として現代にも影響を及ぼし続けける「落水荘」(アメリカ)や個性的な建築デザインで世界遺産にも登録されたグッゲンハイム美術館(アメリカ)の他、日本でも旧帝国ホテル(日本)などの有名建築を遺す。
自然と建築との共存をテーマに住む人にとってもフィットするデザインである、有機的建築を提唱したことでも知られる。

90年以上の生涯の中で400棟以上の建築をはじめ、家具やテキスタイル、照明やカトラリーなど多くの作品を実現し、20世紀の建築と装飾芸術の発展に貢献した。 彼は1つの家具をデザインすると、長期にわたり改良を重ね建築作品にレイアウトしたという。『623 LEWIS COFFEE TABLES』も1939年に原型が完成し、1956年にデザインが完了。Cassinaにより1996年に復刻された。

Flexform(フレックスフォルム)のFeel Good(フィールグッド)

高級家具のトップブランドを生まれ故郷に持つ「Flexform(フレックスフォルム)」

Flexform(フレックスフォルム。以下、特別な事情がない限りはカタカナで表記する)は、1970年にイタリアはロンバルディアのメーダで生まれた高級家具ブランドです。
このメーダは、高級家具ブランドや家具そのものの歴史を語るうえで非常に重要な意味を持つ地名です。
昔からこんにちに至るまで我々の目を楽しませ、我々の体と暮らしを支え、我々の知的好奇心を刺激する魅力的な家具を提供してきた高級家具ブランドは、このメーダで多く生まれているからです。

たとえば、多くの著名建築家とコラボレーションをして数多くの名作を打ち出した「カッシーナ」や、メイドインイタリアを貫き続ける「ミノッティ」などが、フレックスフォルムと同じくこのメーダを故郷としています。

メーダが生み出すのは、高級家具ブランドだけではありません。
高級家具ブランドを高級家具ブランド足りえるものにするための職人やデザイナーも、この地から多く誕生しています。
フレックスフォルムを語るうえで欠かすことのできない人物である「アントニオ・チッテリオ」も、このメーダに生まれ、ミラノ工科大学に進んだという経歴を持っています。

偉大なるメーダの土地で育ったフレックスフォルムは、高いデザイン性と高品質を売りにしています。
高級家具はしばしば芸術品・美術品にたとえられますが、フレックスフォルムは、「家そのもの」を「人が示す美的な表現である」と解釈しています。
人が選ぶ椅子が、テーブルが、棚がすべて、その人の美への関心を表す表現だととらえているのです。

フレックスフォルムは、この理念に基づき、新しい技術や新しい素材の開拓、そしてそれをより洗練されたものに作り上げていくための技術の研鑽を続けています。
このようなこだわりを持って作られた家具は、持ち主の美的感覚を示すものであると同時に、その持ち主をより美しくみせてくれるものだと確信しているからです。

フレックスフォルムは正統派のモダンファニチャーを打ち出す

Flexform(フレックスフォルム)の作り出す家具は、よく「正統派の現代的デザインであり、垢ぬけていてしゃれている」と評されます。
モダンデザインのお手本ともいえる家具を提案していて、スタイリッシュな空間を作り出すことに寄与しています。
また、彼らの打ち出す家具はそのすべてが細部にまでこだわって丁寧に作られています。
「神は細部に宿る」という言葉を引くまでもなく、繊細で丁寧な妥協のない作業なしには、決して名作は生まれません。
半世紀を超える時間を、イタリアモダニズムの王者のうちの1人として称えられてきたフレックスフォルムは、そのことをよく理解しています。

Flexform(フレックスフォルム)は、充実した生活を求める人たちが望む「家具の条件」をすべて満たしているといえます。
「快適な使用感であること」「シンプルでありながら質の良さを感じさせるデザインであること」「(潜在的な)客の希望をつかみ取り、またそれを叶えるものであること」「現在の生活によくマッチするデザインであること」「重厚感を持ち、語るべきエピソードを持つ家具であること」、これらの要素をすべて兼ね備えた家具を打ち出しているのがFlexform(フレックスフォルム)なのです。
また彼らは常に「当世風な」家具を打ち出していきますが、日々移り変わる流行をキャッチするだけでなく、彼ら自身の手で新しい流行を「作り出すこと」にも長けています。
家具に限らずすべてのものは作られた瞬間に過去になっていくのですが、Flexform(フレックスフォルム)では常に新しい家具を模索していっているのです。

このようにして「進化していくブランド」であるFlexform(フレックスフォルム)が打ち出した家具のうちのひとつとして、一脚の椅子があります。
次の項目では、この椅子について取り上げます。

Flexform(フレックスフォルム)は正統派のモダンファニチャーを「過去」と「現代」の融合~Feel Good(フィールグッド)の魅力とは

Feel Good(フィールグッド)は、Flexform(フレックスフォルム)が打ち出す椅子です。なおこのシリーズには、ソファもあります(今回は椅子のみを取り上げます)。

Flexform(フレックスフォルム)が「イタリアモダニズムを代表する家具ブランドであること」は、すでに述べた通りです。Flexform(フレックスフォルム)は常に現代的で、新しい流行を作り出しているブランドであることも、既知の事実でしょう。
しかし「現代的であること」は、「昔の技術や美的概念を捨て去ること」ではありません。
新しいデザインは昔のデザインと地続きに存在するものですし、その時代に愛されたデザインを現代のデザインに融合させることで「新しく楽しく、しかしどこか懐かしくほっとする家具」を作り出すことができるのです。
また、そもそもすばらしいデザインは、時間も好みの壁も超え、長く人に受け継がれていくものでもあります。
この概念は、Flexform(フレックスフォルム)だけでなく、多くの高級家具ブランドが持っているものです。

このような考え方をベースとして生み出されたFeel Good(フィールグッド)は、レトロでクラシカルなデザインに、現代的な線を組み合わせて生みだされた椅子だといえます。
上品で優美な古典的なフォルムに、なめらかなアルミ素材を掛け合わせて作られた椅子であり、時代を超えて人々に深く愛されています。
使い勝手の良いサイズであるのも特徴で、ソファの補助椅子として使うこともできますし、単品でコーヒーテーブルと合わせてもきれいに使うことができます。
ポリウレタンとガチョウの綿毛を掛け合わせて作られたシートは、座る人にいつでも快適な座り心地を提供します。
ちなみに、ここで使われているガチョウの綿毛はアヒルの綿毛以上の温かさとを持つため羽毛布団などにも利用されますが、アヒルの綿毛を使ったものよりもガチョウの綿毛を使ったものの方がずっと高価です。
この高価なガチョウの綿毛をふんだんに使っていることからも、Feel Good(フィールグッド)の品質の高さがうかがい知れるでしょう。

豊富な色展開を持っているのも、Feel Good(フィールグッド)の特徴です。
質感の異なる脚デザインをシートに合わせて選び分けられるため、これを使用する部屋の雰囲気や好みに合わせることが可能です。
クラシカルでありながらモダンな椅子であるうえに、そこに「自分の好きな色、好きなデザイン」を組み合わせられるFeel Good(フィールグッド)は、使用者に「選ぶ楽しみ」をももたらすものだといえるでしょう。

偉大なるAntonio Citterioの歴史は、Flexform(フレックスフォルム)から始まった

Antonio Citterio(アントニオ・チッテトリオ。以下、特別な事情がない限りはカタカナで表記する)は、もっとも著名なイタリアのデザイナーのうちの一人です。
彼は1950年に、先述した「メーダ」で生まれました。
わずか22歳のときに自分のスタジオを立ち上げ、その3年後に有名な大学「ミラノ工科大学」で建築学を学び終えます。
その後スイスのアカデミーで教鞭をとり、英国王立芸術協会からもその才を称えられるなどの輝かしい経歴を持つ彼ですが、家具デザイナーとしての彼の歴史はFlexform(フレックスフォルム)から始まりました。

まだ彼がミラノ工科大学に在籍しているときに、Flexform(フレックスフォルム)において家具のデザインを手掛けるのですが、そこから「家具デザイナー、アントニオ・チッテトリオ」の歴史が始まったのです。

まだ若い時分にFlexform(フレックスフォルム)とのパートナー関係を開始したアントニオ・チッテトリオですが、それから先も両者はともに歩み続けることになります。
それから40年以上経った段階でも、彼らの蜜月関係は変わることはありませんでした。
たとえば2022年の6月には、日本においてFlexform(フレックスフォルム)のショールームがオープンしていますが、このときの全フロアの監修をアントニオ・チッテトリオが務めています。

アントニオ・チッテトリオは、幅広い世代に好まれるデザインの家具を作り続けています。
これはアントニオ・チッテトリオの特徴ではあるのですが、同時に、Flexform(フレックスフォルム)の企業精神も関わっているとみられています。
Flexform(フレックスフォルム)が世代にとらわれずにさまざまなデザイナーとコラボレーションをしているのですが、この精神性がアントニオ・チッテトリオというデザイナーのデザインにも影響を与えているのです。

偉大なるアントニオ・チッテトリオは、Flexform(フレックスフォルム)を語るうえで欠かすことのできない人物です。
そしてFlexform(フレックスフォルム)もまた、アントニオ・チッテトリオというデザイナーを語るうえで欠かすことのできないブランドだといえるでしょう。

Cassina(カッシーナ) P22ラウンジチェア

「Cassina(カッシーナ)」が世界のトップブランドになるまで

Cassina(カッシーナ)は教会の木製家具を製造していたカッシーナ兄弟により、1927年にミラノ(イタリア)で設立されました。
当時のヨーロッパの家具業界は手工業から工業化へ移行する最中で、Cassina(カッシーナ)は外部の建築家やデザイナーとのコラボレーションを業界に先駆けて始めたブランドになります。
1950年に「イタリア建築デザインの父」と称されるジオ ポンティとの豪華客船「アンドレア・ドリア号」のインテリアでのコラボレーションが成功したことは、Cassina(カッシーナ)の知名度を大きく上げるきっかけとなりました。
デザイン性が高い家具を確かな技術で工業生産できるブランドとして変化を遂げたCassina(カッシーナ)は、以後、21世紀の現在に至るまで著名なデザイナーや建築家とコラボし、ひときわ高いデザインセンスを発揮した作品を次々と発表し続けています。
その多くの作品はニューヨーク近代美術館に収蔵されるなど、憧れの家具ブランドとして世界中の多くのファンを魅了し続けています。

時代に応じたデザインと技術の進歩を繰り返すCassina(カッシーナ)ブランドには、特色の異なる3つのラインが存在します。
近代建築の巨匠たちによる「イ・マエストリ」は歴史的な名作が多く、ル・コルビュジエやフランク・ロイド・ライトなどのデザインを堪能できます。
一方、デザイン愛好家に熱狂的な支持者も多い「シモン・コレクション」では、デザインへの合理主義的なアプローチをテーマに作られた革新的な家具に出会うことができます。
そんな中から、今回は『P22ラウンジチェア』を紹介します。

時代を超えて愛されるデザインと座り心地『395 P22』

『395 P22』は、イタリア最高峰家具ブランドの1つであるCassina(カッシーナ)とパトリック・ノルゲ(フランス)の初めてのコラボレーション。ノルゲはデザインに「クラシックな伝統を尊重しながらも同時にモダンな影響を加えた、リラックスできるアームチェアを意図した」と語ります。

およそ300年前のルイ15世の時代に考案された、古典的なリラックスチェアである「ベルジェールスタイル」を踏襲しつつ、ノルゲのモダンな解釈が加えられました。Cassina(カッシーナ)ブランドを象徴する時代を超えたデザインと、リビングや寝室のリラックス空間にふさわしい快適な座り心地が堪能できます。

美しいフォルムが生む快適な座り心地

『395 P22』は何よりも快適性を重んじてつくられており、まるで繭(まゆ)のようなフォルムは外観の美しさだけでなく、腰を掛けるだけでゆったりとしたくつろぎを感じさせてくます。
ステッチが見えないように丁寧に仕上げられた座面や背もたれは、Cassina(カッシーナ)特有の体を包み込むような座り心地を実現しています。
お好みによりオプションのフットレストを加えれば、さらに体を伸ばしてリラックスすることができます。

脚部のこだわりとバリエーション

伝統的なアームチェアのフォルムに現代的なデザインの影響を与えている脚部は、アルミニウムと無垢材の2種類からインテリアに合わせてお選びいただけます。
アルミニウムはモダンテイストの強いマットなブラック塗装仕上と、上品な艶のグロッシー塗装仕上の2通りをご用意。
無垢材は素材の色を生かし、色が濃く深みのあるアメリカンウォールナット材と、ナチュラルな素材感が感じられるアッシュの無垢材からの選択が可能です。
幾何学的なフォルムの脚部は金属部品を一切使わずに接合され、カッシーナのクラフトマンシップの品質と洗練された美しさを表現しています。

張地でさらにデザイン性を高める

さまざまな張地で表情を変えることができるのも『395 P22』の魅力の1つです。
一見しただけでは分からないようファスナーが施され、張地を取り外すことができます。
外装と内装はオールレザー、オールファブリック以外にも、レザーとファリックの素材を組み合わせて外装レザー/内装ファブリックのように、くつろぎの空間に合わせたコーディネートが可能です。

フランス・デザイン界の象徴的な存在-PATRIC NORGUET

パトリック・ノルゲ(Patrick Norguet / 1969~)

1969年にフランスで生まれ、ESDI(パリの工学デザイン学校)を卒業後、2000年に自身のデザイン事務所を設立。
キャリアの初めは、グラフィックデザインを中心に活動していた。
イヴ・サンローランやルイ・ヴィトンからのウインドウディスプレイの依頼を契機に、ブランドのアイデンティティとその見せ方についての理解を深める。

工業デザインやインテリアデザインから領域を広げた彼は、2000年に発表した『Rainbow Chair』がジュリオ・カッペリーニ(イタリア・カッペリーニ社CEO)の目に止まり、家具デザイナーとしての才能も開花させる。
2013年に、彼がCassinaのために初めてデザインしたのが『395 P22』。
その後もCassinaとのコラボレーションで『KOBI』シリーズなど、Cassinaのクラフトマンシップを生かした革新的なデザインの作品を生み出している。
鋭い観察眼と分析的アプローチ、既存のものへの敬意が反映された彼のデザインには、錚々たる有名ブランドをはじめ多くのクライアントが信頼を寄せる。

Poltrona Frau(ポルトローナフラウ) Ginger Ale(ジンジャーエール)チェア

イタリアを代表する老舗ブランド「Poltrona Frau(ポルトローナフラウ)」の歩み

一人掛けの椅子を意味するイタリア語「ポルトローナ」と、創業者であるレンツォ フラウのファミリーネームから名付けられた、イタリアを代表する世界最高峰のブランド『Poltrona Frau(ポルトローナフラウ)』。
1912年にトリノ(イタリア)で創業後、当時トリノに集まっていた王族の間で評判を高め、1926年にはイタリア王室の御用達ブランドに。
100年経っても色あせない造形力に卓越した職人の伝統と新しい技術を調和させ、イタリアの家具デザイン界に大きな影響を持つブランドとして君臨しています。

Poltrona Frau(ポルトローナフラウ)のブランドを語るときには、洗練されたデザイン性だけでなく創業の原点となった「ペレフラウ」というレザーの存在も忘れてはなりません。
丁寧な職人技から生まれる、イタリアンカラーの美しい外観としなやかな手触りを持つレザーで仕上げられた椅子は、体をやさしく包み込むような極上の座り心地を演出してくれます。
現在、Poltrona Frau(ポルトローナフラウ)の活躍の場は、巨匠建築家との住宅や商業施設での家具や内装コラボレーションだけではありません。
フェラーリやマセラッティ、ポルシェなどの高級車や航空機のファーストクラスのシート、プライベートジェットやヨットの内装にまで至ります。
また、Cassina(カッシーナ)やCappellini(カッペリーニ)などの人気家具ブランドをグループ傘下に収め、イタリアのみならず世界のハイエンドブランドのリーディングカンパニーとして唯一無二の存在感を誇ります。

世界のセレブリティの間で好まれるこのブランドには、『Vanity Fair』や『1919』のようなイタリアの伝統的な家具デザインを感じさせる「ヒストリカルデザイン」と、先進的なデザイナーとの積極的なコラボレーションによる「コンテンポラリーコレクション」の2つのラインがあります。

今回はコンテンポラリーコレクションより、『Ginger Ale(ジンジャーエール)オフィスチェア』を紹介します。